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Yamareco

記録ID: 1858253
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

八紘嶺〜大谷嶺

2019年05月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:26
距離
10.7km
登り
1,420m
下り
1,071m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:04
休憩
1:12
合計
7:16
6:11
6:20
47
7:07
7:08
67
8:15
8:16
17
8:33
8:49
53
9:42
9:42
21
10:03
10:03
22
10:25
11:03
29
11:32
11:34
37
12:11
12:13
9
12:22
12:23
6
12:29
12:31
1
12:32
ゴール地点
天候 曇り、時々晴れ間
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
しずてつジャストライン安倍線で梅ヶ島温泉までゆきます。
コース状況/
危険箇所等
八紘嶺への登山路に固定ロープが4〜5カ所、大谷嶺への縦走路にキレット(固定ロープあり)が1カ所あります。
その他周辺情報 梅ヶ島温泉の旅館に前後泊しました。
鈍足ぶりには自信があるので、朝5時に出発します。この季節はもう明るいのだけれど、山行の不安感もあってか心細かったです。
2019年05月19日 05:07撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 5:07
鈍足ぶりには自信があるので、朝5時に出発します。この季節はもう明るいのだけれど、山行の不安感もあってか心細かったです。
八紘嶺・安倍峠の登山口から入りますが、いきなりの急登です。
2019年05月19日 05:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 5:12
八紘嶺・安倍峠の登山口から入りますが、いきなりの急登です。
九十九折りの坂を登ること約1時間で、再び林道に合流します。
2019年05月19日 06:11撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 6:11
九十九折りの坂を登ること約1時間で、再び林道に合流します。
八紘嶺登山口。このまま林道を進めば安倍峠ですが、こちらは先月行ったばかりなので、直接八紘嶺を目指します。
2019年05月19日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 6:13
八紘嶺登山口。このまま林道を進めば安倍峠ですが、こちらは先月行ったばかりなので、直接八紘嶺を目指します。
八紘嶺への路でお気に入りの場所です。根が張ってとても歩きにくいのだけど、この荒々しい絵面が好きです。
2019年05月19日 06:23撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 6:23
八紘嶺への路でお気に入りの場所です。根が張ってとても歩きにくいのだけど、この荒々しい絵面が好きです。
豊かな色彩の花が見られるのも5月の安倍奥の楽しみ。
2019年05月19日 06:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
5/19 6:34
豊かな色彩の花が見られるのも5月の安倍奥の楽しみ。
ミヤマツツジもあちらこちらで咲いています。
2019年05月19日 06:36撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
5/19 6:36
ミヤマツツジもあちらこちらで咲いています。
よく見落とされる三叉路。右にゆけば、尾根沿いに安倍峠に達します。今日はもちろん左に進みます。
2019年05月19日 06:55撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 6:55
よく見落とされる三叉路。右にゆけば、尾根沿いに安倍峠に達します。今日はもちろん左に進みます。
富士見台前の崩壊地。穴ボコはどんどん大きくなってます。
2019年05月19日 07:10撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 7:10
富士見台前の崩壊地。穴ボコはどんどん大きくなってます。
今日はあいにく曇りのため、富士の山もおわしません。
2019年05月19日 07:11撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 7:11
今日はあいにく曇りのため、富士の山もおわしません。
うっかり踏みそうになるかわいらしい花。
2019年05月19日 07:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 7:13
うっかり踏みそうになるかわいらしい花。
2019年05月19日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 7:26
標高からして、たぶんこの辺が「八紘沢の頭」。標識はないけど。

2019年05月19日 08:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 8:18
標高からして、たぶんこの辺が「八紘沢の頭」。標識はないけど。

八紘嶺山頂前の見晴らしの良い笹原。
2019年05月19日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 8:27
八紘嶺山頂前の見晴らしの良い笹原。
八紘嶺に到着〜。大谷嶺方面を眺めつつ、わざとらしく思索にふけるふり(笑)。曇天に加えガスってきたので、大谷嶺まで行くべきかどうかまよいましたが、
2019年05月19日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
5/19 8:39
八紘嶺に到着〜。大谷嶺方面を眺めつつ、わざとらしく思索にふけるふり(笑)。曇天に加えガスってきたので、大谷嶺まで行くべきかどうかまよいましたが、
時間に余裕があるので思いきって大谷嶺をめざし出発です。
2019年05月19日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 8:50
時間に余裕があるので思いきって大谷嶺をめざし出発です。
大谷嶺に向かい始めて15分ほどで、路が痩せてきました。
2019年05月19日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 9:02
大谷嶺に向かい始めて15分ほどで、路が痩せてきました。
いわゆる「キレット」。2年前の積雪期に訪れた時は足場がすべって怖かった記憶がありますが、今回は雪もなく足場もしっかりしており、難なく通過できました。

2019年05月19日 09:06撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 9:06
いわゆる「キレット」。2年前の積雪期に訪れた時は足場がすべって怖かった記憶がありますが、今回は雪もなく足場もしっかりしており、難なく通過できました。

だんだん路は広くなり、風景を楽しむ余裕がでてきます。
2019年05月19日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 9:27
だんだん路は広くなり、風景を楽しむ余裕がでてきます。
五色の頭。木切れにマジック書きの標識は、バラの段や奥大光山のものを彷彿とさせて味があります。
2019年05月19日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 9:40
五色の頭。木切れにマジック書きの標識は、バラの段や奥大光山のものを彷彿とさせて味があります。
去年10月の台風の傷跡がまだ残っています。枝が折れた所をまたいで難なくクリア。
2019年05月19日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 9:45
去年10月の台風の傷跡がまだ残っています。枝が折れた所をまたいで難なくクリア。
標高から察するにこの辺が「薊(アザミ)次郎の頭」のはずですが、標識も見当たらず確信は持てません。
2019年05月19日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 10:04
標高から察するにこの辺が「薊(アザミ)次郎の頭」のはずですが、標識も見当たらず確信は持てません。
自然の神秘といったところか。
2019年05月19日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 10:04
自然の神秘といったところか。
思ったよりも順調に大谷嶺に到着しました。静岡県が作った山名板はバラバラに破壊されており、山梨県が名付けた「行田山」の標識も削り取られていました。この山の名前としてどちらが良いのかの問題はさておき、こんな所まで来て両県がいがみ合うことに意味があるのでしょうか?
2019年05月19日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 10:27
思ったよりも順調に大谷嶺に到着しました。静岡県が作った山名板はバラバラに破壊されており、山梨県が名付けた「行田山」の標識も削り取られていました。この山の名前としてどちらが良いのかの問題はさておき、こんな所まで来て両県がいがみ合うことに意味があるのでしょうか?
登頂を喜ぶオッサン。作り笑いが白々しい?
2019年05月19日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 10:34
登頂を喜ぶオッサン。作り笑いが白々しい?
崩れをのぞき込む。吸い込まれそうな眺めです。
2019年05月19日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 10:35
崩れをのぞき込む。吸い込まれそうな眺めです。
お昼は宿でもらったおにぎりをお茶漬けにしていただきました。
2019年05月19日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 10:45
お昼は宿でもらったおにぎりをお茶漬けにしていただきました。
これも宿でもらった、単独行には豪華すぎるほどのおかず達。
2019年05月19日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 10:45
これも宿でもらった、単独行には豪華すぎるほどのおかず達。
2019年05月19日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 11:31
新窪乗越に向かう路。崩れのすぐ横を通るので緊張します。
2019年05月19日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 11:32
新窪乗越に向かう路。崩れのすぐ横を通るので緊張します。
新窪乗越。ここから崩れを降りてゆきます。
2019年05月19日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 11:34
新窪乗越。ここから崩れを降りてゆきます。
2019年05月19日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 11:39
立ちくらみがしそう。
2019年05月19日 11:40撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 11:40
立ちくらみがしそう。
頼りになったケルン。赤いペンキが塗られているので見つけやすいです。
2019年05月19日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 11:51
頼りになったケルン。赤いペンキが塗られているので見つけやすいです。
ようやく扇の要まで降りてきました。
2019年05月19日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 12:13
ようやく扇の要まで降りてきました。
登山口には大谷嶺の詳しい解説があります。
2019年05月19日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5/19 12:26
登山口には大谷嶺の詳しい解説があります。
今回もよく見かけた鹿さん。このお方は珍しくすぐには逃げず、こっちをじっと見つめます。
このあと、山梨から来た男性の車に乗せてもらい、無事帰還しました。
2019年05月19日 12:41撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/19 12:41
今回もよく見かけた鹿さん。このお方は珍しくすぐには逃げず、こっちをじっと見つめます。
このあと、山梨から来た男性の車に乗せてもらい、無事帰還しました。
撮影機器:

感想

八紘嶺と大谷嶺を結んで歩くルートは、2年前の積雪期に一度挑戦したことがあったのですが、その時は八紘嶺から降りきて出会ったキレットの険しさに怖じ気づいてしまい、泣く泣く撤退した記憶があります。

そういうこともあって、このルートは私的に鬼門でした。しかしこの2年の間に安倍奥の縦走路は大体結び終え、あとはここを残すだけとなったので、今回、安全な春の季節を選んで思いきって再挑戦してみました。こうして再度訪れたキレットは、記憶と違い意外とすんなりと渡ることができ、とても順調に縦走することができました。こういうわけで、2年越しの目標をようやく達成できて満足です。下山した後に飲んだビールの味は格別でした。

梅ヶ島温泉から八紘嶺の路は、昨年、高齢の男性が滑落して亡くなった事故が記憶に新しいのですが、4、5カ所あるロープ場も足場をしっかり確保すればさほど危険ではありません。

八紘嶺から大谷嶺の縦走路は、上記のキレットを除けばまったく危険はありません。
眺めの良さでは安倍峠〜大光山の縦走路に一歩譲ると思いますが、天気さえ良ければ南アルプスの山々を眺めることができただろうなあ。。。

大谷崩れからの下山路は、吸い込まれそうなガレ道を足をもつれそうになりがら進みます。ルート不明瞭な所がありますが、赤いペンキの塗られたケルンを頼りに下れば大丈夫です。
大谷嶺登山路からバス停までは、車のない私は1時間以上の林道歩きを覚悟していました。しかし、駐車場近くで出会った男性のご好意で、新田バス停まで車に乗せて送っていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

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