丹沢最高峰を目指して丹沢山〜蛭ヶ岳縦走【塩水橋登山口ピストン】

2012年04月29日(日) 〜 2012年04月30日(月)

• GPS: 29:50
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,847m
• 下り: 1,841m

コースタイム

■1日目
高崎出発(01:00)→[関越/圏央道/中央道]→塩水橋登山口(04:30/07:00)→
塩水林道終点(08:50/09:20)→丹沢山山頂(11:50/13:15)→蛭ヶ岳山頂(15:35)

■2日目
起床(04:00)→蛭ヶ岳山頂(07:00)→丹沢山山頂(09:00/09:50)→
天王寺尾根分岐(10:25)→天王寺峠(12:00)→塩水橋登山口(12:50)

天候

1日目:晴れ(富士山は山頂付近に雲がかかってた)
2日目:曇り(富士山はくっきり見えてた)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車場
　塩水橋を渡った先のゲート付近の道路脇に駐車。
　本来は駐車禁止の場所なので自己責任で。
　4時半頃到着したら、ゲート側の脇はラスト1台くらいだった。
　6時頃、仮眠をしつつ外を見たら、道路の反対側もぎっしりになってた。
　
　車をとめる場所までの峠道はすれ違うのが困難な細さの道が続きます。
　鹿や走り屋さんに気を付けて走りましょう。

■トイレ
　登山口にはありません。事前にコンビニ等で済ましておきましょう。

コース状況／危険箇所等

■道の状況
　○塩水橋登山口〜塩水林道〜雨量計
　　ひたすら林道が続きます。
　　落石が道路にたくさあるので、気をつけて歩いた方が良さそうです。

　○雨量計〜丹沢山
　　道ははっきりして、特に危険箇所はありません。
　　丹沢山手前にちょっとした鎖場がありますが、鎖を使う程の場所では
　　ありません。ずっど林道、山道を歩いてきて、はじめて開ける景色に感動します。

　○丹沢山〜蛭ヶ岳
　　3回程、下って登るアップダウンがあります。
　　鬼ヶ岩の先にちょっとした鎖場がありますが、鎖を使う程の場所ではありません。

■登山ポスト
　見当たりませんでした。

■温泉
　青根緑の休暇村いやしの湯(600円)
　http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/recreation/005796.html

■携帯電波状況(docomo)
　登山口から電波ありません。
　丹沢山山頂のみやま山荘のアンテナの下だけつながります。
　蛭ヶ岳までも電波ありません。
　蛭ヶ岳山頂脇のテーブルの辺や、蛭ヶ岳山荘の裏あたりに行くとたまに
　電波入りました。

写真

5/10 23:06

1年前のGWの状況をヤマレコで調べてたら、6時頃に出発する人が多く、6時頃はいっぱいのようだったから、早めの4時半に到着。4時半時点で写真左側はほぼ満車。車中で仮眠をとって7時頃に外へ出てみると、写真右側までいっぱいになってた。

4/30 22:05

塩水橋のゲートから出発!丹沢山まで6.6km!

4/29 7:13

絶好の山日和。青空が気持ちいい。

4/29 7:14

橋を渡って林道を進む。帰りは天王寺尾根を下って、左側から合流予定。

4/30 22:05

林道には落石がたくさん。

4/29 7:34

こんな林道がひたすら続きます。

4/29 7:35

壁に咲いてたお花。

4/29 7:36

新緑の中、沢の音が気持ちいい。

4/30 22:06

堰堤から流れる水もきれい。

4/29 7:56

山には桜があちこち咲いてた。

4/29 8:09

ワサビ沢出合。地図で分岐しているのはここを右なのかな?結局林道を進むことにした。

4/29 8:29

とにかく林道が長く感じた。

4/30 22:21

何度か横切る沢でちょっと涼む。

4/29 8:48

落石を守る柵。

4/29 8:51

やっと雨量計が見えてきた。

4/30 22:21

雨量計の日陰で少し休憩。ワサビ沢出合あたりから林道を外れて登ってくるとここの脇に出るのかな?

4/29 9:18

ここからやっと山歩き。

4/29 9:20

やっぱり林道よりも土の上を歩くのが気持ちいい。

4/30 22:22

よく整備されてます。

4/29 9:41

丹沢山まで2.4km。まだまだ。

4/29 10:04

ちょっとザレた場所を通過。

4/30 22:23

徐々に急になり高度を稼ぐ。

4/29 10:13

塩水橋からもう6kmも歩いてきたのね。

4/29 10:21

平らな道で少し楽になる。

4/29 10:24

バイケイソウがたくさん生えてた。毒があるらしいよ。

4/30 22:23

山道を登り、

4/30 22:23

階段を登り、

4/29 10:40

空を見上げる。ほんとに天気がいい。

4/29 10:43

天王寺尾根合流の場所に到着。丹沢山まであとちょっと。

4/29 11:04

丹沢山はあのピークかな?

4/30 22:27

ひたすら続く階段を登る。

4/30 22:27

ちょっとした鎖場もあった。

4/29 11:12

やっと展望の良い場所に到着。

4/29 11:18

岩の先端に立って眺める。

4/29 11:20

あれは大山?

4/30 22:28

整備されていて助かるけど、長い階段は疲れるね。

4/30 22:29

木道もあって、ほんとよく整備されてる。

4/29 11:44

宮ヶ瀬方面からの合流場所。

4/29 11:50

丹沢山山頂のそばにあるみやま山荘に到着。

4/29 11:54

丹沢山山頂で記念に1枚♪ちょっと雲がかかっちゃってるけど、富士山も見えてる。

4/29 12:12

みやま山荘で冷えたビールを買ってきてお昼ご飯♪暑くてヘロヘロだったので生き返った!

4/29 13:03

だいぶ霞んでて、雲のかかった富士山。明日に期待!

4/29 13:16

みやま山荘には建物右側にdocomoのアンテナあり。あのアンテナの下に行くと電波入った。

4/29 13:16

蛭ヶ岳に向けて出発。

4/29 13:18

蛭ヶ岳へは気持ちのいい稜線歩きが続きます。

4/29 13:18

ときおり富士山を眺めつつ癒される。

4/29 13:19

この白い花はなんだっけかな?

4/29 13:19

蛭ヶ岳まで3.2km。まだまだだね。

4/29 13:20

稜線はアップダウンがいくつかあり。

4/29 13:20

富士山はうっすらだけど尾根がきれい。

4/29 13:20

右奥に目指す蛭ヶ岳山荘がみえる。

4/29 13:23

富士山の眺めが良かったので記念に1枚♪

4/29 13:23

この稜線歩き、ほんと気持ちよかった!

4/29 13:25

焼山方面の尾根かな?

4/29 13:29

まずはここの階段をぐっと下りて登り返す。

4/29 13:37

丹沢山方面を振り返る。

4/29 13:37

蛭ヶ岳まで2.8km。

4/29 13:45

丹沢山で救助されてる人が見えた。

4/29 13:48

相模原方面の街並みもうっすら見えた。

4/29 14:06

不動ノ峰休憩所で小休止。

4/29 14:28

箱根方面。あの立派な山は箱根山?

4/29 14:38

棚沢ノ頭に到着。

4/29 14:40

蛭ヶ岳山荘もだんだん近づいてきた。

4/30 22:33

なんかアートな木を発見。

4/30 22:33

もう1回下って登るのね。

4/29 14:57

鬼ヶ岩に到着。

4/29 14:58

鬼ヶ岩から蛭ヶ岳を眺めつつ記念に1枚♪

4/30 22:34

ガレ場を下る。

4/30 22:34

ここを下って登れば、やっと目的地の山荘。

4/30 22:34

振り返って鬼ヶ岩を見上げる。

4/30 22:34

最後の登りもよく整備されてた。

4/29 15:33

ようやく蛭ヶ岳山荘に到着♪

5/10 0:14

チェックインの前に蛭ヶ岳山頂で記念に1枚♪丹沢最高峰!

4/29 16:27

チェックインを済ましたらビールで乾杯♪やっぱ山で飲むビールは最高だね!

4/29 17:38

夕食はおでん。そして佃煮。

4/30 4:59

4時に起きて外へ。曇ってるけど、雲海に浮かぶ富士山はばっちり。

4/30 5:06

4時半から朝食のせいか、静かな山頂。

4/30 5:07

5時頃、曇ってて日の出は見えないと思ってたけど、雲の合間から見れた♪

4/30 5:32

皆さんと時間をずらし、空いた山荘で朝ご飯。佃煮。

4/30 6:36

この日、布団1枚に2人でした。

4/30 6:36

2階はこんな感じ。

4/30 6:49

山荘に別れを告げて、

4/30 7:02

もう1回蛭ヶ岳の山頂で記念に1枚♪

4/30 7:02

富士山、やっぱりかっこいい。

4/30 7:05

山荘から宮ヶ瀬湖を見下ろす。

4/30 7:08

またこの稜線を戻ります。

4/30 7:08

山の朝は、この雲海がたまらないよね。

4/30 7:13

ときおり、富士山を眺めつつ稜線を進む。

4/30 22:36

鬼ヶ岩まで登る。

4/30 7:25

まだ富士山はきれい。

4/30 7:30

鬼ヶ岩からの眺め。

4/30 7:31

鬼ヶ岩でまた記念に1枚♪

4/30 7:48

箱根、金時山方面かな?

4/30 8:01

棚沢ノ頭。ユーシンロッジに下りる分岐。

4/30 8:17

不動ノ峰休憩所に到着。また小休止。

4/30 8:18

不動ノ峰休憩所から水場を偵察に行ってこようと思ったけど、3分じゃなくて13分みたいなのでやめた。

4/30 9:00

振り返ると蛭ヶ岳山荘はもうあんなむこう。

4/30 9:03

丹沢山のみやま山荘に戻ってきた。

4/30 9:09

丹沢山はたくさんのコースがあるのね。今回のコースを決めるのにも、いっぱいコースがあってなかなか大変だった。楽しいけどね。

4/30 9:10

もう1回丹沢山山頂。今日は山頂から雲のかかってない富士山が見れた。

4/30 9:11

今日も丹沢山山頂で記念に1枚♪

4/30 9:15

富士山が拝めるのもここまでなので、しっかり目に焼き付ける。

4/30 9:49

丹沢山山頂をあとに、塩水橋に向けて下山開始。

4/30 9:53

宮ヶ瀬湖への分岐。右に曲がって塩水橋方面へ。

4/30 10:08

鎖場の手前で絶景を楽しむ。

4/30 10:09

昨日は見えなかった海も見えた♪

4/30 10:24

下りは天王寺峠経由で塩水橋へ。

4/30 10:26

しゃくなげがいっぱいあった。6月になったらたくさん咲くのかな?

4/30 22:38

天王寺尾根もよく整備されてます。

4/30 11:24

塩水橋まで60分。ここでちょっと休んで軽くご飯。

4/30 11:34

つつじも咲いてた。

4/30 22:38

ひたすら下ります。

4/30 12:00

天王寺峠に到着。林道まであとちょっと。

4/30 22:38

こんな木の橋もいくつかあった。

4/30 22:39

だんだんと林道脇の沢の音が大きくなってきて、ようやく沢に到着。

4/30 12:19

林道が見えた。結構長かった。

4/30 12:21

林道に到着。

4/30 12:36

川を見下ろしながら車まで戻る。釣りをしている人もちらほら見えた。

4/30 12:42

行きに通った橋に合流。うっかり橋を渡ろうとしちゃった。

4/30 12:47

塩水橋の登山口に到着♪

5/10 23:30

もうだいぶ車が減ってた。

4/30 15:19

帰りは青根緑の休暇村いやしの湯でまったり♪初めての丹沢。稜線歩きの気持ちいい、なかなかいい山でした〜♪

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

μ TOUGH-8000 オリンパス

感想

heromicchi

ゴールデンウィークはどこの山に登ろうかと、何年か前のヤマケイJOY春号をぱらぱら。
せっかくなので、まだ行ったことのない丹沢エリアに泊まりで行ってみることにした。

行くならやっぱり百名山の丹沢山と、丹沢最高峰の蛭ヶ岳は外せない。
蛭ヶ岳からの富士山の絶景はもちろんのこと、写真でみた丹沢山から蛭ヶ岳への稜線がたまらない。
前々から塔ノ岳も行ってみたいなぁと思っていて、当初は大倉から西丹沢自然教室へ抜ける
縦走を考えたけど、標高差も距離もなかなかなもの。
冬の間は、あまり距離も標高差も少ないところばかりだったので、いきなりはきついし、
何よりもマイカーで行くには、車回収が非常に大変そう。

なので、ヤマレコで車を利用した蛭ヶ岳の山行を検索。
すると距離も標高差も他に比べて比較的少ない、塩水橋登山口から登るコースを発見。
交通手段もからめた検索のできるヤマレコはやっぱり便利。

前日は、いろいろバタバタしていて結局ほとんど寝ずに1時に高崎を出発。
関越道、圏央道、中央道と経由して塩水橋登山口を目指す。
北関東から車で向かう者としては、中央道からすぐそばの登山口は非常にアクセスが
良く、遠いと感じていた丹沢がとても近く感じた。

宮ヶ瀬湖付近のコンビニには、走り屋の人たちがたむろってたり、登山口に向けて
峠道を走っていたら、道路の真ん中に2匹の鹿が現れたり。

塩水橋の登山口付近にはマイカーで訪れた人たちの車でいっぱい。
4時半に着いてよかった。6時過ぎだともうとめるのに一苦労といった感じ。
車をとめた場所が大きな水溜りの場所で、クロックスのまま水溜りつっこんで
靴下を一足だめにした。
予備の靴下を持っていってよかった。

7時頃出発すると、かなりの暑さと睡眠不足で、林道歩きでもうぐったり。
それでもゆっくり登って丹沢山山頂まで辿り着くと、うっすら見える大きな富士山に感動。
そして暑さでダウンしていた体に染み渡るビールがこれまた最高。

蛭ヶ岳山荘はやっぱりこんでたけど、布団1枚に2人くらいですんでよかった。
翌朝、富士山もばっちり見えて大満足。

当初は、時間と体力があれば、初日もしくは2日目に塔ノ岳ピストンも視野にいれてたけど、
暑さと睡眠不足から時間も体力もなく、丹沢山から蛭ヶ岳へのピストンとした。
それだけでも、久しぶりの長い山行と稜線歩きで充実した2日間になった。

今度は丹沢の鍋割、塔ノ岳あたりを訪れてみたい。


【丹沢最高峰、蛭ヶ岳山頂から御来光と富士山】