東北のミニアルプス:神室山〜火打岳縦走(土内周回)
- GPS
- 28:43
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,093m
- 下り
- 2,120m
コースタイム
天候 | 両日ともに晴れ、酷暑 1日目夕方より稜線上は強い風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雷滝手前の渡渉部でヌメリが強い箇所があり、スリップ注意 ・地図雷滝上方の渡渉部も同様で足場がヌメリやすく落水に注意 ・登山道全般にやせ尾根で狭いため油断すると踏み外す危険あり |
その他周辺情報 | 付近に入浴施設等なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | 気温を考慮しシュラフカバーのみ持参。小屋に毛布もあるためシュラフの出番なし。 |
感想
1泊2にて新緑と花の新庄神室を愉しむ
【参加人数】6名
<1日目>
暖気とフェーン現象により5月としては異例の暑さの中での山行となり、とにかく水の消費量が多く、水場の少ない縦走路では残雪が多いことで暑さと水不足から救われた😅
登りは土内より台山尾根へ行くが、林道の途中が倒木や落石のため奥まで行けず途中の広いスペースに駐車し行動開始。
雷滝までは仙台の大東岳裏コースのような渓谷沿いの細い道を歩き、渡涉箇所もある。気を抜くと踏み外して滑り落ちてしまう危険もあるため注意して歩く必要があり。
雷滝手前の渡涉地点は岩が滑ってスリップしやすいため思いきって沢に足を突っ込むのがベスト、雷滝の渡涉部は足場が滑っているため落水の可能性も…。
尾根までの登りはひたすら急登、無風で気温も最高潮の時間帯に…ガレたやせ尾根を越えた所で完全にオーバーヒート…疲労とは異なる体の重さ…鉛のようで中々歩がすすまない。
稜線上の残雪で冷やしたり雪食べたり誤魔化しながら、何とか山頂小屋へ。到着頃から風が強く吹き出したため、少し休んだら回復し夕食と一緒に担ぎ上げた酒で乾杯
※夕飯メニュー
・具沢山味噌汁・ちくわウド・生ウド・茹でアスパラガス・ハムと野菜コシアブラ炒め・コシアブラと卵チャーハン
<2日目>
御来光を見に山頂まで行くが足が重い…脱水で筋疲労の回復が滞った様子。
周囲の山々が一望出来、焼石と栗駒の中間から真ん丸の日の出を望むことが出来た♪すぐさま朝食を摂り火打岳を目指し2日目スタート!
朝から暑い…幸いにも強めの風があり、空冷で火照ったら体を冷やすことが出来た。
さすがは東北のミニアルプス、東北一のやせ尾根。気を抜くと踏み外して滑落してしまう箇所も多々。
登山道は踏んでしまうのが申し訳ないほどにカタクリの群生が多く、他にミツバオウレン、キクザキイチゲ、シラネアオイ、ヒメイチゲ、ツバメオモト、ミネサクラなど咲き、さすがは花の百名山。
風当たりのない箇所では「暑い…」ただその一言しか話さなくなるくらい日差し、気温共に上昇し始める。だいぶ歩き、暑さで気持ちが折れそうな所に更に追い討ちをかける火打手前と火打の容赦ない急登…
登りきった頃には水はすっからかん。
少し降りた先で雪渓の雪を溶かして水を確保し、あとは一気に下る。最後の300mは地図でおおよそイメージしていたが超急坂…😅
降りきる前で水は底をついたが、下の小川で顔と頭を濡らして生き返り吊り橋を渡って酷暑の山行は幕を閉じる…。
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