また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1872419
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

広い荒野にぽつんといるよで 美ヶ原,霧ヶ峰,八子ヶ峰

2019年05月28日(火) 〜 2019年05月30日(木)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
61.4km
登り
3,358m
下り
2,616m

コースタイム

1日目
山行
12:30
休憩
4:29
合計
16:59
23:40
0
0:01
0:20
20
松本城
0:40
0:40
45
4:50
4:50
70
6:00
6:10
5
7:30
7:35
25
8:00
8:15
0
8:15
8:30
20
8:50
8:50
10
9:00
9:05
10
9:15
9:15
30
9:45
9:50
50
10:40
10:40
10
10:50
10:50
60
11:50
11:50
5
11:55
11:55
45
12:40
12:40
20
13:00
13:05
15
13:20
13:40
5
13:45
13:45
25
14:35
14:40
0
14:40
14:40
30
15:30
15:30
20
15:50
16:00
20
16:40
16:40
20
2日目
山行
7:30
休憩
0:45
合計
8:15
8:20
8:20
0
8:20
8:20
15
8:40
9:00
25
9:25
9:30
5
9:35
9:35
15
9:50
9:50
0
9:50
9:50
5
9:55
9:55
65
11:00
11:00
65
12:05
12:05
55
13:00
13:10
0
13:15
13:20
20
13:40
13:40
5
13:45
13:45
5
13:50
13:50
75
15:05
15:10
10
15:20
15:20
10
15:30
蓼科温泉共同浴場
今月最後の連休、出発前日までは尾瀬沼と至仏山に行くつもりでいた。
高速バス(尾瀬号)を予約する寸前、この時期の至仏山は登山禁止ということを知る。
尾瀬は次回にし大阪か京都でも行こう、と関西の山を物色するがモチベーションが上がらないまま。
出発当日夕方まで(勤務の合間)悩み、以前計画だけはしていた松本〜蓼科をつなげる案を実行することにした。
天候 初日 雨のち曇り、二日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR篠ノ井線 松本駅
復路:トラビス交通バス 親湯入口停留所(バスタ新宿行き)
翌日の晴天を祈り出発
2019年05月30日 18:54撮影
1
5/30 18:54
翌日の晴天を祈り出発
数時間後、松本駅に到着
2019年05月28日 23:15撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/28 23:15
数時間後、松本駅に到着
予報通り雨が降り始めた
2019年05月28日 23:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/28 23:42
予報通り雨が降り始めた
深夜の松本城に寄り道
2019年05月29日 00:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 0:07
深夜の松本城に寄り道
食糧を仕入れていく
2019年05月29日 00:21撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 0:21
食糧を仕入れていく
雨の中歩き続ける
2019年05月29日 00:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 0:30
雨の中歩き続ける
途中睡魔に屈服
2019年05月29日 01:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 1:25
途中睡魔に屈服
街灯がありライトいらず
2019年05月29日 04:05撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 4:05
街灯がありライトいらず
また雨足が強まってきた
2019年05月29日 05:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 5:08
また雨足が強まってきた
濡れしょびれた花
2019年05月29日 05:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 5:40
濡れしょびれた花
石切り場に到着
2019年05月29日 06:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 6:02
石切り場に到着
歩きやすい登山道
2019年05月29日 06:48撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 6:48
歩きやすい登山道
早朝ツアーの方々
2019年05月29日 07:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 7:29
早朝ツアーの方々
王ケ鼻のお地蔵さん
2019年05月29日 07:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 7:32
王ケ鼻のお地蔵さん
名の知らぬ鳥
2019年05月29日 07:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 7:52
名の知らぬ鳥
王ヶ頭の山頂へ
2019年05月29日 07:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 7:53
王ヶ頭の山頂へ
山頂からの残念な景色
2019年05月29日 08:06撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 8:06
山頂からの残念な景色
売店で少し買い物
2019年05月29日 08:28撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 8:28
売店で少し買い物
美ヶ原高原牧場
2019年05月29日 08:48撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 8:48
美ヶ原高原牧場
原子心母
2019年05月29日 08:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 8:53
原子心母
鐘を鳴らしていく
2019年05月29日 09:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 9:02
鐘を鳴らしていく
茶臼山の山頂
2019年05月29日 09:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 9:46
茶臼山の山頂
白い花
2019年05月29日 09:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 9:55
白い花
眼下に扉峠
2019年05月29日 10:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 10:31
眼下に扉峠
右手が三峰山
2019年05月29日 11:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 11:37
右手が三峰山
三峰山の山頂
2019年05月29日 11:50撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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三峰山の山頂
諏訪湖が見えた
2019年05月29日 11:50撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 11:50
諏訪湖が見えた
富士山も見えた
2019年05月29日 11:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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富士山も見えた
だんだん晴れてきたね
2019年05月29日 12:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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だんだん晴れてきたね
中山道という峠道
2019年05月29日 13:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 13:02
中山道という峠道
きのこ汁うま〜い
2019年05月29日 13:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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きのこ汁うま〜い
あれが鷲ヶ峰っぽい
2019年05月29日 14:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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あれが鷲ヶ峰っぽい
鷲ヶ峰の山頂
2019年05月29日 14:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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鷲ヶ峰の山頂
八島ヶ原という湿原
2019年05月29日 15:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 15:10
八島ヶ原という湿原
ここも候補の宿だった
2019年05月29日 15:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 15:30
ここも候補の宿だった
そして本日の宿に到着
2019年05月29日 15:50撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 15:50
そして本日の宿に到着
コーラを買いに売店へ戻る
2019年05月29日 16:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 16:07
コーラを買いに売店へ戻る
念のため2本ゲット
2019年05月29日 16:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 16:39
念のため2本ゲット
帰りは湿原を満喫
2019年05月29日 16:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 16:39
帰りは湿原を満喫
今宵の宿が見えてきた
2019年05月29日 16:57撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 16:57
今宵の宿が見えてきた
いつものように本棚を物色
2019年05月29日 17:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 17:04
いつものように本棚を物色
入浴後ロビーを陣取り
2019年05月29日 18:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 18:34
入浴後ロビーを陣取り
酒と読書の時間を楽しむ
2019年05月29日 19:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/29 19:14
酒と読書の時間を楽しむ
消灯まで読み続けた
2019年05月29日 20:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/29 20:07
消灯まで読み続けた
朝食前に小屋の周りを散歩
2019年05月30日 05:57撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 5:57
朝食前に小屋の周りを散歩
寒いとは思っていたが…
2019年05月30日 05:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 5:55
寒いとは思っていたが…
朝食をとりながら
2019年05月30日 06:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 6:07
朝食をとりながら
御射山の謎を解読する
2019年05月30日 06:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 6:13
御射山の謎を解読する
さて二日目の山行
2019年05月30日 07:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 7:32
さて二日目の山行
車山湿原と車山
2019年05月30日 08:06撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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車山湿原と車山
白樺湖と蓼科山
2019年05月30日 08:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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白樺湖と蓼科山
ゴルフボールを目指す
2019年05月30日 08:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ゴルフボールを目指す
さっそく御嶽山
2019年05月30日 07:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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さっそく御嶽山
北アルプスの面々
2019年05月30日 08:41撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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北アルプスの面々
あれは中央アルプスかな
2019年05月30日 08:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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あれは中央アルプスかな
世界の中心、宇宙の真ん中
2019年05月30日 09:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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世界の中心、宇宙の真ん中
ころぼっくるヒュッテ
2019年05月30日 09:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/30 9:29
ころぼっくるヒュッテ
草原を走り回りたい
2019年05月30日 09:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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草原を走り回りたい
再び車山乗越
2019年05月30日 09:50撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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再び車山乗越
水は余ってるが…飲む
2019年05月30日 10:11撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 10:11
水は余ってるが…飲む
蓼科山と白樺湖が近づく
2019年05月30日 10:41撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 10:41
蓼科山と白樺湖が近づく
下の方からメロディーが…
2019年05月30日 10:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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下の方からメロディーが…
黄色い花
2019年05月30日 10:59撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 10:59
黄色い花
南アルプスの一部
2019年05月30日 11:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 11:09
南アルプスの一部
白樺湖畔と蓼科山
2019年05月30日 11:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 11:19
白樺湖畔と蓼科山
ペンション街を抜けて
2019年05月30日 11:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/30 11:29
ペンション街を抜けて
こんなとこを登って行くと
2019年05月30日 11:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/30 11:38
こんなとこを登って行くと
稜線の原っぱに出た
2019年05月30日 11:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 11:54
稜線の原っぱに出た
天国のベンチ
2019年05月30日 11:56撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 11:56
天国のベンチ
ここにも天国のベンチ
2019年05月30日 12:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 12:20
ここにも天国のベンチ
八子ヶ峰の稜線
2019年05月30日 12:33撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 12:33
八子ヶ峰の稜線
大草原の小さな家
2019年05月30日 13:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 13:43
大草原の小さな家
と思いきやかなり大きい
2019年05月30日 13:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 13:46
と思いきやかなり大きい
いよいよ下山を開始する
2019年05月30日 13:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 13:55
いよいよ下山を開始する
スミレの花が旬のようだ
2019年05月30日 14:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/30 14:00
スミレの花が旬のようだ
左千夫の蓼科の歌碑
2019年05月30日 14:59撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 14:59
左千夫の蓼科の歌碑
登山競技大会が行われていた
2019年05月30日 15:06撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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登山競技大会が行われていた
沢沿いの道を抜け
2019年05月30日 15:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 15:13
沢沿いの道を抜け
登り口のイカリソウ
2019年05月30日 15:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 15:22
登り口のイカリソウ
いいお湯でした
2019年05月30日 16:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/30 16:19
いいお湯でした

感想

夜中は雨予報だが、翌日午前中には天気が回復すると信じる。
仕事を終え速攻で家に帰り準備をし特急に乗る、23時前に松本駅に着いた。
到着時は曇り空だったが、ラーメンを食べて外に出ると既に雨が降っていた。
途中松本城に寄り、城の前のコンビニで二日分相当の食糧を買っていく。
再び出発、進むに従い道路沿いのお店が消え住宅、空き地、畑など増えてきた。
なんか眠くなってきたので、休憩できる軒下を探すがなかなか見つからない。
雨に打たれたまま休みたくないし、一般住宅の軒下を借りるわけにもいかず。
そのうちJA共済の建物の軒下を発見、しかも最近移転したらしく空きビル。
荷物にもたれてしゃがんだ姿勢で目をつぶったら、そのまま眠ってしまった。
1時間半ほどして目を覚ます、しゃがんだまま眠ったので脚全体が痺れていた。
歩けるようになるまで30分くらいを要し、3時半ごろになってようやく出発。
結構先の方まで街灯があり、結局今回はヘッドライトを使うことはなかった。
石切場の奥にキャンプ場のような場所があり、その先に登山口があった。
登山道は予想以上に整備され、これなら暗い中歩いても危険は少なそう。
王ヶ鼻に到着、山頂には近所のホテルの早朝ツアーの団体客が集まっていた。
お地蔵さんの頭をなでて王ヶ頭へ向かう、この頃には雨はやんでいた。
途中クリーム色をしたテンと目があったが、すぐに霧の中に消えて行った。
王ヶ頭の山頂に到着、晴れていればさぞかし眺めが良かっただろうと思う。
ここでこの日の宿を確定するべく、あらかじめ見繕った宿に電話をする。
候補の宿は鷲ヶ峰ヒュッテ、ヒュッテみさやま、車山肩のころぼっくるヒュッテ。
ころぼっくるヒュッテは少し遠いので、まずは近くて手頃なみさやまに電話。
主人の都合で夕食は準備できないが、素泊まりなら大丈夫というので予約する。
夕食のあてが外れたので、王ヶ頭ホテルの売店で食糧を追加購入しておいた。
美ヶ原は平べったい高原で牧場に適していて、実際周辺は牧場に囲まれている。
牛の鳴き声を聞きながら美しの塔まで歩き、鐘を鳴らして茶臼山へ折り返した。
霧が晴れ始め、だんだんと雲の隙間に青空の片鱗が覗くようになってきた。
茶臼山の山頂で少し休み扉峠まで下りる、一旦舗装路に出て再び山道へ入る。
三峰山に着く頃には随分視界は良くなり、諏訪湖、富士山、八ヶ岳などが一望。
登山者には誰ひとり会わない、広い荒野にまるで自分だけが存在するかのようだ。
中山道から和田峠に下った所に食堂があったので、きのこ汁とおにぎりを頂く。
鷲ヶ峰を経由して八島湿原へ、駐車場の売店でカップ麺を買って宿へ向かう。
宿の主人は既に出かけていて、乳児を背負った若い奥さんが受付をしてくれた。
コーラが飲みたいが置いて無いというので、先ほどまでいた駐車場の売店へ戻る。
来るときは舗装路を通ったので、今回は湿原の木道を片道20分ほどの道のり。
駐車場に着き自販機でコーラを買って、夕方の湿原を堪能しながら宿へもどった。
宿に着き恒例の本棚を物色、主人の好みと合うのか興味がある本が並んでいた。
泊り客は自分一人というので、ゆっくりとお風呂に入って長い一日の疲れを癒す。
インストルメンタルジャズが流れるロビーで、消灯まで酒と読書を楽しんだ。

布団の中で読むつもりでめぼしい本を部屋に持ち込んだが、すぐ眠ってしまう。
夜中の3時頃起きて明かりを消し、もう一度眠って目を覚ますと5時半だった。
日の出前に起きて朝陽と共に八島湿原を一周しよう、という野望は儚く消えた。
6時に朝食をお願いしてあったので、少しの間だが宿の周りを散歩する。
寒いと思ったら霜が下りていて、温度計を見ると摂氏零度を下回っていた。
旧御射山遺跡という案内板があったので、遺跡らしいものを探すが分からず。
宿に戻って主人に尋ねると、階段状の土棚と石器や陶器など発見されているとか。
朝食をとりながら、書棚に置かれていた旧御射山遺跡の本を読み理解を深めた。
主人に見送られて宿を後にする、感じの良い宿だったのでまた是非訪れたい。
草原を抜け、車山湿原を通って車山乗越の少し先の分岐から車山の山頂へ向かう。
冬にリフトで訪れたことがある山頂だが、歩いて登るのはもちろん初めて。
見覚えのある球体を目指して、リフトに並列する階段を登って行くと山頂に到着。
北、中央、南の各アルプス、浅間山、妙高、火打、蓼科から続く八ヶ岳、富士…
ここが世界の中心で宇宙の真ん中では?と錯覚するほどの絶景に囲まれている。
冷たい風にあたり食事をとる間に身体が冷えてしまったので、上着を羽織った。
時間が余りそうなので車山肩まで下りてみる、ここでは多くのハイカーを見かけた。
駐車場を登った先に、宿泊地の候補だったころぼっくるヒュッテを見つけた。
再び車山乗越を通り、その先の分岐点で今度は白樺湖へ下山する方向へ進む。
だんだんと蓼科山が大きくなり、眼下に見える白樺湖も近づいてきた。
ヴィーナスラインの辺りで、外まで聞こえるような大音量を流した車が通過した。
今時珍しいな、と思ったら次の車もその次の車も大音量で同じ音楽を発している。
そこで気づいた、カーステレオの音では無くメロディロードと呼ばれるもので、
道路上に刻まれた溝と、車のタイヤの摩擦音でメロディを奏でる細工だった。
そんな粋なメロディを聴きながら、白樺湖の湖畔へと下っていった。
再び登り返して、白樺湖スキー場のゲレンデを通って八子ヶ峰へ登って行く。
大した高低差がないのであまり疲労感はない、尾根に木々も少なく眺望が良い。
八子ヶ峰の西峰、中峰、東峰と歩いてきて赤い大きな三角屋根の小屋を通過。
女の神茶屋から登ってきた、と思われる中学生の団体とすれ違いながら下山開始。
ずっと下っていくとキャンプ場、そこでは高校生の登山競技大会が開かれていた。
沢を通り滝の湯の前から坂を登りきると、目の前に蓼科温泉共同浴場が現れた。

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