乗鞍岳…三本滝からシートラ
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
天候 | 晴れ 6℃ 稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
位ヶ原山荘から上にはまだ1m以上の積雪があり、6月初めまではスキーが出来そうですが、藪もどんどん立ってきているのでルート取りは難しくなるでしょう。 肩の口からすぐ上は凸凹の斜面ですが、山頂直下の斜面は多少の凸凹がある程度で滑り易かったです。 凍結していなければ、大きな危険個所はありませんが、何本も入っているクラックとホワイトアウトには要注意です。 |
写真
感想
白馬2号雪渓から中1日開けて乗鞍へ。昨シーズンまでは冬はリフト、春はバスを利用していましたが、今シーズンからは冬も春も自分の足で登ることにしました。自分はもうすぐ還暦なのでバスを利用するのが普通ですが、山スキーで鍛えたお陰か年々体力が向上している気がします。
自分の弱点は色々ありますが、最大の弱点はシートラ。今までは、出来るだけシートラしないで済む山を選んできましたが、それでは総合的な山スキーのレベルアップが出来ません。今月の信州遠征では、すべてシートラが必要な山を登りました。その中でも、乗鞍のシートラはエコーラインの車道を歩くので合計4時間を超え、トレーニングには充分すぎるくらいでした。
三本滝からは登山道もありますが、中途半端な残雪はスキーが引っかかったり踏み抜いたりするので、しばらくは車道を歩きます。残雪が増えて藪が埋まった冷泉小屋跡からは車道をショートカット。ただ、雪壁などが厄介でこの時期ならではの困難は避けられません。
この日は6時に出発予定でしたが、雨が朝方まで残り7時半過ぎの出発。始発バスより早く肩の口に着きたかったのですが、さすがに無理でした。自分には小雨の中、シートラする根性は無いですからね〜。
苦労してスキーを担ぎ上げた分、滑走は満足できました。山頂直下の雪面はビックリするほど凸凹が無く、快適な滑走が楽しめました。肩の口付近は春山に付き物の凸凹斜面でしたが、モナカより数倍マシです。位ヶ原山荘手前の急斜面は縦溝もなくて快適に滑走でき、乗鞍の春スキーを充分堪能出来ました。
ラストは再びシートラで春の乗鞍を満喫しながらエコーラインを歩きますが、最後は車道歩きに辟易し、雪のないスキー場を直で下りました。
雪融けが進みツアーコースを使えない現在、エコーライン歩きでは位ヶ原まで登り下りとも3倍の時間がかかりますが、シートラの力量を高めるためにはとても良い訓練になりました。
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