記録ID: 1876792
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
スバリ岳は届かず…針ノ木雪渓〜マヤクボ沢
2019年05月30日(木) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:33
6:41
71分
扇沢登山口
7:52
8:10
114分
針ノ木大雪渓
10:04
10:16
103分
マヤクボ沢
11:59
12:28
10分
小スバリ岳手前
12:38
12:42
17分
針ノ木大雪渓
12:59
13:15
59分
雪渓末端
14:14
扇沢登山口
ルートは手書きです。(距離が1割程度短く表示)
天候 | 快晴 6℃ 弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓まで残雪期ルートを行きましたが、雪はほとんどなく藪化していて、ほぼ賞味期限切れ。大雪渓は大沢小屋の少し先から雪が繋がります。 下部は凸凹、中腹からマヤクボ沢は落石やデブリは少なめで比較的快適に滑走出来ました。ただ、マヤクボ沢には多数のクラックが走り、上から見えないクラックもあるので、登りの時にクラック箇所を頭に入れておく必要があります。 また、マヤクボ沢は表面は緩んでいても中は固い雪なので、アイゼンの前爪しか入りませんでした。当然ですが、アイゼンだけでなくウイペッドなどは必須です。 |
写真
撮影機器:
感想
北ア遠征3日間なので疲れが出ていますが、この日もシートラ訓練を兼ねて出発。素直に登山道で大沢小屋まで行けばいいのですが、それでは面白みに欠けるので、ルーファイ&藪超え覚悟で残雪期ルートへ。やはり、雪は切れて藪が立っていましたが、訓練にはもってこいでした。
大雪渓の末端は大沢小屋の150m先でしたが、それでもまだ充分滑走できる状態でひと安心。下部はデブリでボコボコなので快適滑走はできませんが、中腹から上部は比較的良い斜面で滑走を楽しめました。特に、マヤクボ沢はデブリや落石も少なく、午後は雪が緩んでザラメになりこの時期としては非常に快適な滑走が出来ました。ただ、急斜面のためクラックが見えづらく、細心の注意を払う必要があります。
本当はスバリ岳を目指していたのですが、これだけ視界があれば地図やGPSなしでも行けると過信したため、結局たどり着いたのは小スバリ岳の直下。自分の甘さが露呈しました。スキーを担ぎスキーブーツで急なガレ場を往復する気力はもう残ってなく、展望を楽しんでから滑走しました。ただ、帰りにはスバリ岳に登るルートの確認は怠らず、来年リベンジすることに。
下山後はもう1つの核心、一般道を300kmも運転して那須に帰ることが待ち受けています。眠気と闘いながら7時間かけて無事帰着できました。
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