藤尾山・笠取山
- GPS
- 28:40
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,058m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
柳沢峠 9:25 - 六本木峠10:08 - 林道横切る10:22 - 横手山峠10:33 - 落合への道に合流10:40 - 落合BS11:24 - 鶏冠神社11:45 - 犬切峠12:24 - 防火帯終了点12:47 - 尾根に上がった所12:51 - 藤尾山13:05,13:17 - 犬切峠13:48 - 一ノ瀬で雨宿り14:23,14:50 - 民宿しゃくなげ15:00(泊)
5/05
民宿しゃくなげ6:20 - 中島川橋の取り付き6:47 - 馬止7:04 - 黒エンジュ分岐7:59 - シラベ尾根分岐8:10 - 水干尾根分岐8:33 - 水干8:40,8:50 - 笠取山頂(西峰)9:16,9:27 - 笠取小屋9:56,10:18 - 一休坂(指導標)10:59 - 一休坂分岐11:07 - 作場平口11:28,11:33 - 犬切峠林道入口12:02 - 犬切峠12:44,13:10 - 落合BS 14:05
天候 | 5/04:晴れて、曇って、雨降って、雷鳴っての混合。 5/05:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
落合15:30発 塩山行き 今年は毎週土日と祝日は、落合までバスが入るそうです。 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/daibosatutozangutikyuuzitu.pdf を参照ください。(毎週入るって書いてないけど、運転手さんがそう言ってました。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
柳沢峠->横手山峠->落合。 子供連れや年配の方でも安心して登れる道です。途中に「新横手山峠」と書かれた道標がありますが、無視してそのまま進みます。この道標だけ紛らわしい。 落合->犬切峠 舗装路を通り、犬切峠の道路標識の有るところを右に曲がって鶏冠神社へ。そのちょっと先にある右手に上がる旧道を進みます。しばらく道なりに進み、開けた明るい所で、左上に道形の残っている、入口が倒木で行くな表示になっているような所へ入って行きます。この先、道形はしっかり残っていますが、枯れ枝で埋まったところや、20m程の笹藪を通って行くことになります。下から上がってくる道と合流すると直ぐに犬切峠。ほとんど廃道状態なので、自信の無い方は舗装された林道を上がった方が不安はないかと。(私も始めて通った時は、ちょっとビビリました。) 犬切峠->藤尾山 最初は防火帯を登ります。防火帯なので迷う要素がありません。20分程で防火帯はオシマイ。この先は笹藪の中の踏み跡を追います。笹で覆われている所なども有りますが、地面にはちゃんと踏み跡が続いています。4分程で尾根に上がります。 尾根から先も笹藪の中の踏み跡を追います。この辺も迷わないでしょう。外せばすぐに藪の中で大苦戦になるので、外す方が難しいと思います。藤尾山の手前にピークがあり、それを頂上と勘違いして「あそこだっ!」って登りましたが、騙されました。山頂はもう一つ先にあります。来た道を防火帯に戻るのも容易でした。 民宿しゃくなげ->中島川橋 しゃくなげは将監峠登山口の手前にあります。そこから直角に曲がり中川を渡った先に「笠取山」の標識があります。左にキャンプ場への舗装路、右は民家の方に行く舗装路で「この先行き止まり」の表示あり。真ん中の踏み跡へ進みます。この先直ぐの民家の裏手辺でワンコが4,5匹走って来て、まぁ、ワンワンうるさく吠えるったらありゃしない。吠えられなかったら、道を間違えてます。その吠えられたちょっと先に写真の標識があります。踏み跡を追えば、中島川の左岸を中島川橋まで上ります。出口に指導標有り。 その他は一般登山道です。道も良く整備され、要所に道標も完備されていて、迷うような所は無く、問題ないと思います。 追記: 作場平口から犬切峠への林道の入口まで。とても綺麗な渓流沿いの道です。それ程傾斜があるところではなく、お散歩にはとてもよい道。ここを歩くだけでも価値があると思います。多くの方は作場平口から登って降りてでオシマイでしょうが、運転手がいるなら、回してもらって行く価値があると思います。 |
写真
感想
車を持っている人にとって、笠取山は手軽な山。作場平に止めてささっと日帰り。でも、車の無い人には作場平口は縁のない登山口。どうやってそこまで行くの?どうやって帰って来るの?むちゃくちゃアプローチの便が悪い。タクシー代一万円なんて出せない。笠取に行くなら、西沢渓谷行きのバスで新地平か白沢橋から行くしかない。落合へのバスは限られた土曜日しかないから、再び雁坂みちに戻るか、飛龍山を越えて丹波に降りるか。一ノ瀬高原地区も簡単には手が出ません。アプローチだけで1日消えちゃう。そんな訳で、多摩川流域を隈無く歩こうと決めたものの、笠取周辺は未踏路だらけ。う〜〜〜む。(aottyさんのキックボードには感心しました。なるほどぉ、この辺に降りるなら、確かに手だなぁ。)
GWじゃないと行けないなぁ。どうやって登るか.....。イソイソ甲州市のバス時刻表を探してみると....。なんだか、今年は毎週土日と祝日は落合までバスが行く雰囲気。こりゃ、ひょっとして行けるんでね?ものは試しで行ってみるか?柳沢峠まで行くのは確実なので、行きに横手山峠からの未踏路を潰して落合におり、この地区のど真ん中の目立つ山、藤尾山に寄って一ノ瀬高原で泊。翌日、笠取に登って、運行してないなら新地平に降りればよし。運行しているなら作場平に降りればよし。そんな計画ででかけ、運転手さんに聞いてみると、今年は毎週休みの日は落合に入るよとのこと。やったぁ。
今年は行きのバスが一時間速くなり、帰りは遅くなりました。日帰りでも6時間の行程が組めます。黒川鶏冠山にはうってつけ。柳沢峠ピストンではなく、落合に降りるコースにしても、余裕の行程が組めるでしょう。その点でも使い勝手が良くなりました。落合からなら将監小屋と笠取小屋が1日行程で無理なく行けます。この辺を登るなら是非使いたい路線。このバス続いて欲しいものです。セッセと出かけなくては。皆さんもご愛顧を。
藤尾山の山頂は、多分ヤマレコの皆様に始めて紹介する栄誉をいただけたと思います。多摩川源流域のど真ん中にあり、どこからでも、あれが藤尾山と一発で解る山ながら、ヤマレコにはトレースが見あたりません。見る都度、いつかは登ってやろうと思ってました。柳沢峠から一ノ瀬高原までの行程なら寄っていく余裕があります。このチャンスに....。と思い行ってみました。犬切峠から、半分くらいは防火帯を行くので、迷う要素はありません。その先の状況が詳しくは解らないので、一応マーキングテープを持って行きました。が、テープの出番はなし。笹藪に覆われているような所もありますが、地面にはちゃんとそれと解る踏み跡があり、山頂まで続いています。迷うような感じはなく(むしろ、外せば直ぐに猛烈な笹藪になるので、外しようがありません)、一度にせ頂上に騙されただけ。慣れた人なら簡単に行けると思います。山頂から更に東側にも踏み跡が続いていましたが、どこに降りるのでしょう?地図で見る限り、おいらん淵の方は擁壁だらけで、道路には降りれないと思うのですが....。
近くの伝通院共々ご愛顧を。
初日は、曇るは、晴れるは、雨は降るは、また晴れるは、ゴロゴロ雷はなるはのおかしな天気。圧巻は、雷鳴轟く土砂降りの日だまり。なんだこりゃ?GWなのに真夏の暑さですが、夏の日の午後に雷の天気に近い。咲いている桜も見れ、地上はまだ春の赴きですが、天候は夏になってしまった感じです。土砂降りの時は里まで来ていたので、笠を差して歩きましたが、ゴロゴロ鳴るとおっかない。幸いに雲間雷だったようですが、落ちてこられちゃかなわない。しばらく天候に注意が要りますね。
今回は民宿しゃくなげさんにお世話になりました。一泊二食付き、ビール付き、翌日のおにぎり付きで\7300なり。雲取山荘の一泊二食料金より安い。それでいて、風呂はあるし、六畳一間を独り占めだし。(地デジ非対応でTVが見れなかったのは、チト残念。天気予報は見たかった。)なんと言っても、宿の方の感じがすごく良かったです。山中にある山小屋は、そこにあるのが最大の価値だと思いますが、麓の宿を上手く使えば、混雑も避けられ、気兼ねなく身体を休める事が出来、しかも安いというメリットを実感。上手に使い分けたいものです。
それにしても、多摩川源流域は山容が穏やか。深く浸食されてはいないので、深い谷や切り立った崖などがありません。なだらかに続く高原という言葉がふさわしい。その為なのでしょう、急登と言うようなのは笠取山の山頂の所位。渓流も直ぐに水辺に近づけるようなところばかり。一休坂も急な登りとのことでしたが、この程度なら、他の山には幾らでも有ると思います。ノンビリ歩くには本当に良いところ。交通の便も良くなったし、また来たいものです。
コメント
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a_tomさん こんばんは
さすがa_tomさん とても興味深いルートです。
柳沢峠から丸川峠に向かうルートも気になっているのですが…
何といっても「笠取山」2度敗退している私は今度こそ登らないとならないので、
この道があったかという感じです
塩山からのバスも便がよくなったそうですね。
しゃくなげ荘の天ぷらの盛り合わせがとても気になります…山菜の天ぷらですよね
clioneさんおはようございます。コメントありがとうございます。
笠取山は最後の激登100mで断念されたんですね。が、あの100mを登り切るとそれは見事な大パノラマですよ。頑張ってください。
実は、柳沢峠-丸川峠にも行こうと思っています。とは言ってもclioneさんのおっしゃっているルートではないのですけれど。ふと、横手山峠の手前の林道を降りれば、牛首谷や大黒茂谷の出合いへの最短アプローチであることに気付きました。今まで登山地図の赤線に気を取られ、そこからは丹波に抜けるしか無いと思い込んでいたのが盲点でした。泉水十文字とか大菩薩の北側領域が空白地帯ですが、この辺へのアプローチにも使えるなぁと思った次第。下から登り直して、丸川峠から裂石に降るもよし、大菩薩に行って上白川峠もよし。どちらも遅い時間のバスがありますから、なんとかなるなーと思ってます。私の登り方は、どちらかというと「ルートハント」なので、こんなコース取りばっかり思い浮かびます。
天ぷらはツクシと....。え〜〜っと.....。全部説明してもらったのですが....。目の前にエサをぶら下げられたもので.....。山菜系だったはずなんですけれど.......。おいしかったことしか.....。
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