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Yamareco

記録ID: 188902
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

晴れ男伝説 一期一会の甲武信ヶ岳

2012年05月04日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
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GPS
09:53
距離
17.2km
登り
1,522m
下り
1,520m

コースタイム

6:43 登山開始
9:22 千曲川水源
9:42 分岐点〜アイゼン装着〜9:48
10:10 山頂〜10:22
10:30 甲武信小屋〜10:40
10:56 山頂
11:35 三宝山〜休憩〜11:50
13:10 武信白岩山
13:47 大山〜13:55
14:32 十文字小屋〜かもしか展望台〜休憩〜15:13
16:28 分岐点
16:36 駐車場
天候 登山開始前→バケツをひっくり返したような土砂降り
様子を伺い出発→曇り
途中は、レインウェアを着なくても大丈夫な程度の小雨、霰、晴天の繰り返し
車に乗り込み数分走った後→雨
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
19:44 自宅発 1:35 毛木平駐車場着 165km

道の駅 大滝温泉方面から国道140号線→県道210号線
中津川村から三国峠へ抜けるダートコースを走りました。

チキンな僕は、もう二度とこの道通るもんか〜〜!と、
帰路は別の遠回りの道を選びました(笑)
コース状況/
危険箇所等
雪の状況ですが、1時間ほど歩き始めた頃でしょうか?だんだんと足元が白くなっていき、ナメ滝あたりではアイゼンなしでは厳しいと感じました。

更に量は増えていきます。
水源碑から先は今までよりもかなりの上り坂での雪道。
下手をすれば1歩1歩踏み抜くことになるので時間は多めに見たほうが◎

稜線に出た後のガレ場近辺は雪もなく、逆に安全でした。
甲武信小屋への往復も深い雪、
三宝山へ向う道、その先の下る道はもっと深かったように感じました。
駐車場は舗装+トイレあり♪
駐車場は舗装+トイレあり♪
天気はとっても不安だけどとりあえず出発。
天気はとっても不安だけどとりあえず出発。
道の脇を流れるのは、いつもの沢と違って激流です!
道の脇を流れるのは、いつもの沢と違って激流です!
コケコケしててうっとり…
コケコケしててうっとり…
ナメ滝付近から雪の量が増えます。
ナメ滝付近から雪の量が増えます。
あっと言う間に一面真っ白!!
あっと言う間に一面真っ白!!
氷だか雪だか、すごい坂になってました。
氷だか雪だか、すごい坂になってました。
埋もれててわかりませんが源流に到着♪長かった…
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埋もれててわかりませんが源流に到着♪長かった…
ここから一気に高度が上がります。
ここから一気に高度が上がります。
レインウェア+スパッツ+軽アイゼン。初めてのフル装備。
レインウェア+スパッツ+軽アイゼン。初めてのフル装備。
出発時の心配が嘘のような快晴!!
出発時の心配が嘘のような快晴!!
稜線に出た途端コレです!!
稜線に出た途端コレです!!
つくづく天候に味方してもらった感いっぱいですo(^▽^)o
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つくづく天候に味方してもらった感いっぱいですo(^▽^)o
山頂ではばっちり快晴♪♪
山頂ではばっちり快晴♪♪
三宝山に向う道。明らかにさっきまでの道に比べて歩かれていません。
三宝山に向う道。明らかにさっきまでの道に比べて歩かれていません。
埼玉県最高峰に到着o(^▽^)o
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埼玉県最高峰に到着o(^▽^)o
高度を下げるにつれ、次第に雪の量が減っていきます。
高度を下げるにつれ、次第に雪の量が減っていきます。
展望が一気にひらけたりガスったりの繰り返し。
展望が一気にひらけたりガスったりの繰り返し。
大山付近かな?
鎖場も何本か待ち構えていました。
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鎖場も何本か待ち構えていました。
十文字峠を越えて、お天気もまた回復。
十文字峠を越えて、お天気もまた回復。
ハシリドコロ。今調べました。こうして一つずつ知識を増やしていけたらいいな♪
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ハシリドコロ。今調べました。こうして一つずつ知識を増やしていけたらいいな♪
最後も滝の連発。
最後も滝の連発。
十文字峠方向か、源流方向かの分岐点付近。天使の遊び場なイメージ。
十文字峠方向か、源流方向かの分岐点付近。天使の遊び場なイメージ。
出発時の天候をあざ笑うかの様な青い空。助かりました!
出発時の天候をあざ笑うかの様な青い空。助かりました!
駐車場に設置された見取り図。この写真重要です。
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駐車場に設置された見取り図。この写真重要です。

感想

 
ゴールデンウィーク。出来ることなら3日か4日にどこか歩きたい!

…しかし予報は見事に雨。2〜4くらいは厳しい予報でした。
3日は諦め、しっかりと山の勉強。

行きたい山のピックアップやアクセス。登山道のチェックなどなど。
そんなことをしながら天気図も常にチェック。

何度も更新しているうちに、埼玉以西は4日に晴れそうな気配を感じました!
このエリアが晴れるなら!雪の甲武信ヶ岳しかありません♪

去年、計画するも雪でびびってしまい断念。
あれから半年近く山を歩き、成長した姿を見せられます!


甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあり、
頭文字をとって甲武信ヶ岳。
昔の人のネーミングセンスにはただただ脱帽です。



通常5時には起き、歩き出すことが多いのですが、
駐車場にたどり着いたのが約2時と遅かったため、いつもより1時間遅くアラーム設定。

6時に鳴り出すはずのアラームより前、
5時ちょい頃に突然物凄い雨が降り出して、飛び起きてしまいました(>_<)

「ああ、せっかく来たのにこれじゃ無理だな…」と残念な気持ちいっぱいで二度寝。

予定時刻に起きて外を見回すと、すこーしだけ降っている感じです。
30分ほど様子を見て、なんとなく行ってしまえそうな気がしたので、
まずは雨具の点検。

さっと取り出せる場所に設置。
一度全部装備してみて、濡れるところがないかどうか確認しました。

大丈夫そうだったので、下だけレインウェアを着たまま出発♪


分岐点を千曲川源流方向に歩きます。
最初の方は雪もなく、傾斜もゆるく問題なく山歩きを楽しめます。

次第に雪の量が増え始め、だんだんとアイゼンなしではキツク感じ始めました。

凍った箇所と踏み込める箇所と入り混じっているので、うまく氷をかわして行きましょう。


水源に辿りつく頃には完全に雪山です。
また次に機会に、しっかりと水源を観に来ます♪

ここから急登スタート!
数歩行っては呼吸を整え、また数歩。こんな感じで少しずつ少しずつ進みました。

国師ヶ岳との分岐点にてようやく軽アイゼンを装着。
一気に歩きやすくなりました!

ここで突然雲が切れ、ギラギラの太陽が顔を出しました。
南側の展望が開け、稜線のガレ場を一気に登ります!

無事に登頂成功ですo(^▽^)o


ここでデジカメのバッテリーを落としてしまった方に遭遇。
あちこち探し、ようやく見つかりました(*^_^*)
SDの中身は無事だったでしょうか??

甲武信小屋へ一度下り、バッジを500円で購入。
案外急な坂で大変でした。



お次は埼玉県最高峰を目指します。
三宝山までの道のりも下って登って大変でした。
何をするにも雪雪雪、やはりずいぶんとハードルがあがってしまうもんですね(^_^;)

最高峰を後にし、岩場経由で武信白岩山、大山とアップダウンが続きます。
雪の残り具合が絶妙で、一体どこでアイゼンを脱いでいいのかの判断が難しい!

十文字小屋で水を購入。かもしか展望台へ行き少し休憩。

残りの工程は時間も迫ってきていて一気に下りました。

結局ちゃんとしたお昼休憩をとる時間もなく下山。



開始時に雨の心配をしていた為、休憩所にある「案内図」の写真を撮りませんでした。

下山後に撮ろうと思い、向うと3人組の登山者がなにやら調理しています。

写真を一枚撮りに行っただけなのに、なんとお呼ばれしちゃいました♪♪
おかゆに梅干、魚の佃煮と空腹にごくりとよだれが垂れました(*^_^*)

明日登る3人も「話を聞けて嬉しい、仲間が出来て嬉しい」と言ってくださって♪


こっちも、もちろん空腹時においしいものをもらえて嬉しかったけど、
それ以上に、ずーーっと一人で歩いてきた不安感を一気に払ってもらえたのが嬉しかったんですよ!!

和歌山から、年に1度関東遠征で百名山を頑張っている3人。
無事に楽しく山歩きを続けてくださいね(^O^)/



お別れをして、車に乗り込みます。
ゆっくりと休みたいところですが、道中が長いので即出発!

10分後…ザーザーザーザー

出だしから終わりまで、なんかこんな風になりそうだな〜と思っていたけど、
絵に描いたような晴れ男っぷりをまた体験できましたとさ(^_^;)
 
 

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コメント

いつもありがとうございます!
って、私も26,27日に1泊で行く予定の甲武信ヶ岳!
行きたい山、いつも先にレポしてくださり嬉しくなります 大雨に降られず良かったですね!

しかしまだ、雪、あるんですね〜。今回同行のガイドさんからも、5月後半でも軽アイゼン持参した方が良いかもと言われました。

3週間後の様子をまたレポしますね
2012/5/10 0:28
>Reyopinさん
ぶっちゃけますと、大菩薩嶺と甲武信登っている時に
「きっとReyopinさん狙ってる山だな」と考えてました(笑)

どこから登るにしても、この時はアイゼン必須でしたね。
月末となるとさすがにわからないですが、念のため持っていった方がいいと思いますよ(^-^)

徳ちゃん新道方面からのピストンとかですかね?
なかなか奥深い山なので浸ってきてください!
2012/5/13 19:18
プロフィール画像
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