庚申山・銀山平から往復
栃木県
nanashin
体力度について
- GPS
- 09:57
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,710m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 9:57
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
お山巡りコースは高度感がありますが鎖や梯子はよく整備されているので慎重に進めば大丈夫かと。庚申山荘〜庚申山も鎖場や梯子などがあり結構急です。 |
| その他周辺情報 | 国民宿舎かじか荘の日帰り入浴を利用。少しぬるっとした泉質です。ぬるめ好きな自分にはお湯が少し熱かったです。 |
写真
百丁目の丁目石。磐裂神社がどこか分かりませんが。文久3年（1863）建立と書いてあり、時代を感じます。この石はきれいですが、他のはどれも古そうでした。
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この群生地、右上から降りてきて左方向に踏み跡が2本あるのですがどちらも行き止まりらしく、ソロの男性が左上の方から戻ってきて下の方向に進み、自分が写真を撮ってる間にまた「こっちもでもない」と戻ってきました。振り返ると鋭角に下る道があり、二人して「これじゃ間違えちゃいますよね」と話しました。
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庚申山荘からの登山道に合流した後にも別の男性に教えてもらったスポットでコウシンソウが見られました。コウシンソウって食虫植物らしいけど、こんな小さい花でどうやって虫を捕るんでしょうね？
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感想
梅雨の晴れ間と自分の休みが合ったので庚申山に行ってきました。この山はヤマレコでコウシンソウの存在を知る前から南総里見八犬伝の舞台として興味があったのですが、自分の住むところからは遠いのでなかなか足が向きませんでした。コウシンソウが咲く時期＋晴れの予報でようやく重い腰が上がった感じです。
大岩・奇岩が多いこの山。気持ちいい沢沿いの登山道に途中の夫婦蛙岩や仁王門などが目を楽しませてくれます。庚申山荘とお山巡りコースの分岐では、難所は下るより登る方がいいだろうとお山巡りコースから先に行くことにしました。途中にコウシンコザクラの群生地があり、写真を撮っていると前から男性が「こっちじゃなかった」と言ってやってきてもう一本の道へ。自分も写真を撮り終わって行こうとするとまた戻ってきてこっちでもないと。振り返ると道が鋭角に折れて下る道があり、二人して「これは間違えますね」など話しながら少しご一緒させてもらいました。でもその男性の方が早いので先に行ってもらい、自分は後から写真を撮りながら進みました。コウシンソウは小さい花なので見逃さないようにと慎重に進むもなかなか見つかりません。地図上の「コウシンソウ自生地」でも見つけられず、もうすぐお山巡りコースも終わるんじゃないかと思われる頃、先ほどの男性が「こっちですよ」と声をかけてくれました。そこは登山道から少し離れたところにあり、普通に歩いてたら見つからないところで、聞くと「さっきコウシンソウ見たことないって言ってたから少し待ってたら来るかと思って」と自分が来るのを待ってくれてたというのです。自分が同じ立場だったら会話したとは言え知らない人を待つだろうか？と感動してしまいました。
お山巡りをコース終え、庚申山に登っている時もすれ違いの男性から「そこのコースじゃない方の踏み跡行くとコウシンソウありますよ」と教えてもらったり、庚申山荘で休んでる時も別の二人組の方から「天下の見晴はいい景色だから時間があれば」と言ってもらい、距離も山荘から0．7kmほどだったので行ってみたら大迫力の庚申山を見ることができました。自分一人しかいなかったらおそらく見る事ができなかった花や景色を見る事ができて、本当におかげさまです。人の親切が心に染みた1日でした。
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