あの日から11年目の栗駒山

2019年06月14日(金) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 8.9km
• 登り: 533m
• 下り: 520m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:56

距離 8.9km 登り 533m 下り 524m

9:12 栗駒山登山口(須川温泉)
9:32 9:33 名残ヶ原
9:38 9:40 苔花台分岐
10:00 10:01 三途の川
10:35 10:38 産沼分岐
12:05 12:06 栗駒山
12:44 産沼分岐
13:14 三途の川
13:34 13:36 苔花台分岐
13:41 13:48 名残ヶ原
14:07 栗駒山登山口(須川温泉)
14:08 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

苔花台〜天狗平はガス発生のため通行禁止。須川コースは自然観察路に迂回する。
途中トイレはなし。藪漕ぎが長いので、超初心者や子連れは避けた方が良いかも。

その他周辺情報

栗駒山荘の日帰り入浴は￥700。

写真

6/14 8:29

今日は岩手・宮城内陸地震から11年。行きは一関側から入る。

6/14 9:21

まさかの駐車場ガラガラ。発生時刻の8時43分に黙祷してから登山開始。

6/14 9:23

須川高原温泉の側にある立て看。同じ看板があちこちに立っていた。

6/14 9:23

相変わらず綺麗なお湯。

6/14 9:26

出発。

6/14 9:32

いつも雪が残っている場所。

6/14 9:34

遠くに焼石連峰。

6/14 9:36

こちらは案内図つきの立て看。

6/14 9:39

名残が原に到着。ずいぶん雪が少なくなった。

6/14 9:39

イワカガミ。日差しが強くてうまく撮れない。

6/14 9:40

ワタスゲがお出迎え。

6/14 9:40

今が盛り。

6/14 9:40

アップで。風に揺れている。

6/14 9:43

賽の河原方面。

6/14 9:44

ここからいよいよ登り。

6/14 9:44

今度はうまく撮れたかな？

6/14 9:50

苔花台に到着。ここから初めての道。

6/14 9:50

昭和湖への道はがっちり閉鎖されている。

6/14 9:51

小さな滝。

6/14 9:51

川を渡る。ここは楽勝。

6/14 9:52

ゴロン、と落ちそう。

6/14 9:53

6/14 9:53

プチお花畑。

6/14 9:54

名前は知らない。

6/14 9:54

樹林帯。暑いのでちょっと助かる。

6/14 10:00

雪渓の上を歩く。平らなので歩きやすい。

6/14 10:01

右を向くと。

6/14 10:01

左を向くと焼石。

6/14 10:02

ミズバショウが咲き残ってる！

6/14 10:02

これは何だろう？

6/14 10:03

6/14 10:04

シラネアオイ？

6/14 10:05

ちょっと斜めになってるけど、それほど歩きにくくはない。

6/14 10:06

バイケイソウがずらりと並んでお出迎え。

6/14 10:07

ちょっとお化けになりかけてるミズバショウ。

6/14 10:08

葉っぱの陰で涼しそうに咲く。

6/14 10:08

ピーカン晴れ。嬉しいな。

6/14 10:09

ミズバショウの群落。

6/14 10:10

三途の川。二途の川？と思ったら、真ん中の棒が消えていた。

6/14 10:10

水量が結構あるので、どうやって渡るか迷う。

6/14 10:15

いつも行く道はこれかな？

6/14 10:26

いつもより二週間遅れだけど、意外に雪がある。

6/14 10:27

あれが頂上かな。

6/14 10:43

この辺から、背丈を越す藪。かなり消耗する。

6/14 10:43

ようやく空が見えてくる。

6/14 10:44

山が深いなあと実感。

6/14 10:46

ええとこれはどっちに行けばいい？

6/14 10:46

左に行ったら間違えた。

6/14 10:49

ピンクのリボンが見えてホッ。

6/14 10:49

え、沼じゃないの？

6/14 11:00

あれが笊森避難小屋かな？

6/14 11:01

すわ熊の寝床？と思ったが刈り払いの跡。

6/14 11:05

この階段も長かった…

6/14 11:23

全然近くなった感じがしない。

6/14 11:23

振り返ったら道が見えない。自分が熊になった気分。

6/14 11:37

もうへろへろです…

6/14 11:47

ヨレヨレで山頂に到着。珍しく人がまばら。

6/14 11:47

いわかがみ平方面。こちらから登ってくる人の方が多い。

6/14 12:08

いつ来てもだいたいこんな感じ。なかなかすっきりとは晴れない。

6/14 12:12

んーガスがかかってきた。

6/14 12:23

下り始める。ただひたすら藪の中を黙々と。

6/14 12:30

可愛らしい花。名前は分からない。

6/14 13:29

まだヤマザクラが見られるとは。

6/14 13:42

くたくたなので賽の河原へは回らず。

6/14 14:01

再び名残が原。

6/14 14:16

やっと須川温泉に戻ってきた。足と腰がガタガタ。

6/14 16:50

お昼は食べ損ねたので、小安温泉郷の「重右エ門」でコーヒーとケーキ。

撮影機器：

DSC-RX100M2 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 携帯トイレ

感想

karisinanen

今日は2008年の岩手・宮城内陸地震からちょうど11年目です。例年栗駒山には年2回、そのうち春は5月下旬に登っていましたが、今年は別の予定があったり天気が悪かったりで、たまたま今日になりました。これも何かの縁でしょう。

3月中旬に、ガスが発生して危険とのことで、苔花台から天狗平までの区間が通行できなくなるという、残念な情報が入りました。金曜日で数日ぶりの晴れ、お客さんが多い思って来てみたら、いつになくガランとして寂しい感じでした。思った以上に通行止めの影響は大きいのでしょう。あんまりごちゃごちゃ人が多いのも興ざめですが、このまま人が戻ってこなくなるのも何だか心配になります。

苔花台から先の道は、今回が初めてでしたが、一部藪漕ぎしなくてはならない箇所があり、思った以上に時間と体力を消耗しました。途中会った登山客は皆リピーターでやむなくこのルートをとったようですが、皆さん異口同音に「藪が…」と難儀していたようです。途中に休憩に適したスペースがないのも疲労の原因だったと思います。また、道の両側に花が多いルートなので、踏まないよう気を遣いながら歩きました。

実は足の指に根の深い魚の目が三つもあり、最初から痛くていつものペースでは歩けませんでした。仕事で履くヒールが合ってないみたいです。初めての道とはいえ、自分の中では時間がかかりすぎ。ちゃんと治さないと先が思いやられます。

秋までにはなんとか元のコースが通行できるようになれば…と願ってやみません。
逆になかなか予約の取れない須川温泉に泊まるなら今がチャンスかも。着替えさえ持って来ていればぜひ泊まりたかったです。