涸沢カール
- GPS
- 29:27
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 988m
- 下り
- 971m
コースタイム
5/6: 涸沢9:20 - 11:50横尾12:10 - 13:20徳沢13:50 - 16:00河童橋
天候 | 5/5: 晴れのち雨・霰・雷 5/6: 曇りのち霰・雷・雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
5/5:
GWは結局土日しか休みがとれず、しかし雪の涸沢には行ってみたかったので、以前から涸沢カールに行きたいといっていた母親をつれて3時間ほどの睡眠のあと上高地に向けて大阪から出発。渋滞にもあわず予定通り10時に上高地到着。涸沢を目指すには少し遅い時間だがしかたない。
明神橋、徳沢を過ぎて横尾に到着したときには14時前。ここで昼食をとって出発しようと思った矢先に雨が降り出した。そしてこの時間帯から雨の中を涸沢に向かう人はうちら親子以外にいないように見えた。
横尾からの登山道には残雪や水が溜まっていてぬかるみも多く予想以上に時間がかかった。そして本谷橋を過ぎるとずっと雪渓歩きになりここでアイゼンをつけてやっと山らしい登り。雪の上を歩くこと1時間、前方に涸沢ヒュッテが見えてきたが、ここからなかなか近づかない。しかも雨は大粒の霰に変わっていて、上空ではひっきりなしに雷が轟音を鳴り響かせている。ヘロヘロにないながらも何とか18:00に涸沢のテント場に到着。なんとかまだライトをつけずにすむ時間にテント設営を終わらすことができた。
テント設営後は眠さと疲れと体が冷えたせいか、コーヒーを沸かして一息つくまで体が思うように動かなかった。それでもコーヒーで体が温まると、時間がかかったもののなんとか目的地に無事つき、寝床の確保もできたことで一安心。そして腹も減ったので夕食に。
夜は翌日の朝の晴れを期待したいところだったが、曇ったまま。深夜には雨だか霙だか霰だか分からないものがテントを叩きつける音と強い風で一度目がさめたが、前日の寝不足もありほぼ熟睡。気温も先月天狗岳に行ったときの-22℃とは比べものにならないくらい暖かったので寒さを感じることはなかった。
5/6:
朝起きると空は曇り。少しだけ晴れ間がさすことはあったけど、山頂はすっかり雲の中だった。天気がよければ少し上まで登ってみようかと思っていたが、今日中に大阪間で帰らなければならないので、無理せず今回は雪の涸沢にテント泊するという目的達成を以って帰ることに決定。
撤収準備中に長野県警のヘリが来て人を搬送する場面があったが、自力で歩いているようだったので恐らく大したことではなかったのだろう。
しかし、なんだかんだのんびりしていて結局テントの撤収が遅くなり、テントを撤収するときには雨が降り出してしまった。。。
涸沢からの下りは前日同様に霰と雷に見送られながら下山。荷物も軽くなってるし、下りなので昨日の登りが嘘のように楽。しかし横尾から徳沢までは雨風が強くびしょ濡れに。実際レインウェアを着ているので体が濡れることはなかったが、ストックを利用して歩いていたのでグローブが濡れて袖口から水が伝わり肘くらいまではインナーの袖が濡れてしまった。やはりレイングローブが必要かな。それよりも財布とカメラをレインウェアのポケットに入れてたらお札までびしょ濡れに。ポケットの中は防水ではなかったのね。。。ということで今後は気をつけよう。
雨も強くお腹も空いたので、徳沢で昼食をとっていると雨も上がったり、小ぶりになったりと、そこから上高地までは雨に悩まされることもなく2時間ほどで到着。初めての涸沢はずっと雨・霰・雷と一緒に歩いていた山行でした。
それでも雪の涸沢カールは素敵で、また今度是非とも晴れるときにもう一日余裕をもって来たいと思った。でも、上高地から横尾までの道のりはもう少し短いとうれしいかな・・・。
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