[夏ワン黒部Pre2]深沢川18mFアタック
北海道
samoa
ke-fu
gmn-nosaka
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 294m
- 下り
- 311m
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9日 C1(0.5)co240二股(1.5+))沢の字付近出渓(1-)ゲート
| 天候 | 8日 張り出しから圏内(大気不安定) 9日 圏内(大気不安定) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2009年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
8日
出来れば初日のっこしを狙いたいということでC0することにする。
11時回収開始。順調にゲートに到着・・というわけにはいかないようだ。
まずはどこが出渓点かわからん。
車でうろうろした後、なんとかゲートを見つけてチャリをおき、入渓点へのゲートを見つけるが堅く閉ざされている。
まあ仕方ないのでここに車を止めて一眠りしようとするも、sLさんが「脇の林道から近道できないですかね」などとぬかす。
ここは間髪入れずに、とっとと寝ろと言うべきだったが、眠かったのもあり、まあやってみればいいんじゃね?と言ってしまった。
これが幸先の悪さを示していたのかも知れん。
車で少し脇の林道らしき所に入ってしまう。と、すぐに動かなくなる。嫌な予感。バックをしたりして抜け出そうとするも見事にはまっている。ハハハ、死ね。
皆一瞬にして泥だらけだ。みんなのテンションが日本のGDPばりに下がっていくのが手に取るように分かる。
とりあえずいつまでもはまってられないのでJAFを呼び、ひっぱりだしてもらう。
来てくれたおっちゃんの顔はまさに哀れみそのものだ。
手持ちが1万しかないので後で振り込むことにしてもらう。ほんとすみません。
一睡もせず、全身どろどろだがなんとか気合をいれてデッパ。
採石場らしきところの少し先の入り易そうな所から入渓。
すぐにでかい釜をもった斜滝である。灰色の柱状節理の岩とエメラルドグリーンの水がしぶいぜ!
右岸すたすた。その上にすぐ小滝や段差。��top。深の字すぎたあたりから滑がでてくる。
沢幅いっぱいの黒い岩盤と透明度の高い水の滑は見事だ。途中にある釜も深く、怖いくらいの青さだ。
途中から函地形になる。12mFの前にはいくつか段差。
12mFはなかなか見事。右岸の階段状を行く。�偽�身。
下部ぬめるがガバなのでザイルは出さなかった。落ち口は深い釜になっており注意。そこをへつりで抜ける。
240二股着。左股の滝マークの滝も見えるが小さい。我々は右股へ。
右股に入ると沢の規模が一気に小さくなる。確かに発寒くらい。
しかし石も小振りで歩きやすい。所々に出てくる滑も水色、黒、白と変化し目を楽しませてくれる。
逆コの字のの屈曲が始まる所あたりに噂のレガシー。なんか怖い。
Co280函前の左岸台地上に大増水可のテンバがある。
さてさて評判のゴルジュだ。と、思ったらなにやら魚影が・・。
sLが試しに糸を垂らしてみるとパコパコかかる。しばし釣りタイム。Mが釣りを楽しんでいる間にF4まで偵察に行く。
偵察も終わりMも釣りを楽しんだようなので先に進む。
F1は滝というより段差。泳いで左岸に取り付き、すたすた歩いていく。左岸へつりも可。
F2は落ち口に横に丸太がかかっている。左岸のチムニー状頑張れば行けそうだがSCのため弾き返されそう。
ということで左岸へつり。このへつりが結構いやらしい。岩がもろく浮石多数。HSも細かい。
落ち口に降りるところはムーブもでかいしスタンス見づらい。
高いところへつる上に落ちてもぼちゃんじゃないので気が抜けない。�偽�身。
F3はCSで中行く。取り付きが胸までつかるがしっかりしたHSある。上部はザックあるとぶつかってうざいのでM空身フリー。
F4は流木がかかっているのでそれを使って中突破。
両方まとめて巻くのとF4だけ巻く道もあったがいやらしかった。
F5は二段8m。sLが泳いで取り付くも二段目が突破で出来ず右岸まき。
このまきは下部つかむ物なく、泥で後続ほどいやらしくなるため細引きだしMは空身ゴボー。
落ち口への下りも少し急でcdチックに降りる。
F6は流木かかってる。途中までNBでいき流木使って突っ張って突破。�偽�身。
F7は滝ではない。段差だ。
そして問題の18mF。予想以上にでかい。気合入れて右岸まき偵察。が、見てみてなえる。これはちと厳しい。
そこまで無理できないので泣く泣く引き返し。
F6は中降りる。F5は右岸一度登ってab。F4は中降りる。F3は練習のためザイル出してM全荷でcd。岩が脆く、なかなかハーケンが極まらない。
F2はMのへつりが微妙そうなので右岸側尻ついてダイブ気味に降りる。浅い・・。
あとは中いく。
やるせないので今日は川原で焚き火。釣った魚を焼き、食らう。
いつの間にか岩魚の他にかじかまで釣り上げている。どっちもうめえ。
そういえばこの沢はうざい蚊やアブがほとんどいない。
非常に快適なのでL-SLは外で寝る。外で寝ると焚き火が親友か恋人のように思えてくる。ポカポカした空気の中就寝。
9日
朝起きると何処も刺されていない。快適やで。
食計作ってる間、くすぶっている焚き火に再び点火。飯食って茶を飲んでうだる。やることないので2.5時間も寝てしまう。
気を取り直して下る。12mFは全荷フリー。
その後、滑の中に窪みがあってそこを水が流れているためぷかぷか浮きながら下れる。
WSとはまた違う次元で斬新な下り方だ。途中馬鹿写真撮ったりしながら適当なところから出渓。
途中でsLのメガネが真ん中からへし折れて残念な形になってる。
あとは車で春ワンの時に来た北湯沢名水亭に行く。でかくて綺麗なところでおすすめ。
時間もあるので洞爺湖のほとりを通り、地球岬までいってみたりする。
ここで水平線がなんとなく丸く見えたり見えなかったりして、
地球が丸いことに気が付いた人はすごいとかいう話にまでなった。まあ気分でしょ。
夜飯にラーメン「極」などを喰らう。札幌に着いたのは夜の九時頃。どっと疲れた。
<F3,4のまき>
F3の右岸にルンゼがあり少しそこを登ったところから小尾根上をのっこすが、その後F4の横あたりから掴む物が無くなり、足元もドロドロしてくる。
途中、一歩くらいルンゼで踏み後が寸断されておりかなり怖い。
ザイルfixしようにもいいピンが無い。なので中を突破した方がいいでしょう。ちなみに偵察時はF4の上のルンゼから登ってF3横のルンゼ上部にでる。F4上からの登りは浮石とふきがHS。気を付けていても落石してしまう。下りも似たようなものなので大高巻きは無理。
<18mFのまき>
まず右岸のガレのルンゼを少し登ると涸滝が出てくる。その滝の右岸側にはルンゼがさらに急になって延びてHSもふきやら浮石で上部は倒木がHSだ。無理。
枯滝は12mで右岸側登ってみるもHS細かく脆い。難しく、このpartyなら確実に空身確保。ここも厳しい。枯滝の左岸側を見ると踏み跡が続いている。
幅50cm位のバンド状になる。ここは木が覆い被さる所がありザックあるとかわしにくい。その上ホールドは浮石、しっかりした木もあるが頼りないのも多い。最後のほうには段差がある。ここのバンドは全体的に足元が土で安定してるが、崩れやすい所もあったりする。しかも長い。ちなみにバンドの終わりから18mF上の連Fも見えた。
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