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Yamareco

記録ID: 1894697
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

花折峠〜天ヶ森☆雨降りの夕方に小縦走

2019年06月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:19
距離
9.5km
登り
673m
下り
825m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:56
休憩
0:22
合計
2:18
16:22
9
16:31
16:42
35
17:17
17:17
16
17:33
17:37
28
18:05
18:12
28
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
花折峠への登りから望む762m峰
2019年06月16日 16:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/16 16:28
花折峠への登りから望む762m峰
杉林の中の急下降・・・そんな馬鹿な!
2019年06月16日 16:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 16:39
杉林の中の急下降・・・そんな馬鹿な!
p762に
このPH氏のプレートを探すのに意外と手間取る
2019年06月16日 17:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:05
p762に
このPH氏のプレートを探すのに意外と手間取る
山頂広場と反対の方向を向いているので
2019年06月16日 17:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 17:05
山頂広場と反対の方向を向いているので
尾根の樹間より琵琶湖の展望
2019年06月16日 17:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:08
尾根の樹間より琵琶湖の展望
西下立山の手前のなだらかな自然林
2019年06月16日 17:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 17:17
西下立山の手前のなだらかな自然林
西下立山山頂
2019年06月16日 17:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:19
西下立山山頂
掘割式の古道が現れる
2019年06月16日 17:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:23
掘割式の古道が現れる
雨に濡れるササユリの花
2019年06月16日 17:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雨に濡れるササユリの花
ミタニ峠手前のなだらかな自然林の広場
2019年06月16日 17:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:33
ミタニ峠手前のなだらかな自然林の広場
ミタニ峠
右手の樹に
2019年06月16日 17:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 17:35
ミタニ峠
右手の樹に
PH氏のプレート
2019年06月16日 17:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:35
PH氏のプレート
峠の下には好展望地
琵琶湖の眺望は雨に霞む
2019年06月16日 17:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:36
峠の下には好展望地
琵琶湖の眺望は雨に霞む
小さな鞍部では
2019年06月16日 17:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 17:49
小さな鞍部では
雨に濡れそぼつヤマボウシの花
2019年06月16日 17:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:49
雨に濡れそぼつヤマボウシの花
天ヶ森への中間となる鞍部では
2019年06月16日 17:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:54
天ヶ森への中間となる鞍部では
あたり一面は落下した白い花のカーペット
2019年06月16日 17:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:54
あたり一面は落下した白い花のカーペット
なだらかの源頭の周囲は満開のエゴノキの花
2019年06月16日 17:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 17:52
なだらかの源頭の周囲は満開のエゴノキの花
エゴノキの花
2019年06月16日 17:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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エゴノキの花
天ヶ森山頂に
2019年06月16日 18:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 18:07
天ヶ森山頂に
真新しいPH氏のプレート
つい一月ほど前に訪れた際には古いプレートがあったので、つい最近リニューアルされたのだろう
2019年06月16日 18:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 18:08
真新しいPH氏のプレート
つい一月ほど前に訪れた際には古いプレートがあったので、つい最近リニューアルされたのだろう
山頂からの琵琶湖の眺望
2019年06月16日 18:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂からの琵琶湖の眺望
満開のヤマボウシの花の
2019年06月16日 18:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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満開のヤマボウシの花の
彼方には西陽を浴びる京都の市街が見えるのだが・・・
2019年06月16日 18:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 18:11
彼方には西陽を浴びる京都の市街が見えるのだが・・・
琵琶湖にかかる雨雲(右)
2019年06月16日 18:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 18:14
琵琶湖にかかる雨雲(右)
天が森からの下山は自然林のトラバース道に
2019年06月16日 18:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/16 18:18
天が森からの下山は自然林のトラバース道に
再び琵琶湖の眺望
雨雲は南に移動していったようだ
2019年06月16日 18:22撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 18:22
再び琵琶湖の眺望
雨雲は南に移動していったようだ

感想

この日は朝からの奥比良の山行を終え、京都への帰路を途中峠に向かうと、西の空にはわずかに青空が顔を覗かせ始めている。日没まではもう一つ山行を組むのにまだ十分な時間がありそうだ。この日は6月というのに電光掲示板の気温は20度と、かなり低めであり、北山の低山のスピード・ハイクにはうってつけの天気である。花折峠から天ヶ森の未踏区間が気になっていたので、この機会に縦走を試みることにする。

花折峠のバス停で車を降りると、まずは花背峠までは旧国道の舗装路を登ってゆく。花折トンネルが開通するまでは車の離合も困難そうなこの急坂の細い道をどれほどの車が往来したことだろう。道路脇の林の中では打ち捨てられて錆びついた車が無残な姿を晒している。

花折峠からの登山路は早速にもかなりの数の杉の倒木によって道が塞がれている。倒木を避けて斜面を尾根筋まで上がると尾根筋には明瞭な踏み跡があった。踏み跡に沿って尾根を下ってゆくと、徐々に傾斜を増し、急下降となる。尾根を下る?・・・そんな筈はない。西側を見上げると本来、本来辿るべき西取立山への稜線が高いところに見える。早々に気がついたから数分のロスで済んだものの、回避可能な初歩的なケアレス・ミスであった。

気を取り直して尾根を登るとすぐにも左手に斜面をトラバースしながら主稜線へと続く道を見出す。稜線に出ると杉の植林地が続く。最初のピークP752m峰も植林地の中の殺風景な広場だ。古い木板の山名標が懸けられているが、残念ながら山名が読めない。PH氏のプレートを探すがなかなか見当たらない。諦めかけたところで、山頂広場とは反対の方向を向いている真新しいプレートを見つける。

西下下立山の手前ではかなりの急登となるが、登りきって尾根がなだらかになると、なだらかな自然林の美しい林となる。私の出現に気がついた鹿が尾根から足早に逃げ去ってゆく。

西下立山の山頂からは尾根上には深い掘割式の古道が現れる。このあたりからようやく自然林となる。北西の樹間から垣間見える光景が白く霞んでいる。どうやら雨が近づいているようだ。案の定、すぐにも小雨が降り始めた。登山路では雨に濡れそぼつ一輪のササユリが歓迎してくれる。今年はササユリと出遭い損ねていたので、嬉しい遭遇である。

ミタニ峠に辿り着くと、峠道をわずかに南にジグザグと下ったところに好展望地がある。琵琶湖の方はすっかりと晴れているようだが、雨が景色を霞ませている。

天ヶ森への中間部のあたり、鞍部にさしかかるといよいよ雨が本降りになってきたのでレイン・スーツを取り出す。登山路は落下した花でカーペットを敷き詰めたかのように真っ白になっている。エゴノキの花である。もう既に花期が終了したのかと思いきや、上を見上げて驚いた。枝に鈴なりにぶら下がるエゴノキの花であたり一面の樹々が真っ白になり、雨の中を清楚な芳香が漂っている。尾根の右側のなだらかな源頭を辿っててみると蕨のライトグリーンを取り巻くエゴノキの白いカーペットが美しいコントラストを見せていた。

天ヶ森の山頂に辿り着く頃になってようやく、雨が降り止む。山頂から満開のヤマボウシの花の彼方に夕陽を浴びて輝く京都の市街が目に入るが、残念ながら写真にはならない。天ヶ森の山頂をわずかに西に進んだ南斜面に琵琶湖方面への展望地があるのだが、琵琶湖の上を雨雲が通過しているようだ。

天ヶ森からの下山路はところどころで霧が立ち込める。自然林から杉林に入ると途端に倒木が集中する箇所がある。倒木を跨いだり潜ったりして、通り抜けると後は登山口までは歩きやすい道が続くので、一気に駆け下りる。登山口に降り立つと、丁度、家内が迎えに来てくれたところだった。市内に帰り着くと北西の空には青空が覗き、夕陽を浴びた雲が金色に輝きはじめていた。

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コメント

新しいプレート
こんばんは。
1日に2度も登山をされたのですね。
PHさんのプレートは、p762、西下立山(p812)、ミタニ峠、天ヶ森..といつの間にか全て新しくなっているのでは..と思います。
本当に不思議ですが、他の山域にはない北山だけの楽しみですね。
2019/6/21 21:00
Re: 新しいプレート
昨日は朝に京都を出発し、甲斐駒ヶ岳に登っていたので、返信がおそくなりました。
先程、皆子山のレコをアップしたのですが、昨年の5月、michikusaさんが辿られた火打谷を登って参りましたが、こちらでも片っ端からプレートが新調されているようです。
2019/6/22 17:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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