中ノ谷
- GPS
- 05:40
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 888m
- 下り
- 885m
コースタイム
天候 | 冬型気圧配置のため足早に雲が通り過ぎる。 時々晴れ間があるものの、小雨が降ったりやんだり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲートはもう少し上なので、そこまで車で行くこともできる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の低気圧通過のため増水 |
その他周辺情報 | 温泉:アクアイグニス |
写真
感想
今シーズン沢初め。
前日の低気圧通過後で増水しており、主だった滝はほとんど登れず巻くことになった。
それでもロープワークの練習ができて行った価値は十分にあった。
初ヒルの洗礼も笑
山科駅6時集合、3月に開通した新名神新ルートをの鈴鹿PAからスマートICで下りて、宮妻峡キャンプ場へ。
小雨降る中、ひとまず様子見てみようか、と言いながら入渓ポイントへ行ってみる。
判断は難しいものの、最初の西へ分岐していく支沢の分岐まで行ってみて、遡行する沢の水量が減ってそうなら行ってみようか、と言いながら遡行スタート。
最初の2段8mはやはり増水しているので登れないと判断、右岸側の小沢を登って巻いていく。
登りきると地形図にある道にぶつかり、そのまま道を進む。
ちょうどいいところで沢へ下りる。懸垂下降は不要。
すぐに支沢の分岐があるものの、単調な河原歩きが続くため進退の判断がつかない。
ゴルジュ状5mトイ状滝で判断しよう、と決めて河原歩きを進める。
"く"の字の滝は簡単に抜け、今回の核心と思われるゴルジュ状5mトイ状滝へ至る。
やはり水量多く、滝は登れない。
戻るか巻くか、と思い周りを見渡すと、右岸側にちょうどよさそうなスロープが。
そこから尾根に乗れそうだったので、巻くことに決定。
ここでリードして登る練習をさせてもらう。
今回は2人だったのでしっかり教えていただく時間が取れて、いい機会となった。
しかし今回の行程では腐った木が多く、遠目から見えるほど手がかり足掛かりが少なくてちょっと苦労した。
そして気づいたら手首には血がにじむ。ヒルにやられた。
幸い(?)ヒルは取れていたので、吸い付かれているところは見ないで済んだ。
2ピッチ登って滝を越えて沢に下りるものの、次の滝も登れず右岸側を巻く。
程なくして北中ノ谷出合へ。
計画では北中ノ谷へ入って鎌ヶ岳方面へ抜けるつもりだった。
北中ノ谷への滝は高くてとても登れないので、記録では中ノ谷方面へ一段行ってから北中ノ谷へ入っている。
同じようにするつもりだったけれど、小滝で転んで左太ももと肩を強打。
出血や骨への影響はなくてケガの影響は軽微であるものの、大事をとって遡行は打ち切り。
最短で稜線の登山道へ上がれる尾根へ取り付き、宮越山(水沢山)近くの登山道へ出た。
そこからは登山道を辿って駐車場へ。
沢中を通る登山道であり、増水していて普通の登山靴では厳しそうなところもあった。
足は痛むもののきつめな筋肉痛程度。
2日後の今ではほとんど痛みは引いてきて問題なし。
しかし一つのケガでパーティの行動が大きく制限されることを身をもって経験して、より一層慎重に行動すべきと感じた。
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