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Yamareco

記録ID: 190402
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

ヌカザス尾根-三頭山-御前山-橋詰(おまけでむかし道)

2012年05月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:00
距離
22.3km
登り
1,978m
下り
2,168m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:35小河内神社バス亭-7:55三頭山登山口-8:45イヨ山-9:25ヌカザス山-10:20三頭山(休憩)10:30-10:55鞘口峠-12:00月夜見駐車場(昼食)12:35-13:00小河内峠-14:05御前山(休憩)14:15-14:50トチノキ広場-15:45橋詰-15:55奥多摩むかし道-16:35奥多摩駅
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR奥多摩駅より
西東京バス7:00発 丹波行で小河内神社バス亭まで(25分程)
コース状況/
危険箇所等
■ヌカザス尾根は岩場含む急登多し、下りに使う場合注意が必要
■オツネの泣き坂は作業道への迷い込み注意
絶好の山日和!小河内神社バス停から浮橋を渡ってスタート。湖面に反射する太陽が眩しいです。
2012年05月14日 21:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 21:47
絶好の山日和!小河内神社バス停から浮橋を渡ってスタート。湖面に反射する太陽が眩しいです。
対岸の遊歩道から車道に出てテクテク1km程歩くとやや地味な登山口が。いや電飾バリバリの登山口とかも嫌ですが。
2012年05月14日 21:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:48
対岸の遊歩道から車道に出てテクテク1km程歩くとやや地味な登山口が。いや電飾バリバリの登山口とかも嫌ですが。
とりつきから急登なのは奥多摩の山の風物詩ですね。登りに慣れていない体に息があがります。が、今回はこのへんはまだ序の口でした。
2012年05月14日 21:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 21:49
とりつきから急登なのは奥多摩の山の風物詩ですね。登りに慣れていない体に息があがります。が、今回はこのへんはまだ序の口でした。
ルート上で終始登山道の脇を飾ってくれていたスミレの花。これはタチツボスミレ?
2012年05月14日 21:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 21:50
ルート上で終始登山道の脇を飾ってくれていたスミレの花。これはタチツボスミレ?
一気に高度を上げていきます。木々の隙間から見える奥多摩湖。そして石尾根から飛龍に連なる尾根。
2012年05月14日 21:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 21:52
一気に高度を上げていきます。木々の隙間から見える奥多摩湖。そして石尾根から飛龍に連なる尾根。
イヨ山に到着。ここからは穏やかな登り…かと思っていたらひたすら細かくアップダウンが続きます。結構ハード。
2012年05月14日 21:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:52
イヨ山に到着。ここからは穏やかな登り…かと思っていたらひたすら細かくアップダウンが続きます。結構ハード。
そしてヌカザス山手前の超急登!よじ登る様な登りが高さ200mくらい続きます。うへーきっついでー!
2012年05月14日 21:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:53
そしてヌカザス山手前の超急登!よじ登る様な登りが高さ200mくらい続きます。うへーきっついでー!
ヌカザス山へ。ここらへんのピークは展望ありません。さあどんどん登りますよ!
2012年05月14日 21:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 21:53
ヌカザス山へ。ここらへんのピークは展望ありません。さあどんどん登りますよ!
おツネさんが泣きながら下ったという泣き坂。登りはスネが泣きます。ここは広い斜面にトレースがあちこちついており迷いやすいです。というか迷いました。またですか。
2012年05月14日 21:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:55
おツネさんが泣きながら下ったという泣き坂。登りはスネが泣きます。ここは広い斜面にトレースがあちこちついており迷いやすいです。というか迷いました。またですか。
またです。途中→方向にこの様なトラバース道がありますがこれは作業道トラップです。途中から道じゃなくなります。私は戻るのが面倒で尾根まで斜面直登しちゃいました…
2012年05月14日 21:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:56
またです。途中→方向にこの様なトラバース道がありますがこれは作業道トラップです。途中から道じゃなくなります。私は戻るのが面倒で尾根まで斜面直登しちゃいました…
泣き坂を登り切れば三頭山までおだやかな道になります。新緑のカーテンが日差しを遮ってくれて吹き抜ける風が気持ちいいです。
2012年05月14日 21:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 21:58
泣き坂を登り切れば三頭山までおだやかな道になります。新緑のカーテンが日差しを遮ってくれて吹き抜ける風が気持ちいいです。
フデリンドウ?
2012年05月14日 21:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:57
フデリンドウ?
三頭山頂に到着…って今までの静かでハード行程から打って変わって軽装なハイカーさんで大賑わい。そういえばここ都民の森からお手軽に登れる山でもあるんですよね。
2012年05月14日 21:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 21:58
三頭山頂に到着…って今までの静かでハード行程から打って変わって軽装なハイカーさんで大賑わい。そういえばここ都民の森からお手軽に登れる山でもあるんですよね。
東峰から大岳御岳方面。北面には富士山もくっきりと見えていたのですが写真に収めるには木々がちょっと多くて…
2012年05月14日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:02
東峰から大岳御岳方面。北面には富士山もくっきりと見えていたのですが写真に収めるには木々がちょっと多くて…
キジムシロでしょうか。花図鑑で調べても特定は難しいですねえ。
2012年05月14日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:02
キジムシロでしょうか。花図鑑で調べても特定は難しいですねえ。
鞘口峠までは登ってこられる人、人、人。通過待ちでなかなか前に進めないくらいの大盛況。この好天に行こうと思うのはやっぱり山ですよね。
2012年05月14日 22:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:03
鞘口峠までは登ってこられる人、人、人。通過待ちでなかなか前に進めないくらいの大盛況。この好天に行こうと思うのはやっぱり山ですよね。
風張峠で奥多摩周遊道路に合流。脇をてくてく歩きますが車両はこんなとこに歩行者がいるとは思いませんよね。皆けっこうカッ飛ばして来るのでちょっと怖いです。
2012年05月14日 22:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:05
風張峠で奥多摩周遊道路に合流。脇をてくてく歩きますが車両はこんなとこに歩行者がいるとは思いませんよね。皆けっこうカッ飛ばして来るのでちょっと怖いです。
周遊道路の脇には遅咲きの桜がまだ残っています。
2012年05月14日 22:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:05
周遊道路の脇には遅咲きの桜がまだ残っています。
月夜見第二駐車場に到着。月夜見山にも登るつもりだったのですが登山道の入り口見落としちゃってそのままスルーです。ごーん。
2012年05月14日 22:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:06
月夜見第二駐車場に到着。月夜見山にも登るつもりだったのですが登山道の入り口見落としちゃってそのままスルーです。ごーん。
駐車場から少し下ったとこに木陰のベンチがあったのでお昼。実験としてサトウのご飯を湯銭せず直にバターで炒めてみました。オレガノ少々で風味付け。不幸にして一回地面にバターが転がった気もしますが気にしてはいけません。表面削ったから大丈夫。たぶん。
2012年05月14日 22:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:06
駐車場から少し下ったとこに木陰のベンチがあったのでお昼。実験としてサトウのご飯を湯銭せず直にバターで炒めてみました。オレガノ少々で風味付け。不幸にして一回地面にバターが転がった気もしますが気にしてはいけません。表面削ったから大丈夫。たぶん。
バターライス&フリーズドライカレー。ごはんも問題無し!湯煎より早くできますね。ガス節約。しかしフリーズドライお湯かけるだけなのにちゃんと具もあるし凄いですねえ。自家製ガラムマサラだけ最後に振って風味足しました。ささやかなプライド。
2012年05月14日 22:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 22:07
バターライス&フリーズドライカレー。ごはんも問題無し!湯煎より早くできますね。ガス節約。しかしフリーズドライお湯かけるだけなのにちゃんと具もあるし凄いですねえ。自家製ガラムマサラだけ最後に振って風味足しました。ささやかなプライド。
月夜見からは穏やかなピークのアップダウンの繰り返し。
2012年05月14日 22:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:08
月夜見からは穏やかなピークのアップダウンの繰り返し。
小河内峠です。木々の間からは奥多摩湖や先週歩いた石尾根がちらちら覗き気分良く歩けます。
2012年05月14日 22:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:08
小河内峠です。木々の間からは奥多摩湖や先週歩いた石尾根がちらちら覗き気分良く歩けます。
惣岳山手前のピークへの登りは急な岩肌。きつい登りですが木が少ないので時々振り返ると見える展望が素晴らしいです。
2012年05月14日 22:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:09
惣岳山手前のピークへの登りは急な岩肌。きつい登りですが木が少ないので時々振り返ると見える展望が素晴らしいです。
振り返りその1。奥多摩湖から石尾根、大菩薩の稜線まで綺麗に連なる山塊が見事です。
2012年05月14日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:11
振り返りその1。奥多摩湖から石尾根、大菩薩の稜線まで綺麗に連なる山塊が見事です。
振り返りその2。三頭山から連なる尾根道。こうしてみると結構歩いてきたもんですね。
2012年05月14日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:11
振り返りその2。三頭山から連なる尾根道。こうしてみると結構歩いてきたもんですね。
御前山山頂付近はカタクリがすっかり終わりニリンソウがお花畑を作っています。
2012年05月14日 22:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:13
御前山山頂付近はカタクリがすっかり終わりニリンソウがお花畑を作っています。
御前山到着〜。雪に埋もれていた光景との違いが感慨深いです。それにしてももう御前山の名物カタクリは残ってないのかなー。
2012年05月14日 22:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:14
御前山到着〜。雪に埋もれていた光景との違いが感慨深いです。それにしてももう御前山の名物カタクリは残ってないのかなー。
ありました!山頂から北側に下った斜面には僅かに花が残っていましたよ!ありがとう!よくぞ粘ってくれていた!感動した!
2012年05月14日 22:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 22:15
ありました!山頂から北側に下った斜面には僅かに花が残っていましたよ!ありがとう!よくぞ粘ってくれていた!感動した!
さて時間も遅くなってきましたし雲も出てきて展望もないしどんどん下りましょう。時間的に鋸尾根は無理なので避難小屋を通って最短で下ります。
2012年05月14日 22:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 22:15
さて時間も遅くなってきましたし雲も出てきて展望もないしどんどん下りましょう。時間的に鋸尾根は無理なので避難小屋を通って最短で下ります。
体験の森の舗装された道と何度か交差した後に合流して下っていきます。
2012年05月14日 22:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:16
体験の森の舗装された道と何度か交差した後に合流して下っていきます。
ムラサキケマン。面白い花ですね。
2012年05月14日 22:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:17
ムラサキケマン。面白い花ですね。
ここから下って渓谷沿いの登山道に下りていきます。岩がゴロゴロしているので疲れた足には要注意です。
2012年05月14日 22:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:17
ここから下って渓谷沿いの登山道に下りていきます。岩がゴロゴロしているので疲れた足には要注意です。
道を間違え易いポイント。左の方に下っていきたくなりますがおおきい岩にぶち当たってしまって下りられなくなります。右手の岩に沿って超えて行くのが正解ルートです。
2012年05月14日 22:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:18
道を間違え易いポイント。左の方に下っていきたくなりますがおおきい岩にぶち当たってしまって下りられなくなります。右手の岩に沿って超えて行くのが正解ルートです。
流れる水をすくって顔を洗うと生き返ります!つめてー!
2012年05月14日 22:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:19
流れる水をすくって顔を洗うと生き返ります!つめてー!
結構な落差がある豪快な滝ですが岩の割れ目の奥に引きこもっている控えめさん。
2012年05月14日 22:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:20
結構な落差がある豪快な滝ですが岩の割れ目の奥に引きこもっている控えめさん。
お一人様専用橋。小錦さんが無事渡りきれるかは微妙な感じです。
2012年05月14日 22:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:21
お一人様専用橋。小錦さんが無事渡りきれるかは微妙な感じです。
豊富な水流が流れ込む様になっている渓谷脇の山葵田。この水ならば美味しい本山葵が育つでしょうね。
2012年05月14日 22:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:21
豊富な水流が流れ込む様になっている渓谷脇の山葵田。この水ならば美味しい本山葵が育つでしょうね。
冬に来たときも気に入りましたがやはり新緑の色が入ると渓谷はいっそう良いですね。
2012年05月14日 22:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 22:22
冬に来たときも気に入りましたがやはり新緑の色が入ると渓谷はいっそう良いですね。
ラショウモンカズラ。まだ蕾ですね。
2012年05月14日 22:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:23
ラショウモンカズラ。まだ蕾ですね。
のんびり渓谷を下ると舗装路に合流し登山道終了。橋詰バス停まで歩きます。が、青梅街道に到着した瞬間目の前を通り過ぎるバス。レ・ミゼラブル。
2012年05月14日 22:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:23
のんびり渓谷を下ると舗装路に合流し登山道終了。橋詰バス停まで歩きます。が、青梅街道に到着した瞬間目の前を通り過ぎるバス。レ・ミゼラブル。
次のバスまで時間があるので奥多摩駅まで歩きます。せっかくだから昔道とやらにGO!途中まではなんてことない舗装路です。
2012年05月14日 22:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:24
次のバスまで時間があるので奥多摩駅まで歩きます。せっかくだから昔道とやらにGO!途中まではなんてことない舗装路です。
近道なのかなーと思ったら結構登ってるじゃありませんか。近くありません。騙された!いや誰も騙してませんが。
2012年05月14日 22:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:24
近道なのかなーと思ったら結構登ってるじゃありませんか。近くありません。騙された!いや誰も騙してませんが。
廃線の陸橋。趣がありますね。
2012年05月14日 22:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 22:24
廃線の陸橋。趣がありますね。
途中から石畳の整備された道に。
2012年05月14日 22:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/14 22:25
途中から石畳の整備された道に。
繁みに飲み込まれていく今は亡き軌道。なかなか風情があって楽しめるより道でした。
2012年05月14日 22:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/14 22:25
繁みに飲み込まれていく今は亡き軌道。なかなか風情があって楽しめるより道でした。
撮影機器:

感想

先週お世話になった雲取山荘で財布を置き忘れてくるというボケをかましました。
連絡の末、通りすがりの埼玉県警山岳警備隊さんが無事山から下ろしてくださった
のですが、三峰側の秩父警察に運び込まれてしまったので回収が偉い面倒な事に
なってしまいました。皆様この様な失態なきようご注意を。
普通しませんか。そうですね。

閑話休題

すっかり新緑めいてきた奥多摩ですが、私には未踏の奥多摩三山が残っていました。
今回はまずはその三頭山を登ってみてから時間によってルートをどこまで伸ばすかを
フレキシブルに対応する事にしました。

今回はできれば長く歩きたいのでいつもの修行装備でなく普通の軽量装備です。
少しはスピードが上がればいいのですが…


まずは奥多摩駅からバスに乗り小河内神社バス停へ。バスには結構な人が乗って
いましたがここで降りたのは私だけ。皆さん雲取とかですかね。

奥多摩湖上の揺れるドラム缶橋を楽しく渡り久方振りの澄んだ青空を堪能します。
対岸に渡ってから暫く奥多摩周遊道路を辿り登山口へ。
御前山と同様とりつきから登りは急ですね。イヨ山からはアップダウンの繰り返し
で地図で予想していたよりもずっと疲れます。うへー。
しかし一番の登りはヌカザス山手前の岩と木のミックスした登り。標高グラフを
見て頂ければ判るかと思いますがなかなかに心砕かれます。
へいこら登っていると後方からはひょいひょいと軽い足取りの方が。
挨拶を交わして道を譲ります。うーん山慣れした感じの足さばきでかっこいい。
私にはまだまだ修行が必要だなあ。

ヌカザス山を越えると有名な急登のオツネの泣き坂に到着。なるほど急な坂ですが
乾いたコンディションで登る分にはそれほど危うさは感じない場所です。
これが下りで雨に濡れてたりしたら難所になるでしょうね。

…等と油断していたら誤って斜面をトラバースする作業道に迷い込んでました。
いやー、ルートの見定め方が近視眼的なのが相変わらす駄目駄目です。
斜面を直登して無理やりルートに復帰。ぜーはー無駄に消耗した。


三頭山の山頂に到着するとそこにはファミリーハイキングの方々が満載!
今までの登山道との雰囲気の違いにびっくりです。
景色を堪能してそそくさと退散です。あ、西峰登り忘れてた…

さて、得意の下りなのでスピードをあげていきましょうかね!
と思いましたが団体で登ってこられる方の多いこと多いこと。
焦っても仕方ないのでダッシュは諦めて挨拶を交わしながらのんびり下っていきます。
皆さん好天や富士山の展望で嬉しそう。


鞘口峠からはまた静かな山歩き。緩やかにピークを登り下りしていくとやがて
奥多摩周遊道路と合流します。天気が良いのでバイクも車も沢山です。
車道の端を歩いて下っていきますがバイクや車が結構なスピードで飛ばして来る
のでちょっと冷や冷やです。ドライバーの方からすればこんな所に人が歩いてる
事に冷や冷やしてるかもしれませんね。時間的に大丈夫そうなので御前山までは
足を伸ばしてみる事に。


月夜見駐車場からはまた登山道です。が、そろそろお腹が好きました。
ハンガーノックなんて恥ずかしい事にならない様食事にしたいなーと思っていたら
お誂え向きの木陰のベンチが。ナイスタイミング!
しかしそろそろストーブとコッヘルで作る暖かいお昼ご飯の有難みも薄れてくる
時期ですね。むしろ暑い。今度はお弁当作ってこようかな。


御前山までのルートは穏やかなピーク超えの繰り返し。巻き道もあります。
惣岳山手前のピークは岩場の急登ですが西面の眺めも素晴らしいです。
よく整備された道を辿って御前山に到着。しかしここに登ってくるまでにシンボル
であるカタクリはしわくちゃになった物しかありませんでした。さすがにもう
終わってるかーと諦めて下りだしたところ北斜面にはいくつか花が生き残ってました。

避難小屋方面と大ダワ方面への分岐でどうするか一考。体力的には鋸尾根もいけそう
でしたが時間的に微妙。そして何度も通っている鋸よりも冬に一度だけ見た渓谷の
道の方が気になる!という事でルート伸ばしはここまでにして橋詰方面へ下りました。

水量も豊富で風情のある渓谷は新緑の色が差してさらにいい雰囲気に。ここまでくれば
あと僅かなのでのんびりと水で顔を洗ったり撮影したりしながらダラダラ下ります。
…とやってたのがいけなかったのかものの見事にバス停に1分ほど間に合わない
目の前でバスを見送る事態になってしまいました。

まあ歩いても30分くらいだしと駅に向かって進みだした所で奥多摩むかし道なる
散策路があるという話を思い出したのでそちらを通って帰ってみました。
近道ではありませんが青梅街道沿いを歩くよりは見所もあります。
バスに乗り遅れた際には是非どうぞ。


そういえば山に登る様になってそろそろ一年になります。
今回の歩行時間は7時間を超えてそこそこ長距離といえる山歩きだったと
思いますが膝や腿が泣きを入れてこない程度の体力はついてきた様です。
電車で30分立ってるのが辛かった一年前を思えば感慨深いものですね。
まだまだ初心者ではありますがそろそろ奥多摩、高尾からもう少しステップ
アップもしていっても怒られない程度にはなれたでしょうか。

夏山よ遠き憧れの山々よ。
今年はどこまで行けるかな。

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コメント

yfcyamaさん、はじめまして
三頭山、御前山お疲れさまでした。

たぶん、ヌカザス山の登りでご挨拶した者です。最初は元気があって「ひょいひょい」と歩いていたのですが、三頭山でバテバテで、その後は初めての山だったので写真を撮っていてペースダウンしました!

三頭山は混んで下りはすれ違いが大変でしたけど、土日を避けるか、冬場の静かな時に、また行ってみたいと思います。
では、またどこかの山でお会いしましょう。楽しい山行を!!
2012/5/17 19:56
kozyさま、はじめまして
コメント頂きありがとうございます。
kozyさまは鋸尾根まで行かれたのですね、さすがです。
お疲れ様でした。

ヌカザスの登りではスピードもさる事ながら足場の
悪い登りでの淡々とした迷いのない足運びも見習い
たいと思った次第です。

冬場の奥多摩はどこも人が少なく歩き易かったですね。
私もまだまだあちこちで修行したいと思いますので
またお会いできる事を待ち望んでおります。

良い山行を!
2012/5/17 23:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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