浅草岳は姫サユリとサンカヨウのパラダイス

2019年06月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,287m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 1:33
• 合計: 7:54

6:10 田子倉只見沢登山口
6:46 6:49 大久保沢の水場
7:27 7:27 田子倉眺め
8:01 8:05 剣ヶ峰
8:06 8:07 鬼ヶ面眺め
9:33 10:39 浅草岳
10:57 10:57 天狗の遊び場
11:20 11:21 避難小屋跡
12:21 12:21 沼ノ平分岐
13:01 13:08 山神の杉
13:46 13:57 入叶津登山口
14:04 ゴール地点

天候

曇り＆ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道400号−国道121号−国道289号−JR只見駅前
・行き：駅前広場から大型バス5台（出発：5:25）で只見沢登山口へ
・帰り：入叶津登山口から乗合タクシー1人600円で只見駅まで

コース状況／危険箇所等

登山道は草刈されて整備されているが、尾根道は危険箇所がいたる所にある。雪渓も少し注意が必要（ステップが切ってあり、アイゼンは不要）。
・田子倉登山口〜田子倉眺め
　大久保沢の水場までは沢沿いの道で渡渉もあり。
　そこから先は尾根に向かっての上りで、アップダウンを繰り返す
・田子倉眺め〜山頂
　下草が生えているので高度感はないが、よく見ると片側ないし
　両側が切れ落ちているのでバランスを崩すと危険
・山頂〜入叶津登山口
　「天狗の庭」湿原の新しい木道は濡れていて滑るので要注意。
　これを過ぎると雪渓に出るが、僅かな距離なので慎重に歩けば問題なし。
　その後は傾らかなブナ林を飽きるほど歩くが、平石山からの下りで
　ロープを使い、狭いトラバースが多く注意を要する。

その他周辺情報

むら湯の割引き券300円で入れる

写真

6/23 6:03

御神酒を頂いたら、やけに水っぽい。よく見たら御清水でした。もう一杯ちょうだい

6/23 6:09

前回も撮り忘れたのでパチリ

6/23 6:18

緑の中を隊列をなして行進

6/23 7:17

ギンちゃんファミリー
凄いね

6/23 7:27

田子倉眺め
何も見えません。ここから狭い稜線を慎重に歩きます

6/23 8:06

鬼ヶ面眺め
本来は正面に鬼ヶ面の絶壁が見えるはずなんだが、ガスで真っ白

6/23 8:11

熊合せ🐻
現在は休憩ポイント

6/23 8:35

ピンクのウラジロヨウラクが可愛いね

6/23 8:37

出た〜、ヒメサユリファミリー

6/23 8:43

この付近はアカモノ街道
これだけ咲き揃っているのを見るのは初めてかな！

6/23 8:47

マイヅルソウもやっと開花

6/23 8:52

色鮮やかなタニウツギ
いつも無視していたけど、さすがにこれはパチリ

6/23 8:56

とんでもない所を登っているような雰囲気

6/23 9:13

今度は一輪だけ

6/23 9:13

もうすぐだね
咲いているのを見たかった

6/23 9:17

立派なゴゼンタチバナだ

6/23 9:25

何じゃこりゃ、サクランボのようなベニサラサドウダン

6/23 9:30

コイワカガミもたわわに

6/23 9:31

こっちは白いよ

6/23 9:33

オオバキスミレでいいのかな？

6/23 9:37

山頂にとうちゃこ
新潟県側からも人が続々とやって来て超満員

6/23 10:01

新潟県側に下ると湿原がある
休憩するには山頂より広くていいね！

6/23 10:41

下山開始すると、すぐに全開のヒメサユリが待っていた

6/23 10:48

雪渓沿いの道にはシラネアオイやカタクリ、ショウジョウバカマも

6/23 10:57

ガスの中へと進んで行くと

6/23 11:05

ツバメオモトが点々と

6/23 11:07

出た〜、ガラス細工を思わせるサンカヨウ

6/23 11:08

羽を広げた蝶🦋のよう

6/23 11:12

ツバメオモトで一休み、贅沢ぅ〜

6/23 11:13

こんな水飴あったらねぇ

6/23 11:15

おや！ こんな姿にも虫が？

6/23 11:22

今年は雪渓の厚みが半端ねぇ！ 降りるの怖いけど、ちゃんとステップが切ってあって良かった

6/23 11:31

また出た〜、サンカヨウの群落

6/23 11:40

こんな美形は滅多にないね

6/23 11:43

この感動を写真では伝えられないのが残念

6/23 11:43

こんな景色に出会うことは2度とないだろうね

6/23 11:52

後はダラダラ尾根を下るだけ、行けども行けども終わりなしには参った

6/23 13:03

山神杉(さんじんすぎ)
ここから右手にブナ平が広がっているが、現在は侵入禁止のロープが張ってある

6/23 13:25

この緑でも十分満足

6/23 13:46

ただいま〜
冷たい甘酒と麦茶、美味しかった！ ここから乗合いタクシーで只見駅へ

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

yugoro

3日目は浅草岳の山開き、久しぶりの参加です
果たしてヒメサユリは咲いているのだろうか？

天気が芳しくないので参加者は少なめ、200人はいないだろう
それでも只見沢登山口の受付は大混雑
御神酒と勘違いして御清水を頂いてしまった、道理で水っぽい(笑)

歩き出しはいつものようにアリの行列、今日は登山道が濡れていて大変
渡渉を何度か繰り返し、尾根を登り詰めると田子倉眺め
そこから岩の多い細い道をロープを頼りに進むと鬼ヶ面眺め
今回もガスで展望はない、でもそのおかげで高度感を感じないで済む

ここからコースタイム90分の急登が待っている
ただ、花が急に多くなるため、気が紛れて疲れを感じない
最初に現れるのはアカモノ街道、びっしりと道の両側に咲いている
次にコイワカガミ、視線を上げればピンクの濃いウラジロヨウラク、
そしてお待ちかねのヒメサユリが正面にドドーンと現れる！
山頂に近づくとゴゼンタチバナやベニサラサドウダンがこれでもかと
咲き誇っている

山頂には大勢の人々が集まっていた
今日は新潟県側でも山開きのようだ
ここで1時間の大休止、いろいろな人が見れて退屈しなかった

下山は入叶津登山口への縦走
雪渓沿いの道を降りていくと、なな何とガラスのサンカヨウ群落
シラネアオイやツバメオモト、カタクリ、ショウジョウバカマも色を添えて
これだけたくさんのサンカヨウが咲いているのを見たのは記憶に無いのに、
それらがすべて透き通っていてビックリΣ(゜Д゜)
梅雨の時期だからこそ見れる風景、こんな好条件には二度と恵まれないだろう

雪渓を渡った後にも道沿いにサンカヨウが出現
下山口まで延々と歩かなきゃいけないのに、足止めをくらって進めない
嬉しい悲鳴だよん〜

やっとブナ林へ突入し、清々しい空気を胸いっぱいに吸って歩く楽しさ
歩いた人にしか分からないだろうな、絶対オススメですよ

大満足の3日間でした、梅雨の時期もいいもんだ!!!!!

コメント

BOKUTYANN

ガラス細工のサンカヨウ ＼(◎o◎)／！
yugoroさん　こちらにもしつこくコメントを

ヒメサユリで有名な浅草岳！
この日が山開きだったんですね　
山開きの頃だとまだサユリさんは咲き乱れって程でもないんですか？

勿論サユリさんをお目当てに登るんでしょうが
今回のガラス細工のサンカヨウの見事さにはもしかして負けてるかも
私も過去に何度か遭遇していますが素晴らしい姿ですヨネ！
　※実は尾瀬で過去に撮った写真が少し前にYAMAHACKから転載依頼がありました
　　このレコの写真よりは遥かに見劣りしますけど・・ 　
梅雨時の尾瀬がテーマだったみたいです
　　　　※このレコの No34の写真 はお見事の一語です

私だったらサユリさんに会えなくても
このサンカヨウで大大大満足しちゃいますね

yugoro

Re: ガラス細工のサンカヨウ ＼(◎o◎)／！
BOKU様、コメ大歓迎です

山開き時のヒメサユリ鑑賞は、例年早過ぎるし
コースも適していないので、群落はあまり期待していません
でも、ヒィヒィ言いながら登って行った先で出会すと
一輪でも嬉しくてねぇ

サンカヨウは嬉しい誤算です
しかも大量のガラス細工を見られるなんて！
一生分のサンカヨウを見てしまったかも？
今後、どこの山でサンカヨウに出会っても、つねに比較して
感動できない恐れがあり、困ったものです

BOKUさんの撮った写真、見たいものです
YAMAHACKに採用されたのですから、謙遜しなくても
素晴らしい出来映えなんでしょうね