(57)鳥海山


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
Age狙いで挑んだのは、鳥海山。西日本から北上してきた低気圧は大陸から張り出してきた高気圧に押されるように東北には大きな影響を与えずに太平洋に抜けていった。その後には晴天が待っている筈。果たして。。。東京を前日の昼に出発し、道の駅で十分な睡眠を摂り、真っ暗な林道を抜けて朝4時過ぎに登山口の駐車場に到着。朝食を摂ったりストレッチをしたりゆっくりと準備をしていざ登山というところだが、小雨が降ってきた。時々強くなる。でも、天気になるという予報とチェックした気圧配置を信じて、ザックカバーと雨具上衣を装着して出発。最後に今一度強めの雨に打たれたが、その後は回復の方向に。朝日で朱く染まる山頂とその手前の紅葉が素晴らしい。黄色主体の木々のトンネルを抜けながら高度を上げていく、雲海がどこまでも続いている。朝日のあたった紅葉の斜面が沼面に写り込んでいる。夏の間も雪渓(大雪路)を登るルートだが、秋になって完全に夏道が見えている。誰も足を踏み入れることが無くなった雪渓の下の空間は深い。本当の山頂に向かう途中で「七高山2229m)」に到着。すぐそこに見える本当の山頂「新山2236m」は狭く、人がひしめいているのが見える。大きな岩で構成されたその塊は一度谷底に降りてから登らなくてはならない。よって、帰りもまた登り返すことになる。石を落とさないように慎重に降りる。谷底(広場のような)に荷物をデポして山頂に向かう、「あんな大きな岩だらけ。。。ムリ!」と言っていた妻も何とか付いてくる。山頂では、皆慌ただしく写真を撮って散ってゆく。山頂を周回しようと思っていたが、体力的に無理そうなので往復にして谷底で大きな残雪の斜面を見ながら早めの昼食とした。それなりに汗をかいて登ってきたが、秋の山はじっとしていると寒い。冷たいコンビニおにぎりは非常食に格下げして、お湯を沸かしてモンベルのリゾッタとコーヒーを淹れる。3分で出来上がるメリットは熱々の内に食べられることだと改めて認識した。満足、そして(妻にとっては)満腹。改めて荷物を背負って谷底から15分で登り返す。帰りは七高山を通り過ぎた先で登ってきた道とは別の道へ、反対側の外輪山を見ながら下るコース。疲れた足に急な下りはきついが、外輪山に囲まれて人の入らない谷底の紅葉が物凄く綺麗だ、高度や見る角度でその姿を変えていく。相当長時間移り変わる紅葉を見ながら歩ける素晴らしいコースだ。その先は、今朝の道へと合流して下っていく、朝日に照らされていた斜面とは反対側の斜面に陽が当たっている今朝は気付かなかった紅葉がそこにある。新山に至るコースタイムを読み違えて予定を1時間オーバーしたが無事に降りてきた。山頂の神社は閉まっていたので、秡川ヒュッテで山バッチを購入する。鳥海山の山バッチは常備的には作られていないと道の駅「鳥海」の売店で聞いた。入手出来たのは幸運なようだ。
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