【なりゆき劇場】富良野岳（一学期・期末テスト）
dominon
nariyuki_
体力度について
- GPS
- 06:34
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 759m
- 下り
- 746m
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| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ルートは明瞭ですが、ガスると間違って進んでしまいそうなところにはマーカーがあります。 富良野岳方面は過去に何度か歩いていますが、天気や体力によってルートのアレンジができます。富良野岳を絡めた縦走レコも参考になると思います。 ■2016年7月16日（富良野岳〜三峰山〜上富良野岳） https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-920202.html ■2014年8月24日（雨の日の車2台のデポ作戦） http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-499628.html ■2012年9月2日（富良野岳〜十勝岳まで縦走） http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-221663.html ■2011年8月27日（富良野岳ピストン★女子会登山） https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-219834.html |
| その他周辺情報 | 下山後の温泉は、登山口のすぐそばに「凌雲閣」、少し下りると「カミホロ荘」があります。 回数券（5,000円/12枚）を持っているので、吹上温泉まで移動して「白銀荘」に寄ってきました。掛け流し、広い露天風呂、サウナもあります。 |
写真
9時入山予定でしたが、自転車で倒れたおじいさんを助けたので、30分遅れました。予想通り、駐車場は満車で路駐車が下まで続いていました。天気予報は悪くはありませんが、ガスガスです。
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（9:30）入山あらかじめ行き先を伝えて、過去レコで予習をしてもらっていました。地図の準備もなく、データのダウンロードもしていなかったので、準備不足で減点。
あらかじめ行き先を伝えて、過去レコで予習をしてもらっていました。地図の準備もなく、データのダウンロードもしていなかったので、準備不足で減点。
彼は「なりゆき君」。GWに歩いた北根室ランチウェイの復路でヒッチハイクをした時に私達を乗せてくれたトレイルエンジェルです。登山経験は皆無でしたが、帰ってきた翌日からなりゆきで登山を始めたという経歴の持ち主です。
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私が創作活動で篭っていた2ヶ月の間に、お友達が何度も引率してくれているので、今日で7回目になるようです。せっかくなので、1学期の期末テストということにして、私のスケールで採点してみることにします。
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(^^ゞ
高山植物の名前が長くて覚えられないそうです。
葉が6枚と4枚がありますが、6枚のものだけに花が咲き、実がなるんだよね。
天気が良かったら上ホロ経由で戻ろうと思っていました。
2ヶ月ぶりに会ったけど、ちょっと逞しくなった感じもする。若いのにコミュ力が高く、誰からも可愛がられる。先週のイベントでzeropo7さんにも紹介できたし、まだ紹介したい人が沢山いる。
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登山道は整備が行き届いているし、沢山の人が登っています。普段は時間をずらして登ることが多いけど、今日は一番混雑する時間だったかも。
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yama-hikaruさんのレコにありました。「オガラバナ」ですね。
このまま順調にいけば3年で私のレベルを超えると思う。色んな人と出会い、経験を積んで、進む道を見つけていく。構ってもらえるのは今のうちだけかな。笑
今回は「ウコンウツギ」を覚えました。
名前の由来を聞かれても、分からないんだけどね。(^^ゞ
私だって名前覚えるだけでやっとだし。
富良野岳分岐まで2時間20分ぐらい。ここからピークまでは止まらなければ、30分ぐらいかな。お花がいっぱいで、なかなか前に進まないけどね。
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「コマクサ」は初めて見たようです。寒さ、強風、乾燥など、環境の厳しい高山帯でも特に厳しく、ほかの高山植物が生えることができないような稜線の砂礫地を好んで生える、孤高の花で高山植物の女王と言われている。
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寒さ、強風、乾燥など、環境の厳しい高山帯でも特に厳しく、ほかの高山植物が生えることができないような稜線の砂礫地を好んで生える、孤高の花で高山植物の女王と言われている。
良いもの拾ったかもだけど、悪いものかもよ。笑
・道を譲る時は山側に退避すること
・どっちかの足は必ず地面に着けること
私がここに初めて来たのも登山を始めて7回目だったかも。職場の女の子達とワイワイ騒ぎながら登った。十勝岳までスッキリ見渡せる絶好の日だった。
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（12:25）富良野岳山頂は人がいっぱいだったので、下のスペースで軽く食べてから記念撮影することに。青空が見えることもあったけど、十勝連峰の全貌は見えなかった。
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山頂は人がいっぱいだったので、下のスペースで軽く食べてから記念撮影することに。青空が見えることもあったけど、十勝連峰の全貌は見えなかった。
これから山頂に向かう人もいるけど、多分、もう青空が出ることはないかも。このまま先に進んでも楽しくないので、分岐でコーヒー飲んで下山することに。
前日に窯出ししたばかりの失敗作を持ってきましたー。第五チャクラ（コミュニケーション能力・表現力）の青いマグです。シャボン玉が上手く出なくてボツにしました。
サクランボ、超おいしー。(^・^)
保冷効果があるかなと思って、冷凍のブルーベリーを一緒に入れてきたら、ベタベタに溶けて指が紫になったので、次はありません。
(^・^)
保冷効果があるかなと思って、冷凍のブルーベリーを一緒に入れてきたら、ベタベタに溶けて指が紫になったので、次はありません。
濡れると透明になり、花が終わると紫色の実がなります。
スケールの大きい安政火口。足の置き場が悪かったのか、少し上の雪渓で足が攣ってしまい、しばらく休憩。水分や電解質不足もあるかも。これは減点対象かな。
かなりの高得点だと思ってたけど、最後の最後で、歩きスマホ。これは減点。
お疲れさまでした。たった2ヶ月でここまで成長するんだね。伸び代を感じました。
コーラではなく、ジンジャーエールが好きなんです。
感想
■平成最後の日■
北根室ランチウェイを中標津からスタートし、2泊3日でゴール地点の美留和に着いた。GWだというのに車の往来はほとんどなかった。
「ましゅまろ」という昭和の佇まいの民宿に泊まり、翌日から車を停めていたスタート地点へ折り返す計画だった。
このトレイルは、片道71.4kmあり、往復すると140km以上になる。
復路を一緒に歩きたいと言い出したAkiちゃんは、JRを乗り継いで、ましゅまろで私の到着を待っていた。
その日は満室で宿泊者全員が同じ時間に晩御飯を食べた。隣に座った夫婦とは山の話で盛り上がり、普段の孤独なスタイルとは違っていた。ランチウェイを歩き通した達成感と極度の疲労で、テンションはMAXだったと思う。
あいにく、翌日は朝から雨予報で、その次の日も午前中は雨だという。山越えと長い砂利道を歩く区間、天気が悪ければ修行でしかない。
ましゅまろのオーナーに送迎してもらえないかと打診するも、翌日も宿泊者がいっぱいで対応できないと断られてしまった。
仕方ない、ヒッチハイクしよう。
初めてのヒッチハイクは、マレーシアのキナバル山に行った時、送迎車が2度もパンクした時だった。一緒にいたスイス女子と一緒に道端に立ち、親指を立てた。
ここは日本だ。言葉が通じる。
雨の中、道端でヒッチハイクをするよりも、同じ宿に泊まる人に声を掛けた方が確率が高いし、何より宿帳に名前が残っているので、不安要素も少ない。
夕食後のまったりした団欒の中、ヒッチハイクを試みた。
その場にいた人の反応は悪くなく、誰か乗せてくれそうな雰囲気だった。さっき隣に座って山の話で盛り上がった夫婦はきっと乗せてくれるだろう。
その時「僕、いいですよ」と名乗り出てくれたのが、一人旅の途中、ましゅまろに辿り着いた一人の若者だった。
■なりゆきで拾ったもの■
翌日、元号が令和に変わる日で、予報通り朝から雨だった。摩周湖の伏流水を汲みに行ってから、出発の準備をした。
私達2人が十分乗れる広い車には車中泊できるように布団が積んであった。
具体的な行き先も宿泊先も決めていない、気の向くまま車を走らせ、宿が取れれば泊まり、取れなければ車で寝るつもりだったのだろう。
翌日の天気を考えて、ランチウェイの中間地点の佐伯農場まで送ってもらい、私達はそこで2泊することにした。敷地内のカフェでコーヒーをご馳走して、佐伯さんに挨拶を済ませ、敷地内にある宿泊施設を案内した。
「ありがとう」と御礼を言い、彼を見送った。
もう、会うことはないだろう。
雨脚はそれほど強くないけれど、止みそうにない冷たい雨だった。
敷地内のギャラリーを散策したり、本を読んで時間を潰していた。
ふと、窓の外を見ると、誰かが歩いてくるのが見えた。
さっき、別れたはずの若者がこちらに向かってくる。
何か忘れ物でもしたのかなと話を聞くと、近くの養老牛温泉の日帰り入浴時間外で、出鼻をくじかれ、この天気の中でどこへ行く気にもならなかったらしい。
彼もここで一泊したいという。
歩かないのに泊まる人は珍しいけど、部屋は空いているからどうぞと佐伯さん。
夜は焼肉をするというので、中標津の町まで買い出しに出かけて、京都から来ていたIさん、大阪から来たKさん、雨の中スルーハイクを終わらせたTさん、そして、佐伯さんとの宴会が始まった。
ランチウェイの整備の話や存続の危機、登山やロングトレイルの話で多いに盛り上がった。
突然飛び込んだ未知の世界。
全てが新鮮な出来事だったに違いない。
■自分の意志で進むこと■
翌朝は小雨で、午後からはとてもいい天気になった。京都から来ていたIさんにモアン山まで送ってもらい、養老牛温泉に立ち寄り、佐伯農場まで戻ってきた。
このルートはいいとこ取りのセクションハイクだった。
若者は知床観光へ行き、私達よりも早く佐伯農場へ戻っていた。Iさんとキッチンに立ち、夕食の準備をしていた。
前日とほぼ同じメンバーで、昨日の残りの肉をたいらげる。
知床で撮ってきた写真を見せてもらい、感想を聞かせてもらった。
ランチウェイへの熱い想いを語る人、山が好きな人、花が好きな人、年齢も住んでいる場所も仕事も違う、しがらみのない空間。刺激的な世界。
Kさんの大きなザックを背負い、歩き始めるために何を揃えればいいのかと質問をする。
出会いも別れも必要な時にやってくる。
あの日、私達が出会ったのは偶然ではなく、必然だった。
歯車はゆっくりと回り始めた。
若者は、なりゆきではなく、自分の意志でここに戻ることを選んだ。
人生は選択の合計であること。
今は少しだけ先を歩いているけれど、
進むべき道を見つけて、私を超えていってほしい。
新しい世界へようこそ。
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こんばんは。主演のなりゆきくん役で出演させていただきました、なりゆきです。
相変わらず素晴らしい作品で監督のセンスには脱帽です。
今回はご一緒にお仕事させて頂き、本当に良い経験になりました。
第1話からドラマチックな仕上りで、今後の展開が非常に楽しみですね！
また次回の出演まで、稽古して仕上げて参りますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました！
なりゆき君、お疲れ様でした。
十勝連峰の全貌は見れなかったけど、これまで登った山の中では一番高い山だったので、雲の合間から見えた景色は壮観だったと思います。
遅いスタートでしたが、山行時間もそれほど長くなかったので、日曜日に歩くのにちょうど良かったと思います。
初心を忘れず、色々な経験を積んでいって下さい。
主演男優賞を贈ります。
先日、なりゆき君を紹介してもらった時の印象は「細っ、白っ」
この写真で見ると少し逞しくなったように見えました。
しかも名前を「それなり君」と覚えてしまっていました笑笑
「人生は選択の合計」
心に響く言葉ですね。
なりゆき君、美しくも厳しくもある素晴らしき山の世界へようこそ。
続編なりゆき劇場楽しみにしていますよ！
お疲れ様でした^_^
zeropoさん、こんにちは。
今回のイベントは告知もほとんどしてなかったのに、来てくれてありがとうございます。
なりゆき君の細さには愕然としますが、これから少し筋肉をつけてもらって、一人前の山ボーイに仕上げていきたいと思います。
zeropoさんからは山飯のスキルと行間を伝授してもらいたいです。
第三幕あたり？笑
どうぞ、よろしくお願いします。
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