乗鞍岳山スキー
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 645m
- 下り
- 640m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登高、滑走コースはその日のコンディション次第ですが、ツアーコースでのスキー利用はもうそろそろできなそうとのこと。 |
写真
感想
2012年5月18日(金)
週初めは天気予報もよかったので、金曜に休みをとり、金曜に乗鞍、土曜は焼岳か岳沢でスキーをしようと考えたが、予報は悪化。まあ行ってみようかと木曜の夜に出発したが、上信越道の佐久辺りからずっと雨。姨捨PAで1時から5時まで仮眠。朝は雨はやんでいた。松本ICで下りて、三本滝駐車場に着いたのが朝6時半頃。途中見た常念は真っ白だった。ゲレンデにはもうほとんど雪はない。駐車場は一般のクルマはまだ1台もなし。7時頃アルピコのおじさんが上ってきて、「上で雪が積もっていて8時台のバスは休止。その後もわからない」と教えてくれた。天気は小雨だったり、雪が降ったり、たまに吹雪いたり。次のバスは11時。休暇村で時間をつぶして様子を見たが、結局、今日は駄目みたいだ。乗鞍高原の宿は予約してあるので、乗鞍は明日リトライするとして、この後どうしようかと考えながら、乗鞍の自然保護センターに行ってみたが、ここの展示が案外為になった。この辺りの自然、風俗、歴史がよくわかった。そば屋で昼食後、スーパー林道を白樺峠までドライブ。戻ってから一ノ瀬園地をじっくり散歩する。丁度、水芭蕉の季節で大きな群生地があった。乗鞍高原には、もう何十回と来ているが、初めて見た。山には上がれなかったが、けっこう楽しかったと、自分を納得させつつ、いつもの宿に4時前に入る。温泉でリラックス。客は自分だけ。夕食前から、宿の主人と酒を飲む。ここの主人はスキーの達人で、いつも話を聞かせてもらうが、「馬の耳に念仏」とはこのこと。けっこう飲んでしまい、9時には寝た。
2012年5月19日(土)
朝5時に温泉に入ってから外を見ると快晴で、真っ白な乗鞍の稜線が青空に映える。最高の天気。朝食はおにぎりの弁当にしてもらい、7時過ぎに観光センターの駐車場へ。バスは大丈夫そうだ。それなりの数のクルマが準備している。昨日の感じでは、もうツアーコースで三本滝には戻れないだろうと、観光センターからバスに乗ることにしたが、ゲレンデ直前まで戻れたようだ。
http://www.norikura.org/
8時過ぎにバス2台をいっぱいにして出発、三本滝で2台、計4台で上に上がる。途中自転車で上がっている若者を二人見た。もちろんスキーを背負って。若い、羨ましい。30分ほどで位ヶ原山荘。登山届を出し、少し歩いたところから、シールとクトー(スキーアイゼン)をつけて9時10分にハイクアップ開始。暑いが、薄めのフリースで歩く。最初の急坂を上がって位ヶ原に出ると、朝日・蚕玉・剣ヶ峰の連なりが目の前。少し登って振り返ると槍穂高の連なりが見える。空の色は濃紺に見える。10時に肩の小屋口のトイレ。ツアーコースで上がるとここまで来るのも大変だが、バスは楽だ。小休止して朝日岳手前斜面をトラバース気味に蚕玉岳を目指す。雪質はいろいろに変わるが、クトーが効いているのか、順調に高度を稼ぐ。11時に蚕玉岳頂上。下を見ると、北アルプスを背景にアリのように人が上ってくる。少し剣ヶ峰寄りのところをドロップポイントに決め、スキーをデポし、剣ヶ峰へ。丁度2時間で頂上。360度の絶景。御嶽が雲に隠れる直前だった。ここから見ると、北アルプスは笠ヶ岳と明神岳の間に大きく口を開けて、はるか奥の方まで姿を見せている。楽しい山座同定に時間を過ごす。風もなかったので少しゆっくりしすぎたか。デポ地点に戻り、剣ヶ峰と蚕玉岳の鞍部から滑降開始。雪質はいろいろに変わるが、快適。もったいないので大きめのターンで滑る。3ターンくらい毎に写真を撮りながら下降。上を見上げると雪がテラテラに輝いている。剣ヶ峰からの滑降も快適そうだ。あっという間にトイレ建物地点まで戻る。時間はたっぷりなので富士見岳に登り返そうかと考えたが、もういいかと、日和ってしまった。残りの山荘までのコースも大事に滑る。1時前に山荘に戻る。バスが出るまで2時間待ち。12時半のバスに乗るように戻ればよかったと少し後悔。山荘でコーヒーを飲みながら、読書コーナーの本を読んでゆっくり過ごす。これも貴重な時間。14時56分のバスは3台で出発。下山後、宿で風呂に入れてもらい、着替えて、4時20分に出発。中央道は混んでいるかと思い、帰りも上信越・関越で帰ることにした。松本ICから北に向かうと左手に北アルプスの連なり。常念は斑(まだら)に見えるが、大分雪が解けたのかな。爺が岳から白馬までの眺めは顕著だが、蓮華岳の奥に針の木も頂上だけ見えていることに気付いた。長野が近ずくと、妙高、高妻、戸隠が見えた。帰りは渋滞全くなく4時間で帰れたが、ラジオでは中央道も渋滞はほとんどないと言っていた。
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