537 銀泉台〜赤岳〜白雲岳(大雪山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 846m
- 下り
- 843m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:59
天候 | 快晴後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪あるも、アイゼンは不要。バランス保持のため、ストックは有ったほうが良いと思いました。 |
その他周辺情報 | 糠平温泉 中村屋 レトロな感じの温泉宿。日帰り入浴500円。露天のみ混浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
今回の北海道遠征のメインディッシュは二つに、デザートが一つ。
メインの一つは、8,9日で登った幌加温泉からのニペソツ山。
そして、2つ目は、石狩岳、音更山、ユニ石狩岳の1泊2日周回縦走。
その二つのメインの間の10日は、本来は休養日。
(デザートは最終日に飛行機に乗る前に北日高の剣山を考えていました。)
しかし、10日の天気予報は、午後から一時的に崩れそうだが、崩れは小さそう。
元気な同行者二人は「午前中晴れるなら、それぐらいで行ける軽い山なら行ってもよい。」と言う。
今までの山をご一緒した経験から、これは「天気がいいなら、次の石狩岳に登れなくならない程度の軽い山に登りたい。せっかく北海道まで来たんだから。」ということであろうと忖度し、日帰りの山を予備リストの中から検討する。
デザートに予定していた北日高の剣山に登っておくべきかもしれないが、せっかくの北海道。
北海道ならではの山にした方が良いとさらに忖度し、フェイスブック情報から花が盛りを迎え、ゼブラ模様の残雪も素晴らしいという、大雪の赤岳と白雲山をチョイス。
ここなら、午後から一時的に崩れるという予報もあるけど、途中で引き返しても、また、遠望が利かなくてもお花が楽しめそうだ。
同行者の二人も賛成してくれたので、このチョイスが採用された。
今日の登山行程は短めだが、雨の降る前に下山しようと、早朝4時、曇り空の幌加温泉を出発。
層雲峡方面に向かって車をグングン走らせると、ガスの中に入り・・・やがて抜けた。
三国峠展望台からは、ニペ様やクマネシリなどが雲海に浮かんでいる幻想的な風景が広がる。
上空の天気もいいし、これは期待できる。
(ちなみにニペ様のテント場(前天狗)から見えた黄色い光はこの三国峠駐車場のものと思われる。)
上川町側に入って一旦大雪湖まで下ると、またガスの中。
未舗装の道道を車で登り返すと、標高1500m弱の銀泉台辺りは、はるか雲の上。
再び雲海を望む晴天。
しかも、そこまで車で登れるなんて、なんて楽チン!
幌加温泉から1時間20分ほどで、銀泉台に到着。トイレを済ませてさっそく出発。
途中、5か所ほど雪渓を越えるも、アイゼンなしで通過できる柔らかさ。ただ、バランス保持のため、ストックを使う。(帰りは一部踏み固められて滑りました)
3つ目の雪渓の手前の「奥の平」の看板付近から花が咲き始める。
駒草平に着くと…一面のコマクサ。登山道にまで咲いている。
ゆるゆる花を楽しみながらいったん下っていく途中で、シマリス君が登場。
近づいても逃げない。
夢中でシャッターを切る。
第3雪渓、第4雪渓では、エゾコザクラやチングルマ、キバナシャクナゲなどなど多彩な花がお出迎え。
天気もいいし、サイコーだぁ。
赤岳看板地点で大休止。黒岳、烏帽子岳、桂月岳、凌雲岳、旭岳など表大雪の山々が連なる。
ここからでも残雪模様が美しい。
小泉岳に向かう途中では、ウルップソウやチョウノスケソウなども登場。
遠景に大雪の山々。足元にはお花畑。
まさにカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)にふさわしい。
白雲分岐辺りまで来ると、だいぶ雲が湧いてガスってきた。
やばい、ゼブラ残雪見えるだろうか?
小ピークを越えると、左手に広いスタジアムのような所が広がり、霧が濃くなったり晴れたりを繰り返しながら流れてくるようになった。
お花の中、残雪をまとう白雲岳に向かう。
白雲岳直下の雪渓は、左手の方を巻いて登るのかと思って岩に取り付くも、頂上から下りてくる人は雪渓の上に切られた足場を伝って下りてくる。
一旦戻って歩きやすい雪渓を伝っていく。
漸く頂上に着いたら、そこはガスの中・・・
何にも見えない。
しかし、別パーティの写真を取ってあげているうちに、ガスが少しだけ晴れてきて、一部分だけどゼブラ模様の残雪が見えました!
皆喜んでシャッターを切りまくる。
帰宅してみると、同じような写真を量産しているんだけど・・・
山頂で写真を取り合った方たちは、車2台を使って銀泉台から黒岳に縦走するとのこと。
羨ましい!
白雲岳から下りていくと、西側から雲が立ちあがって晴天域が狭まってくる感じ。
雲の下は黒っぽいので、これはそろそろ来るかもしれないと判断し、緑岳方面への周回は取りやめ、元来た道を引き返すことに。
13時半過ぎに銀泉台に戻って来れた。今日も雨はセーフ。
冷たい泉で靴を洗ってから車に乗り込む。
この後、糠平温泉で一浴後、上士幌で外食。
Aコープの南側の「和み」で定食をがっつりいただく。
(私の頂いたザンギ定食は、ボリューム満点であった。味付け濃いめで、ビールに合いそう・・・)
食後の19時頃には小雨が降りだした。
明日は、今回の北海道山行のメインディッシュの2品目「石狩岳・音更山・ユニ石狩岳縦走」である。朝には上がってくれるかな?
早く寝よう!
というか、疲れてすぐに寝てしまった。
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