蝶ヶ岳&大滝山 ☆満開のお花畑、三郷スカイラインからピストン☆
- GPS
- 10:18
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,046m
- 下り
- 2,045m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:13
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10数台駐車可能なスペースがあり、清潔なトイレ、大滝山登山案内図、道路向かい少し先に展望台がある。 さらに先のゲート手前に2、3台は駐車できそうだが、車高の低い車は登山者用駐車場が無難。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に危険な箇所はありません。 車を止めた場所から3.2km先にある標高1,722mの冷沢までは林道歩き。 冷沢から鍋冠山を経て大滝山:歩きやすい登山道。 最初歩きにくい倒木箇所があったが、下山時にはほぼ片付けられ、現状歩きやすい状態。軽い藪漕ぎがある程度。 大滝山から蝶ヶ岳:歩きやすい登山道、池塘やお花畑があり楽しめるコース。歩きだしは蝶ヶ岳の左右に槍・穂高連峰を望む絶景に向かって進む。 |
その他周辺情報 | 下山後、安曇野みさと温泉 ファインビュー室山で日帰り温泉を利用した。 料金大人530円とリーズナブルだが、大浴場、泡風呂、サウナ、露天風呂、露天の寝湯と充実。露天風呂の眺望良好。 ホテルなので宿泊も可能。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
大滝山は蝶ヶ岳に初めて登った時から気になっていた山。
梅雨で思わしくない天気が続く中、このエリアが貴重な登山指数「A」(
日本気象協会の(登山天気」)。
これは行くっきゃない!
というわけで行ってきました大滝山、鍋冠山を経由する三郷スカイラインからのピストン。
平日のこの日は10台以上は軽く駐められる駐車場には自分の車一台。
長い林道歩きで冷沢、その後樹林帯歩きで鍋冠山を越えます。
標高が2,500mを越え森林限界を超えると一気にカラフルなお花たちが目に飛び込んできます。
間もなく大滝山北峰、大滝山荘や南峰はすぐ先です。
大滝山荘から先には「徳本峠」の矢印標識。
先日歩いた上高地へのクラシックルートにつながっているかと思うと心がうずきます。
大滝山には10時前の到着、体力にはまだ余裕。
計画では大滝山まででしたが、蝶ヶ岳まで行こうという妄想は絶えず持ち続けていたおいらです。
何の迷いもなく蝶ヶ岳行き決定でした。
稜線の先に見える槍穂高連峰、その手前に蝶ヶ岳の姿。
絶景に向かって一歩踏み出すって最高ですね。
蝶ヶ岳に向かう稜線に入ると、高山植物の種類がさらに増えます。
当然アップダウンはありますが、一番低い地点でもこの日最高地点の蝶ヶ岳との標高差は200m程度。
蝶ヶ岳から槍穂高連峰の眺望は常念山脈の中では一番のお気に入りです。
ここでおにぎり頬張るランチタイムは至福の時間でした。
再び大滝山北峰に戻ると大勢の人影、記念撮影されてました。
シャッター押させていただきながらお話し伺うと、スカイラインからの登山道の整備をしてくださっている地元の方々でした。
帰りの登山道は、登りでやや難儀した倒木も片付けられ、とっても歩きやすくなっていました。
登る段階でも既に笹が刈られた箇所があったので御礼を申し上げたところですが、本当に感謝です。
登る人がやや少なそうに感じる今回の登山道ですが、地元の方々の愛着で支えられている素敵なコースでした。
ご多分に漏れずここも熊出没情報があります。
他の登山者がいない中、自分は熊鈴と時折笛を鳴らしての山歩きでしたが、準備怠りなくおいでください。
追記
そういえば、登る前に読んだ記事に「安曇野市から鍋冠山を経て大滝山へ到るこのルートは、江戸時代に作られた飛騨新道の一部を元にして作られたもので、1826年僧・播隆上人が槍ヶ岳開山のために辿ったロマンの道でもあります。」との記述を読んでおりました。
歴史に思いをはせながら歩いてみるのもよろしいかと・・・。
参照サイト
http://www.japanesealps.net/north/chougatake/ootakiyama.html
コメント
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QuincyBowさん、こんにちは
私は北アルプス詳しくないので、こういう魅力的なルート教えて頂きありがとうございます。
でも確かに熊に目撃してる人が多いみたい、行く時は気をつけます!!
また楽しいコースよろしくお願いします。
hayabusaHanさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
おそらくですが、登る人が比較的少なく静かなルートだと思います。
蝶ヶ岳でお会いした地元の方とも稜線歩きの楽しさで話が盛り上がったところですが、徳本峠まで歩いてみるのも面白そうだと思っています。
もっとも自家用車の回収とかのめどがつけばの話ですが・・・。
hayabusaHanさんなら、どんな風に歩かれるのか楽しみです。
QuincyBowさん、こんばんは!
前回の有明山に続き、大滝山から蝶ヶ岳のルート、非常に興味深く拝見しました🎶
いつか行ってみたいちょっぴりマイナーなお山ですが、北アルプスということで絶景の稜線歩きができるのは魅力ですね✨
また、徳本峠に繋がる道に心うずくところはロマンを感じずにはいられません!
いつか必ず繋げてみてくださいね(^^)
クマさんにバッタリしなかったのはなによりです!
umicoさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
丁度、梅雨の晴れ間というタイミング、行けそうなエリアの限られた中での選択でしたが、気になっていた大滝山に行ってこられて大喜びしてます。
蝶ヶ岳目指して、槍ヶ岳の絶景見ながら進む稜線歩きは最高でした。
この日出会った地元の登山者さんと、常念山脈の稜線歩きの魅力でおおいに話が盛り上がりました。
その中で「徳本峠まで行きたいけど、自家用車の回収が問題だねえ!」なんて・・・。
ロマンといえば、今回の大滝山までのルートはかつて「飛騨新道」といわれた歴史のある道だったんですよ。
その先はどうやって上高地まで繋がっていたのか謎です。
歩くごとに新たな興味が呼び起こされるのって楽しいですね!
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