海谷山塊(千丈ヶ岳)



- GPS
- 11:16
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,178m
- 下り
- 1,174m
コースタイム
12:42P1166ー13:21P1111−14:55雪原ー15:44最低鞍部ー15:40P603−
17:17不動川橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期は1000メートル以下は激藪、思ったより時間がかかりました。 踏跡があったり、なかったり、あっても獣道程度。 ルートファインデイングはかなり困難、特に下山時は間違いやすいから神経を使います。 |
写真
感想
以前、732高地へ行ったとき山峡パークから見た大岩壁が印象に強く残り、なんとなく気になっていた。
山を見ると上りたくなる性分が、あの岩壁の上へ行ってみたいと思うようになり、いろいろ調べてみたが、この山に関してはあまり記録がなく、少ない記録を参考にして、「何とかなるかな」、とにかく行ってみることにした。
まず、登山口でうろうろ、記録では橋を渡るのだが、これでいいのか?これしかない、とにかく橋を渡り山に入る。杉の植林地をあがり、途中の廃道となった林道を超え、畑跡のような斜面を603ピーク目指して突き進む。最後の急坂を登ると尾根状のなだらかな地形が603ピ−クまで続いている。
ここから下りとなるが、尾根右には海川がはるか下に見え、左には不動川が近くに見える。かすかな踏み跡か獣道のある尾根にそって下りていくと、最低鞍部に到達し、不動川に手を伸ばせば届く距離となる。
不動川は雪に閉ざされているが、ところどころ割れて滝が出、ごうごうと言う音が聞こえてくる。
ここから本格的な登りとなり薮漕ぎをしながら登っていくと広い雪原に到達、この雪原でアイゼンを装着し、雪原を横切り北面の雪を利用して登るがなかなか籔がきついので時間ばかりかかり距離が進まない。
途中崩壊した尾根を迂回したりしたため、予定した時間よりだいぶ遅く千丈ヶ岳の稜線にたどり着く。
千丈ヶ岳と言うのは国土地理院地図の上では明示されたピークはなく、この山域全体の総称が千丈ヶ岳というらしい。三角点は設置されているが稜線からはずれたなだらかな尾根の先端にあるので今回は省略。
この稜線ははるか阿弥陀山まで続いており、昨年烏帽子方面から苦労して登った事を思い出す。出来れば阿弥陀山まで行きたがったが、そんな簡単には登らせてもらえるような山ではない。
もう少し早い時期ならば残雪を利用する手もあるとおもうが、この時期では無理,
強烈な藪と時間の関係で今回はP1166までとした。
山峡パークからみえる大岩壁のイメージと違い、広々とした山稜、この次はもう少し早い時期に阿弥陀様に参拝しながら、まったりとしたテント泊もいいかもしれない。
山へ行くたびに、行きたいところが増えてきて困ってしまいます。
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