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Yamareco

記録ID: 1945783 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス

御嶽山 - 小坂口敗退、黒沢口でリベンジ -

情報量の目安: S
-拍手
日程 2019年07月27日(土) ~ 2019年07月28日(日)
メンバー
天候27日:曇り後雨、稜線は烈風、28日:曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク

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地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
歩くペース 0.6~0.7(とても速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち51%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
4時間11分
休憩
1時間18分
合計
5時間29分
S御嶽小坂登山口05:0005:35小坂口七合目05:54湯ノ花峠05:5706:19のぞき岩06:2206:42小坂口八合目・お助け水06:5007:44五の池小屋08:4709:17小坂口八合目・お助け水09:31のぞき岩09:47湯ノ花峠10:03小坂口七合目10:0410:29御嶽小坂登山口10:29宿泊地
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図 [pdf]

写真

デジカメがケースだけ持ってきて中身がなかった。スマホで対応。濁河温泉小坂口登山口から、新登山道へ。
2019年07月27日 04:59撮影 by SHL23, SHARP
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デジカメがケースだけ持ってきて中身がなかった。スマホで対応。濁河温泉小坂口登山口から、新登山道へ。
この時この場所では天気は悪くない。
2019年07月27日 05:00撮影 by SHL23, SHARP
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この時この場所では天気は悪くない。
1
よく整備された登山道。
2019年07月27日 05:28撮影 by SHL23, SHARP
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よく整備された登山道。
1
ジョーズ岩
2019年07月27日 05:41撮影 by SHL23, SHARP
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ジョーズ岩
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湯ノ花峠、山の上はガスってる。
2019年07月27日 05:54撮影 by SHL23, SHARP
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湯ノ花峠、山の上はガスってる。
飛騨頂上(五ノ池)を42番とする番号札がある。
2019年07月27日 05:54撮影 by SHL23, SHARP
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飛騨頂上(五ノ池)を42番とする番号札がある。
蛙岩、ちょっと脚色されている。
2019年07月27日 06:08撮影 by SHL23, SHARP
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蛙岩、ちょっと脚色されている。
胡桃島キャンプ場からの道と合する。
2019年07月27日 06:14撮影 by SHL23, SHARP
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胡桃島キャンプ場からの道と合する。
のぞき岩から。
2019年07月27日 06:19撮影 by SHL23, SHARP
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のぞき岩から。
のぞき岩避難小屋。中は金属の床があるだけ。
2019年07月27日 06:20撮影 by SHL23, SHARP
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のぞき岩避難小屋。中は金属の床があるだけ。
お助け水。昔は水が出てたんでしょうか。
2019年07月27日 06:43撮影 by SHL23, SHARP
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お助け水。昔は水が出てたんでしょうか。
下界方面は良い空ですが。
2019年07月27日 07:05撮影 by SHL23, SHARP
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下界方面は良い空ですが。
山の方はどんより暗い雲。
2019年07月27日 07:07撮影 by SHL23, SHARP
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山の方はどんより暗い雲。
標高2700m辺りはハイマツ帯。
2019年07月27日 07:28撮影 by SHL23, SHARP
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標高2700m辺りはハイマツ帯。
下山を決めて、五ノ池小屋でワインを買う。
これがすごく良いワイン。イタリア産だそうです。
2019年07月27日 08:33撮影 by SHL23, SHARP
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下山を決めて、五ノ池小屋でワインを買う。
これがすごく良いワイン。イタリア産だそうです。
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小屋の辺りは歩けるが..
2019年07月27日 08:46撮影 by SHL23, SHARP
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小屋の辺りは歩けるが..
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右手の塔のようなもの、その先に行くと烈風が吹いている。
2019年07月27日 08:46撮影 by SHL23, SHARP
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右手の塔のようなもの、その先に行くと烈風が吹いている。
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かすかに見える五ノ池。
2019年07月27日 08:46撮影 by SHL23, SHARP
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かすかに見える五ノ池。
日と場所を改めて、黒沢口六合目中ノ湯駐車場の朝。
2019年07月28日 04:46撮影 by SHL23, SHARP
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日と場所を改めて、黒沢口六合目中ノ湯駐車場の朝。
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夜中の雨が上がった登山口。
2019年07月28日 04:46撮影 by SHL23, SHARP
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夜中の雨が上がった登山口。
七合目八海山支店
2019年07月28日 05:17撮影 by SHL23, SHARP
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七合目八海山支店
小屋の裏手
2019年07月28日 05:18撮影 by SHL23, SHARP
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小屋の裏手
ロープウェイからの道を合わせて行場小屋。
地図ではここが七合目。
2019年07月28日 05:25撮影 by SHL23, SHARP
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ロープウェイからの道を合わせて行場小屋。
地図ではここが七合目。
清冽な沢だが飲用不適だそうです。
2019年07月28日 05:29撮影 by SHL23, SHARP
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清冽な沢だが飲用不適だそうです。
2
御嶽講の人達も現在の登山スタイルとのハイブリッド。
2019年07月28日 05:45撮影 by SHL23, SHARP
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御嶽講の人達も現在の登山スタイルとのハイブリッド。
1
晴れる兆し? でもなかった。
2019年07月28日 05:52撮影 by SHL23, SHARP
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晴れる兆し? でもなかった。
八合目女人堂。泊りは女性専用ではないようです。
2019年07月28日 06:03撮影 by SHL23, SHARP
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八合目女人堂。泊りは女性専用ではないようです。
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八合目から上は高山帯となるがガスもかかる。
2019年07月28日 06:04撮影 by SHL23, SHARP
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八合目から上は高山帯となるがガスもかかる。
ピカチュウ?石像のいわれは書いてありません。
2019年07月28日 06:04撮影 by SHL23, SHARP
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ピカチュウ?石像のいわれは書いてありません。
写真の人と剣ヶ峰までほぼ同一ペースで登りました。
2019年07月28日 06:05撮影 by SHL23, SHARP
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写真の人と剣ヶ峰までほぼ同一ペースで登りました。
八号目の上から下を見下ろす。これ以後視界はなくなる。
2019年07月28日 06:23撮影 by SHL23, SHARP
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八号目の上から下を見下ろす。これ以後視界はなくなる。
九号目手前、石室山荘の中。
2019年07月28日 06:44撮影 by SHL23, SHARP
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九号目手前、石室山荘の中。
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剣ヶ峰山頂。
2019年07月28日 07:14撮影 by SHL23, SHARP
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剣ヶ峰山頂。
4
僕が歩き回った中で唯一の山頂標識。
2019年07月28日 07:14撮影 by SHL23, SHARP
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僕が歩き回った中で唯一の山頂標識。
3
この奥の方が高そうだが立ち入り禁止。
2019年07月28日 07:14撮影 by SHL23, SHARP
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この奥の方が高そうだが立ち入り禁止。
遭難慰霊碑の銘板
2019年07月28日 07:22撮影 by SHL23, SHARP
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遭難慰霊碑の銘板
慰霊碑。拝んできました。
2019年07月28日 07:22撮影 by SHL23, SHARP
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慰霊碑。拝んできました。
シェルター
2019年07月28日 07:23撮影 by SHL23, SHARP
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シェルター
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サイノ河原にて。雷鳥メス1羽と雛4を見つけて撮ったのだが、撮った本人もどこにいるのか分からない。
2019年07月28日 07:52撮影 by SHL23, SHARP
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サイノ河原にて。雷鳥メス1羽と雛4を見つけて撮ったのだが、撮った本人もどこにいるのか分からない。
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摩利支天はガスガスなのでパス。
2019年07月28日 08:27撮影 by SHL23, SHARP
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摩利支天はガスガスなのでパス。
1日ぶりの五ノ池小屋。テラスに綺麗な椅子、テーブルが並ぶ。
2019年07月28日 08:31撮影 by SHL23, SHARP
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1日ぶりの五ノ池小屋。テラスに綺麗な椅子、テーブルが並ぶ。
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小屋から継子岳方向に進むとコマクサ群生地。
2019年07月28日 08:45撮影 by SHL23, SHARP
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小屋から継子岳方向に進むとコマクサ群生地。
なかなかの密度で咲いています。
2019年07月28日 08:47撮影 by SHL23, SHARP
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なかなかの密度で咲いています。
5
継子岳
2019年07月28日 09:07撮影 by SHL23, SHARP
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継子岳
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継子岳周辺もコマクサ。
2019年07月28日 09:16撮影 by SHL23, SHARP
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継子岳周辺もコマクサ。
四ノ池からの沢を渡る。
2019年07月28日 09:37撮影 by SHL23, SHARP
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四ノ池からの沢を渡る。
天上の花園の雰囲気。
黄色はあちこちで咲いてるミヤマダイコンソウ。
2019年07月28日 09:39撮影 by SHL23, SHARP
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天上の花園の雰囲気。
黄色はあちこちで咲いてるミヤマダイコンソウ。
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ハクサンイチゲ。ここが今回唯一最大の群落。
2019年07月28日 10:07撮影 by SHL23, SHARP
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ハクサンイチゲ。ここが今回唯一最大の群落。
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サイノ河原避難小屋。
2019年07月28日 10:26撮影 by SHL23, SHARP
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サイノ河原避難小屋。
小屋の中でカップ麺タイム。
2019年07月28日 10:32撮影 by SHL23, SHARP
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小屋の中でカップ麺タイム。
二ノ池通過。
2019年07月28日 11:22撮影 by SHL23, SHARP
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二ノ池通過。
九号目から下ると視界が広がり、
2019年07月28日 11:35撮影 by SHL23, SHARP
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九号目から下ると視界が広がり、
振り向くと石室山荘。
2019年07月28日 11:42撮影 by SHL23, SHARP
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振り向くと石室山荘。
八合目まで下りて来て、今回唯一見えた稜線。
2019年07月28日 12:00撮影 by SHL23, SHARP
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八合目まで下りて来て、今回唯一見えた稜線。
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感想/記録

僕にとっての御嶽山の印象の初めは40年前にさかのぼる。登山を始める前でサイクリング小僧だった時代に、乗鞍高原から野麦峠、長峰峠、地蔵峠を越えて木曽福島へと走り下りた日、地蔵峠等から眺める御嶽の秀麗な姿に憧れを持ったのだった。

その後東京にいる間も、富山に移ってからも、他の山から遠くに認めることはあっても、御嶽に登りに行くことには距離感があって考えていなかった。そして2014年9月27日の噴火の翌日、白山に登って御嶽の噴煙を見つめていた。あらためて御嶽と白山が岐阜県飛騨地方の東と西の県境にあって対峙する山なんだと認識し、御嶽山頂剣ヶ峰に再び登れるようになるのはいつだろうとの思いを持った。

今年になってshinmon0711さんから、昨年来登頂解禁になっている御嶽に登れるときに登っておきたいんだと聞いていた。そのshinmon0711さんは7月13日に登ってしまい、僕も続こうとチャンスを狙って今回になった。さて北陸地方は梅雨が明けたが東海地方はまだ、この週末には明けるのではとの観測である。一方本州南岸近くにある低気圧が金-土にかけて台風6号となって上陸の可能性があると、これが大変心配だが、関東方面に行くのだろうとの予想を見て、また現地周辺の天気予報が土曜昼間は曇り基調であること、山岳気象予報で標高3000mでも強風にならないので、きっと登れるだろうと判断して金曜夜に自宅を出発した。

当初はチャオ御嶽のゴンドラ下から登ろうと考えていた。shinmon0711さんと違う登山口にしようと思ったのだが、現地に着くと登山口が見つからない。センターハウス辺りにも登山案内が見当たらない。広い駐車場を2ヶ所回ったが殆ど車が停まっていない。ここから登るのはどうも一般的でなさすぎるだろうと思い、結局飛騨側のメジャーな登山口である濁河温泉に移ることにした。

濁河温泉の小坂登山口を朝5時に出た時点では、青空が垣間見えて悪くない天気。湯の花峠まで登ると、高い木のてっぺんではゴオゴオと音が鳴り、稜線では強風になるとの予想はできたが、樹林帯の間は全く問題ない。八合目のお助け水より上で森林限界となり、確かに風は強くなったが行動をためらうほどではなく、ガスの中標高2800mの五ノ池小屋に着いた。

小屋から先が稜線の道となるが、小屋を離れて道標のある峠地形に出た途端、これ以上とても進めない烈風になった。風の強弱の波を観測するが弱まることが殆どない。這うように小屋に引き返して様子を見ることにする。小屋ではdocomoだと電波が入るらしいが、docomoでなくても小屋提供のwi-fiが使えて大変ありがたい。そこで判明したのが、台風6号は紀伊半島に上陸して北上している最中であること。天気予報も午前10時以降は雨だと、こりゃ(昨日までのと)話が違うよ。このまま小屋で泊まる選択肢もあったが、泊まる想定の装備を全くしていないので、下山することにした。小屋から下の下山行動には全く支障はなかった。

計画では土日の連続日帰りで御嶽に続いて白山に登ろうとしていた。このまま日曜は白山に登ろうか、しかし白山なら気軽にいつでも行けるが、御嶽までそうそう来れないし、また登山規制になってしまうかも知れない。翌日曜もう一度登ろうと決めたが、同じ登山口ではつまらないので木曽側の黒沢口からにしようと、開田高原で蕎麦を食べ、一旦木曽福島に下りて食料調達と給油、中ノ湯六合目に上がって車中泊した。

土曜午後から未明まで雨が降り続き、一時はかなり強かったが、明け方には止んでいた。日曜朝の時点で、100台泊まれるという中ノ湯の駐車場の、上下に分かれている上部の充足率で半分くらい。僕の支度中にも数名の登山者が出発していた。昨日もそうだったが登山道の整備状況は大変に良い。樹林帯の間は殆ど木の階段で埋められているような感じである。雨で出来た道の中の流れや水たまりがはけていないが、靴を殆ど濡らさずに登って行ける。女人堂より上で森林限界となり、登山道も石の道へと変わるが、きちんと敷き詰めてあり、道を外さない限り崩れる心配が殆どない。順調に九号目手前の石室山荘に着いて一服。ガスの中だが剣ヶ峰を目指す。

剣ヶ峰への最後の坂の登り口になる黒沢十字路で登山規制の柵が設けてあり、今は規制解除でロープが外されている状態になっている。溶岩の道だがガレて歩きにくい所はない。頂上直下にシェルターが置かれた小平地から82段の石段を登って剣ヶ峰となる。ガスが晴れる気配はなく何も見えないが、やっとここまで来たとの感慨が沸く。

剣ヶ峰からは黒沢十字路まで戻るしかなく、その先は昨日来れなかった五ノ池への道を行くことにする。二ノ池辺りが5年前の噴火の火山灰の積もる地面だが、二ノ池ヒュッテから先、サイノ河原では噴火の影響は感じられない、草花茂る高層台地となる。摩利支天山は視界が利けば行きたいと思ったが、ガスガスなのでパスした。稜線の道を下りて行くと、見覚えのある道標が現れて五ノ池に達した。五ノ池小屋では、昨日は仕舞われていた真新しく立派な椅子やテーブルがテラスに並べられ、大変快適にくつろぐことが出来る。ガスのままだがひところよりは薄れ、五ノ池湖面を眺めて過ごせた。

五ノ池から継子岳を一周した。小屋を出て直ぐと、継子岳山頂の辺りでコマクサが多く見られる。僕には今年はコマクサの当たり年で、蓮華岳、烏帽子岳とここで見事な群落を愛でることができた。コマクサ以外では、見られた高山植物の種類は多くなかった。ミヤマダイコンソウは多いが、シナノキンバイやミヤマキンポウゲは見当たらない。チングルマが僅かにあって、ハクサンイチゲは五ノ池湖畔に多かったが目の前に群落を見ることは少なかった、といった様子。でも四ノ池の沢を渡る地点は綺麗だった。五ノ池に戻り、巻き道からサイノ河原に登り返し、サイノ河原避難小屋(白竜避難小屋)で大休止とする。

避難小屋は行きに中を覗いて、帰りにここで休もうと目ぼしを付けていた。バーナーの火を使うのに風を避けられて気兼ねも要らないからだ。30分余りの滞在後、富山弁で言う「腹うい」状態、胃袋が鋭意消化作業中で、急坂登りではしんどくなるが、この後二ノ池までの登り返しは僅かで大丈夫。二ノ池の平坦地から九号目へも僅か登り返し、後はひたすら下りになる。整備優良のこの道は下りも楽ちんで、すっ飛ばしても六合目の駐車場まで一度も休もうと思わなかった。
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