猛暑・谷川岳（天神平〜茂倉新道〜越後中里駅）

2019年08月07日(水) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,008m
• 下り: 1,836m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:39

9:24 天神平
9:31 9:31 天神尾根・田尻尾根分岐点
9:37 9:37 天神平・天神峠分岐点
9:53 9:58 熊穴沢避難小屋
10:27 10:31 天狗の留まり場
10:59 11:02 天神ザンゲ岩
11:14 11:22 谷川岳・肩の小屋
11:28 11:30 谷川岳（トマノ耳）
11:44 12:00 谷川岳
12:04 12:04 富士浅間神社奥の院
12:21 12:21 ノゾキ
12:42 12:49 一ノ倉岳
13:03 13:03 茂倉岳
13:09 13:12 茂倉岳避難小屋
13:59 14:10 矢場ノ頭
15:40 15:40 茂倉新道登山口
15:55 16:00 水場／高波吾策像
16:26 16:26 毛渡橋
17:03 越後中里駅

天候

晴れのち雨（午後2時頃から雷鳴）

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：上野5:13-6:55高崎7:12-8:17水上8:28-8:37土合
復路：越後中里17:10-17:18越後湯沢（入浴）18:12-19:14大宮
※当初予定：土樽15:24-15:46水上（入浴）16:47-17:50高崎17:59-19:25大宮

■谷川岳ロープウェイ（片道1,230円）
http://www.tanigawadake-rw.com/
土合駅のホームからチケット売り場の建物まで25分程度かかります。
水上駅・上毛高原駅から、関越交通「谷川岳ロープウェイ」行きバスを利用されることをお勧めします。

コース状況／危険箇所等

■登山届は土合駅か、RWに乗車する前に提出（天神平にポストはありません）
■残雪はありません

その他周辺情報

■酒風呂 湯の沢（10:30〜18:30、18時最終入場、大人800円タオルつき）
https://www.ponshukan.com/onsen
越後湯沢駅、エキナカの温泉。ぽんしゅ館というお店の奥という謎のロケーション。本当にお湯にお酒が入っているのか全然わかりませんでしたが、乗換時にサッと立ち寄れてスッキリできて、超便利でした。スキー客を想定した大型ロッカーが多数あるのも、ザックやポールなど何でも入れられて良いです。

写真

8/7 8:37

久しぶりに来ましたモグラ駅。

8/7 8:46

登ること462段、今回の山行はここで終わりでいいかな…

8/7 9:15

さて、今日も大人はお金で標高を買いましたが、

8/7 9:23

9時の時点で25度、天神平も暑かった…登山開始します。

8/7 9:41

ガクアジサイ。とにかく緑陰を求めながら歩きます。

8/7 9:44

稜線が見えてきました。

8/7 9:58

暑すぎにつき、熊穴沢避難小屋で早くも小休止。

8/7 10:10

天神尾根の岩場。混んでないのはありがたい。

8/7 10:12

岩場の上から、天神平方面を振り返り。

8/7 10:14

尾瀬、武尊、赤城…グンマーの山並み。

8/7 10:26

ヒメシャジン。

8/7 10:27

日照不足にも猛暑にも負けず、お花が増えてきました。

8/7 10:35

山頂部を見上げながら…登山道でへたり込む人が多数。

8/7 10:39

主脈縦走したい…ってもう何年前から言ってる？

8/7 11:07

いよいよ山頂直下、雪渓が、ない。

8/7 11:11

ニッコウキスゲはもう終わりかな？

8/7 11:13

猛烈な暑さに喘ぎながらも、何とか肩の小屋に到着。

8/7 11:16

恵みのジュース。2人で来たんじゃなく2本飲むんです。

8/7 11:21

鐘を鳴らしてから、いざ山頂へ。

8/7 11:26

キオン。今日の気温は危険です。

8/7 11:27

ヤマハハコ。

8/7 11:29

トマの耳に到着。

8/7 11:29

オキの耳へと続く道。

8/7 11:30

ここまで来ると、美しい新潟側の谷が見えてきます。

8/7 11:31

カミツケですがシモツケソウ。

8/7 11:32

タカネコンギクと言うのかな？

8/7 11:33

あちこちで見事な群生を作っていました。

8/7 11:41

タテヤマウツボグサ。

8/7 11:43

シモツケソウと一緒に、赤と青の紫コラボ。

8/7 11:45

オキの耳に到着。おつかれさまでした。

8/7 11:46

湯檜曽川の深い谷の向こうに、グンマーの山並み。

8/7 11:48

朝日岳を中心に馬蹄形、左奥は巻機山かな？

8/7 11:58

再び主脈を眺めつつ…早く行けばいいのに。

8/7 11:59

トマの耳を振り返り。登山者の姿が。

8/7 12:03

仲睦まじいクルマユリ。

8/7 12:03

更に先へ進みます。奥の院。

8/7 12:11

馬蹄形縦走路に入ります。一ノ倉岳が結構な登り返し。

8/7 12:14

ハクサンフウロ。朝日岳をバックに。

8/7 12:21

ノゾキ、キター！

8/7 12:33

谷川岳を振り返り。自然の造形は本当にすごい。

8/7 12:42

依然として暑さに苦しめられながら、一ノ倉岳に到着。

8/7 12:51

次の茂倉岳へは比較的平坦。

8/7 13:02

今日はモグラ駅から茂倉岳山頂まで来ました。

8/7 13:08

茂倉岳避難小屋へ下ります。さっきまでの太陽はどこに。

8/7 13:11

馬蹄形から分かれて向かう、茂倉新道の尾根もガスに巻かれました。

8/7 13:40

1683Pにて。雨は降っていませんが空には雷鳴が。先に見えるピークが矢場ノ頭かな？

8/7 13:59

もう予定の電車に間に合わないので、矢場ノ頭で大休止。安全第一で下山しよう。

8/7 14:59

途中で雨が降り始めましたが、ブナの林に入っていたので雨具は不要でした。

8/7 15:38

無事、登山口まで下りて来れました。やれやれ。もう10分以上前に電車は行ってしまった。

8/7 15:58

安全登山の広場向かい「吾策清水」で生き返ります。さらに治山工事の飯場の自販機でジュース2本購入。

8/7 16:16

ぶらぶら下ってきましたが、土樽駅で2時間待つのも辛いので、意を決して越後中里駅まで歩きます。

8/7 17:02

長岡方面への始発のある越後中里駅。またジュースを買って登山開始から通算4Lの水を飲みました。

8/7 17:05

キンキンに冷えた新型車両でクールダウン。文明の恩恵に預かります。

8/7 18:03

越後湯沢で、以前から気になっていたエキナカの温泉に立ち寄り。

8/7 18:09

新幹線速い。予定外の出費ですが、予定通りに帰京しました（終）。

撮影機器：

LUMIX DMC-G8 ボディ パナソニック

感想

guru

何を思ったか谷川岳なんかに行ってしまいました。本当は北アルプスとか行きたいなあと思いつつ、来週からのお盆を控え、あまりお金も使いたくないし・・・

谷川岳では前回も前々回も、まだ初夏だというのに暑い思いをしたので、それなりの覚悟はしていましたが、下界37.9度（前橋）のこの日はやはり度を越えた危険な暑さでした。RWで天神平まで上がっても気温25度、早々に樹林が疎らとなり太陽が容赦なく照り付け、しかも悪いことに無風。天神尾根の随所でへばってる人の多いこと、無事登頂出来たのでしょうか。いや、登頂よりも無事帰ることを優先した方がいいような方も見かけました。

私が持っていた2Lの水もどんどん減ってしまったため、有り難い肩の小屋で缶ジュース2本購入。しかし結果的にはもっと買っておくべきでした。茂倉新道では残り1時間近く残して水がまったくゼロ。下山して「吾策清水」にたどり着き、ようやく生き返りました。

そんな調子でペースも上がらず（いや、普段からペース上がりませんが）、土樽駅で乗る予定の電車に乗れない事態に。15:24の次が18:07、そもそも1日5本しか止まらない駅ですからねえ。しかし東京で夜に飲む約束もあったため、始発のある越後中里から越後湯沢回りで帰ってきました。そのリスクを取るだけの、どうでしょう、茂倉新道。新潟の山らしく急傾斜に木の根ボコボコの歩きづらさ満点の道なのですが、関越道の音が結構上の方まで上がってくるので、想像以上に深山の趣きはありませんでした。ある意味安心感があると言えなくもないものの。

結論として、谷川や新潟の山を歩くには、若さもトレーニングも足りないということになりますが、今回は歩いて県境（国境）越えをしたということで、まずは良しとします。