光岳(林道崩壊、迂回路利用?)
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,540m
- 下り
- 2,527m
コースタイム
- 山行
- 13:54
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 14:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道幅がせまく対向車が来るとすれ違うのに苦労します。急カーブが多いし、落石が落ちていたりするので時速20〜30kmでのんびり運転しました。 実際、行きにはなかった落石が、帰りにはゴロゴロ転がっていた箇所がありました。いったん停車し後続車の方と一緒に落石を脇にどけました。大きさは数cmから10cmくらいのものが多数、最大20cmくらいだったかな。角が鋭いとタイヤがパンクする場合があるそうなので小さい落石でも油断せず、最徐行が必要です。 午前2時前に芝沢ゲート到着。平日なので駐車場は十分あいていました。暗くてわからないけど10数台駐車していたと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
芝沢ゲートから易老渡への林道は完全に崩落しちゃっている箇所が何か所もあります。通れませんので迂回路が作られています。 迂回路の入り口は夜だと気づきにくいです。また迂回路は仮設感たっぷりです。足元に十分注意してください。(特に、夜間は要注意) |
写真
感想
今回の山行は
1.光岳山頂付近の高原のような穏やかな風景とお花畑。
2.静高平の冷たい湧水(今まで飲んだ湧水の中で一番冷たく感じた)
3.光石の絶景。
4.半端なく長くて、累積標高も約2900mというハードさ。
が印象に残りました。
で、なによりの反省点
1.登山情報を事前に確認しなった
ヤマレコで、芝沢ゲートからの林道が崩壊して迂回路があるという情報がアップされていました。事前にヤマレコで調べたら、気づけたはず。準備不足でした。
2.危険だと思ったら引き返すべきなのに、突き進んでしまった。
ロープを見たら、ロープをたよりに登れば道があると思ってついつい登ってしまったのは、危険な判断でした。
以下、反省を込めての記録になります。(長文です)
一応、崩落個所に簡単なバリケードが設置されていますが、闇の中、100円ショップの懐中電灯で急いで歩いていると、こんな所に車止め?と思って、すり抜けて進んでしまいました。(登山道だとヘッデン装着しますが、林道くらいだとザックからヘッデン出すのが面倒なので懐中電灯でいいやと思ったのが間違いのもと。100円ショップの懐中電灯は足元しか見えず、ヘッデンとは比べ物にならない)ずんずん歩いていると-突然、足元の道路がない。よそ見していたら転落して大けがするところでした。
このとき冷静に考えたら、先ほどのバリケードは迂回路の入り口なのですが、目の前の穴をみるとなんだか行けそうと思い、ヘッデン装着して、穴を下って、穴の向こう側の壁を何とか登りきる。登りながら帰りにこの壁を下りることができないのではと心配になったが、明るいうちに戻ればなんとかなるだろうという甘い考え。
(最初にヘッデン装着していないのも、後先考えずに壁を登ったのも馬鹿です。ケガしないうちに引き返して迂回路を探すべきでした)
さらに崩落個所を2か所、かろうじて幅1mくらい残っていた道を慎重に進む。さらに進むと完全に道がなくなっていた。戻るしかないので戻ると、最初の穴にロープが垂れ下がっている。(最初、穴に下りた時、ロープを使って登ったみたが、それ以上は道はなさそうだったので、なんのためのロープ?と思ったのですが)、やはり意味があるに違いないと思い再度登ってみることした。幸い、穴に下りなくても、ロープを手繰り寄せることができたのでロープをたよりに登ってみた。ロープから上は一般登山者が登るような斜面じゃないなと思いながらもロープの上部を登ってみた。一回目選択したルートは完全にロッククライミングになってしまい、撤退。二回目はゲートにちょっと戻る方向を試しに登ったら、ロープが張られ道が作られている場所に出た。
(ようやく、迂回路の入り口の案内を見逃して馬鹿なことしてしまったと気づく。ロープ登る前に、引き返すという選択しなかったのは本当に馬鹿)
迂回路を進むと、そのうち林道に戻りました。さあ行くぞと進むと、また完全崩落。今度は迂回路があるはずと確信して山側を見ると、ロープ発見。
迂回路の案内があったはずですが、ロープが垂れていうということは、上に迂回路があるとはずだと信じて、ロープを使って壁をのぼっていきます。そして迂回路発見。
(今になって思うと、迂回路の入り口を探せよと自分で自分を叱りたくなります)
幸い無事でしたが、ケガでもしていたらと思うと大変馬鹿なことをしてしまったと反省しきりです。
長距離ドライブしてきたし、また来るのは大変という意識が強くて、入口方向に引き返すのを無意識のうちに拒否していたのだと思います。
登山で何より大事なのはケガなしで無事に家に帰ることだと、あらためて肝に銘じました。
(初歩的なバリルートを歩いたこともありますが、それより危険なことをしでかしていた気がします)
山座同定、お花の名前は間違っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。
Nobuさん、光岳行きましたか!
私らも北ア縦走に決める前に検討、仲間が中電発電所付近まで下見にも行った(芝沢ゲートへはまだ通行止めだった)のですが、道路が悪い、崩壊が多い、夜間走行・歩行は無理ということでやめにした経緯があったんです。
やっぱり崩壊、迂回路の多い道を夜中に通過するのは道迷い、滑落などの危険が多いんですね、Nobuさんの失敗、確りと共有させて頂きます。
光岳、私も行きたいんですが、長野側、静岡側、どっちから行ってもアプローチが厄介な山ですね。
でも、芝沢ゲートからの日帰り、流石Nobuさんならではです。私の脚力では光小屋泊は不可避ですね。
f15eagleさん、コメントありがとうございます。
去年、聖岳登ったころから、光岳を狙っていて、やっと登ってきました。
f15eagleさん達も、光岳を検討していたんですね。
私は林道を夜中走りましたけど、最徐行で運転すれば、それほど危険はないかと。
林道崩壊、迂回路はびっくりしました。事前にヤマレコ調べていけば気づけたので完全に調査不足です。(長野県や飯田市からの情報公開は探した限り、見つかりませんでした。 丹沢と違って、南アルプスは山奥すぎて、なかなか目が届かないのでしょうね。)
崩落した穴の登り降り、ロープを使って崖を登ったりバリルートみたいでした。
夜、やることじゃないですね。レコに書いたとおり馬鹿でした。深く反省してます。(^^;)
迂回路ルートに気をつければ、それ以外は危険な個所はないですし、光岳山頂付近の景色は一見の価値ありだと思います。是非、小屋泊まりかテント泊で登ってみてください。
こんにちは、Nobu00さん
なんだか出だしが大変でしたね。
崩落して戻ったりと…お疲れ様です。
暗いと迂回路も見落としがちになってしまいますね。ヘッデン持ってるなら付けなきゃ〜ですよ。
途中から青空の写真素敵です。そしてホットしました。
怪我もなく無事で帰宅よかったです。
ロングお疲れ様でした。
fragrancesさん、コメントありがとうございます。
いや〜、大変でした。反省しまくりです。もう2度とやりません(こんな林道崩壊もそうそうないでしょうけど)
去年、聖岳登ったときに歩いた林道で、その時も懐中電灯で何事もなく歩けたので、今回も、懐中電灯で歩いちゃいました。その点も反省ですね
Nobuさん、こんにちは。
林道の崩落は怖すぎですね!ちょうど登山道崩落で遭難した方のブログを先日みたばかりだったのでゾッとしました。
ヘッドライトは予備含めて2個持ち歩く様にしていますが、電池はいれっぱなしです。ケチらずに新品をバンバン使おうと思いました!
最初の林道のインパクトと比べて、イザルガ岳分岐あたりの景色のギャップはすごいですね〜。まさに天国と地獄の様相です。
大変な思いをしたぶんの絶景は行った人にしか分からないんでしょうね。
せっかく来たから、、というのは痛いほど分かります。。
一昨日は伊那の仙流荘に行ってきました。あんな距離を移動して手ぶらじゃ帰れないですよね。私も肝に命じます。
でもおかげさまで光岳の良さが分かりました、ありがとうございました!
naotomo-pさん、コメントありがとうございます。
私は予備電池+懐中電灯ですがヘッドライト2個は慎重ですね。
林道崩落で進めなくたったときは愕然としましたが、イザルガ岳付近に到達したときは頂上が近いという安堵感、景色の美しさで、まさに天国。さすが百名山と思いました。
千流荘ということは甲斐駒ケ岳?仙丈ケ岳?レコが楽しみです。
でも危険を感じたら躊躇せず、来た道を戻ってくださいね。
Nobu00さんこんばんは、遅コメント申し訳ございません。
芝沢ゲートからの市道の法面崩壊の迂回路わかりにくいの同感です。迂回路わからずに困っている登山者いました。
レコ拝見して、あの崩壊地を歩いて無事でよかったです。
あと光岳日帰りとは恐れいります。(健脚ですね)
レコありがとうございました。
kome100pyouさん、コメントありがとうございます。
私以外にも迂回路がわからず困っていた人がいたんですね。お気の毒。崩壊箇所を無理やり通過しましたが、一歩間違えると大ケガしていたと思います。ホントにケガしなくて良かったです。
kome100pyouさんのレコにも迂回路のこと書いてありましたね。事前によく確認したいたら、こんなことしなくてすんだのに。事前調査の必要性を再認識しました。今後は、気をつけたいと思います。
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