苗場山(祓川コースのピストン)

2012年06月05日(火) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,284m
• 下り: 1,281m

コースタイム

4:30　第二リフト駐車場
5:00　和田小屋
7:35　中ノ芝
8:00　小松原コース分岐地点
8:25　神楽ヶ峰
8:40　雷清水
9:40　苗場山山頂(10:30まで休憩)
11:15　雷清水
11:40　神楽ヶ峰
11:50　小松原コース分岐地点
12:00　中ノ芝
13:05　和田小屋
13:20　第二リフト駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は第二リフト駐車場を利用。無料。未舗装。30台ほどの収容が可能。当日は平日と言う事と残雪多く山開き前ということで他の利用者なし。
第二リフトまでの舗装林道には入り口にゲートがあったが、開きっぱなしだった。

コース状況／危険箇所等

山開き前で整備されていないのと、残雪が未だ多いため、登山道を見失いやすい。この時期に入山する方も少ないため、トレースが少なくみつけにくいので、自分でGPSナビなり地図を見ながらなり、ルートから外れないように細心の注意を払ったほうがいいです。登山道は基本的に荒れてます。私はアイゼン、ピッケルは使いませんでしたが、持っていったほうがいいでしょう。

写真

6/5 4:46

第二リフトからの登山口。登山路か舗装路、どちらでも距離時間かわりません。

6/5 4:54

どうせ、登山路もその舗装路と合流します。このゲレンデは知ってます。かぐらエリアと三俣エリアの連絡コースです。奥のゲレンデがかぐらエリアのメインコース。

6/5 5:07

雪融け。こっちはようやく春なのか。

6/5 5:09

かぐらエリアのメインゲレンデ。いやー、毎年滑りに行ってるなー。お気に入りゲレンデです。

6/5 17:49

ゲレンデの右端に登山路があります。残雪が多いため、木道も隠れてます。

6/5 7:29

下ノ芝に出るまでに数回道迷いをしました。時間も体力もロスして真面目に今日は引き返そうかと考えてた頃です。

6/5 7:38

下ノ芝あたりから古いトレースを僅かながらも見つける事ができ、ようやく中ノ芝へ。

6/5 7:40

中ノ芝。休憩ポイント。ここで今日初めて水を飲みました。それぐらい、ここまで来るのに緊張が続いていたってことでしょうか。

6/5 7:43

中ノ芝からの遠望。残念。曇りです。

6/5 7:48

ここから尾根にでるのですが、やはりトレースが見つけにくくて、GPSで逐一確認しながらの慎重な歩行が続きます。

6/5 7:58

ようやく尾根道へ。

6/5 8:15

おはよう、苗場山！ようやく会えたね。大変だったんだぜー？

6/5 8:16

おおっと、ここは慎重に。。。

6/5 8:20

神楽ヶ峰の稜線。意外に風が冷たし。

6/5 8:27

この足跡はなんじゃろ？

6/5 8:30

例年よりも残雪は多いのかもしれない。右下が登山道だから雪の分厚さは。。。

6/5 8:38

まってろよ〜。

6/5 8:42

雷清水。すごい名前だと思うんだが。水が冷たい〜！

6/5 8:49

お花畑。

6/5 8:58

このカールはすごいね。関係ないけど、奥に見えるのは平標山かなー。

6/5 17:51

ここの登りがきつい。ひさびさにこんなきつい登りを味わいました。

6/5 9:27

ガスってきました。

6/5 9:34

お、頂上は雪で覆われているか？

6/5 9:36

どーん。頂上は雪原になってました。

6/5 9:46

小屋。こちらは遊仙閣だっけ？誰も居らず。奥にはヒュッテもあって、そっちは営業に向けて準備中のようでした。忙しそうだったし、俺も時間が無かったので行きませんでした。

6/5 9:53

セルフタイマーで記念写真。残念ながら三角点は発見できず。そりゃそうか、この雪の量だと。

6/5 10:05

ちょっと早めの昼食。

6/5 10:31

たまにガスが途切れて、頂上の台地を照らし出してくれます。

6/5 10:32

あれは・・・上越のマッターホルンこと大源太山かな。

6/5 10:32

あれは、真南に見えてるから、左が赤倉山で右が佐武流山かな。

6/5 11:17

下山に登り返しがあるのって辛い。甲武信岳を思い出す。

6/5 11:27

辛いわー。ちなみに、アイゼンは持ってきていましたが使いませんでした。雪が半分溶けてたから。

6/5 11:55

なにかのレリーフ。

6/5 11:58

行きに自分がつけたトレースを頼りに帰ります。

6/5 11:59

ここらへんは湿原らしいです。

6/5 12:08

晴れてきました。あれは、たぶん茂倉岳と一ノ倉岳かな。正直、上州の山はあんまり知りません。

6/5 12:14

基本的の、登山道は終始こんな感じです。雪解け水が流れてます。汚れは必至です。

6/5 13:09

さようなら、かぐらゲレンデ。またくるよ。

撮影機器：

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

yonenokura

なぜか苗場山に行きたくなって、一応事前に情報は集めて行ってみたものの、やはり、いや思った以上に残雪がありました。登山道は荒れてるし、不明なところも多くて道迷いをするし、復帰しようとして無理したら5メートルぐらい滑落するし、ほんと途中で帰ろうかと思いました。

下ノ芝あたりから、数日ぐらい経ってるであろう微妙なトレースをいくつか発見でき、それを頼りに、またGPSで逐一確認しながら歩みを進めたので、特に登りは予想以上に時間を食いました。

まぁ、なんというか、荒れた登山路や迷い道、滑落といろんな経験を一度に積む事が出来たのが良かったのかもしれませんね。こういう山開きが未だの残雪の山に入るとはどういうことなのかを身を持ってしりました。

終日曇りだったので景色がいまいちだったのが残念です。頂上も「湿原の台地」だったのが「雪原の台地」でしたし。もういちど、夏か秋に来ようかと思った山でした。