宝永山トレッキング(富士宮口五合目〜宝永火口〜宝永山〜御殿場口新五合目、プリンスルート)


- GPS
- 03:09
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 434m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されており安全です。宝永火口から宝永山への近道ルートの分岐点標識がありません、注意。帰路の砂走り、いと楽し。 |
写真
感想
富士山山頂へは二度行ったことがあります。
前回は2009年7月、会社の人たちと行きました。
このヤマレコにも記録してあります。
この夏どの山へ行こうかと話をしているときに富士山は?ということになって、
でも頂上へは体力的に厳しいなあと言ったら、
「下ってみれば?」と同僚。
なるほどと調べてみると、
プリンスルートのことを知ったり、
宝永火口トレッキングのことを知ったり。
宝永火口は富士山の火口よりも大きい、
火口を歩けるのは珍しい、
富士宮口五合目から宝永山を経由して御殿場口新五合目ならきつくない、
ということで、宝永火口トレッキングに決定した次第。
ちなみにプリンスルートは、有名な四つの富士山登山ルートではない、
第五の新ルートと呼ばれていて、
富士宮口ルート五合目から宝永山を経由して御殿場口ルートを登るというモノ。
プリンスとは、いまをときめく令和時代の今上天皇が皇太子殿下だったときのこと。
そのときに使ったルートだったんだって。
さて
台風が近づくこの時期に、登山日程をいつにするか悩みます。
最初は七月下旬を想定してましたが、台風により延期。
下界は晴れていたけど、ライブカメラを見ると五合目あたりは
雲や霧だったりして、天気は難しいなあと思った次第。
で、八月第二週に決行。新たな台風の接近も危惧されましたが、
それて、良いトレッキング日和となりました。
新富士駅から五合目までの路線バスや、
五合目の登山口、休憩所なども、
日本人より外国人が多いのにはびっくり。
しかも欧米人よりも中国人、
中国人よりも東南アジア人が多いようです。
以前来たときよりも、
ボランティアの方も多くいらっしゃったようで、
至る所にカラフルなベストを来た方たちがガイドなどをしていました。
外国の方たちにも積極的に声掛けをしていて、立派です。
(アンケートなどもしていたようです)
五合目から火山の礫岩の道をえっちらおっちらと歩みを進めて六合目。
そこからは分岐の道標を頼りに宝永火口へ進みます。
(頂上が目的の方には目にとまらない道標では?)
斜面をトラバースするような感じで宝永第一火口縁へ到着。
圧巻の景色です。(月面か火星のよう、行ったことないけど)
大きな石が転がるルートを下って火口の底へ。
そこには大きな岩とともにいくつかのテーブルとイスがあって、
多くの方が休憩しています。
宝永山へ向かって登り返すルートは、、、死ぬほどツライ。
一歩脚を進めても半分以上ずり下がってしまうような感じで、
体力だけでなく、足運びに神経も使います。
途中へたり込んでしまう方、呆然と立ち脚が進まない方、リバースされている方も。
気力だけで登りました。
途中、宝永山山頂への近道?の分岐(馬の背まで上がる前の分岐)を
見落としてしまいました。
道標もなく正規ルートなのかも分からないのですが、
何人かはそこを登って山頂ヘアプローチしているのです。
昭文社「山と高原地図」を見ると確かにありました。残念。
ともあれ、馬の背まで到着。
宝永山山頂までは5分とのことで、
荷物はデポしていくことにしました。
平らなルートを進んで山頂へ。
見晴らしは良いと思うのですが、、、ガスが出ていて写真撮るの忘れた。
(天気が良ければ相模湾が一望出来たと思う)
いざ、下り。
地図によっては馬の背から少し登ったところの
「下り六合」からが御殿場口ルートの下山用の大砂走りですが、
前述の地図にはちゃんと馬の背から近道出来る線が引かれてます。
(5分と記載されているけど2分くらい?)
大砂走りはフカフカの砂道を飛ぶように下っていけるルートで、
集中力が続く限り快速特急(一歩が3メートル!)で下山。
楽ちんでした。
次郎坊(御殿場口ルートの登りと下りの分岐)というところまで来ると
それほど斜度はなくなり、これまで快速で下ってきた脚に
重力の負担が掛かるような感じ。
やっとのことで、大石茶屋に到着。
そこにも外国の方たちが多くいらっしゃいました。
海外の山々のトレッキングをするためのベースキャンプを彷彿とさせるような?
そんなところへ降りてきた感じです。
一休みして路線バスが発着する新五合目へ下山。
地図に記載通りのタイムより少し早く到着しました。
(登っているときは20分ほどタイムオーバーだったけども)
おつかれさまでしたー
今回も良い出会いがありました。
帰路のバスで席をご一緒した方。
この方は何度も富士山に登っているけど、
御殿場口ルートでは登頂したことが無く、
三度目のチャレンジ、前日からのピストン行。
初登頂、おめでとうございます。
全国転勤で百名山チャレンジ中とのこと。
頑張って下さいませ。
!(^^)!
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