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Yamareco

記録ID: 1977148
全員に公開
アルパインクライミング
ヨーロッパ

マッターホルン

2019年08月10日(土) 〜 2019年08月11日(日)
 - 拍手
rockie その他1人
GPS
09:16
距離
7.5km
登り
2,059m
下り
1,208m

コースタイム

1日目
山行
2:08
休憩
0:00
合計
2:08
14:15
128
スタート地点
16:23
16:23
0
16:23
宿泊地
2日目
山行
6:37
休憩
0:18
合計
6:55
4:20
111
宿泊地
6:11
6:13
99
7:52
8:06
82
9:28
9:30
105
天候 晴れ後くもり
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
8/8 羽田2255-0435(+1)パリ0835-0940ジュネーブ
8/9 ジュネーブ1100-1520テッシュ(レンタカー)
8/14 ジュネーブ2030-2140パリ2325-1825(+1)羽田
コース状況/
危険箇所等
ソルベイ小屋より上では岩に水が凍り付いている箇所があった
その他周辺情報 「将軍」ツェルマットの和食店。下山した夜は疲労困憊して食欲減退していたが、ここでは美味しく食べられた。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g188098-d15656872-Reviews-Shogun_Japan_Restaurant-Zermatt_Canton_of_Valais_Swiss_Alps.html
【前日】8/9 17時ツェルマット28℃!
2019年08月09日 17:05撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/9 17:05
【前日】8/9 17時ツェルマット28℃!
【1日目】8/10 6:30テスト登山のブライトホルンの予定になっていたので、雨のなか歩いて集合場所に向かったが、担当ガイド現れず
2019年08月10日 06:19撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/10 6:19
【1日目】8/10 6:30テスト登山のブライトホルンの予定になっていたので、雨のなか歩いて集合場所に向かったが、担当ガイド現れず
居合わせた他のガイドに尋ねると「中止だろうから帰って可」とのこと…。帰路につくと携帯に本日中止の旨、ガイドからショートメールが入っていた。写真は天候回復を待つスイスのアルペンスキーチーム
2019年08月10日 06:24撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/10 6:24
居合わせた他のガイドに尋ねると「中止だろうから帰って可」とのこと…。帰路につくと携帯に本日中止の旨、ガイドからショートメールが入っていた。写真は天候回復を待つスイスのアルペンスキーチーム
7:09 閑散とした町に戻り、さてどうしようかと、、、
2019年08月10日 07:06撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/10 7:06
7:09 閑散とした町に戻り、さてどうしようかと、、、
最新の天気予報をみると、8/12は雪、マッターホルン登頂日の8/13も斜面に雪がついて登れなくなる可能性ありそうだ。9:00Zermattersに電話するもつながらず。いまさら日程変更は無理かーと思いながら、11:15ころ電話してみたら電話がつながった。すぐにZermatters事務所に出向き、登頂日を8/13→8/11に変更してもらった。ちょうど一人キャンセルがありガイドさんが空いていたのがラッキーだった。テスト登山を省略しても十分なくらいの経験は有るのか聞かれ、ガイドの判断で登頂中止になっても返金はしないと念を押された
2019年08月10日 13:24撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 13:24
最新の天気予報をみると、8/12は雪、マッターホルン登頂日の8/13も斜面に雪がついて登れなくなる可能性ありそうだ。9:00Zermattersに電話するもつながらず。いまさら日程変更は無理かーと思いながら、11:15ころ電話してみたら電話がつながった。すぐにZermatters事務所に出向き、登頂日を8/13→8/11に変更してもらった。ちょうど一人キャンセルがありガイドさんが空いていたのがラッキーだった。テスト登山を省略しても十分なくらいの経験は有るのか聞かれ、ガイドの判断で登頂中止になっても返金はしないと念を押された
13:33ホテルで登頂用の荷物を整え、ヘルンリ小屋に向かう
2019年08月10日 13:33撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 13:33
13:33ホテルで登頂用の荷物を整え、ヘルンリ小屋に向かう
2019年08月10日 13:44撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 13:44
2019年08月10日 13:49撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 13:49
13:55 だいぶ雲が晴れてきた
2019年08月10日 13:55撮影 by  SO-03K, Sony
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8/10 13:55
13:55 だいぶ雲が晴れてきた
2019年08月10日 13:55撮影 by  SO-03K, Sony
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8/10 13:55
この日、出会った日本人のSさんは登頂日も同じでいろいろ教えていただいた
2019年08月10日 13:58撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 13:58
この日、出会った日本人のSさんは登頂日も同じでいろいろ教えていただいた
2019年08月10日 14:38撮影 by  SO-03K, Sony
3
8/10 14:38
2019年08月10日 14:52撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 14:52
稜線上に見えるヘルンリ小屋を目指す
2019年08月10日 15:05撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
8/10 15:05
稜線上に見えるヘルンリ小屋を目指す
氷河のつくったカールが生々しい
2019年08月10日 15:17撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/10 15:17
氷河のつくったカールが生々しい
尖った山容が印象的な中央のツィナルロートホルン
2019年08月10日 15:18撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/10 15:18
尖った山容が印象的な中央のツィナルロートホルン
2019年08月10日 15:29撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/10 15:29
女子2人に抜かれる
2019年08月10日 15:49撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/10 15:49
女子2人に抜かれる
16:19ヘルンリ小屋
2019年08月10日 16:16撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/10 16:16
16:19ヘルンリ小屋
翌日の登頂予定者は、30パーティ60人前後。日本人の方も合計8人いて情報交換したり励まし合ったり。結局、8人全員が登頂できた
2019年08月10日 16:23撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 16:23
翌日の登頂予定者は、30パーティ60人前後。日本人の方も合計8人いて情報交換したり励まし合ったり。結局、8人全員が登頂できた
19:25夕食は自分の担当ガイドと食べる。食後にはガイドが各寝室までやってきて、ザックの荷物を全部出してチェック。翌朝スタート時の服装も指示される。ピッケルは不要とされた
2019年08月10日 19:22撮影 by  SO-03K, Sony
8/10 19:22
19:25夕食は自分の担当ガイドと食べる。食後にはガイドが各寝室までやってきて、ザックの荷物を全部出してチェック。翌朝スタート時の服装も指示される。ピッケルは不要とされた
【2日目】5:57
ヘルンリ小屋を4:20に出発。1時間余りは暗いなかヘッドランプを照らし、ややザレたところもある斜面を歩く
2019年08月11日 05:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 5:54
【2日目】5:57
ヘルンリ小屋を4:20に出発。1時間余りは暗いなかヘッドランプを照らし、ややザレたところもある斜面を歩く
5:57薄暗いなか、頭上にソルベイ小屋が見えてきた。ここまで2時間〜2時間半という第一関門はクリア。焦っていた気持ちが落ち着く
2019年08月11日 05:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 5:54
5:57薄暗いなか、頭上にソルベイ小屋が見えてきた。ここまで2時間〜2時間半という第一関門はクリア。焦っていた気持ちが落ち着く
下部モズレープラッツ
80度くらいの斜面
足場はしっかりしている
2019年08月11日 06:01撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 6:01
下部モズレープラッツ
80度くらいの斜面
足場はしっかりしている
6:11ソルベイ小屋。"Take a break and have some foods"といわれたのでザックを下し行動食を頬張っていたら、もうガイドは上に行っていて、すぐに登り再開となる
2019年08月11日 06:08撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 6:08
6:11ソルベイ小屋。"Take a break and have some foods"といわれたのでザックを下し行動食を頬張っていたら、もうガイドは上に行っていて、すぐに登り再開となる
6:16
2019年08月11日 06:13撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 6:13
6:16
6:21緩い傾斜の地点で行動食、写真など3-4分休む。眼下にツェルマットの町
2019年08月11日 06:18撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 6:18
6:21緩い傾斜の地点で行動食、写真など3-4分休む。眼下にツェルマットの町
山頂が赤く照らされてきた
2019年08月11日 06:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 6:20
山頂が赤く照らされてきた
6:22日の出
2019年08月11日 06:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 6:20
6:22日の出
6:53アイゼン装着。以後、雪岩ミックスルートとなる
2019年08月11日 06:50撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
8/11 6:50
6:53アイゼン装着。以後、雪岩ミックスルートとなる
7:29 "ガイドが先行し、確保されて自分が登る"の繰り返し。アブミが、ガイドの頭上に見える
2019年08月11日 07:26撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 7:26
7:29 "ガイドが先行し、確保されて自分が登る"の繰り返し。アブミが、ガイドの頭上に見える
7:29 「肩」の上から後ろを振り返る。フィックスロープの設置されたミックス斜面を後続パーティが続々と登ってくる
2019年08月11日 07:26撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 7:26
7:29 「肩」の上から後ろを振り返る。フィックスロープの設置されたミックス斜面を後続パーティが続々と登ってくる
7:32 アブミの場所で、追い越していく後続ガイド。このあたりが一番の踏ん張りどころ!ここまでのフィックスロープ帯で握力を温存しておく必要あり(ガイドは何度も"ロープを握れ!"いうのだが)
2019年08月11日 07:28撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 7:28
7:32 アブミの場所で、追い越していく後続ガイド。このあたりが一番の踏ん張りどころ!ここまでのフィックスロープ帯で握力を温存しておく必要あり(ガイドは何度も"ロープを握れ!"いうのだが)
7:52山頂到着!
画面奥に雲がかかっているのがモンブラン
2019年08月11日 07:50撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 7:50
7:52山頂到着!
画面奥に雲がかかっているのがモンブラン
山頂の狭い稜線
2019年08月11日 07:51撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
8/11 7:51
山頂の狭い稜線
ガイド経験16年のクリスティアン。チューリッヒ出身で現在はツェルマット在住。朝のスタートでは2番目の位置だった。私が息を切らすとペースを落としてくれるが、もっと歩けそうと見れば "Climbing !"と喝を入れ、サボらせない
2019年08月11日 07:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 7:54
ガイド経験16年のクリスティアン。チューリッヒ出身で現在はツェルマット在住。朝のスタートでは2番目の位置だった。私が息を切らすとペースを落としてくれるが、もっと歩けそうと見れば "Climbing !"と喝を入れ、サボらせない
8:02 山頂直下の聖ベルナール像
2019年08月11日 07:59撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
8/11 7:59
8:02 山頂直下の聖ベルナール像
左からツィナルロートホルン、ヴァイスホルン。奥にベルナーオーバラントの山々
2019年08月11日 08:01撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 8:01
左からツィナルロートホルン、ヴァイスホルン。奥にベルナーオーバラントの山々
中央にモンテローザ、その右にブライトホルン、クラインマッターホルン
2019年08月11日 08:01撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 8:01
中央にモンテローザ、その右にブライトホルン、クラインマッターホルン
8:06 フィックスロープ帯の上の雪田は、気力的に一番つらいところ
2019年08月11日 08:03撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 8:03
8:06 フィックスロープ帯の上の雪田は、気力的に一番つらいところ
8:13 下りは金属のピンを支点にロワーダウンしてもらうので早い
2019年08月11日 08:11撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 8:11
8:13 下りは金属のピンを支点にロワーダウンしてもらうので早い
金属のピンにロープを巻き付けるだけ
2019年08月11日 08:12撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 8:12
金属のピンにロープを巻き付けるだけ
8:18 雪田もどんどん下ろされる
2019年08月11日 08:15撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 8:15
8:18 雪田もどんどん下ろされる
あっという間に下りてくるガイド
2019年08月11日 08:16撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 8:16
あっという間に下りてくるガイド
8:22フィックスロープ帯はロープを握り、後ろ向きでどんどん下りていくよう指示される。
2019年08月11日 08:22撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 8:22
8:22フィックスロープ帯はロープを握り、後ろ向きでどんどん下りていくよう指示される。
急斜面だったり、登ってくるパーティと交差する場合には、ロワーダウン。速いスピードで降ろされる(アイゼンを履いたまま段差のある壁を蹴った時に、右足を軽く捻挫した)
2019年08月11日 08:24撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 8:24
急斜面だったり、登ってくるパーティと交差する場合には、ロワーダウン。速いスピードで降ろされる(アイゼンを履いたまま段差のある壁を蹴った時に、右足を軽く捻挫した)
ヘルンリ小屋までは、まだ長い
2019年08月11日 08:24撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 8:24
ヘルンリ小屋までは、まだ長い
8:29アイゼンを外してからは、ロワーダウンも快適になった
2019年08月11日 08:26撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 8:26
8:29アイゼンを外してからは、ロワーダウンも快適になった
9:09この時間でも、まだ上を目指すパーティとすれ違う
2019年08月11日 09:06撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 9:06
9:09この時間でも、まだ上を目指すパーティとすれ違う
9:11 ソルベイ小屋の上のフィックスロープの箇所。ここも自分はロワーダウンされた
2019年08月11日 09:08撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 9:08
9:11 ソルベイ小屋の上のフィックスロープの箇所。ここも自分はロワーダウンされた
9:29ソルベイ小屋まで戻ってきた
2019年08月11日 09:26撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 9:26
9:29ソルベイ小屋まで戻ってきた
9:30 ソルベイ小屋まで下りてくるガイド。急傾斜の斜面だが、前向きにスルスル下りてくる
2019年08月11日 09:27撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 9:27
9:30 ソルベイ小屋まで下りてくるガイド。急傾斜の斜面だが、前向きにスルスル下りてくる
2019年08月11日 09:32撮影 by  SO-03K, Sony
1
8/11 9:32
下部モズレープラッツをクライムダウンするガイド
2019年08月11日 09:34撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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8/11 9:34
下部モズレープラッツをクライムダウンするガイド
9:47 このような斜面も、自分はロープいっぱいまでロワーダウンされ、ガイドを待つ
2019年08月11日 09:44撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 9:44
9:47 このような斜面も、自分はロープいっぱいまでロワーダウンされ、ガイドを待つ
2019年08月11日 09:44撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
8/11 9:44
2019年08月11日 09:45撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 9:45
9:55 ヘルンリ小屋がみえていが、延々と岩場の下りが続く。これだけ長く岩場を下ったのは初めて
2019年08月11日 09:52撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
8/11 9:52
9:55 ヘルンリ小屋がみえていが、延々と岩場の下りが続く。これだけ長く岩場を下ったのは初めて
ヘルンリ稜のルート図
岩場のほとんどが、UIAA I級またはII級
3
ヘルンリ稜のルート図
岩場のほとんどが、UIAA I級またはII級
20:25 ツェルマットの和食店「将軍」にて。疲労困憊して相当に食欲減退していたが、ここに来たら美味しく食べられた
2019年08月11日 20:25撮影 by  SO-03K, Sony
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8/11 20:25
20:25 ツェルマットの和食店「将軍」にて。疲労困憊して相当に食欲減退していたが、ここに来たら美味しく食べられた
日程が余ったので、8/13-14シャモニーに寄った。ハーネスをつけロープを担いだ登山者が、普通に街を歩いている!スーパーも自炊登山者で賑わっている。いつか登山目的でまた来てみたい
2019年08月14日 10:31撮影 by  SO-03K, Sony
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8/14 10:31
日程が余ったので、8/13-14シャモニーに寄った。ハーネスをつけロープを担いだ登山者が、普通に街を歩いている!スーパーも自炊登山者で賑わっている。いつか登山目的でまた来てみたい
エギーユデュミディ展望台より。
画面中央がグランドジョラスラス。その左、針のように細いMatterhornを遠望できた
2019年08月14日 07:33撮影 by  SO-03K, Sony
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8/14 7:33
エギーユデュミディ展望台より。
画面中央がグランドジョラスラス。その左、針のように細いMatterhornを遠望できた
Cervin (=Matterhorn)
2019年08月14日 07:45撮影 by  SO-03K, Sony
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8/14 7:45
Cervin (=Matterhorn)

装備

個人装備
バックパック22L キャメルバック2.5L ウール帽子 ヘルメット ハードシェル 化繊綿入りジャケット ウール長袖シャツ(中厚手) 防水オーバーパンツ 化繊タイツ(中厚手) アウター手袋 アイゼン ハーネス

感想

■八ヶ岳でお世話になっているガイドさんからヨーロッパの山の話を聞いているうちに、いつかそのうちに自分も登ってみたいという気持ちになってきていた。
そういうつもりで、今後数年の夏の休日の並びを見てみたら、この2019年が最高にいい配列!こんなに休めるのはもう2024年まで無い。そのときは体力もどうなるかわからない。もうこの年しかないと考え、2019/4/21にZermattersにメールを送ったら、素早い返答があり、5/4には予約金150CHFをカードで支払い、8/10ブライトホルン(テスト登山)、8/12マッターホルンと決定した。メールでは、"Please give us ONE date, we cannot book several days for you" といわれ、このように日程が決まってしまったが、現地のデスクに行ってみたら天候不良による日程変更が当たり前の感じで、8/9到着してすぐにマッターホルンの登頂日を8/12→8/13に変更できた(到着日の天気予報では8/13のほうが天気がよさそうだったので)。日程変更に関しては、数日間ツェルマットに滞在していて、自分がこの日にしたい!と主張すれば、天気の良いどこかで登頂日は確保できるような印象だった(ただし自分から日程変更を希望しない限り、「登頂予定の日は天気が悪い予報ですけどねー。笑」程度のことしか言ってくれない)。

■8/10のブライトホルンのテスト登山は悪天候で中止になってしまったが、8/10 11:30 Zermattersのカウンターに並び相談したところ、ちょうどキャンセルが出たので、テスト登山を省略して8/11のマッターホルン登頂でもOK(ただし登頂途中でガイドの判断で登頂断念になった場合でも返金出来ない)と言われたので、その旨了解したうえでマッターホルン登頂日を8/11に変更した。結果的には8/12-13は天気が悪く、8/11に変更して正解だった。
https://www.zermatters.ch/en/summer/matterhorn
https://www.zermatters.ch/en/summer/general-terms-business

■天気予報は、下記の雨雲予報がとても参考になった。日本の天気と同様に、雨雲がかかると2,3日は天気が悪い日が続くので、ツェルマット滞在期間が数日あるとどこかで天気の良い日が巡ってくるようだった。
https://www.sat24.com/foreloop.aspx?type=1#

■登頂は、事前に日本で聞いていたように、技術というより体力、スピードの問題だった。現地のガイドは「ガイド自身の判断」を重視しており、ソルベイ小屋まで2時間から2時間半以内のタイムを目安に、下山に使える余力も考慮して、登頂を中断して引き返す決断をするとのことだった。

■いわゆる「肩」を越えてからのフィックスロープ帯は、片手でロープを軽く握り、もう片手を岩に置いたりして、出来るだけ下半身で登り、握力の消耗を抑えた(ガイドは"Fixed rope!"と連呼して、しっかり握るように促すのだが)。さらに上のOberes dach (上屋根)の雪田は異様に脚が重く、標高の影響が感じられた。1週前の8/4に富士登山をしたのがいくらかでも足しになったのか、頭痛や手足のしびれ、胃腸症状は全く感じなかった。ソルベイ小屋より下に降りてきてから、その日の夕方まで深い咳と黄色い痰が続いたのは、肺の高所障害だったようだ。発熱や血痰は無く、下山翌日には咳、痰が消失していた。

■これだけ長い時間、岩場を下るのは初めてだったが、体力も消耗していて登りよりも辛く感じた。腕も使って、前向きに素早く岩場を下りられるように訓練が必要と感じた。

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