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Yamareco

記録ID: 198359
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 (富士宮登山口)

2012年06月10日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:35
距離
7.1km
登り
1,385m
下り
1,388m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:30 新五合目
4:50 新六合目
5:10 六合目
5:50 六合五匁
6:50 七合目
7:30 八合目
8:30 九合目
9:15 九合五匁
10:10 浅間大社奥宮(11:00まで休憩)
11:25 剣ヶ峰
12:10 浅間大社奥宮
12:45 九合五匁
13:00 九合目
13:30 八合目
13:55 七合目
14:10 六合五匁
14:30 六合目
14:40 新六合目
15:00 新五合目
天候 晴れ→曇り→雨
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士宮登山口の駐車場に前日0:00過ぎに到着。それなりに車がありましたが駐車は可能でした。
コース状況/
危険箇所等
山開きまで一ヶ月とはいえ、まだまだ残雪が多い。アイゼン、ピッケルは必要かと思います。登山道が残雪で埋もれてしまっている箇所がまだまだあります。迷子注意。
予約できる山小屋
八合目池田館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
富士宮登山口。ご覧のとおりの閉鎖中です。このバリケードを乗り越える、まずはその勇気が試されました。。。
2012年06月10日 04:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
6/10 4:37
富士宮登山口。ご覧のとおりの閉鎖中です。このバリケードを乗り越える、まずはその勇気が試されました。。。
新六合目付近。頂上が見えて、けどなかなか着かないのが富士登山。
2012年06月10日 04:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 4:52
新六合目付近。頂上が見えて、けどなかなか着かないのが富士登山。
見事なブロッケン!影の線がみえます?
2012年06月10日 05:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 5:08
見事なブロッケン!影の線がみえます?
日が昇ってきました。
2012年06月10日 05:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 5:14
日が昇ってきました。
ここから雪渓を登ります。アイゼン装着。
2012年06月10日 05:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 5:33
ここから雪渓を登ります。アイゼン装着。
金色の雲海ですね。
2012年06月10日 05:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 5:48
金色の雲海ですね。
六合五匁。引き続き雪渓登り。
2012年06月10日 05:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 5:48
六合五匁。引き続き雪渓登り。
七合目。ここで軽く休憩。カロリーメイトを食す。
2012年06月10日 06:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 6:49
七合目。ここで軽く休憩。カロリーメイトを食す。
しかし、ひたすらの急登。ちょっと頭痛がし始める。
2012年06月10日 06:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 6:50
しかし、ひたすらの急登。ちょっと頭痛がし始める。
八合目。相変わらず眼下は雲。上は晴天。
2012年06月10日 07:38撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
6/10 7:38
八合目。相変わらず眼下は雲。上は晴天。
鳥居。ここの部分だけは雪がありません。
2012年06月10日 07:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 7:43
鳥居。ここの部分だけは雪がありません。
アイゼンを外して登山道を登るか、そのまま雪渓を登るか迷いましたが、アイゼンを外すのが面倒だったので雪渓を選択。
2012年06月10日 08:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 8:12
アイゼンを外して登山道を登るか、そのまま雪渓を登るか迷いましたが、アイゼンを外すのが面倒だったので雪渓を選択。
スキーヤーもシールを装着して登ってきてます。
2012年06月10日 08:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 8:12
スキーヤーもシールを装着して登ってきてます。
九合目。このあたりから頭痛が酷くなりはじめる。最初は寒さのせいだと思ってジャケットを着る。
2012年06月10日 08:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 8:34
九合目。このあたりから頭痛が酷くなりはじめる。最初は寒さのせいだと思ってジャケットを着る。
体調はどんどん悪くなっていく一方だけど、景色はどんどんよくなっていく一方。
2012年06月10日 09:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 9:21
体調はどんどん悪くなっていく一方だけど、景色はどんどんよくなっていく一方。
九合五匁。スキーヤーも大変そう。でも景色は気持ちよさそう。
2012年06月10日 09:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 9:21
九合五匁。スキーヤーも大変そう。でも景色は気持ちよさそう。
山頂の鳥居がみえる。もう少し。ここらあたりから急に体が重くなり始め、後続にどんどん先を越される。
2012年06月10日 10:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 10:11
山頂の鳥居がみえる。もう少し。ここらあたりから急に体が重くなり始め、後続にどんどん先を越される。
なんとか山頂。カメラ用の笑顔。が頭痛は酷いし、吐き気も。写真を撮ってくれた方に頭痛薬を頂きました。ありがとうございます!
2012年06月10日 10:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 10:21
なんとか山頂。カメラ用の笑顔。が頭痛は酷いし、吐き気も。写真を撮ってくれた方に頭痛薬を頂きました。ありがとうございます!
山頂からの景色。ちょっと休憩。
2012年06月10日 10:24撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 10:24
山頂からの景色。ちょっと休憩。
でも、まだ先があるのです。
2012年06月10日 10:24撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 10:24
でも、まだ先があるのです。
鳥居をくぐって。
2012年06月10日 10:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 10:28
鳥居をくぐって。
浅間大社へ!この鳥居はくぐれんわ。
2012年06月10日 10:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 10:32
浅間大社へ!この鳥居はくぐれんわ。
奥宮はまだ雪の中。
2012年06月10日 10:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 10:33
奥宮はまだ雪の中。
火口です。猛者なスキーヤーは、火口の真下まで滑り降りたそうです。
2012年06月10日 10:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 10:34
火口です。猛者なスキーヤーは、火口の真下まで滑り降りたそうです。
まだ先がある。富士山の天辺であり日本の天辺、剣ヶ峰3776m。体調はかなり酷い。嘔吐しそうになるのを堪える。が、行かねばならぬ。
2012年06月10日 10:35撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 10:35
まだ先がある。富士山の天辺であり日本の天辺、剣ヶ峰3776m。体調はかなり酷い。嘔吐しそうになるのを堪える。が、行かねばならぬ。
もう、これは高山病だと確信したためしばし奥宮で休憩、体調の回復を図る。風は微風。寒い事は寒いが、問題はない。
2012年06月10日 10:35撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 10:35
もう、これは高山病だと確信したためしばし奥宮で休憩、体調の回復を図る。風は微風。寒い事は寒いが、問題はない。
1時間弱ほど休憩し、いざアタック!
2012年06月10日 11:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 11:10
1時間弱ほど休憩し、いざアタック!
なんとか山頂に着けました。
2012年06月10日 11:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 11:36
なんとか山頂に着けました。
日本最高点で記念写真。写真用の笑顔の体力だけはとっておきました。
2012年06月10日 11:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 11:41
日本最高点で記念写真。写真用の笑顔の体力だけはとっておきました。
うーん、一面が雲ってのもいいな。
2012年06月10日 11:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 11:41
うーん、一面が雲ってのもいいな。
どの方位も雲海。富士山って、周りの山からは良く見えるけど、富士山からはあまり見えなかったりするのは、それだけ富士山が大きすぎるから?
2012年06月10日 11:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 11:52
どの方位も雲海。富士山って、周りの山からは良く見えるけど、富士山からはあまり見えなかったりするのは、それだけ富士山が大きすぎるから?
続々と登山者がやってきます。
2012年06月10日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 11:55
続々と登山者がやってきます。
下山開始。下にある雲へ降りていきます。
2012年06月10日 12:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 12:44
下山開始。下にある雲へ降りていきます。
ていうか、ここはどこのゲレンデ??スキー・スノボ率高し。
2012年06月10日 12:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 12:44
ていうか、ここはどこのゲレンデ??スキー・スノボ率高し。
初シリセード中。徐々に慣れてきました。ていうか、ケツが冷たい。。。
2012年06月10日 12:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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6/10 12:48
初シリセード中。徐々に慣れてきました。ていうか、ケツが冷たい。。。
八合目あたりから曇りはじめ、雨交じりとなる。視界は悪く、コースがわからない。他の登山者の声はたまにするがどこにいるのかもわからない。GPSマップと足跡のみが命綱。ちょっと不安でしたが。。。
2012年06月10日 14:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 14:33
八合目あたりから曇りはじめ、雨交じりとなる。視界は悪く、コースがわからない。他の登山者の声はたまにするがどこにいるのかもわからない。GPSマップと足跡のみが命綱。ちょっと不安でしたが。。。
下山。最後はバリケード越えではなくブルドーザー道を伝ってきました。
2012年06月10日 15:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
6/10 15:01
下山。最後はバリケード越えではなくブルドーザー道を伝ってきました。
撮影機器:

感想

 去年、8月に登りました。が、山頂部の天気は荒れて雷鳴も。剣ヶ峰に登頂することなく下山しました。
 今年8月、去年のメンバーでリベンジを行う事が決まりました。

 が、私はどうしても残雪期の富士山に登ってみたかったんです。理由は二つ。人が多くない。そして、観光ではなく登山として挑戦できる。

 前日0:00過ぎに五合目に到着。車で寝て4:30に出発しました。前回は完全な寝不足だった失敗を活かし、今回はちゃんと睡眠を取ることに専念しました。ま、それでも高山病に陥りましたが。

 とてもつらい山行となりました。4時半に出発して登頂したのが11時と言うのは、お世辞にも早いとは言えませんね。休憩時間も多かったのですが、やはり急登路の遅さが際立ってました。日帰り登山をメインとしている以上ここは鍛えないと。

 九合目あたりから高山病を自覚。山頂部でお湯を炊いてカップラーメンを食べるつもりでしたが、吐き気もあって断念。剣ヶ峰登頂後はそのまま下山しました。

 下山中は、何度か滑落しそうになって、改めてピッケルの正しい使い方を確認しました。また、途中からガスってルートファインディングが大変でした。

 つらいことばっか書きましたが、それでも下山するまでは好天に恵まれたこと、頭痛で苦しんでいるときに、同じペースで登ってきていた見知らぬ方が頭痛薬をくれて感謝した事、シリセードを初体験したことなど、思い出に残る事たくさんでした。

 今回は、体調が悪くなったのとペースが遅かったため、お鉢周りが出来ませんでした。前回も出来なかったから、いつかは達成したいですね。そして、スキー。滑って行くの見ていて、すごい羨ましかった。来年はあれに挑戦しよう。

 最後に、今年の残雪期の富士でも何名かの方が命を落とされたようです。中には、前日に同じ埼玉県の男性のご遺体が見つかったとの話を山頂で聞かされました。そのほとんどが軽装だったとのお話です。
 今回も、私は高山病になって体調が悪化した上に、下山中何度か雪渓を滑落しそうになりました。しかも行きの好天とは打って変って下山時はガスってしまいコースもわかりづらい状況となり、自分でも少々不安な山行でだったと今思っています。富士山は、やっぱり3700mもある山なんですね。故人達のご冥福を祈りつつ、明日は我が身とし、自分が初級登山者であることを自覚し、さらなる登山技術の向上を目指して今回の富士登山を〆たいと思います。

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