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記録ID: 1986173
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

長尾谷(桂ヶ谷) 〜六甲アルプス〜地獄谷東尾根〜シュラインロード

2019年08月21日(水) [日帰り]
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rxk00250 その他1人
GPS
--:--
距離
11.1km
登り
564m
下り
545m

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
0:45
合計
5:23
8:50
11
神鉄「有馬口」駅
9:01
9:02
6
山王神社
9:08
9:12
6
合ノ本橋
9:18
9:18
9
東山橋
9:27
9:27
3
神戸市ポンプ場(逢山峡)
9:30
9:33
1
桂ヶ谷 入渓(逢山峡砂防ダム)
9:34
9:37
2
鍋谷の滝・下流の滝
9:39
9:44
4
鍋谷の滝・下段
9:48
9:49
30
鍋谷の滝・上段
10:19
10:20
4
山伏道 分岐
10:24
10:25
9
桂ヶ谷堰堤
10:34
10:36
11
井戸谷 分岐
10:47
10:47
2
行者道 合流
10:49
10:50
3
シュラインロード 分岐
10:53
10:56
1
石鳥居
10:57
10:58
4
九体仏
11:02
11:02
1
カーブNO37
11:03
11:03
63
「六甲アルプス」取り付き
12:06
12:18
16
大池地獄谷東尾根 合流
12:34
12:35
2
切株のある空地(大池地獄谷東尾根)
12:37
12:37
6
シュラインロード 合流
12:43
12:44
4
行者堂(シュラインロード)
12:48
12:49
19
726mピークの四等三角点
13:08
13:12
25
石鳥居
13:37
13:37
5
猪ノ鼻滝(逢山峡)
13:42
13:42
9
神戸市ポンプ場(逢山峡)
13:51
13:51
22
東山橋
14:13
神鉄「唐櫃台」駅
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)神戸市営地下鉄・北神急行・神戸電鉄を乗り継いで「有馬口」駅まで
(帰り)神鉄「唐櫃台」駅から神戸電鉄にて「新開地」駅へ
コース状況/
危険箇所等
「桂ヶ谷」について
(1) 三段からなる「鍋谷の滝」のそれぞれの滝壺、及びその下流の複数の滝の正面へと降りて近づく場合は、斜面の上り下りが滑りやすく、また周囲の多数の岩もかなり滑りやすいので危険。特に雨後で濡れている場合には注意。
(2)「桂ヶ谷」では4回程度渡渉するが、水量の多い日には足場となる岩が冠水していたりするので、足の置き場をどこにするかは慎重に見極める必要あり。場所によってはずぶ濡れになってしまうのを覚悟する必要もありそう。
(3)「桂ヶ谷堰堤」越えの巻き道は、堰堤上部直前の箇所は崩壊しかかっている。足の置き場も狭く僅かでかなり急で、頼みのロープがなくなっているところもあるので滑落に注意。


「六甲アルプス」について
(5)「六甲アルプス」への登り始めはかなりの急登で滑りやすい。また薄い踏み跡が複数目につくので非常に迷いやすくなってしまっている点に変化はなし。完全に尾根にのるまでのここの区間で進路に迷う可能性が一番高いので、方角を誤らないようくれぐれも慎重に進む。
(6)「六甲アルプス」の核心部分である岩場の連続する区間は、花崗岩でもあり全般にかなり脆い岩盤なので、踏むだけで崩れる箇所もある。ここで最近の台風や豪雨による影響で、さらなる崩壊・崩落の可能性も大きいので要注意。
(7) 岩場には越えられない絶壁もあるので、巻き道を探すなどのルート判断が必要。越えられそうにない岩場の無理な登り下りは極めて危険なので絶対に避ける。


「大池地獄谷東尾根」について
(8)「六甲アルプス」終端から「大池地獄谷東尾根」へ合流するが、そこから「シュラインロード」へと向かう上り道は、この時期は笹の丈が高く伸びている区間がある。マダニを防ぐため服装を。
「逢山峡」ダムのそばにある神戸市水道局ポンプ場の施設の横から草むらを下って入渓する
2019年08月21日 09:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/21 9:28
「逢山峡」ダムのそばにある神戸市水道局ポンプ場の施設の横から草むらを下って入渓する
最初の渡渉ポイントだが、この時点で水量が多めなのを感じる。この日はこの位置から向こう岸へ渡った
2019年08月21日 09:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/21 9:30
最初の渡渉ポイントだが、この時点で水量が多めなのを感じる。この日はこの位置から向こう岸へ渡った
渡渉してすぐには登らずに、まずは「鍋谷の滝」下流域の滝を鑑賞。ここから元の沢に一旦戻る際に、斜めになった大岩の上で派手に転倒してしまった・・・
2019年08月21日 09:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 9:34
渡渉してすぐには登らずに、まずは「鍋谷の滝」下流域の滝を鑑賞。ここから元の沢に一旦戻る際に、斜めになった大岩の上で派手に転倒してしまった・・・
「逢山峡砂防ダム」から轟音立てて流れ落ちる水の量が半端ない。前途多難な雰囲気も
2019年08月21日 09:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 9:36
「逢山峡砂防ダム」から轟音立てて流れ落ちる水の量が半端ない。前途多難な雰囲気も
「鍋谷の滝」を見に行く。まずは下段の滝の少し下流へ。ここでも水量と流れの勢いがすごい
2019年08月21日 09:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 9:40
「鍋谷の滝」を見に行く。まずは下段の滝の少し下流へ。ここでも水量と流れの勢いがすごい
三段からなる「鍋谷の滝」はやはり見事
2019年08月21日 09:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 9:41
三段からなる「鍋谷の滝」はやはり見事
沢沿いにうっそうとした林の中を歩き、次の名所である三つの流れの滝のところまで来た。ここが次の渡渉ポイントだが、水量が多くてどこから渡ろうかしばし思案
2019年08月21日 09:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 9:59
沢沿いにうっそうとした林の中を歩き、次の名所である三つの流れの滝のところまで来た。ここが次の渡渉ポイントだが、水量が多くてどこから渡ろうかしばし思案
三つの流れの滝はこの谷でも屈指の美しさ
2019年08月21日 10:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:03
三つの流れの滝はこの谷でも屈指の美しさ
その三つの流れの滝のすぐ上流にあるのが最大の難所である渡渉ポイントだが、水量と勢いがすごくて改めてびっくり
2019年08月21日 10:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:06
その三つの流れの滝のすぐ上流にあるのが最大の難所である渡渉ポイントだが、水量と勢いがすごくて改めてびっくり
やや上流のここが普段なら比較的楽に渡れる場所なのだが、この日は水没していて相当難儀。今回はどぼどぼに濡れるのを覚悟して強行突破した
2019年08月21日 10:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:07
やや上流のここが普段なら比較的楽に渡れる場所なのだが、この日は水没していて相当難儀。今回はどぼどぼに濡れるのを覚悟して強行突破した
濡れながらも何とか転ばずに渡り終えてから振り返ってみるとこんな様子。何度か訪れているが、ここまで水が多かったのは初めての体験
2019年08月21日 10:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:10
濡れながらも何とか転ばずに渡り終えてから振り返ってみるとこんな様子。何度か訪れているが、ここまで水が多かったのは初めての体験
次の渡渉ポイントが負けず劣らずの難所と化していた。足場となる場所が水没して、足を乗せにくい大岩だけが頭を出している状態。大股を開きながら慎重に斜めになった苔の岩に乗って向こう岸へ
2019年08月21日 10:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:13
次の渡渉ポイントが負けず劣らずの難所と化していた。足場となる場所が水没して、足を乗せにくい大岩だけが頭を出している状態。大股を開きながら慎重に斜めになった苔の岩に乗って向こう岸へ
何とか無事に渡り終えてから振り返るとこんな様子。なかなか厳しいよね
2019年08月21日 10:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:17
何とか無事に渡り終えてから振り返るとこんな様子。なかなか厳しいよね
沢沿いに変わった形の葉を見つけた。馬蹄形をしている
2019年08月21日 10:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:18
沢沿いに変わった形の葉を見つけた。馬蹄形をしている
「古寺山」の「山伏道」の分岐地点を通過して左へ
2019年08月21日 10:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:19
「古寺山」の「山伏道」の分岐地点を通過して左へ
「井戸谷」の分岐地点を通過してさらに左へ
2019年08月21日 10:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:34
「井戸谷」の分岐地点を通過してさらに左へ
頑丈そうに見える三本組みの丸太橋。濡れていると滑るので要注意
2019年08月21日 10:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:40
頑丈そうに見える三本組みの丸太橋。濡れていると滑るので要注意
「シュラインロード」方面へ向かって歩くが、笹の繁茂がすごくなっていた。足元が見えづらい
2019年08月21日 10:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:42
「シュラインロード」方面へ向かって歩くが、笹の繁茂がすごくなっていた。足元が見えづらい
石鳥居のところでひと休みして水分補給
2019年08月21日 10:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 10:52
石鳥居のところでひと休みして水分補給
車道を歩いて下ってカーブNO37のところへ
2019年08月21日 11:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:02
車道を歩いて下ってカーブNO37のところへ
ガードレールの切れ目のここから山中へ。「六甲アルプス」へ向かう
2019年08月21日 11:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:02
ガードレールの切れ目のここから山中へ。「六甲アルプス」へ向かう
急斜面を登り始めるとすぐにこの岩(赤10番)が目に入るので、ここで左の踏み後へ
2019年08月21日 11:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:05
急斜面を登り始めるとすぐにこの岩(赤10番)が目に入るので、ここで左の踏み後へ
緩やかに下るので少々不安になるが大丈夫。この石段のところから本格的な急登が始まる
2019年08月21日 11:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:08
緩やかに下るので少々不安になるが大丈夫。この石段のところから本格的な急登が始まる
九十九折りの急登をこなすとようやく尾根に乗れる。この大きな倒木の根元のところから右下へ巻き道を進むこと
2019年08月21日 11:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:26
九十九折りの急登をこなすとようやく尾根に乗れる。この大きな倒木の根元のところから右下へ巻き道を進むこと
「六甲アルプス」は岩の上に乗ると眺望が楽しめる
2019年08月21日 11:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:34
「六甲アルプス」は岩の上に乗ると眺望が楽しめる
尖った巨岩群が目を引く
2019年08月21日 11:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:40
尖った巨岩群が目を引く
積み重なった巨岩群も超えていく
2019年08月21日 11:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:47
積み重なった巨岩群も超えていく
尾根のルート上から大池方面の景観が見事。狭いうえに足元がザレているので注意しながら楽しむ
2019年08月21日 11:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:47
尾根のルート上から大池方面の景観が見事。狭いうえに足元がザレているので注意しながら楽しむ
ところどころで振り返って、北方向の眺望を楽しもう
2019年08月21日 11:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:48
ところどころで振り返って、北方向の眺望を楽しもう
「六甲アルプス」もこのあたりが佳境。ここでは左奥へ進んでロープ場の崖を下るのが正規ルート。怖くて下れない人は大きく右下へ巻くことも可能なようだ
2019年08月21日 11:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:50
「六甲アルプス」もこのあたりが佳境。ここでは左奥へ進んでロープ場の崖を下るのが正規ルート。怖くて下れない人は大きく右下へ巻くことも可能なようだ
ここからロープ場の崖を下るのだが、ロープはしっかりしているので、横向きまたは後向きに慎重に足場を確保しながら降りれば大丈夫
2019年08月21日 11:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:51
ここからロープ場の崖を下るのだが、ロープはしっかりしているので、横向きまたは後向きに慎重に足場を確保しながら降りれば大丈夫
崖を下りきって振り返るとこんな感じ。こういうところを下ったり登ったりするのが「六甲アルプス」の楽しみ
2019年08月21日 11:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:55
崖を下りきって振り返るとこんな感じ。こういうところを下ったり登ったりするのが「六甲アルプス」の楽しみ
ここが最後の花崗岩の岩場。ここはいつも日の光が当たって美しい
2019年08月21日 11:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 11:56
ここが最後の花崗岩の岩場。ここはいつも日の光が当たって美しい
ほどなく「大池地獄谷東尾根」に合流。お腹が空いたのでシャリバテにならぬよう、ここでおにぎり休憩にした
2019年08月21日 12:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:06
ほどなく「大池地獄谷東尾根」に合流。お腹が空いたのでシャリバテにならぬよう、ここでおにぎり休憩にした
「大池地獄谷東尾根」の最後の上りをひと踏ん張りして「シュラインロード」に合流
2019年08月21日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:36
「大池地獄谷東尾根」の最後の上りをひと踏ん張りして「シュラインロード」に合流
「シュラインロード」を下り「行者堂」のすぐ下あたりに、分岐の踏み跡と赤テープの目印があった。「三角点」と書いてある
2019年08月21日 12:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:47
「シュラインロード」を下り「行者堂」のすぐ下あたりに、分岐の踏み跡と赤テープの目印があった。「三角点」と書いてある
笹に覆われた細い踏み跡を登ると、すぐに小さなピークに着く
2019年08月21日 12:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:48
笹に覆われた細い踏み跡を登ると、すぐに小さなピークに着く
736mの四等三角点があった。けっこう立派なものだ
2019年08月21日 12:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:48
736mの四等三角点があった。けっこう立派なものだ
三角点を拝んだら元の道に戻る。分岐点を振り返ってみるとこんな風景
2019年08月21日 12:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 12:50
三角点を拝んだら元の道に戻る。分岐点を振り返ってみるとこんな風景
「シュラインロード」から石鳥居を経て「逢山峡」へ。ぶどうのような木の実を付けた木があった
2019年08月21日 13:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 13:19
「シュラインロード」から石鳥居を経て「逢山峡」へ。ぶどうのような木の実を付けた木があった
奇跡の一本松のようだ
2019年08月21日 13:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 13:22
奇跡の一本松のようだ
薄い紫がかったピンク色の百合のような花を見つけた
2019年08月21日 13:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 13:42
薄い紫がかったピンク色の百合のような花を見つけた
その同じ種類で白い花もあった。夏らしい花だなあ
2019年08月21日 13:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 13:42
その同じ種類で白い花もあった。夏らしい花だなあ
唐櫃台駅へと向かう途中で変わった花を見つけた。この後「からとの湯」でリフレッシュしてから帰宅した
2019年08月21日 14:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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8/21 14:09
唐櫃台駅へと向かう途中で変わった花を見つけた。この後「からとの湯」でリフレッシュしてから帰宅した

装備

個人装備
通常のハイキング靴のみ

感想

今回は同行者にとって初めてとなる「鍋谷の滝〜長尾谷(桂ヶ谷)」と「六甲アルプス」の組み合わせを歩くことにした。つい最近(=2019年6月5日)に単独行で歩いたルートとまったく同じだ。

台風10号通過の直後、さらに週初めの雨の直後ということもあって、天候が心配だったっが、当日は運よく晴れに近い曇りに恵まれた。
とはいうものの、実際にこのルートを歩いてみると、雨直後の影響で草木も道も濡れていて、足元の岩や落ち葉なども濡れたままだった。岩や石が滑りやすくなるのでちょっと嫌だったが、不安的中というか案の定というか、「鍋滝の滝」の下流の滝のところで見事に後ろ向きに滑って転倒してしまった。体が一瞬宙に浮くかのように飛んだ感覚。擦り傷のような怪我は一切しなかったものの、反射的に頭と腕を守ろうとしたためだろうか、身体のあちこちの筋を痛めてしまったみたい。首筋、肩外側、太もも付け根などの筋がおかしい。そのうえ左手薬指の付け根に強い痛みを感じ、骨にひび?といった結果に。今もまだすごく痛い。まるでグレートトラバース3の田中陽希クンのようだ。気をつけなきゃ。

然しながら、もっと難儀したのは「長尾谷(桂ヶ谷)」の沢がかなり増水していたこと。普段なあそれほど困らずに渡渉できた地点も、水量が多いために足の置き場となる岩を探すのに苦労した。3筋で流れ落ちる滝の上流の渡渉箇所では、完全に足首まで水に浸かってしまって、靴も靴下もずぶ濡れ、どぼどぼになってしまった。(後から考えるともう少し上流へ回り込めばそこまで濡れずに済んだのだが)
地面を踏むごとにぐじゅぐじゅと靴から水が泡で染み出す状態のまま、以降の山行を継続せざるを得なかったので少々涙目。

「六甲アルプス」は徐々に崩壊が進んできているような感じがある。実際にはそれほどではないのかもしれないが、印象としては少しずつじわじわと崩落しつつある。気のせいかな。前回の単独行の時に取り付きから尾根に乗るまでで少し迷ったが、今回は学習よろしく一切迷わず尾根にまで乗れた。案内する身としてはほっとひと安心。案内するほうが迷ってたら同行者に不安を与えるもんね。

帰りは「からとの湯」で汗を流したいので、お決まりだが「シュラインロード〜逢山峡」を経て唐櫃台へ。湯上りにソフトクリームを頂いてから神鉄・北神急行・神戸市地下鉄を乗り継いで三宮まで帰宅した。


2017年6月16日の<長尾谷(桂ヶ谷)〜六甲アルプス>歩きの記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1172405.html
2017年7月8日の<長尾谷(桂ヶ谷)>歩きの記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1191946.html
2018年6月4日の<六甲アルプス>歩きの記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1489368.html
2019年6月5日の<長尾谷(桂ヶ谷)〜六甲アルプス>歩きの記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1882875.html

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技術レベル
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