記録ID: 1988747
全員に公開
ハイキング
道東・知床
「噴気口の轟音響く」雄大な火口を持つ雌阿寒岳へ
2019年08月24日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 790m
- 下り
- 796m
コースタイム
駐車場5:45→三合目6:20→四合目6:35→六合目7:05→七合目7:10→八合目7:20→九合目7:35→7:45雌阿寒岳山頂8:10→駐車場9:25 【歩行時間:3時間15分】
天候 | ☀晴れ時々☁曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料の駐車場で、約80台の駐車が可能です。綺麗なトイレ棟あり。周辺にコンビニ・売店はありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山口→山頂 登山口は、公共駐車場から野中温泉本館前を通過して、来た道を少し戻った所にあります。登山ポストあり。 暫くはエゾマツの樹林帯につけられた、やや勾配のある土道を登っていきます。 きつい勾配は間もなく終わり、3合目からはハイマツ帯となり、周辺の景色を見下ろせるようになります。 火砕流跡の谷を通過すると、ハイマツの中を歩きつつ、時折、眺望のある岩場に差し掛かりながらの歩行となります。6合目辺りからは灌木が目立つようになり、7合目から先はいよいよ森林限界を越えて、岩場・ザレ場の登りとなります。稜線には9合目の標識が見えてきますので、当面の目標になるでしょう。 9合目からは火口の縁を歩きます。雄大な火口の中には、ゴーゴーと噴気を上げる噴気孔や、赤沼を望むことができます。登山道は火口縁のギリギリに設けられており、写真撮影のために規制ロープを越えて縁に近づくと、誤って滑落したら絶対に助からないだろうと思われる危険を感じます。 山頂からは、雌阿寒岳の火口や、阿寒富士、雄阿寒岳を始め、晴れていれば斜里岳や知床連山を見ることができます。 ●全体的に 歩行距離は長くなく、難しい箇所はほとんどありません。眺望は雄大で、晴れていれば気分のよい登山を楽しむことができます。 時間が許せば、阿寒富士に立ち寄り、オンネトー側に下るのも楽しそう。オンネトーから雌阿寒温泉へは約2kmの距離です。 水場・トイレは登山口のみ。私のau携帯は、周囲電波が入っていました。 |
その他周辺情報 | ●雌阿寒温泉とオンネトー 雌阿寒温泉は釧路市の北西方面に位置する足寄町の温泉地で、標高約720mの山奥にある秘湯です。周囲には硫黄の臭いが立ち込め、白濁した湯に浸かることができます。 オンネトーは、雌阿寒岳の噴火で堰き止められた湖。水の色が季節や場所、風向、天候によりコバルトブルーやエメラルドグリーンに見えるので「五色沼」とも呼ばれ、北海道内で最も水の色が美しいと言われています。 雌阿寒温泉からは約2kmの距離にあります。 https://good-hokkaido.info/meakan-onsen/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
道東旅行の〆にと向かった雌阿寒岳。ずっと天候に恵まれなかった今回の旅行ですが、唯一、「☀晴れ」予報が出たので期待をしていました。
ところが斜里町から足寄町へ向かう途中、山には雲がかかり、所々で小雨が降っています。空気中には水蒸気が多く、早朝登山では雲がとれきっていないかもしれないと思ったところです。
雌阿寒温泉に着くと、雌阿寒岳は雲の中。案の定、これは期待できまいと登り始めたところ、日の出とともに霧がとれて、4合目あたりからは山の姿を見ながらの楽しい登山ができました。
山頂からの景色は雄大。とはいえ、遠くの景色は厚い雲海に隠されて見えなかったのですが、火口、阿寒富士、雄阿寒岳を眺めることはできました。
活火山の怖さはあるものの、これなら登山会で訪れ、オンネトーに下るのが楽しそうだな、と思いました。いつか、実現できる日が来ると良いのですが。
道東の「花の百名山」を巡る旅。アポイ岳、羅臼岳、斜里岳に雌阿寒岳。印象深い山旅となりました。では、東京へと戻りたいと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:422人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する