鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)



- GPS
- 16:58
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,705m
- 下り
- 2,694m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 9:41
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:07
05:45 御座石温泉 - 06:30 西ノ平 07:50 - 08:33 燕頭山 08:50 - 10:42 鳳凰小屋 11:30 - 12:24 地蔵岳 13:29 - 14:50 鳳凰小屋分岐 - 15:26 鳳凰小屋(1泊)※燕頭山コース
06:08 鳳凰小屋 - 06:38 地蔵岳 - 06:49 赤抜沢ノ頭 06:58 - 08:13 観音岳 08:40 - 09:07 薬師岳 09:19 - 11:05 林道出合 11:31 - 12:00 中道ルート登山口 - 12:29 青木鉱泉 12:36 - 13:15 御座石温泉 ※中道コース
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
山行から一週間経ってしまい、記憶が曖昧ですが、、、
1日目:Mさんの車で早朝3:00に相模原を出発し、双葉SAにより朝食を食べる計画のはずが、なんとTVショッピング、確か「タマゴ+グルコサミン」的なやつに心奪われているうちに通過。代わりに須玉IC側のコンビニで朝食をゲットしました。御座石温泉(鉱泉)までは一部ダートもありますが、舗装された道で、順調に5:30頃到着できました。まだ駐車場の車も少なく、5台くらいでした。5:45いよいよ出発!分かってはいますが、いきなりの急登です。林の中を喘ぎ登っていくと、大規模な工事のふちに出ます。そして斜度が緩み、進んでいくと平らな駐車場のような広場(西ノ平でしょうか)に下ります。一呼吸して、歩き出すと再び急登です、高度が上がり景色も良くなり、崩壊地から下の方に青木鉱泉が見えます。更に登っていくと石の祠が目に入り、石柱が2本立っている旭岳を通過、再び崩壊地が現れ注意深く登っていくと、そのうち斜度が緩み笹原が見え、燕頭山に到着します。ベンチがあったので、暫く休憩し歩き出しますが、斜度が緩いように見えて、結構あるのかな?地味に応えます。それでも甲斐駒やオベリスクが目に飛び込んでくると、テンションも上がりました。また崩壊地があり注意が必要でしたが、「北アルプス展望地」や「槍展望台」の看板があり、雲がなければ、北アルプスが展望できるのでしょう。登山道がほぼ水平になると、呼吸も楽になり、オベリスクが近づいてきます。そんなこんなで鳳凰小屋へ到着。宿泊の手続きなどをして、50分ほど休み、天気も良いのでオベリスクへ向かうことにしました。小屋の先もいきなり急登、我慢して登っていくと左の方が明るくなり、白い砂が木の間から見えてきます。見た目とは裏腹にそこに広がっていたのは、だんだん斜度がきつくなるザレ場の蟻地獄、何度も心が折れそうになりました。それでも岩の上で写真を撮ったりして気持ちを誤魔化しながら、登っていくと、オベリスクの袂に着きました。何体かお地蔵さんが祀られています。オベリスクに少し近づいてから戻ってくると、お地蔵様の側には素敵な木陰があり、腰を下ろしてオベリスクや景色を眺め、コーヒーを飲んでまったりしました。1時間余り過ごしたでしょうか、重い腰を上げ、まだ時間に余裕もあるので、先に進んで小屋への分岐から下りることにしました。赤抜沢ノ頭からの眺めも素晴らしいですね。そこからの道はアップダウンが続き、結構身体に応えましたが、絶景が背中を押してくれたようでした。そして小屋へ下山、この道も急な下りが続いており、小屋が見えた時には、足の下の方に見えました。小屋のテラスで夕食までビールを飲み、明日に備えて夕食ではカレーライスを3杯頂きました。ご馳走様でした。食後もMさんと話をしてテラスで過ごし、19:30過ぎに就寝しました。
2日目:朝食を済ませ、小屋の入口で記念撮影。そして小屋のまわりに咲く花をいくつかカメラに収め、再び地蔵岳を目指します。昨夜のカレー3杯が効いてます、後から速い方が来られるので、もう少し近づいたら譲ろうと思いながら、こちらも頑張ってしまい、一気に蟻地獄を登りきりました。今日はオベリスクの側まで行かず、賽の河原の沢山のお地蔵様にご挨拶だけして、先へ進みました。赤抜沢ノ頭から眺めるオベリスク、光線の関係で今日はブラック、黒オベです。昨日大変だったアップダウンは一夜明けても同じ、頑張り続けます。それでも今日も甲斐駒、仙丈ヶ岳や北岳がくっきり目の前に広がり、鳳凰山が近づくと富士山まで目に飛び込んできて、気持ちよく稜線歩きができました。また、今まで歩いてきた稜線を振り返ると、よくここまで歩いてきたなと言う感じでした、そして蟻地獄は遠くから見ると、かなり急斜面でした。遂に鳳凰山(観音岳)に到着、薬師岳がすぐそこに見え、360°の景観を楽しみ、ふと足下を見ると、岩の間に小さな花が咲いています。薬師岳に向けて出発します。薬師岳まではキツいところがないので、景色を楽しみながらゆっくり歩けました。ただ、甲斐駒ヶ岳はもう見れません。薬師岳の山頂からは、更に素晴らしい北岳や富士山を見ることができました。これまでも十分楽しみましたが、この山行で最後の眺めになるので、しばし惜しみながら眺め、別れを告げます。足下に薬師岳小屋が見え、呼ばれているようでしたが、青木鉱泉へ下ります。これから下る標高差を暗算してみたら、約1,700m、、、どうなっちゃうんだろう。始めは余裕があり、速いペースで下り、大きな石が見え、御座石の所で水分補給、更に下ると斜度が緩み笹原が広がりました。斜度が急になると、足下が滑ります。神経も使い、「もう休みたいっ!」。でも、なかなか好適地が現れません、遂に広場(林道出合)で腰を下ろし長めの休憩を取りました。まるで兎と亀のウサギです、今まで抜いてきた方々に、休んでいる間にどんどん抜いて行かれました。こちらもマイペースと言うことで、しょうがないですね。そこからも急坂ですが、暫くすると壊れた小屋が見え、中道ルート登山口に着き、ここからは林道歩きで青木鉱泉へ向かいます。途中、近道(増水時は通れないようです、実際そんな感じでした)の案内があり、川を渡って青木鉱泉へワープしました。青木鉱泉は趣のある感じで、心太だか葛きりを食べようと思いましたが、今は蕎麦だけだそうです。まだ、御座石温泉まで歩かなければいけないので、ここのお風呂へ入るわけにはいきません。駐車場の方へ進むとバス停があり、確かバス停の裏から青木鉱泉へ抜ける道があると書いてあったブログがあったので、探します。駐車場の奥に赤ペンキが有り、その先に看板、そこからはリボンや赤ペンキの印が導いてくれます。しかし、標高差100m以上の上り、分かってはいましたが、ゴメンナサイ、「山なめてました」。意地でペースを落とさずに登りきり、しばし森の中のなだらかな斜面を歩いて行きますが、暗くなると少し難しいコースかな、と思いました。すると、斜面がキツくなり、尾根も終わりを迎えます。足の下の方に車が見えてきます、「えっ?ここ下りるの?」と言うぐらい急な斜面を注意深く下ります。丸いプラスチックの土管を渡ると、そこは御座石温泉(鉱泉)でした。今回の山行は小っちゃい秋もいくつか見つけることができました。また、北アルプスに続き、天気の良い最高の山行になりました。おつかれさまでした!
帰りは、武田之郷 白山温泉でお風呂を、境川PAでモツ煮定食をいただき、渋滞の中央道を都留ICまで進み、秋山、宮ヶ瀬、内陸工業団地を走って相模原へ送っていただきました。Mさん、いつも助かります、ありがとうございました。また、行こうね。
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