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Yamareco

記録ID: 1993224
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)

2019年08月24日(土) 〜 2019年08月25日(日)
 - 拍手
ぷーすか その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
16:58
距離
21.1km
登り
2,705m
下り
2,694m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:17
休憩
2:24
合計
9:41
距離 9.2km 登り 1,904m 下り 592m
5:45
136
8:01
8:04
29
8:33
8:50
112
10:42
11:30
54
12:24
13:29
30
13:59
14:07
40
14:47
14:50
36
15:26
2日目
山行
5:44
休憩
1:23
合計
7:07
距離 12.0km 登り 801m 下り 2,132m
6:08
30
鳳凰小屋
6:38
11
地蔵ヶ岳
6:49
6:58
39
7:37
7:39
34
8:13
8:40
27
9:07
9:19
30
9:49
76
11:05
11:31
29
12:29
12:36
39
13:15
御座石鉱泉
スタート(0.00km) 05:45 - ゴール(20.65km) 13:15
05:45 御座石温泉 - 06:30 西ノ平 07:50 - 08:33 燕頭山 08:50 - 10:42 鳳凰小屋 11:30 - 12:24 地蔵岳 13:29 - 14:50 鳳凰小屋分岐 - 15:26 鳳凰小屋(1泊)※燕頭山コース
06:08 鳳凰小屋 - 06:38 地蔵岳 - 06:49 赤抜沢ノ頭 06:58 - 08:13 観音岳 08:40 - 09:07 薬師岳 09:19 - 11:05 林道出合 11:31 - 12:00 中道ルート登山口 - 12:29 青木鉱泉 12:36 - 13:15 御座石温泉 ※中道コース
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊勢原・相模大野3:00=(自家用車)=5:30御座石温泉
御座石温泉からいきなり急登ですが、
2019年08月24日 06:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 6:02
御座石温泉からいきなり急登ですが、
小っちゃい秋見〜つけた①っ、きのこ〜!(勉強不足につき名前分かりません)
2019年08月24日 06:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 6:08
小っちゃい秋見〜つけた①っ、きのこ〜!(勉強不足につき名前分かりません)
大規模な工事した所の脇を登り、
2019年08月24日 06:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 6:21
大規模な工事した所の脇を登り、
緩やかになると、こんな広場があって、西ノ平かな?
2019年08月24日 06:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 6:31
緩やかになると、こんな広場があって、西ノ平かな?
再び急坂、
2019年08月24日 06:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 6:58
再び急坂、
崩壊地から青木鉱泉を眺め、
2019年08月24日 07:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 7:52
崩壊地から青木鉱泉を眺め、
旭岳。
2019年08月24日 08:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 8:00
旭岳。
崩壊地の脇を通り、
2019年08月24日 08:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 8:03
崩壊地の脇を通り、
また斜度が緩み笹原が広がると、燕頭山。
2019年08月24日 08:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 8:32
また斜度が緩み笹原が広がると、燕頭山。
斜度が緩くなったはずだが、地味に効きます。でも、甲斐駒と地蔵岳のオベリスクが、目に飛び込んできて、テンションが上がり、
2019年08月24日 08:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 8:56
斜度が緩くなったはずだが、地味に効きます。でも、甲斐駒と地蔵岳のオベリスクが、目に飛び込んできて、テンションが上がり、
北アルプスも見えるのかな?今日は、雲の向こうで残念ですが、
2019年08月24日 09:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 9:28
北アルプスも見えるのかな?今日は、雲の向こうで残念ですが、
こんな道になってくると、楽になり、
2019年08月24日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 10:13
こんな道になってくると、楽になり、
鳳凰小屋に到着。
2019年08月24日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 10:41
鳳凰小屋に到着。
鳳凰小屋からは再び急登で、更に、、、
2019年08月24日 11:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 11:39
鳳凰小屋からは再び急登で、更に、、、
蟻地獄なザレ場が続き、心が何度も折れます。
2019年08月24日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 11:59
蟻地獄なザレ場が続き、心が何度も折れます。
オベリスク近くのお地蔵様の所には木陰があって、とても気持ちいぃ。オベリスクを眺めて、まったりしました。
2019年08月24日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 12:24
オベリスク近くのお地蔵様の所には木陰があって、とても気持ちいぃ。オベリスクを眺めて、まったりしました。
木陰からの、、、オベリスク!
2019年08月24日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 13:01
木陰からの、、、オベリスク!
甲斐駒ヶ岳がかっけー!
2019年08月24日 13:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 13:34
甲斐駒ヶ岳がかっけー!
賽の河原のお地蔵様とオベ、
2019年08月24日 13:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 13:51
賽の河原のお地蔵様とオベ、
赤抜沢ノ頭からのオベ、
2019年08月24日 14:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:02
赤抜沢ノ頭からのオベ、
小っちゃい秋見〜つけた②っ、
2019年08月24日 14:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:10
小っちゃい秋見〜つけた②っ、
明日登る観音岳はまだ遠い、
2019年08月24日 14:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:26
明日登る観音岳はまだ遠い、
盆栽的な趣のある松とオベ、
2019年08月24日 14:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:40
盆栽的な趣のある松とオベ、
我慢が続きますが、
2019年08月24日 14:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:43
我慢が続きますが、
今日はここまで。ここから小屋へ戻ります。
2019年08月24日 14:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:47
今日はここまで。ここから小屋へ戻ります。
急な道を下っていくと、
2019年08月24日 15:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 15:10
急な道を下っていくと、
足下に小屋が見えてきて、
2019年08月24日 15:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 15:22
足下に小屋が見えてきて、
はい、到着。小屋のまわりにもお花が、
2019年08月24日 15:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 15:24
はい、到着。小屋のまわりにもお花が、
いろ、
2019年08月25日 05:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 5:48
いろ、
いろ、
2019年08月25日 05:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 5:49
いろ、
お世話になりました!アウトドアな感じの山小屋でした。
2019年08月25日 05:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 5:55
お世話になりました!アウトドアな感じの山小屋でした。
ここを抜けて、昨日に続き蟻地獄へ突入!
2019年08月25日 06:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 6:24
ここを抜けて、昨日に続き蟻地獄へ突入!
朝なので一気にのぼり、赤抜沢ノ頭からのオベ、再び。日差しの関係で今日は黒オベ。
2019年08月25日 06:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 6:51
朝なので一気にのぼり、赤抜沢ノ頭からのオベ、再び。日差しの関係で今日は黒オベ。
反対方向は北岳、間ノ岳、等々、
2019年08月25日 06:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 6:53
反対方向は北岳、間ノ岳、等々、
しばし眺めてみます。
2019年08月25日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 7:03
しばし眺めてみます。
振り返ると、オベリスクの向こうに、八ヶ岳が、
2019年08月25日 07:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 7:44
振り返ると、オベリスクの向こうに、八ヶ岳が、
前方には観音岳が近づいて、
2019年08月25日 08:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:01
前方には観音岳が近づいて、
鳳凰山(観音岳)到着。薬師岳方面に目をやると、をぉ!富士山ですな、
2019年08月25日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:20
鳳凰山(観音岳)到着。薬師岳方面に目をやると、をぉ!富士山ですな、
足下には、かわいいお花が、
2019年08月25日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:31
足下には、かわいいお花が、
歩いてきた稜線の先には、甲斐駒ヶ岳が見えました。
2019年08月25日 08:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:36
歩いてきた稜線の先には、甲斐駒ヶ岳が見えました。
稜線からは相変わらず、北岳やら、
2019年08月25日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:52
稜線からは相変わらず、北岳やら、
仙丈ヶ岳やらが見え、
2019年08月25日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:52
仙丈ヶ岳やらが見え、
だんだん薬師岳が迫り、
2019年08月25日 08:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 8:56
だんだん薬師岳が迫り、
到着。ここからの眺めは最高!
2019年08月25日 09:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:08
到着。ここからの眺めは最高!
空も青い、
2019年08月25日 09:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:08
空も青い、
富士山もいい感じで、
2019年08月25日 09:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:10
富士山もいい感じで、
気分も上がりました。
2019年08月25日 09:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:11
気分も上がりました。
薬師岳小屋から、「こっちゃ来い」と呼ばれている気がしましたが、
2019年08月25日 09:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:11
薬師岳小屋から、「こっちゃ来い」と呼ばれている気がしましたが、
絶景ともお別れし、
2019年08月25日 09:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:17
絶景ともお別れし、
急で長い下りが始まります。
2019年08月25日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:26
急で長い下りが始まります。
大きな石、
2019年08月25日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:44
大きな石、
御座石、を通過、
2019年08月25日 09:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 9:48
御座石、を通過、
斜度が緩み、笹原が続き、また斜度を強め、、、疲れてるでしょ?
2019年08月25日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 10:24
斜度が緩み、笹原が続き、また斜度を強め、、、疲れてるでしょ?
、、、遂に広場で休憩。
2019年08月25日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 11:02
、、、遂に広場で休憩。
底?が見えてきて、
2019年08月25日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 11:57
底?が見えてきて、
小屋が現れれば、
2019年08月25日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 11:58
小屋が現れれば、
青木鉱泉まで林道歩き、
2019年08月25日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 11:59
青木鉱泉まで林道歩き、
ちょっと近道して川を渡り、
2019年08月25日 12:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 12:23
ちょっと近道して川を渡り、
青木鉱泉へ到着。でも、、、Goalじゃない。
2019年08月25日 12:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 12:33
青木鉱泉へ到着。でも、、、Goalじゃない。
バス停の所の駐車場の奥から、かなりの急登を登りきり、
2019年08月25日 12:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 12:48
バス停の所の駐車場の奥から、かなりの急登を登りきり、
なだらかな所を歩いて行くと、緑の向こうに車が見えてきますが、斜度が急で「危険!」です。
2019年08月25日 13:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 13:09
なだらかな所を歩いて行くと、緑の向こうに車が見えてきますが、斜度が急で「危険!」です。
道標ありませんが、左側の尾根を下りて丸い土管の上を渡って来ました。
2019年08月25日 13:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 13:12
道標ありませんが、左側の尾根を下りて丸い土管の上を渡って来ました。
おつかれさまでした!
2019年08月25日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/25 13:13
おつかれさまでした!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

山行から一週間経ってしまい、記憶が曖昧ですが、、、
1日目:Mさんの車で早朝3:00に相模原を出発し、双葉SAにより朝食を食べる計画のはずが、なんとTVショッピング、確か「タマゴ+グルコサミン」的なやつに心奪われているうちに通過。代わりに須玉IC側のコンビニで朝食をゲットしました。御座石温泉(鉱泉)までは一部ダートもありますが、舗装された道で、順調に5:30頃到着できました。まだ駐車場の車も少なく、5台くらいでした。5:45いよいよ出発!分かってはいますが、いきなりの急登です。林の中を喘ぎ登っていくと、大規模な工事のふちに出ます。そして斜度が緩み、進んでいくと平らな駐車場のような広場(西ノ平でしょうか)に下ります。一呼吸して、歩き出すと再び急登です、高度が上がり景色も良くなり、崩壊地から下の方に青木鉱泉が見えます。更に登っていくと石の祠が目に入り、石柱が2本立っている旭岳を通過、再び崩壊地が現れ注意深く登っていくと、そのうち斜度が緩み笹原が見え、燕頭山に到着します。ベンチがあったので、暫く休憩し歩き出しますが、斜度が緩いように見えて、結構あるのかな?地味に応えます。それでも甲斐駒やオベリスクが目に飛び込んでくると、テンションも上がりました。また崩壊地があり注意が必要でしたが、「北アルプス展望地」や「槍展望台」の看板があり、雲がなければ、北アルプスが展望できるのでしょう。登山道がほぼ水平になると、呼吸も楽になり、オベリスクが近づいてきます。そんなこんなで鳳凰小屋へ到着。宿泊の手続きなどをして、50分ほど休み、天気も良いのでオベリスクへ向かうことにしました。小屋の先もいきなり急登、我慢して登っていくと左の方が明るくなり、白い砂が木の間から見えてきます。見た目とは裏腹にそこに広がっていたのは、だんだん斜度がきつくなるザレ場の蟻地獄、何度も心が折れそうになりました。それでも岩の上で写真を撮ったりして気持ちを誤魔化しながら、登っていくと、オベリスクの袂に着きました。何体かお地蔵さんが祀られています。オベリスクに少し近づいてから戻ってくると、お地蔵様の側には素敵な木陰があり、腰を下ろしてオベリスクや景色を眺め、コーヒーを飲んでまったりしました。1時間余り過ごしたでしょうか、重い腰を上げ、まだ時間に余裕もあるので、先に進んで小屋への分岐から下りることにしました。赤抜沢ノ頭からの眺めも素晴らしいですね。そこからの道はアップダウンが続き、結構身体に応えましたが、絶景が背中を押してくれたようでした。そして小屋へ下山、この道も急な下りが続いており、小屋が見えた時には、足の下の方に見えました。小屋のテラスで夕食までビールを飲み、明日に備えて夕食ではカレーライスを3杯頂きました。ご馳走様でした。食後もMさんと話をしてテラスで過ごし、19:30過ぎに就寝しました。
2日目:朝食を済ませ、小屋の入口で記念撮影。そして小屋のまわりに咲く花をいくつかカメラに収め、再び地蔵岳を目指します。昨夜のカレー3杯が効いてます、後から速い方が来られるので、もう少し近づいたら譲ろうと思いながら、こちらも頑張ってしまい、一気に蟻地獄を登りきりました。今日はオベリスクの側まで行かず、賽の河原の沢山のお地蔵様にご挨拶だけして、先へ進みました。赤抜沢ノ頭から眺めるオベリスク、光線の関係で今日はブラック、黒オベです。昨日大変だったアップダウンは一夜明けても同じ、頑張り続けます。それでも今日も甲斐駒、仙丈ヶ岳や北岳がくっきり目の前に広がり、鳳凰山が近づくと富士山まで目に飛び込んできて、気持ちよく稜線歩きができました。また、今まで歩いてきた稜線を振り返ると、よくここまで歩いてきたなと言う感じでした、そして蟻地獄は遠くから見ると、かなり急斜面でした。遂に鳳凰山(観音岳)に到着、薬師岳がすぐそこに見え、360°の景観を楽しみ、ふと足下を見ると、岩の間に小さな花が咲いています。薬師岳に向けて出発します。薬師岳まではキツいところがないので、景色を楽しみながらゆっくり歩けました。ただ、甲斐駒ヶ岳はもう見れません。薬師岳の山頂からは、更に素晴らしい北岳や富士山を見ることができました。これまでも十分楽しみましたが、この山行で最後の眺めになるので、しばし惜しみながら眺め、別れを告げます。足下に薬師岳小屋が見え、呼ばれているようでしたが、青木鉱泉へ下ります。これから下る標高差を暗算してみたら、約1,700m、、、どうなっちゃうんだろう。始めは余裕があり、速いペースで下り、大きな石が見え、御座石の所で水分補給、更に下ると斜度が緩み笹原が広がりました。斜度が急になると、足下が滑ります。神経も使い、「もう休みたいっ!」。でも、なかなか好適地が現れません、遂に広場(林道出合)で腰を下ろし長めの休憩を取りました。まるで兎と亀のウサギです、今まで抜いてきた方々に、休んでいる間にどんどん抜いて行かれました。こちらもマイペースと言うことで、しょうがないですね。そこからも急坂ですが、暫くすると壊れた小屋が見え、中道ルート登山口に着き、ここからは林道歩きで青木鉱泉へ向かいます。途中、近道(増水時は通れないようです、実際そんな感じでした)の案内があり、川を渡って青木鉱泉へワープしました。青木鉱泉は趣のある感じで、心太だか葛きりを食べようと思いましたが、今は蕎麦だけだそうです。まだ、御座石温泉まで歩かなければいけないので、ここのお風呂へ入るわけにはいきません。駐車場の方へ進むとバス停があり、確かバス停の裏から青木鉱泉へ抜ける道があると書いてあったブログがあったので、探します。駐車場の奥に赤ペンキが有り、その先に看板、そこからはリボンや赤ペンキの印が導いてくれます。しかし、標高差100m以上の上り、分かってはいましたが、ゴメンナサイ、「山なめてました」。意地でペースを落とさずに登りきり、しばし森の中のなだらかな斜面を歩いて行きますが、暗くなると少し難しいコースかな、と思いました。すると、斜面がキツくなり、尾根も終わりを迎えます。足の下の方に車が見えてきます、「えっ?ここ下りるの?」と言うぐらい急な斜面を注意深く下ります。丸いプラスチックの土管を渡ると、そこは御座石温泉(鉱泉)でした。今回の山行は小っちゃい秋もいくつか見つけることができました。また、北アルプスに続き、天気の良い最高の山行になりました。おつかれさまでした!
帰りは、武田之郷 白山温泉でお風呂を、境川PAでモツ煮定食をいただき、渋滞の中央道を都留ICまで進み、秋山、宮ヶ瀬、内陸工業団地を走って相模原へ送っていただきました。Mさん、いつも助かります、ありがとうございました。また、行こうね。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
鳳凰三山 青木鉱泉日帰り周回
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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