櫛ヶ峯 猿倉温泉からのピスト 自然公園財団の観察会に参加

2019年08月27日(火) [日帰り]

• GPS: 11:32
• 距離: 23.0km
• 登り: 802m
• 下り: 795m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:37
• 休憩: 1:45
• 合計: 11:22

5:33 猿倉温泉登山口
6:45 6:50 矢櫃萢
7:01 7:07 矢櫃橋
7:51 7:56 松次郎清水
7:58 7:58 乗鞍岳登山口（一ノ沢）
8:30 8:34 黄瀬沼分岐
8:41 8:51 駒ヶ峯登山口
9:17 9:21 黄瀬萢
11:19 12:03 櫛ヶ峯
13:27 13:43 黄瀬萢
14:07 14:14 駒ヶ峯登山口
14:21 14:21 黄瀬沼分岐
14:54 14:54 乗鞍岳登山口（一ノ沢）
14:57 14:57 松次郎清水
15:44 15:49 矢櫃橋
15:57 15:57 矢櫃萢
17:00 猿倉温泉登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

猿倉温泉→御鼻部山への旧県道（？？）を経由して櫛ヶ峯へのピストン。御鼻部山分岐点までは、新聞報道にもあるように追加の刈り払いもあり、問題はありません。
登山道は何度となく沢超えをします。その中で、沢に降りたら、次はどっち？？。マーカーか見当たらないこともあるので、みち迷いもします。踏み跡やGPSで確認して下さい。湿原地帯は保護目的に、登山道はロープの内側です。御鼻部山分岐点上の湿原地帯上部に、藪漕ぎがあります。これは、距離とやぶの度合いもそれなりにある。櫛ヶ峯への最後の尾根登りも笹のやぶ漕ぎです。
名前の通った山のこれだけのやぶ漕ぎはむしろ貴重です。長丁場とやぶ漕ぎこそが、櫛ヶ峯の存在感を高いものにしているのでは。これこそ、櫛ヶ峯のセールスポイントだ。そんな気がしてきた。

写真

8/27 4:39

朝、猿倉温泉に向かう前岩木山を見たら、青空に雲ひとつ無い。今日は櫛ヶ峯も期待できるとわくわく感で走行した。結果、櫛ヶ峯は最高の展望。が、岩木山は姿を見せてくれませんでした。岩木山はとても恥ずかしがり屋なんです。

8/27 17:04

登山道のカウンターの一歩手前、猿倉岳登山口です。川を渡って猿倉岳に向かう。登山は超危険。強烈なやぶが予測。2019.8 遭難した方があったということです。過信は禁物ですね。

8/18 13:33

猿倉神社の標柱です。この奥に破損した神社社殿があるのだが。8/18の画像です。

8/18 13:26

破損した社殿です。社殿への階段が見えます。かなり立派であることを連想させる破損した鳥居もある 8/18の画像です。

8/27 6:09

ブナの大木の上部に、かつての県道のなごりがあると言う。どごだば。なんも見えないぞ。

8/27 6:09

かつての県道を彷彿させる電線配線の「 ガイシと電線」がブナ大木の上部に発見。

8/27 6:13

南部赤倉岳登山道への分岐点。環境保全の為の自粛
のロープが張られている。

8/28 8:10

矢櫃萢の全面キンコウカの群落とキンコウカとはどんな花なのか？ → 花をアップで。

8/27 6:45

矢櫃（やひつ）萢の見事なキンコウカ、今年、３回目の対面です。

8/27 6:45

湿原全面の①キンコウカ、背景は手前が②矢櫃岳、その奥が③乗鞍岳です。３つの揃い踏みはラッキー。

8/27 6:45

8/27 6:45

8/27 6:47

8/27 6:47

8/6 16:38

8/6 のキンコウカです。

8/18 11:42

8/18 のキンコウカ。

8/18 11:49

8/18 のキンコウカ。

8/28 15:09

5/14 残雪期に矢櫃萢を歩いて見た。100mのスケールを参考に、萢（キンコウカ群落）のサイズか推測できる。

5/14 14:15

残雪時の矢櫃萢（手前の雪原）・矢櫃岳・乗鞍岳

5/14 13:33

残雪時5/14、矢櫃岳から「 矢櫃萢」を展望。奥が高田大岳。矢櫃萢は中央右下。池塘が複数融雪している。

8/27 7:42

画像の中央に黄色のキンコウカ群落がチラリと見れた。矢櫃岳の登り下りで、ビューポイントを探したが発見できなかった。残念。やっとこの程度でした。どこかはほぼわからない。

どこかが分からないので、マークを入れた。更に右に拡大画面。かすかに、黄色の平面と水色の池塘が識別できる。

8/27 6:57

矢櫃橋に到着。休憩です。

8/27 7:55

（小笠原）松次郎清水で休憩。のどを潤す。水補給も。

8/27 8:00

まもなく、一ノ沢で、沢超えをする。来た方向が、猿倉温泉です。熊の被害で、標柱はこんな状況である。

8/27 8:01

一ノ沢の上の湿原。ここは三叉路です。前方は乗鞍岳への沢登り。手前が櫛ヶ峯への登山道。左が猿倉温泉への登山道です。

8/27 8:11

猿倉岳の右斜面に、北八甲田の高田大岳と雛岳が顔を出すが、まもなく、恥ずかしいのか、姿を消す。

8/27 8:24

湿原の出現です。下山時に、紹介あり。ここが地獄峠だと。ほぼ平地なのに峠だと。更に、ネーミングが地獄峠だと。極楽峠では？？

8/27 8:28

おお、目指す櫛ヶ峯が左に姿を、でも、遠いなぁ。湿原地帯なので、登山道はロープの内側ですよ。

8/27 8:33

黄瀬沼への分岐点、三叉路です。

8/27 8:33

黄瀬沼ルートにちょっと入って見る。沼があるが、黄瀬沼ははるかに彼方。やぶ漕が待っている。

8/27 8:51

右折しての。駒ヶ峰への分岐点（三叉路）です。

8/27 8:51

駒ヶ峰への登山道（直登）です。こちらも、やぶ藪。ここを登る人がいるの？。2019.8 南八甲田で遭難者があったということです。自信過剰は禁物だ。

8/27 8:55

右手及び前方に、展望の開けた登山道の様子、気持ちが良い。テンションがぐんぐん上がる。

8/27 8:57

中央に、十和田湖外輪山の御鼻部山が見えて来たぞ。今歩いている登山道は、猿倉温泉→御鼻部山へのかつての県道なんですよ。

8/27 9:13

右手下に湿原が広がってるいる。秋の草紅葉はかなり期待できる。が来るのが大変だぞ。

8/27 9:13

乗鞍岳がど〜と構えている。存在感がある。

8/27 9:13

登山道の様子。左下が湿原。右上は駒ヶ峰への急斜面。

8/27 9:18

御鼻部山・猿倉温泉・櫛ヶ峯の三叉路。いよいよ、櫛ヶ峯に向かう。正面奥に登山道が見える。

8/27 9:22

ガレ場で休憩して、櫛ヶ峯への、木道と藪漕ぎへの対応準備をする。

8/27 9:23

ここからの景色が良い。天気も良いし、ゆっくり休みたいなぁ。そんなことは言ってるのは誰だ。11:00には山頂だぞ。

8/27 9:38

櫛ヶ峯への湿原を木道経由で快調に歩みを進める。

8/27 9:38

木道を進む。櫛ヶ峯・湿原・紅一点、こんな感じで
す。

8/27 9:39

木道を進む。まだ、お花が沢山あるよ。

8/27 9:40

木道を進む。この木道は櫛ヶ峯登山道からよく見える。この登山道は左折して、林を突破して、なだらかな尾根（左）に向かう。

8/27 9:42

木道から階段、更に、左の林に向かう。これが難関のやぶ漕ぎだぞ。

8/27 10:10

やぶこぎが始まる。こんな感じ。武装はしっかりしましょう。メガネをぽ〜と飛ばされてた経験者もあり。

8/27 10:10

やぶ漕ぎに挑戦中。以後、写真どころではありません。先行者の姿を見失うこと、たびたび。

8/27 10:28

やぶ漕ぎを脱出。ホッとするが、最後の直登が待っているぞ。

8/27 10:29

振り返って、歩いてきた木道を確認する。

8/27 10:39

櫛ヶ峯の尾根登りに向けて、高度を上げていく。

8/27 10:40

左から戸来岳、十和田山・十和利山、中央に御鼻部山が見える。十和田湖も姿を見せる。

8/27 10:40

櫛ヶ峯への最後の直登。振り返って下を見る。展望という名目で休憩します。

8/27 10:41

櫛ヶ峯の尾根を登っていく。おお、駒ヶ峰の尾根の上に、北八甲田の山並が顔を出して来た。ここから３３分で山頂に到着した。

8/27 10:41

笹藪の中を、櫛ヶ峯山頂を目指して高度を上げていく。長〜いこと、長〜いこと。見えるのはニセ櫛ヶ峯だけ。

8/27 11:01

乗鞍岳の手前に、大きな黄瀬沼が見える。黄瀬沼を一望できる場所はなかなかない。

8/27 11:02

左駒ヶ峰〜右乗鞍岳の中間の鞍部が「 地獄峠」か、登山道はこの地獄峠を経由している。乗鞍岳の手前に、大きな「 黄瀬沼」が識別できる。ここは山頂です。

8/27 11:12

少しアップで、中央部分に御鼻部山と十和田湖がよく見えるぞ。

8/27 11:13

おお、ついに、櫛ヶ峯山頂標柱が見えた。やったね。12:13

8/27 11:15

山頂の標柱と二等三角点。新しい標柱設置の話を聞いていたので、期待していたが、‥‥‥‥。

8/27 12:00

山頂のガラ場。ここで昼食。

8/27 12:02

さぁ。下山開始だ。12:00

8/27 12:02

さぁ。下山開始だ。12:00

8/27 12:33

やぶ漕ぎが始まります。心の準備をして、さぁ、突入だ。

8/27 13:15

湿原の木道まで来ました。

8/27 13:15

モウセンゴケです。

8/27 13:16

モウセンゴケ群落に白一点だよ。

8/27 13:16

写真では判別が難しいが、モウセンゴケの群落。

8/27 13:16

御鼻部山への三叉路手前のガラ場に向けて進む。

8/27 13:20

振り返って、櫛ヶ峯を仰ぐ。左の尾根が登った尾根。湿原の奥が、やぶ漕ぎ地帯です。

8/27 13:42

御鼻部山への三叉路まで戻ってきた。後は楽勝か？
まぁ〜だ、まぁ〜だ。長いぞ。

8/27 14:03

展望の開けた登山道。

8/27 14:07

駒ヶ峰への分岐点を通過。

8/27 14:20

黄瀬沼分岐点を通過。一見快調に下山をしているが。

8/27 14:29

地獄峠だという。峠というよりは湿原地帯です。

8/27 14:29

湿原が三ヶ所。第１地獄峠・第２地獄峠・第３地獄峠と呼んでいると教えていただいた。標高は1260m〜1270m くらいである。もし、この県道が開通していたら、県内No.1の標高の道路となっていたかも？

8/27 14:54

一ノ沢、乗鞍岳分岐点・三叉路に到着。

8/27 14:56

松次郎清水到着。休憩だ。来た登山道を振り返って、登山道の脇に、ダテカンバの並木

8/27 15:43

矢櫃橋到着。休憩です。

8/27 15:59

矢櫃萢のキンコウカに立ち寄りました。矢櫃岳と乗鞍岳はガスの中です。今年の見納めです。来年、又来るからね。

8/27 15:59

ガスの中のキンコウカも、まぁ、いいかと自己満足。

8/27 15:59

またも、パシャリ。

8/27 15:59

もう１枚。

8/27 16:27

南部赤倉岳への分岐点通過。16:27→17:00で登山口にゴール。

撮影機器：

iPhone 6 Plus Apple

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

感想

yat55yama

自然公園財団十和田支部の企画に参加した。昨年に引き続きの参加です。２回延期になり、3回目の正直、天気は最高。これから、10回登っても、こんな素晴らしい日に遭遇するとは考えられない気がします。
ラッキーでした。全員テンションが上がって、全員、揃って下山しました。企画した財団の皆さんと、一緒の登山者に感謝申し上げます。参加者は１１名、中高年が多く。女性群が多く元気である。記念に集合写真をパシャリ。アイデアだよ。集合写真の真ん中に十和田湖を配置。十和田湖が主役で、登山者は脇役だよ。目立つ過ぎはだ〜め。冬場は、北八甲田と南八甲田、更に十和田側と全て展望が効くが、今の夏場、北八甲田や青森側は、山頂越しに見ることになる。一方、駒ヶ峰〜乗鞍岳〜戸来岳〜御鼻部山〜十和田湖側がよく目に入る。今回、今まで、よく分からなかった「 地獄峠」を現地で確認できたことは収穫でした。お気に入りの矢櫃萢のキンコウカへの立ち寄りは特別でした。この日の登山は我々以下にはひとりだけでした。それも、トレイルランの若者。やるなぁ。やぶのトレイルランはきつそう。