ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2000653
全員に公開
トレイルラン
北陸

越後三山日帰り縦走

2019年09月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
12:31
距離
30.5km
登り
3,267m
下り
3,256m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:50
休憩
0:39
合計
12:29
距離 30.5km 登り 3,274m 下り 3,256m
5:02
86
6:28
10
6:38
12
6:50
8
6:58
19
7:28
7:29
5
7:34
7:42
28
8:25
30
8:55
32
9:27
9:32
23
9:55
9:57
48
10:45
42
11:27
5
11:32
40
12:12
12:14
10
12:24
12:26
2
12:28
12:30
10
12:40
12:41
23
13:04
40
13:44
32
14:28
14:40
9
15:08
69
16:17
16:18
33
17:31
ゴール地点
05:00 スタート(0.00km) 05:00 - ゴール(31.77km) 17:31
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八海山大倉登山口の坂本神社から登ります。近くに何十台も止められる駐車場があります。登山口は神社の脇を進みます。
コース状況/
危険箇所等
大倉口はあまり使われていないようで、背丈の低い草が生い茂っていて登山道が不明瞭。出だしから不安に駆られます。

八ツ峰のクサリ場は当然ですが、スピードも出せず、一歩間違えたら終わりなので、慎重に進むのですが、幾度と無く垂直のクサリ場が訪れるので中々先に進まず、かなりモチベーションが下がります。

八ツ峰を過ぎて入道岳に着くと、緊張の難所が始まります。もうここまで来たら引き返せないので行くしかありません。山も深いし不安でいっぱい。

一番の難所は五竜岳〜御月山と聞いていましたが、私は入道岳の下りで早々にやらかしました。地図上にもガレ場にて危険マークが付いているのですが、このガレ場がメチャクチャ滑ります。さらには草藪のオンパレードでトラーバースが怖い。踏み跡があるので慎重に進んだのですが、どうもそれが違ったようです。過去レポで稜線の尾根を外して進むルートが正解だったという記載を覚えていたので自信があったのですが違ったようです。五竜岳の登山道が見えるので、行けないこともなさそうなのですが、滑落したら怖いので、素直に戻ってルートを探し直しました。しかし、どこにもルートが見つからず、軽くパニックに。GPSで確認すると尾根上にルートがあるようなので、ここは直登することに。ハイマツの猛抵抗を受けながら、無理やり尾根にあがると道があったのでホッと安堵。復帰できて良かったのですが、ここで20分位ロスしたことと怖さも手伝って、ここで心が折れました。

五竜岳〜御月山の破線は刈り払いがしてあり、草藪はほとんどありませんでした。ありがたかったです。

破線箇所は終始痩せ尾根なので落ちたら終わりってこと以外は登山道も明瞭で特筆するようなことはありませんでした。(落ちたら終わりが十分特筆事項なんですが)

そうは言っても御月山までは進んでも進んでも登り返しばかりで、道はガレているし、中々進まないしで嫌になりました。

特に御月山の急登はハンパないのでビックリしました。九重連山三俣山の破線の急登以上かもしれません。

中ノ岳まで来るのに時間がかかりましたが、ここから越後駒ヶ岳のルートは明瞭で走れるところもあるくらい。八海山〜中ノ岳に比べたらルンルン気分のパラダイスです。

十二平登山口へ下りる登山道は半分くらい走れるところもありますが、すごく急ですし、ガレていたり木の根があったりやっかいでした。

しかし、それよりやっかいだったのが十二平登山口からの林道歩き。草薮が過ぎます。下山して安堵したのも束の間で、草薮に意気消沈でした。
この神社の脇をすり抜けて行きます
この神社の脇をすり抜けて行きます
大日岳。ここがピークかと思ったら入道岳がピークでした。八海山は初めてだったので勝手が分からず。
大日岳。ここがピークかと思ったら入道岳がピークでした。八海山は初めてだったので勝手が分からず。
八海山の最高峰
さあいくぞ!この稜線のまだ見えぬ先まで。武者震いです。
さあいくぞ!この稜線のまだ見えぬ先まで。武者震いです。
怖いので八海山を振り返る
怖いので八海山を振り返る
五竜岳。入道岳から良く見える最初のランドマーク。ここまでが怖かったけど、あとは滑落だけ気を付ければ道迷いの心配もなく問題なかった。
五竜岳。入道岳から良く見える最初のランドマーク。ここまでが怖かったけど、あとは滑落だけ気を付ければ道迷いの心配もなく問題なかった。
中ノ岳の避難小屋。これが見えた時の安堵感と言ったらない。
中ノ岳の避難小屋。これが見えた時の安堵感と言ったらない。
中はすごくきれい。三山縦走する時は普通はここで一泊するのだと思います。
1
中はすごくきれい。三山縦走する時は普通はここで一泊するのだと思います。
気温14℃。八海山では朝早く風もあったので防風着の上着を羽織ったがあとは半袖短パン。
気温14℃。八海山では朝早く風もあったので防風着の上着を羽織ったがあとは半袖短パン。
これはマムシじゃないかもしれませんが、登山道のいたるところに赤マムシが日向ぼっこしています。マムシはすぐに逃げて行くのでうっかり踏まない限りかまれることはないと思いますが、山中で遭遇するとビックリします。ビックリして滑落しないようにしてください。
1
これはマムシじゃないかもしれませんが、登山道のいたるところに赤マムシが日向ぼっこしています。マムシはすぐに逃げて行くのでうっかり踏まない限りかまれることはないと思いますが、山中で遭遇するとビックリします。ビックリして滑落しないようにしてください。
越後駒ヶ岳のスラブが大迫力。写真では伝わらないやつ。
越後駒ヶ岳のスラブが大迫力。写真では伝わらないやつ。
越後駒ヶ岳!
2019年09月01日 14:28撮影 by  iPhone XS Max, Apple
9/1 14:28
越後駒ヶ岳!
下山後の草薮地獄
下山後の草薮地獄
到着。山中では誰一人として会わなかった。帰りの林道で群馬から来たという祓川ビバークのテン泊の三山縦走デュオを追い越した。土曜日の朝6時に出発して同じ時間に下山。
到着。山中では誰一人として会わなかった。帰りの林道で群馬から来たという祓川ビバークのテン泊の三山縦走デュオを追い越した。土曜日の朝6時に出発して同じ時間に下山。
撮影機器:

装備

備考 口幅ったいようですが、トレランスタイルはただでさえ色々と言われやすいので、安全管理として、ヘルメットくらいキチンとした方が良いと思います。私は千本槍小屋前から中ノ岳までずっとヘルメットをしていました。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1944人

コメント

とても参考になりました!
はじめまして。今週末に一泊二日で駒ヶ岳→中ノ岳→八海山の縦走を考えているものです。seigodon さんのログを拝見しました。五竜岳から御月山の破線が刈り払いされ、草薮がほとんどないとのことで安心しました。何点か教えて頂きたいのですが、中ノ岳から御月山への道は分かりにくくはないでしょうか?また、御月山から五竜岳へ向かう際の鎖場は、八ツ峰級でしょうか?
2019/9/16 23:48
Re: とても参考になりました!
おはようございます。私と逆コースですね。紅葉前ですが、涼しくて良い季節だと思います。
中ノ岳〜御月山は踏み跡はあるものの足首くらいの草が生い茂っており、明瞭とは言い難いと思います。また私の時は問題なく渡れましたが、渡渉もありますのでお気を付けて。実線ルートですが、破線と思った方が良いと思います。もっともガスでもない限り尾根を行くだけですから方向を間違うことはないと思います。
御月山〜五竜岳は長い行程ですが普通に歩けます。核心部は御月山直下の垂直の鎖場でしょうか。左右の崖はなく垂直なだけですから鎖場を離さなければ大丈夫かと思いますが、私は登るのに苦労しました。下り方向がどんなものか想像もつきませんがかなりのワイルドコースでした。
八ツ峰の方が遥かに危険です。そちからのコースだと最後の試練となりますので疲労も蓄積されているでしょうからヘルメット持参で十分気を付けて下さい。
良い山行になりますよう祈念しております。
2019/9/17 6:56
本当にありがとうございます!
不安しかありませんでしたが、seigodonさんのログとアドバイスのお陰で勇気が出ました!経験した人でないと分からない具体的なコメント、本当にありがとうございます!天候と体力と慎重に判断し挑んでいきたいと思います!しかし、seigodonさんの登山スピードと体力、凄すぎます、、、。今後のますますのご活躍を期待しております。
2019/9/17 22:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら