記録ID: 2000896
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
明神岳主稜 小梨平前泊 2峰クライムダウン!
2019年09月01日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,723m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:49
15:23
天候 | 高曇りで強風、時折、日が差す 午後は稜線はガスで少し雨がぱらつく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金 1200円 シャトルバス 2050円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★岳沢登山道7番標識〜5峰台地 踏み跡は明瞭だがとにかく急登 序盤は樹林帯、途中から痩せ尾根の岩場 苦しい登りではあるが変化があって楽しめるでしょう 5峰台地には幕営スペースあり ★5峰 踏み跡は薄い、登れるところをいけば自ずとピークに出る ピッケルが出迎えてくれる ★4峰 ごく普通に登っていく ★3峰 向かって左手、岳沢側から巻いていく ★2峰 通常、懸垂下降するラインの右手からクライムダウンに成功 支点があってロープもあったので懸垂下降もされているようだ 逆に主峰から来たときはここを登ることになる ★主峰 普通に登った ★主峰〜前穂高岳 踏み跡は薄い 参照したいくつかのレコでは少しルートファインディングが 難しいとあったがとくにそれは感じなかった 主峰ピークから前穂山頂までのルートを俯瞰して、 ルート取りを頭の中でイメージした いくつもの岩を乗り越えて最後トラバース気味に登って 山頂に出た |
その他周辺情報 | ★小梨平食堂・売店 平日18時迄、土日18時30分迄営業 ★お風呂 12時〜19時 600円 ★幕営料 800円 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
明神岳主稜。
2峰の下降が心配だったが何とか無事にクライムダウン成功!
踏み跡はあったりなかったり。まあバリエーションなので
そういうもんでしょう。
7番標識からは激急登。痩せ尾根と岩場もあって変化に富んだ尾根。
5峰台地では幕営も可能。
またクライミング的要素は2峰だけ。通常は懸垂下降かな。
主峰〜前穂は岩伝いにルートファインディングが楽しめる。
なかなかいいルートでした。
もっと早く来ておくべきだったなぁ。
それにしても今回はお天気の判断を誤ってしまった。
ヤマテンで気圧の谷の影響で午前中からガスで、雨が降りやすい
という予報だったので、前穂北尾根を断念して明神岳主稜に専念した。
ところが風は予報どおり強いものの、高曇りで時折、日差しが出てガスる
気配がなかった。夏は予報の精度が落ちることは承知してるけど
まさか日差しが出るとは思わなかった。ほんとまさかだよ。
前穂山頂で北尾根からのパーティと会って悔しさがこみ上げてきた。
間違いなく北尾根をやって明神岳主稜もやれたと思う。
次回は必ずやります。
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こんにちは。いやー速いですね。。
2峰の下り、自分は下半分だけ懸垂してしまったのでw ちょっと心残りです。
北尾根(最低コルからでしょうか)〜明神主稜のレコも楽しみに待ってます。
、、59枚目の東稜写真、私が堕ちた斜面とザック残置したままのラクダのコルが見えますね、ココ眺めに前穂行ってみようかなあ。
hatsuさん、こんばんは。
クライムダウンしましたが最後にちょこっと残置ロープを頼ってしまったので
フリーとはいえないですよね。
10月上旬に3日間で北鎌〜北尾根〜明神主稜をやるつもりです。
2日目に涸沢まで辿り着けば、最低コルからやります。
ダメなら、5・6のコルからやります。
ところで東稜です。教えてください。
hatsuさんが堕ちるくらいだから登攀は難しいのでしょうか?
やはりロープ必須ですか?
フリーでは無理でしょうか?
天候が普通で正しいルート取りならば岩場の難易度、ルート外した際のヤバさ、いずれも 北鎌(P8〜)や北尾根と大差無いかと思います。ロープの必要性もこの2箇所と同様。行き詰まって懸垂撤退する場合に備えての目的のみ、でしょう。
ルートは比較的明瞭で絞られており、むしろ北尾根4峰や北鎌上部の方が判断に迷う機会が多かったように思います。
ラクダのコルまでは、第1階段の急な草付きミックス帯は手掛かりが浅い・無い箇所は草付きやザレが苦手で嫌いな自分にとっては嫌らしく感じました。尾根筋ですが痩せてはいないので北鎌P8辺りのイメージに近い印象でした。
藪漕ぎは北尾根8峰よりはましでした。
バットレスはその手前で堕ちてしまったので実際に見て登ってはいませんが、BLOG画像や動画で見た限りでは「北鎌P13白ザレがスラブ一枚岩になった」みたいなイメージを抱いていました。ただルートは明瞭で残置ピトンの類も多いようで、緩い岩浮いた石砂利は無いようなので、北尾根3峰に近い(ただしもっと短い)感じではないでしょうか。
自分の滑落事故原因は、ルートの技術難易度ではなく第1に「ガス霧雨で滑る悪いコンディション」が有り、「ルートミスして厳しい垂壁に取り付いてしまい」、直ぐ諦めて戻れば良かったのに何故か「焦って粘って気が急いで無理をしてしまい」、行き詰って戻ろうと降り始めた矢先に「脚を滑らせて手も抜けて堕ちた」、かような次第でして、多くのミスとマイナス要素が重なったことが要因でした。
例えるなら、雨で滑る北尾根2峰の下りで、安全第1で懸垂で降りるべきところをムリしてフリーで突入してしまい脚を滑らせて堕ちたようなものです。
天候と心身のコンディションが万全であれば、siriusさんのキャリアと技量体力スピードであれば、余裕を持って対峙できると思います。
10月のプランは凄いですね、天候に恵まれますよう。レコが楽しみです。hatsu
詳細な解説助かります。
今年出来るかどうかわかりませんが
万全の状態で挑みたいと思います。
10月の山行、いまから楽しみです。
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