燕岳に登ってきた
- GPS
- 12:14
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 8:16
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰路:自家用車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | 有明荘で温泉,第一駐車場は明け方までは駐車スペースがあった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
2019年9月1日(日)から9月2日(月)の一泊二日で友人4人と燕岳に挑戦してみた。元々はどこか北アルプスに行きたい,ということから始まった企画で,やっぱり最初は比較的初心者向きとされている燕岳に行こうということになった。
私を除く4名は,8/31 の夜に乗車して高速バスで穂高駅まで行き,そこからタクシーで中房温泉手前の有明荘に向かった。私は車で 8/31 のうちに有明荘近くの第一駐車場まで行き,車の中で仮眠して,朝有明荘で他の4人と合流した。有明荘では無料で着替えや休憩ができるので,とても便利で,我々も登山着に着替えた。そして,私の車に帰りの着替え等を置いて燕岳目指して出発した。
登り始めると噂通りの急登だった。それでも六甲山でそれなりに歩いている人たちなので,なんだかんだ言いながらもまずまずのペースで登っていった。40分ほどで第1ベンチに着いた。そこで少し休憩したのち出発し,ゆっくりめのペースで登り,30分少々で第2ベンチに到着した。それなりの急登だったが,ゆっくり登れば問題がない感じの山道だった。第2ベンチから40分強で第3ベンチ,さらに小一時間で富士見ベンチにたどり着いた。歩いていると,第1ベンチから第2ベンチが少し短く感じた。第3ベンチから富士見ベンチは途中で立ち止まっての休憩が多く,少し時間がかかってしまった。また,日曜日に登ったためか,合戦小屋辺りまでは下りの団体との通過待ちが多く発生した。
富士見ベンチからは富士山ははっきりとは見えなかった。しかし,富士山の裾野は見れた。山頂付近には笠雲(?)がかかっていて全容は見えなかった。他のメンバーに富士山はあれだ,と説明したが,なかなか納得してもらえなかった。富士見ベンチから合戦小屋は50分ほどかかった。富士見ベンチから先は多少登りにくい場所もあったし,休憩も多めに取ったので思ったよりも時間がかかってしまった。合戦小屋では,私を除く4人は名物のスイカを食べ,少し長めの休憩を取り,トイレにも寄っておいた。
合戦小屋から上はラクになるかなぁ,と思っていたが,それなりの登りがあった。さすがに平らにはならないねぇ…。その辺りまで来ると森林限界が近づき,周りの山の展望が開けてきた。すぐ南には大天井岳から常念岳に続く稜線があり,東には有明山,北には針ノ木岳などを望むことができた。やがてベンチが現れると宿泊する燕山荘や,燕岳の山頂付近が見えた。 やっぱり展望が良くなるとみな元気がでてくるみたい。
そして登山開始から6時間ほど経った午後1時頃に無事燕山荘に到着した。 燕山荘ではまずチェックインし,食堂でお昼ごはんを食べた。カレーや豚汁など思い思いのものを食べた。なんか山の上で食べると美味しく感じるのは気のせいだろうか?? その後,荷物を部屋に置き,レインウェアと飲み物とカメラぐらいだけを持って燕岳山頂を目指した。燕岳山頂へは緩やかな斜面を下って,登るとたどり着ける。途中砂地が続き,横になだらかに下っているが,あまり下に行くとずるずると滑りそうな感じだった。また,面白い形の岩が多く,楽しい行程だった。
燕岳山頂に着いたのは燕山荘を出て30分ぐらい経った後だった。そこで,記念撮影をしてから燕山荘に戻ったが,山頂を離れる前に友人の一人が「熊がいる」というので,見るとそこに熊の親子がいた。直前までいなかったのに…。親熊一頭と子熊が二頭みたいだった。ある程度距離があったので怖くはなかったが,寄ってこられても困ると思って,早々に退散しておいた。そこから燕山荘までも30分ほどだった。燕山荘の前では西の山や東の下界を眺めたり,写真を撮ったりしてから部屋に入った。夕食は午後5時からの回に来るように指示されていた。食堂は100人ぐらい入るのかなぁ?それが数回満杯になる感じだった。日曜日の宿泊で人数は少なめなはずだが,それでもかなりの宿泊者がいるみたいだった。晩ごはんの後で外に出て,星が見えないかなぁ?と思ったが,薄雲がかかり神戸の方がよっぽど星が見えそう,という感じだった。午後9時の消灯後に外に出たメンバーもいたが,もっと雲が出て全然見えなかったらしい。残念。
次の日の朝は午前5時頃起きたが,周りは一面雲の中だった。風も強く,稜線歩きを楽しみたかったがやめてさっさと下山することにした。朝ごはんは 4:45 と 5:30 の回があったが,下るだけなので 5:30 の回に食堂に行った。鮭やソーセージの朝ごはんを食べ,歯を磨いて荷物を作って出発したら午前6時半を回っていた。出発前に記念撮影をしてから下り始めた。山頂付近は風があり寒かったので,みなレインウェアを着て出発した。下りは登りに比べるとラクだったので,合戦小屋まではあっという間に感じた。実際には40分ほどかかっていたが…。その先も要所要所で短めの休憩を取りながら下った。また,合戦小屋まで下ると暑く感じたので,みなレインウェアを脱いでおいた。
天気の悪い平日だが,登ってくる人が数十人いたと思う。下るにつれて少しずつ雨がぱらついてき始めた。それでも立木の合間を下るので言うほど雨を感じずに下ることができた。あれ以上降ったらレインウェアがいるかなぁ?という感じだった。結局降りは4時間弱で下ることができた。登りが6時間だったので,そんなものかもしれない。下山後は有明荘に向かい,まずは温泉で汗を流した。それから有明荘の食堂でお昼ごはんを食べてから,みなで私の車で関西まで帰った。
今回は燕岳に挑戦してみた。天気はあまり芳しくなかったが,すごい風雨でもなかったので,まずまずの山行となった。また,初北アルプスのメンバーも多く,山上からの景色を楽しんでもらえたと思う。でもモルゲンロートは見れなかったし,富士山もちゃんと見れなかったので,またどこかに行かないといけないかもしれない。
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