記録ID: 200788
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
表妙義縦走(中ノ嶽神社から周回、危険な岩と鎖のオンパレ−ド、安易な入山慎むべし)
2012年06月23日(土) [日帰り]


- GPS
- 08:40
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
中之嶽神社駐車場7:00 - 中ノ岳7:53 - 東岳 - 9:37ホッキリ9:45 - 茨尾根 - 10:45相馬岳11:05 -
11:52大のぞき12:00 - 奥の院 - 12:55辻13:05 - 第一見晴13:30 -中間道 - 14:20東屋14:26 -
大砲岩 - 石門入口 - 中之嶽神社駐車場15:40
行動時間 8時間40分(休憩含む)
11:52大のぞき12:00 - 奥の院 - 12:55辻13:05 - 第一見晴13:30 -中間道 - 14:20東屋14:26 -
大砲岩 - 石門入口 - 中之嶽神社駐車場15:40
行動時間 8時間40分(休憩含む)
天候 | 晴れ、まずまずのお天気 稜線上で半袖のアンダ−一枚になる |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中之嶽神社駐車場 → もみじの湯 → 松井田妙義IC → 高尾山IC → 町田 ※駐車場・・・トイレ、売店、自販機あり、数十台駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆表妙義縦走☆ 山と高原地図(西上州)の破線ル−ト、中ノ岳〜奥の院の稜線は 岩と鎖が連続する危険度の高い岩稜縦走です。 体力的なキツさはないけど岩場の経験が必要です。 それもある程度のものがです。 北アで岩場の通過を経験していれば問題はないと思いますが。 途中、中間道に下れるエスケ−プル−トが3本あります。 全縦走しないで、部分的に縦走して中間道に下りるということも出来ます。 標高が低いからといって安易な気持ちで入山するのは絶対に止めて下さい。 ★最難危険箇所 個人的には「鷹戻しからの下降」と「奥の院ルンゼの下降」が少し緊張した。 ともに鎖を使って懸垂下降しなくてはいけません。 奥の院ルンゼの岩場は濡れていて危険度に拍車がかかっている。 表妙義の縦走はこの危険箇所が登りになる妙義神社から入るほうがいいかも しれない。 ★石門付近と中間道 岩場、鎖が苦手な方でも石門めぐりと中間道は楽しめると思います。 奇岩怪石の宝庫なのでいろいろな奇岩群に出会えるでしょう。 中間道はごく普通の登山道です。危険な岩場はありません。 ★装備 ル−ト上にある看板には登攀用具必携とあるが必ずしもその限りでは ないと思う。危険度の高い岩場には必ず鎖が設置されています。 鎖を有効活用することで安全に登下降できるはずです。 鎖を使っての登下降に自信がないのであれば入山は控えるべきです。 次回はヘルメットを持参するつもりです。 持参の有無は自分の経験と技量から判断して下さい。 ★温泉 もみじの湯(妙義ふれあいプラザ) 3時間以内 500円 休館日 月曜日 露天風呂からの眺めが良い |
写真
撮影機器:
感想
6月22日〜23日と連休。
22日は雨のため八ツ全縦を来週に延期。
そうすると23日は予定もなく空いてしまう。
お天気は良さそう。
ならば来月に予定していた表妙義の縦走に行くか。
妙義山といえば奇岩怪石で知られるところだが常に危険と隣り合わせのところ
でもある。
剱を岩と雪の殿堂というなら、表妙義は岩と鎖の殿堂とでもいうべきか。
ちょっと言い過ぎかな。
中ノ岳〜奥の院の稜線は岩が連続する細い尾根で、危険箇所には必ず鎖があって
2〜3回懸垂下降が必要だった。もし鎖がなかったら完璧なバリエ−ションル−トだよ。
そうなるとロ−プが必携だね。
鷹戻しの頭からの息を呑む下降と奥ノ院のルンゼの下降は少し緊張したね。
鎖があったから下降出来たけど。なかったら無理だね。奥ノ院のルンゼなんか
岩が濡れていて滑りやすくてヒヤヒヤしたよ。
装備について。
途中でヘルメットとハ−ネスを装着したパ−ティ−に出会った。
なかにはロ−プを出している人達もいた。もちろん、使う使わないは別にして
それらを装着していれば安心感はあるかもしれない。
個人的にはヘルメットぐらいは装着すべきかなと思った。
といいつつ実際は持っていかなかったんだけど。
何れにしろ安易な気持ちでの入山は止めましょう。
奇岩を見物するだけならいいですが。
稜線の縦走はある程度の岩場の経験がないと無理です。
腕力も必要でしょうね。
ちょっぴりスリリグで楽しい縦走でした。
次は今回の逆から周回してみるかな。
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siriusさん、こんにちは。
貴重な梅雨の晴れ間を有効活用されたようで、何よりでした。
妙義・荒船エリアは帰省の際に上信越道から度々見かけてはいるのですが、実はまだ行ったことがないのですよ
レコを拝見していると、鎖場が多くて楽しそうですね♪
晴れていると展望も楽しめそうですし、俄然興味が湧いてきました
siriusさん、こんばんは。
これは、スリリングですね。
お写真を拝見してもほぼ垂直の岩に鎖があって、、、
とても一般道とは思えませんね。
私はできるだけ鎖を使わない派なのですが、ここは間違いなく鎖を使いそうです
八縦走のいいウォーミングアップになったのではなでいしょうか
lynx1218さん、こんばんは。
さきほど八ツから帰ってきました。
とりあえず全縦達成です。
レコは後日ということで。
23日はまずまずのいいお天気でした。
お天気のいい日に家でジッとしている性分ではない
ので予定を早めて行ってきてよかったです。
私もこのエリアは初めてです。
西上州は玄人好みの低山が多いような気がします。
なので持久力をお持ちのlynx1218さんには物足りない
かもしれませんね。
でも妙義は別格ですよ。
鎖場はお好きですか?
場所によっては北アのそれを上回る危険度が高いところもあります。
西穂〜奥穂と比べてもそれほど遜色ないかもしれませんね。
写真を見て楽しそうに思えるなら大丈夫でしょう。
来月、逆からもう1度縦走してくるつもりです。
nagagutuさん、こんばんは。
やっと八ツ全縦してきました。
最後までやり遂げることが出来て今はホッとしています。
レコは後ほど。少しお時間ください。
ここの稜線縦走はプチバリエ−ションと思ったほうがいいです。西穂〜奥穂のような感じです。違うのは高度感と距離でしょうか。西穂〜奥穂は長時間の緊張を強いられるので違った難しさがあります。
それと滑落事故が多いみたいですね。
確かヤマケイでしたか、以前、事故頻発で難易度は西穂〜奥穂より上だなんていう特集がありましたね。
以前に比べればだいぶ整備されたようですが・・・。
それでも気は抜けません。
実は今度の山行の目的は八ツのためではなく別にあるんですよ。
加藤文太郎、松濤明がともに逝ったあの尾根。
nagagutuさんならわかりますよね。
今夏あの尾根の登攀を予定しています。
少しでも岩場に慣れるためにと考え行ってきました。
どの程度役に立つのかわかりませんがもう1度縦走して
こようと思ってます。
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