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Yamareco

記録ID: 200965
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ハイキング
奥多摩・高尾

激坂アルバイト ノボリ尾根から鷹ノ巣山 雲取山は回避

2012年06月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.3km
登り
1,438m
下り
1,220m

コースタイム

峰谷橋トイレ駐車場4:40⇒4:55ノボリ尾根取付き5:05⇒8:00榧ノ木分岐⇒9:30鷹ノ巣山⇒9:50鷹ノ巣避難小屋10:15⇒11:30七ッ石小屋分岐⇒13:45小袖登山口⇒14:00小袖乗越⇒14:15峰谷橋
天候 曇り
標高千m以上は濃霧
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
峰谷橋トイレ駐車場利用。6台。すぐ上側にも4台程度駐車可。無料。
小袖乗越に自転車デポ。
鴨沢バス停前に駐車場5台程度。小袖乗越に駐車場30台程度。小袖乗越の登山道入口にも3台可能。全て無料。
小袖乗越へ行くには国道411号を山梨側から鴨沢集落内の脇道へ上る。
道が下り始めたところを左折して山側に入ると小袖乗越へ行く。
東京側からだと小袖乗越への交差点が鋭角で狭く車の頭が振れない。
コース状況/
危険箇所等
ノボリ尾根は一般登山道ではありません。
樹林の中の急登ですが下草は無く尾根を外さなければ迷わないと思います。
たまに出て来る踏跡に惑わされず尾根筋を忠実に登るのが吉。
ヒル被害はありませんでした。虫もほとんど居ません。
あとは文句の付けようが無い良く整備された登山道です。
路面良し案内良し避難小屋良し。ただ石尾根に出てから五月蝿い虫が現れました。
小袖乗越から七ッ石小屋に掛けて、雨後にぬかるんでいる場所があります。
石尾根は尾根を忠実に辿る道と巻き道に分かれますので目的を持って選びましょう。
例えば七ッ石山から鷹ノ巣山を巻いて奥多摩駅や倉戸口へ行くことは可能ですが、日原へ行くには山頂を経由する必要があります。
小袖乗越には登山ポストはありませんでした。
トイレは鴨沢バス停、鷹ノ巣避難小屋にあります。七ッ石小屋はチップ100円。
温泉は「道の駅たばやま」にある「のめこい湯」を利用しました。
http://www.nomekoiyu.com/index2.html
村外者3時間まで600円。リンスインシャンプー、ボディソープ、ヘアドライヤー有。食堂併設。
道の駅駐車場からは坂を下り吊橋を渡ります。登山後にヘロヘロになると辛い距離です。
しかしながら湯に浸かった瞬間に温泉だと分かる泉質です。
キンキンに冷えた瓶コーヒー牛乳有。食堂にはソフトクリームがあります。
畳の休憩室があるので時間まで仮眠しました。座布団はセルフサービスです。貴重品は更衣室のロッカーに入れっぱなしで(100円リターン式)。
国道411号で山梨から奥多摩へ入りましたが、とても走りやすい道です。地方国道とは思えません。
急なカーブはありますが地形上仕方ないと思います。観光バスでも走れます。
山梨側は驚くほどお金を掛けて高架橋を作り走りやすい道にしています。
ただし夜間は鹿に注意です。10頭近く路上で遭遇しました。対向車より多いです。どちらに逃げるか分かりませんので徐行します。ブラインドコーナーには突っ込めません。
峰谷橋脇トイレの駐車場です。
障害者用を含めて6台駐車可。
これから登る「ノボリ尾根」は一般登山道ではありません。
2012年06月23日 04:39撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 4:39
峰谷橋脇トイレの駐車場です。
障害者用を含めて6台駐車可。
これから登る「ノボリ尾根」は一般登山道ではありません。
ノボリ尾根入口の階段です。
バリエーション登山の入口にしては立派過ぎる階段!もちろん林業用の用途に作られたのでしょう。
脇の電柱番号は「峰谷支66」
街灯の下のプレートにマジックで手書きされています。上流へ向かうほど番号が大きくなります。
2012年06月23日 05:03撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
6/23 5:03
ノボリ尾根入口の階段です。
バリエーション登山の入口にしては立派過ぎる階段!もちろん林業用の用途に作られたのでしょう。
脇の電柱番号は「峰谷支66」
街灯の下のプレートにマジックで手書きされています。上流へ向かうほど番号が大きくなります。
ブレていて申し訳ありません。
階段を登ると右側に踏跡らしきものがありますが、直接尾根に取り付きました。
入口と違って下草は全く無く藪山を求める方には期待外れです。
2012年06月23日 05:13撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 5:13
ブレていて申し訳ありません。
階段を登ると右側に踏跡らしきものがありますが、直接尾根に取り付きました。
入口と違って下草は全く無く藪山を求める方には期待外れです。
尾根筋には四角いコンクリート製の杭が所々に打ってあります。
これを外さなければ大丈夫。
最初から斜度45度はあろうかという強烈な登りです。土と落葉で滑り易く尾根幅が狭いのでジグザグも切れません。
2012年06月23日 05:24撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 5:24
尾根筋には四角いコンクリート製の杭が所々に打ってあります。
これを外さなければ大丈夫。
最初から斜度45度はあろうかという強烈な登りです。土と落葉で滑り易く尾根幅が狭いのでジグザグも切れません。
中腹になると何となく踏跡のような感じのところもあります。
斜度も最初よりは緩くなります。
2012年06月23日 06:01撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 6:01
中腹になると何となく踏跡のような感じのところもあります。
斜度も最初よりは緩くなります。
ここは完全に人の手によるものです。
丸太で作った階段。
ここにしかありませんでした。しかも2段だけ。
2012年06月23日 06:11撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 6:11
ここは完全に人の手によるものです。
丸太で作った階段。
ここにしかありませんでした。しかも2段だけ。
左右で見事に植生が違います。
左は天然のブナで右は杉の植林。
このあたりの尾根は広いですが常に中心を外さないよう心掛けました。
2012年06月23日 06:16撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 6:16
左右で見事に植生が違います。
左は天然のブナで右は杉の植林。
このあたりの尾根は広いですが常に中心を外さないよう心掛けました。
疲れると食欲が無くなる情けない体質のため「液体燃料」は必需品です。
エネルギーと水分が同時に取れて時間も掛からないのはいいのですが、とにかく重いです。
2012年06月24日 09:35撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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6/24 9:35
疲れると食欲が無くなる情けない体質のため「液体燃料」は必需品です。
エネルギーと水分が同時に取れて時間も掛からないのはいいのですが、とにかく重いです。
ぽっかりと樹林が切れて明るい場所がありました。もうすぐノボリ尾根も終わります。
2012年06月23日 07:37撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 7:37
ぽっかりと樹林が切れて明るい場所がありました。もうすぐノボリ尾根も終わります。
榧ノ木(かやのき)尾根に出ました。
この指導標の真正面にたどり着きます。
登山道は榧ノ木山のピークを微妙に巻いています。
ノボリ尾根に比べたら榧ノ木尾根はハイウェイです。
2012年06月23日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 7:57
榧ノ木(かやのき)尾根に出ました。
この指導標の真正面にたどり着きます。
登山道は榧ノ木山のピークを微妙に巻いています。
ノボリ尾根に比べたら榧ノ木尾根はハイウェイです。
水根(小河内ダム方面)からの道と合流します。
2012年06月23日 08:28撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 8:28
水根(小河内ダム方面)からの道と合流します。
石尾根に合流。この先で巻き道から尾根道へ移ります。
2012年06月23日 08:58撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 8:58
石尾根に合流。この先で巻き道から尾根道へ移ります。
鷹ノ巣山山頂1,736m。
ここまでで会った人はたった一人。倉戸口からのピストンだそうです。
濃いガスで全く視界無し。
2012年06月23日 09:33撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 9:33
鷹ノ巣山山頂1,736m。
ここまでで会った人はたった一人。倉戸口からのピストンだそうです。
濃いガスで全く視界無し。
木の幹に見惚れてしまうほど美しい苔が着生していました。
2012年06月23日 09:50撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 9:50
木の幹に見惚れてしまうほど美しい苔が着生していました。
鷹ノ巣避難小屋。まだ新しいログハウスで非常に綺麗に管理されています。
トイレ、水場あり。
板の間に10人程は寝られます。
2012年06月23日 09:52撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 9:52
鷹ノ巣避難小屋。まだ新しいログハウスで非常に綺麗に管理されています。
トイレ、水場あり。
板の間に10人程は寝られます。
避難小屋前の山ツツジでしょうか?
2012年06月23日 10:14撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 10:14
避難小屋前の山ツツジでしょうか?
何だか指導標ばかりの写真になってしまいました。撮る対象が少なかったので。
同じく峰谷から直接石尾根に出られる赤指(あかざす)尾根への分岐です。
ここを登って来られた人が居ました。けっこうきつい登りだったようです。
2012年06月23日 11:18撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 11:18
何だか指導標ばかりの写真になってしまいました。撮る対象が少なかったので。
同じく峰谷から直接石尾根に出られる赤指(あかざす)尾根への分岐です。
ここを登って来られた人が居ました。けっこうきつい登りだったようです。
全く視界が無いので予定していた雲取山は諦めて小袖乗越へ下ることにしました。
2012年06月23日 11:32撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 11:32
全く視界が無いので予定していた雲取山は諦めて小袖乗越へ下ることにしました。
七ッ石小屋上部の水場です。
コップ(ワンカップの容器)が置いてありました。
2012年06月23日 11:41撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 11:41
七ッ石小屋上部の水場です。
コップ(ワンカップの容器)が置いてありました。
この指導標に要注意。
小袖集落に下る分岐です。
「鴨沢バス停」へ向かえば自然に小袖乗越へ着きます。
小袖へ降りてしまうとアスファルトの車道歩きになります。
2012年06月23日 13:38撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 13:38
この指導標に要注意。
小袖集落に下る分岐です。
「鴨沢バス停」へ向かえば自然に小袖乗越へ着きます。
小袖へ降りてしまうとアスファルトの車道歩きになります。
小袖の登山口です。ここから登る人は少ないでしょう。
車道はありますが駐車場がありません。
小袖乗越までは優に500m以上離れていますので、タクシーでしたらここから登れば僅かに短縮出来ます。
2012年06月23日 13:45撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 13:45
小袖の登山口です。ここから登る人は少ないでしょう。
車道はありますが駐車場がありません。
小袖乗越までは優に500m以上離れていますので、タクシーでしたらここから登れば僅かに短縮出来ます。
小袖の集落です。お寺と見紛うばかりの大きな家があります。
2012年06月23日 13:47撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 13:47
小袖の集落です。お寺と見紛うばかりの大きな家があります。
小袖乗越の登山道入口です。
鴨沢から登った場合でも一旦車道を歩いて再びここから登山道に入ります。
2012年06月23日 14:01撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 14:01
小袖乗越の登山道入口です。
鴨沢から登った場合でも一旦車道を歩いて再びここから登山道に入ります。
「愛車」が待っていました。
2012年06月23日 14:04撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 14:04
「愛車」が待っていました。
小袖乗越の駐車場です。かなり広いです。
ずっと舗装路で来られます。
2012年06月23日 14:08撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 14:08
小袖乗越の駐車場です。かなり広いです。
ずっと舗装路で来られます。
帰りは奥多摩湖畔をサイクリング。
赤い橋は峰谷橋。アーチの鉄骨が2重になった橋は見たことがありません。
2012年06月23日 14:40撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
6/23 14:40
帰りは奥多摩湖畔をサイクリング。
赤い橋は峰谷橋。アーチの鉄骨が2重になった橋は見たことがありません。
出発地点に戻りました。
2012年06月23日 14:43撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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6/23 14:43
出発地点に戻りました。
撮影機器:

感想

前々から気になっていた奥多摩の「ノボリ尾根」へ行って来ました。
奥多摩湖の中間地点である峰谷橋から峰谷集落へ向かう途中に取付き点があります。
想像以上の急な尾根でほぼ直登。下草が無いのは良いのですが落葉と土で大変滑り易く角の取れたビブラムでは滑りまくりでした。
ところによっては四つん這いになりたいくらいの斜度です。
鳳凰・地蔵岳直下の蟻地獄を越える難路かもしれません。
尾根を外さなければルートの見極めは比較的容易でしょう。
榧ノ木尾根の縦走路に出てからは格段の登山道になり不安は一気に無くなります。
ただ梅雨前線がキッチリ仕事をしていて前回の大菩薩同様、全く視界の無い残念な山行でした。
本当は雲取山まで足を伸ばし小袖乗越へ下る予定で自転車をデポしておきましたが、石尾根で心が折れて下山しました。雲取山は秋以降のお楽しみで。
登山者は少なく榧ノ木尾根で一人、鷹ノ巣避難小屋までで二人に会っただけ。赤指尾根分岐で三人、トレランの人三人とすれ違いました。
ところが鴨沢からのコースに入ると(こちらは「登り尾根」と同じ名前ですが漢字になります)数え切れないくらいの登山者とすれ違いました。老若男女、カップル、家族連れと多種多様。
宮之浦岳や表銀座でも経験しましたが最近はコースによって人気不人気がはっきり分かれる傾向にあるようです。
鴨沢からは湖畔のサイクリングで車へ戻りました。
奥多摩湖は旧車・オートバイ・ロードバイク(自転車)のメッカのようです。
時期的に無いものねだりですが、痩せ我慢ではなくやっぱり晴れの縦走がしたいなぁ。。。

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コメント

ニアミス
23日、私も反対側の三峰神社側から雲取山へ行きましたよ。
ニアミスでしたね(笑)。
私の山行記録は編集中です。

昨年は鴨沢から雲取山へ行きました。
また自転車作戦は私も多用します。
梅雨が明けたらいよいよ夏山ですね〜。
2012/6/25 16:20
遅れて申し訳ありません
BIMOTAさん、こんばんは。
返信遅れてごめんなさい。
まさか同じ山域にいらっしゃるとはビックリ!
それなら雲取山へ行けばよかった。
このところ雨男もしくはピーカン男で爽やかな気候を味わっていません。
せっかくの石尾根が視界零。ズボラな心でも凹みました。
夏には本番が控えているわけですが、5月に全く登っていなかったので鈍っていました。
もう1回、出来れば複数回練習山行をしたいところです。オッサンにはラストチャンスですので。
このところ爪を隠しているBIMOTAさんに次を期待しちゃうイケナイ私ですがお互い自愛しましょう。
UP楽しみにしています。
2012/6/26 23:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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