雲の上の女峰山
- GPS
- 08:09
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 2,036m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りに使ったルートはガレ場が多く足元に注意! 深い笹原歩きや、唐沢歩きもあるのでGPSを持った方が良い |
写真
感想
当日の朝まで尾瀬に行こうと思っていたが、諸事情により急遽女峰山に変更となった。
原付を下山ポイントにデポして霧降高原に到着すると、台風が接近している事を思わせないほどの晴れ間が広がっていた。周囲は朝が早かったおかげで朝日が気持ちよく、涼しい風が吹いている。長い長い階段を登っていても少し足を停めれば汗が引いていく。そんな気持ちの良い山登りは山頂まで続いた。長い階段も終わり、展望デッキに立つと一面雲海に覆われている。下界は曇っているのだろうか?周囲の山々を望むことはできないが、海の中の孤島に立っている様な気分だ。
赤薙山を過ぎ奥社跡までは、地味に樹林帯を登って行く。そこを過ぎると気持ちの良い稜線歩きとなった。左手には相変わらず雲海が広がり、正面には女峰山が近づいて来ている。右手には標高の高い山が、雲海から山頂部を覗かせている。女峰山の山頂直下は1か所だけロープ場があったが、おおむね歩きやすい登山道だった。そして山頂に到着すると、日光連山の雄大な景色が広がっていた。その他の山々は雲海に隠れていて見渡すことが出来なかったが、普段雲がかかっていることの多いこの日光連山を、ここまで綺麗に見る事ができたのは、とってもラッキーだった。
山頂から避難小屋までの下山コースは、足元の悪いガレ場の急斜面が続いた。足元の石を落下させると、何処までも転がり落ちてしまうような急な斜面だ。そして誰も居ない避難小屋でマッタリと昼食を取って、下山を再開する。初めのうちは樹林帯を少しずつ下って行く。そして樹林帯も終わり視界が開けると笹原が広がり、遥拝石にたどり着く。ここからは雲竜渓谷にそそぐ滝が良く見える。落差は100m以上あるだろうか?よくテレビに出てくる海外の滝を見ている様な「スゲー」滝だった。
遥拝石を出発すると、永遠と続く笹原歩きだ。ひたすら同じ景色と長い下りで、足に負担もあり普段歩く同じ距離よりも長く感じる。
まだか、まだか、と思いながら下って行き、ようやく人工物の行者堂が見えた時には、ホッとした。後は石畳を下って、観光客がウジョウジョしている東照宮周辺に突入だ。登山スタイルで歩いている物など一人も居なくて、「何か自分は目立っているんじゃないか」と、思わせる。神橋を横目に原付をデポした大谷川に到着して本日の登山は終了となった。
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