八ヶ岳-地蔵尾根から赤岳・硫黄岳・夏沢峠・渋の湯縦走


- GPS
- 27:44
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,175m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
天候 | 23日:晴れ時々曇り、24日ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人気の山、登山道はよく整備されていて、全く問題はない。ただし美濃戸口から美濃戸山荘までの林道はダートで車高の低い車は通行禁止、タクシーも入れない。当日も車高の低い車が入って途中で穴にはまって救助されていた。夏沢峠からは北八ッに属するが、道はよい。天狗岳まで再び登りだが、大きな標高差でない。黒百合ヒュッテまでは大きな石の林立する下りだが、初心者には結構時間がかかるかも?ヒュッテから渋の湯への道は沢沿いの石の多い滑りやすい道のため、慎重に進むこと。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
週末、晴間がありそうだったので、思い切って高山植物の豊かな八ヶ岳を小屋一泊で南から縦走。八ヶ岳は数十年前に歩いたきりで、若い時代は高山植物などあまり関心がなかったので、今回は初めてに近い。
天候は予想以上によく、同じように考えるハイカーが多かったのか、赤岳展望荘には200人、頂上山荘にも100人もの登山客があったようだ。こんな混雑した小屋泊は初めてだが、高山植物は期待以上によかった。最初、美濃戸山荘から南沢を少し進むと、ホテイランの保護区があり、個体識別札が立っていた。実際の生息地で見たのは初めてで感動。
当初、自炊するつもりで二日分の食料と水(行者小屋で補給)を持参したが、気が変わって展望小屋のバイキングを食べてみることにした。そのため、荷物が重くなり、行者小屋まで休憩なしで飛ばしたのがたたり、地蔵の頭までの登りでかなり足に来てしまった。それでも晴れている内に撮影と思い、三叉峰先まで高山植物の撮影に出かけ、イワウメ、キバナシャクナゲ、チョウノスケソウ、オヤマノエンドウ、チシマアマナ、ヤツガタケキスミレ、ミヤマハタザオ、ガンコウラン、イワヒゲ、コメバツガザクラ、ミヤマキンバイなどを撮影、その後はガスがひどくなり、日没も見えなかった。夕食はバイキングをたっぷり食べて翌日に備えた。
翌日は3時半起床、4時前にはサブザックで赤岳の日の出を見に行った。すばらしいご来光で多くの山頂小屋の登山客が撮影していた。再び展望荘で朝食バイキングをたっぷり食べて出発。硫黄岳まで再び撮影しながら歩く。前日は図鑑でしか見たことのないホテイラン、イワウメ、ツクモグサ、チョウノスケソウなどを見て感動、この日は横岳手前から硫黄岳にかけてウルップソウの開花を見ることができて再び感動。人では多かったが、高山植物には大満足の二日間だった。途中、女性ハイカーに高山植物をどうしたら勉強できるのか尋ねられ、実物を見て、人に尋ね、図鑑やインターネットなど本を読み、の繰り返しで誰でも少しづつ覚えられるようになる、時分もそうだったと、答えた。
体力はだいぶ回復したので、横岳の登りで少し苦しい感じがあったが、それ以降は荷物も少しづつ減り、夏沢峠から根石岳・東天狗への登りもさほどの苦しさはなかった。夏沢峠以降は高山植物は一気に減るも黒百合平ヒュッテ付近もハイカーで一杯だった。八ヶ岳はアルプスに次ぐ標高とスケールだが、眺望や高山植物と相まって営業小屋が多いのも人気の要因だろう。夏沢峠からはめっきり高山植物はなくなり、樹林帯の中で時折、イワカガミやミツバオウレンなどを見かけるだけだ。夏沢峠から東天狗間での登りはコースタイムは1時間40分もあるが、足腰が平常なら実際には1時間前後で歩ける。
黒百合平への下りは大岩、大石とザレ場の続く歩きにくい道で、天狗の奥庭、すりばち池を経て小一時間で黒百合ヒュッテに出るが、ここでも大勢のハイカーやテントがヒュッテ前に押し寄せていた。最後の下山路は沢沿いで大石が多く、歩きやすくはないが、渋の湯の標高は1800m以上もあり、ここまでくれば標高差600m、距離にして3km強の下山路をゆっくり下るのみ。最後はバスまで大分時間があったので渋の湯にゆっくり浸かって帰宅した。
初日だけでなく、晴れないかと思っていた二日目の日曜日はさらによい天候で、ご来光まで拝めた。希少な高山植物と相まって、充実の山旅で、混雑を大きく上回る満足を得られて感謝。
なお、二日目早朝の赤岳のご来光のコースはGPSを小屋に置き忘れて反映されていないが、悪しからず。
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