巻機山から牛ヶ岳、割引岳
- GPS
- 10:45
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,722m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:41
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:58
天候 | 13日:曇、14日:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り)清水→六日町駅(南越後観光バス)、⇒〈JR上越線〉⇒越後湯沢⇒〈上越新幹線〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は比較的よく整備されており問題になる所はない。 6合目と7合目の間で森林限界を越え、ここからニセ巻機の9合目までザレ場から木段の急登となる。 |
写真
感想
今夏は天候に悩まされ山行計画は思うようにいかず少々消化不良気味だ。それを払拭し、夏の終りを締めるつもりで越後の山、巻機山に出かけることにした。
コースは登山口からのピストン、日帰りでは牛ヶ岳、割引岳(わりめきだけ)まで回ると時間的に少々苦しいと判断し、山中1泊の計画とした。
初日、タクシーで駐車場傍の登山口へ(最近はどこもバスの便が悪くなった)。ここから樹林帯の中を行く。ブナの森が美しいが、蒸し暑く少々鬱陶しい感じもする。
6合目で割引岳と天狗岩が見えて気分が変わる。この先、森林限界を抜け、ニセ巻機まで木段の急坂を昇る。視界が開けたが、天気は曇り、ガスで展望は望めない状態だ。
ニセ巻機からプレ草紅葉の草原を行き、巻機山避難小屋に着く。当初はここから割引岳へ行くつもりだったが、天候不良とお腹の調子が悪く、この日は小屋周りの散策程度でお茶を濁す。
小屋は2階構造、内部は綺麗で手入れが行き届いている。トイレは小屋内のバイオトイレ、匂いは気にならない。水場(沢の水)も近く、良質な避難小屋だと思う(協力金1000円を置いてきた)。
この日の泊りは計6人、ゆったりと過ごすことができた。
2日目、前日からの強風は朝になっても吹きまくっている。しかし、ガスは消え、周辺山々はハッキリと見える。展望が期待できるとあって、期待が膨らみ、勇躍出発する。
巻機山に向かう。稜線に上がると山頂表示のある西端に着く。小屋周りの草原が朝の光で眩しく感じる。そして奥に谷川連峰が広がり、素晴らしい眺めに出会う。
この先は展望を楽しみながらの尾根歩き。風は相変わらず強いがあまり気にならない。牛ヶ岳の北端まで一部は草紅葉の高原慢歩が続く。
谷川連峰から武尊山、至仏山、燧ケ岳から越後三山、妙高、火打の頸城の山、そして北アルプス北部に峰々、さらに日本海までの大展望が満喫できる、まさに圧巻の尾根歩きとなった。
次に最初の巻機山西端山に戻ってから割引岳に向かう。ここは台地状の巻機山に比べると山らしい山の形で、見た目も整っていて美しい。展望も素晴らしく、巻機山から牛ヶ岳の大きな山容もしっかり確認できる。
その後、山小屋に戻り下山の途についた。流石にここは人気の山、土曜日とあって行き会う登山者が急増する。駐車場に戻っても満車状態だった。
清水集落まで戻って、ここで名物(?)の山菜(だらけ)そばを食べるが、具の多さでお腹一杯となる。
アフターの温泉は、当初予定した六日町駅近くの「湯ラリア」は湯加減が超高温と聞き、結局、越後湯沢駅で下車して構内の温泉に浸かり(お酒入り風呂で湯加減はグッド)、今回の展望の山旅を締めくくった。
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