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記録ID: 203111
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ハイキング
奥秩父

国師のタルー梓川間のバリルート

2012年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:55
距離
11.1km
登り
1,015m
下り
996m

コースタイム

駐車地点8:10―大弛峠8:25―国師ヶ岳9:10―国師のタル10:55/11:05―国師のタルへの分岐(岩屋へ行く梓川への下降地点) 11:50/12:40―国師のタル13:25/13:40―国師ヶ岳15:30/15:35―大弛峠16:05―駐車地点16:20

注:国師のタルから梓川への下降地点まではテープを付けながら歩いたので上記の時間程掛かりません。通常は25分程と思います。

天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大弛峠に約20台分のまともなスペースがありますが午前5時ころで数台の空きとのことです。つまり大混雑というわけ。
あぶれた車は路駐しますが山梨県側は1km下まで止められていました。私は7:50着で峠より700m程下の路駐でした。
コース状況/
危険箇所等
危険個所:
なし

水場情報
国師のタルから10分位下ると僅かな水量の沢を横切ります。またこの踏み跡の左側(西側)に沿って小さな沢の様な窪みが梓川まで続いています。多分水が流れていると思います。
国師のタル付近の主脈縦走路で水が欲しくなった場合、この付近で水が得られる唯一の貴重な場所と思います。最悪でも梓川まで25分降れば水浴びもできます。誰も来ないからすっぽんぽんでOK

不明瞭箇所:
一応なしです。
国師のタルより梓川の岩屋分岐地点まで地図にない道ですが道形はほぼあります。また獣道多数あるので見極めが必要です。
この間、薮はまったくありません。快適に歩けます。

梓川到着地点から梓川岩屋までは約二時間。常楽院平までは約3時間(梓山バス停までは更に1時間)ですが、このコースは倒木、薮、渡渉などありさらに道形は不明瞭ですから、それなりの準備が必要です。軽い気持ちでは歩けません。
常楽院平から梓川岩屋までの記録↓:
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-146892.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-146772.html
大弛峠。
2012年06月30日 08:19撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/30 8:19
大弛峠。
国師ヶ岳へ登る途中から。
金峰は雲の中。手前は朝日岳。
2012年06月30日 08:54撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/30 8:54
国師ヶ岳へ登る途中から。
金峰は雲の中。手前は朝日岳。
国師ヶ岳に到着。向こうに見えるのは北奥千丈岳。
2012年06月30日 09:09撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 9:09
国師ヶ岳に到着。向こうに見えるのは北奥千丈岳。
国師ヶ岳の先へ進むと天狗尾根の入り口があります。
2012年06月30日 09:27撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 9:27
国師ヶ岳の先へ進むと天狗尾根の入り口があります。
国師ヶ岳からは概ねこんな感じ。平坦な部分もあります。
2012年06月30日 09:31撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/30 9:31
国師ヶ岳からは概ねこんな感じ。平坦な部分もあります。
国師のタル到着。
2012年06月30日 11:04撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/30 11:04
国師のタル到着。
国師のタルからこれから進む梓川方面を見た様子。
梓川まで赤テープ付けました。
テープは縦走者がそれに引き込まれないように、少し下った位置から付け始めました。
2012年06月30日 11:04撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 11:04
国師のタルからこれから進む梓川方面を見た様子。
梓川まで赤テープ付けました。
テープは縦走者がそれに引き込まれないように、少し下った位置から付け始めました。
こんな感じで道形が続いています(右)。踏み跡は信じられないくらい明瞭です。
左は獣道。
2012年06月30日 11:09撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 11:09
こんな感じで道形が続いています(右)。踏み跡は信じられないくらい明瞭です。
左は獣道。
とにかく薮は全くありません。快適に歩けます。
この写真は進む方向と逆に取ったものです。
2012年06月30日 13:03撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 13:03
とにかく薮は全くありません。快適に歩けます。
この写真は進む方向と逆に取ったものです。
20分位進むと青テープが現れ始めます。テープの先は梓川まで続いています。このテープの反対側は国師のタルより北側の稜線へ向かっているようです。
2012年06月30日 11:31撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/30 11:31
20分位進むと青テープが現れ始めます。テープの先は梓川まで続いています。このテープの反対側は国師のタルより北側の稜線へ向かっているようです。
この辺では珍しい一面の樺(白樺かも)林があります。
道形も明瞭ですが、この林の中で一時的に道形は消えます。その分かりにくい所はクランク型に進むのですが赤テープをこまめに付けておきました。
2012年06月30日 11:41撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/30 11:41
この辺では珍しい一面の樺(白樺かも)林があります。
道形も明瞭ですが、この林の中で一時的に道形は消えます。その分かりにくい所はクランク型に進むのですが赤テープをこまめに付けておきました。
国師のタルへと岩屋へ行く為に梓川への下降地点の分岐地点に到着しました。
このように種々のテープが付いています。
梓川岩屋はこの分木から梓川へ下りて渡渉します。
2012年06月30日 12:13撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 12:13
国師のタルへと岩屋へ行く為に梓川への下降地点の分岐地点に到着しました。
このように種々のテープが付いています。
梓川岩屋はこの分木から梓川へ下りて渡渉します。
前の写真の数メートル先の木に「コタ」と書かれておりますが「国師のタル」という意味でしょう。
写真前方が国師のタル方面。
2012年06月30日 12:38撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 12:38
前の写真の数メートル先の木に「コタ」と書かれておりますが「国師のタル」という意味でしょう。
写真前方が国師のタル方面。
時間があったので梓川へ下りうろうろするとミニ岩屋を発見。大きさがドラム缶程です。
本物の梓川岩屋はここから約2時間先です。
その後分岐へ戻り国師のタルまで赤テープを追加しながら戻りました。
2012年06月30日 12:04撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 12:04
時間があったので梓川へ下りうろうろするとミニ岩屋を発見。大きさがドラム缶程です。
本物の梓川岩屋はここから約2時間先です。
その後分岐へ戻り国師のタルまで赤テープを追加しながら戻りました。
国師のタルへ戻ってきました。
ここで74歳のお爺さんに会いました。大弛峠朝5時出発で甲武信岳の往復だそうです。
大弛峠までおしゃべりしながら一緒に帰りました。
2012年06月30日 13:25撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 13:25
国師のタルへ戻ってきました。
ここで74歳のお爺さんに会いました。大弛峠朝5時出発で甲武信岳の往復だそうです。
大弛峠までおしゃべりしながら一緒に帰りました。
大弛峠へ到着。
このころは雲も厚くなってきました。
2012年06月30日 16:07撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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6/30 16:07
大弛峠へ到着。
このころは雲も厚くなってきました。

感想

昨年岩屋林道を歩いたとき梓川沿いにある岩屋へ行く梓川への下降地点に国師のタルい続くと思われる分岐があり、そこから国師のタルへ続くと思われる青色の目印を見つけました。
今回はこの分岐の先がどうなっているのかを調べるのが目的です。梓川から登るにはそこに辿りつくまでが大変です。
したがって今回は、国師のタルから梓川へ向かって歩きました。

地図には道は書かれていませんが予想通り道形はほぼ残っていした。このコースはほとんどが背の高いトウヒの林で日が射さないため下草は生えていなく薮はありません。しかし青色の目印は国師のタルへ続いていませんでした。

梓川沿いの国師のタルと岩屋への分岐付近は、この辺りでは珍しい一面の白樺林です。

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コメント

こんばんは
今回の稜線〜梓川ルートはmoto.p さんの辿ったコースの様ですね。

予定は未定ながら、8月に歩くコースに梓川の岩小屋泊を絡めようと思っております。
悪天候時に稜線へと辿るエスケープのルートとして大変参考になりました。

信じられないくらい明瞭な踏み跡のフォト&レコ、有難うございます。
2012/7/1 22:44
Re:こんばんは
KURIRINさん

そうなんです。moto.p さんの歩いたコースです。彼の記録も踏み跡が明瞭だと書いていましたね。青テープ通りに行かなかったことが彼の凄い所です

梓川岩屋はデカイですよ。中で焚火した跡もありました。
水もあるし薪もそこらじゅうにあるしきっと快適な一夜を過ごせると思います
2012/7/2 19:56
お疲れ様です
山登りというか、山下り(?)お疲れ様でした
数年前に甲武信ヶ岳から国師ヶ岳へと歩いたのですが、予想通り長い道だったのを覚えています。
緊急時の水場としても、使えそうですね。
「コタ」の字からしても、それなりに人が入っていそうな感じの道ですね。
2012/7/2 21:45
Re:お疲れ様です
masaiさん

甲武信ヶ岳から国師ヶ岳の縦走路は奥秩父で一番小屋の間が長いところですね。
国師のタルであったお爺さんはそこの往復ですから凄いです。

この縦走路では水が無いので、こんなところにあるじゃないかと思いました。でも真夏は枯れるかもしれませんね

「コタ」の文字は最近のもののようです。梓川沿いの道はバリルートですが、沢山の人に歩いてほしいものです。
2012/7/2 22:01
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