塩見岳・お天気の隙を縫って絶景の山頂を堪能

2019年09月23日(月) 〜 2019年09月24日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,148m
• 下り: 2,150m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:16
• 合計: 6:34

6:47 越路駐車場
7:25 鳥倉林道登山口
9:03 ほとけの清水
9:30 塩川・鳥倉ルート合流点
10:01 10:17 三伏峠小屋
10:28 三伏山
11:27 本谷山
13:21 塩見小屋

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:57

6:10 塩見小屋
7:14 塩見岳
7:21 塩見岳東峰
7:45 7:55 塩見岳
8:40 塩見小屋
10:11 10:35 本谷山
11:22 三伏山
11:36 11:46 三伏峠小屋
11:57 塩川・鳥倉ルート合流点
12:17 ほとけの清水
13:33 鳥倉林道登山口
14:07 越路駐車場

天候

台風~好天~曇り・一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道・松川IC~大鹿村郵便局〜鳥倉林道〜越路P

コース状況／危険箇所等

台風の影響はありましたが、山頂直下以外は緩やかな路でした

その他周辺情報

大鹿村には強塩泉が湧くそうですが、諸々あってハイウエイ温泉・諏訪湖（610円）へ

写真

9/23 6:47

越路Pには立派なトイレもあり、ここで登山届を提出しました。今日は自分も含めて自動車2台、バイク1台でした。今日は予約した塩見小屋をめざします

9/23 7:05

歩き始めて暫くしたとき、ふと見上げると虹がかかっていました

9/23 7:06

大きな虹です。この時点で天候には期待したのですが。。。

9/23 7:25

林道から登山道の入口です。この時点では雨は降っていません

9/23 7:44

三伏峠小屋まで、このような標識があり、目安になります。自分は1区間15分くらいでした

9/23 7:44

登り始めはカラマツの植林地です。このあたりで下山する団体さんとすれ違いました。「どちらまで？」と聞かれたので「小屋までです」と答えましたが、三伏峠小屋までと思われたのかもしれません

9/23 8:28

カラマツの林からシラビソなどの針葉樹へ変わります。南アルプスらしい深い森です

9/23 8:31

このような木製桟道が次々とあります。登りより、濡れた時の下りには要注意です

9/23 8:41

中間地点。このあたりから雨が激しくなってきました

9/23 8:45

ゆっくり歩けば大丈夫です

9/23 9:03

仏の清水。細いですがしっかり出ています

9/23 9:10

山と高原地図では危険とされるルンゼのトラバース。慎重に進めばだいじょうぶです

9/23 9:30

塩川ルートは閉鎖されているようですが、看板は立派です

9/23 9:50

やっと来ました。この時点で激しく雨が降っています

9/23 10:01

三伏峠小屋でコーヒータイム。焼餅をごちそうになり、ありがとうございます。少し様子を見て、ここでの宿泊も考えましたが「塩見小屋までは樹林帯だから風は避けられる」との言葉を頼りに行けるところまで行ってみることにしました。しばらくすると、宿泊予約した塩見小屋から安否確認のお電話をいただきました。ご心配をおかけして申し訳ありません

9/23 11:27

本谷山。この時点で風雨が強まっていますが、樹林のおかげか、風が直接身体を揺さぶられるようなことはありません。先へ進みます

9/23 12:39

残り40分の標識。ありがたいです

9/23 13:02

塩見新道分岐。こちらも閉鎖されているようですが、地図で見ると塩見岳に直接行ける最短ルートですね

9/23 13:12

樹林が低くなると風がゴーゴーと来ます

9/23 13:21

塩見小屋に到着しました。新しくて頑丈、快適な小屋でした。今日の宿泊は自分1名、これは初めての経験です。今日は朝1：30に自宅を出発した影響か、ビールも飲まずに食事以外はぐっすりと寝ていました

9/24 5:12

翌朝。まだ風は強かったのですが、曙光に照らされた塩見岳を初めて目にしました。手前のピークは天狗岩です

9/24 5:12

下弦の月が輝いています

9/24 5:17

諏訪方面は雲海の下です

9/24 5:41

朝食後、朝日に輝く塩見岳

9/24 5:42

うーん。早く行きましょう

9/24 5:44

北アルプス方面。槍ヶ岳も見えているように感じます

9/24 5:46

乗鞍岳。次はここですかね

9/24 6:11

出発します

9/24 6:11

中央アルプス。千畳敷カールあたりは雲がかかっています

9/24 6:18

塩見岳に取付いて暫くしたところ。天狗岩が立ちふさがります

9/24 6:28

仙丈、甲斐駒、間ノ岳。北岳は大きな間ノ岳に隠され、雲もかかってお気の毒

9/24 6:29

ハイマツ帯を天狗岩を目指して進みます

9/24 6:29

「影塩見」でしょうか？

9/24 6:46

天狗岩を超えて、塩見岳にアプローチします

9/24 6:56

険しい岩場ですが、ペンキマークにしたがって進みます

9/24 7:09

南アルプス北部の大パノラマ

9/24 7:14

到着しました。三角点標石の後ろに、南アルプス北部の名山

9/24 7:15

ここで初めて富士山の登場

9/24 7:15

うーん。来た甲斐があります

9/24 7:16

振り返って南アルプス南部高峰の悪沢岳と荒川岳。赤石岳は荒川岳の後ろです

9/24 7:18

誰も来ないので自撮りです

9/24 7:21

東峰の方が少し高いですね

9/24 7:21

富士山最高！

9/24 7:22

富士山と記念撮影

9/24 7:36

富士山頂の雲の下は荒天かもしれませんね

9/24 7:42

東峰からの眺め。北アルプス方面は早くも雲がかかっています

9/24 7:46

山頂の草紅葉

9/24 7:54

トウヤクリンドウはドライフラワー状態。山頂を堪能して下山します

9/24 8:08

下山途中の甲斐駒ケ岳

9/24 8:08

下山途中の間ノ岳

9/24 8:08

下山途中の仙丈ケ岳

9/24 8:37

小屋に戻って塩見岳を振り返る。この間、2名の方とすれ違いました。お話を伺ったところ、お二人とも凄過ぎです
　Aさん：車中泊して3時過ぎから日帰り往復（この後、Aさんとは三伏山で再開しました）
　Bさん：三伏峠小屋に2日停滞。この後、熊ノ平小屋経由で農鳥岳まで行って鳥倉まで戻る（鳥倉まではバイク）

9/24 8:40

小屋周辺のナナカマド。赤い実がきれいです

9/24 8:46

今回の甲斐駒ベストショット。やはり長野県側から見た方が白さが際立ちます

9/24 8:48

早くも塩見岳に雲が迫る。この後にAさんから伺ったお話では、9時の時点では雲の中だったとか

9/24 9:06

南アルプスらしいコケの小宇宙

9/24 10:12

本谷山からの塩見岳

9/24 10:34

塩見岳と2ショット

9/24 10:34

甲斐駒・仙丈も見納め

9/24 10:34

ここで北岳山頂の雲が取れました

9/24 10:39

塩見岳の山腹は紅葉がはじまっているようです。ダケカンバやナナカマドでしょうか

9/24 10:45

花が少ない季節ですが、本谷山山腹には小さなお花畑がありました。咲き残りのミネウスユキソウ

9/24 10:50

ヤマハハコ

9/24 10:54

マツムシソウ

9/24 10:54

ウメバチソウ

9/24 11:40

三伏峠小屋に到着。ここで小雨が落ちてきました

9/24 11:41

トリカブト

9/24 11:47

ゴゼンタチバナの赤い実

9/24 12:13

このあたりで、結構な雨が降ってきました。木製桟道でのスリップに注意して先を急ぎます

9/24 12:31

？

9/24 12:36

アキノキリンソウ？

9/24 12:36

オトギリソウ？

9/24 12:43

？

9/24 12:44

ミヤマシシウド

9/24 12:51

？

9/24 12:57

マルバダケフキ

9/24 13:00

？

9/24 13:33

ここまで帰ってきました

9/24 13:34

登山口付近の石灰岩

9/24 13:42

林道の斜面。少し紅葉しています

9/24 14:07

ゴール。自動車は10台くらい。農鳥岳へ行かれたBさんのバイクでしょうか？

9/24 14:22

マイカーの中から。雨が降ったりやんだり

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

備考

林道での運転はパンクに注意しましょう

感想

M2132K

何回かリスケした塩見岳に台風の動きを見ながら登りました。
自分が山頂にいた前後の4時間程度、幸運にも天気が微笑んでくれたようですが、山小屋の方にもご心配をおかけしたようで、申し訳ない想いです。結果オーライとはせず、今後の行動に活かしたいと思います

下山して国道に出たところでパンクに気付きました。偶然あった自動車修理店さんのガレージで待機させていただき、保険会社経由でレッカーを手配し、タイヤショップまでレッカー移動。タイヤ交換して無事に帰宅しました。みなさんのご厚意と社会の仕組みのおかげで山登りが出来ると感じました

5年くらい前に購入したレインウエア、シューズ、ザックとも耐水性がかなり低下しているようでした。これを機会に更新を検討します