富士山 吉田ルート
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 57m
コースタイム
天候 | 曇り 時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七合目までは問題ない足場だが、七合目より上は岩場が増え、注意して登る必要がある。 下山道がまだ通行止めであり、交互通行になるところがあった。 |
写真
感想
夏の富士山駐車場はとても混むと聞いていたので、7月初旬の金曜日に富士山に行く予定を立てた。前日の天気予報では曇り時々雨、雷とのこと。明け方、川崎の自宅を出発してまもなく大雨が降ってきて、どうなることかと思いつつ、まあとにかく行ってみようと車を走らせる。途中から雨もやみ、スバルライン五合目駐車場に車を停めた。半分くらいの駐車状況でしょうか。
歩き始め、一旦下ってから登りになり六合目で一合目から続く吉田口登山道と合流する。七合目までは落石防止の為の大型の側壁がある道をジグザグに登っていく。高度が上がるにつれて空気が薄くなり、息が苦しくなってくる。やはり、車で標高2300メートルまでいきなり上がり、かつ休憩もほとんどしないで歩き出した影響でしょうか。
七合目付近からだんだんと岩場が増えてきて、どこに足を置くか神経を使いながら登っていく。下り専用ルートが雪のためにまだ開通していないため、降りてくる方とお互い譲り合いながらの歩行となる。岩場を登りながら、以前登った芦屋のロックガーデンを思い出す。
風がだんだんと強くなり、体ごと持っていかれそうになることもある。重心を低くしてしっかり歩を進める必要があります。長袖ポロシャツでは寒いためレインウエアを途中で着ました。富士山は火山のため溶岩でできているわけですが、小石や砂が容赦なく小生の顔面めがけて飛んできます。後で触ったら、髪の毛に小石がはさまり、耳にも砂がたまっていました。途中ミネラルウオーター(500円)を八合目の山小屋で買いましたが、その山小屋でいつもこんなに強風が吹くのか聞いたところ、こんなに強いのはそんなにないとのことでした。まわりに山のない独立峰ゆえ風が強いわけですが、いつも吹くわけではない強風を体験したのも貴重な経験か。ウオーターは、500CCペットボトルを1つ持ってきましたが、2つ以上では重いため現地購入で正解でした。
ところで富士山は他の山と違い、外国の方が非常に多いです。欧米や中国、韓国の方など。「MORNING」と声をかけると「こんにちわ」と返ってきたり「NICE TO MEET YOU」と挨拶されたり・・。外国の方は日本に滞在してる間に富士山だけは登っておかなければ、という感じなのでしょうか。富士山は日本のシンボル、すばらしいことですね。
八合五勺の御来光館でラーメン(800円)を食べる。ここから、標高3710メートルに位置する吉田ルートの頂上、久須志神社まで登ります。御来光館と久須志神社は標高差300メートル未満なのですが、急な岩場の上に空気は薄く結構しんどい。久須志神社に着いた時は、やっと着いたかという感じです。
頂上はまだお店は1つも開いてませんでした。強風のせいかもしれません。強風のため剣ヶ峰へ行くのはあきらめ下山開始です。下山開始後、雨が降り始め、雨支度をしているグループがあったので小生もザックにカバーをつけました。
また御来光館で、今度はおしるこ(500円)を食べる。ポロシャツの上にレインウエアだけだったため厚手のシャツを間に着こみ、レインウエアのズボンを履いた。レインウエア上下だけ持っていけばいいのではないかと考えていたが、結局持っていったもの全部着ることになった。でも高度が下がると気温が上がってきて、脱ぐタイミングがなかなか見つからないんだよね。
午後になると登られる方がどんどん増えてきて、一人しか通れないようなところではグループが登り終わるのをじっと待つことも何回かありました。でも同じ山の仲間同士、とても楽しいですね。
いろいろな意味で非常に楽しい富士登山でした。
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