雲の中の檜洞丸


- GPS
- 05:39
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨。下山直後に太陽が顔を出す。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西丹沢自然教室の駐車場には5台程度が駐車していた。その先のウェルキャンプ西丹沢の駐車場は500円/日で利用可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西丹沢自然教室:登山届、トイレ、更衣室 登山道の状況:特に危険個所はありませんが、倒木により通過を慎重にすべきか所が何か所かあります。ゴーラ沢出合の渡渉点は、増水もなく危険はありません。ゴーラ沢出合以降は泥んこ道はなく、濡れた岩や木階段・木道で滑らないよう気を付ける必要があります。 |
写真
感想
今日は檜洞丸に行ってきました。
週の中盤あたりから、週末の天気を「てんきとくらす」でチェックしていました。
ご存知のように、今週末は梅雨前線とそれに伴う低気圧の接近で、北海道と沖縄以外は
天候が悪い状況です。
その中でも比較的天候がよさそうな丹沢に目をつけて、直前まで丹沢のどこに行こうか
検討しましたが、山ヒルがいなさそうな西丹沢へ行くことに…ww。
天気予報では晴れ間も期待できるような状況でしたので、天候が回復すれば大室山まで
足を延ばしたいなと思いながら、新松田発の始発バスに乗車。
いつもと違って、数名しか乗客がいません…。めずらしい。
終点の西丹沢自然教室に着き、登山届を提出。天候は曇りで、大室山方面はガスの中。
とりあえず「ツツジ新道-檜洞-犬越路-用木沢出合経由で戻る」としておきました。
ツツジ新道を進み、ゴーラ沢出合に到着。ほぼ増水していない感じでしたので、
とりあえず安心しましたが、対岸の檜洞丸方面の取り付きはガスガスで、
「ホントに晴れるのか?」かなり天候の回復には???という感じです。
取り付き点から登り始めましたが、ガスの中を進むのでいつもと違った光景が。
いつもは天気の良い日・よい山を選んで山行に行くので、丹沢でこんな景色を
見るのは初めてです。ガスの中のブナの巨木を見ると、なんだか晴天時よりも
心が癒される感じがします。
天候があまりよくないので、出会う人も少なく、独り占め感もつのりますね。
基本的にブナなどの木が雨を防いでくれるので、雨具は着ないで歩いていましたが、
雨が時折強くなるので、レインウェアを着てみたり脱いでみたりと忙しい感じです。
ザックカバーは途中からは着けっぱなしに。ずっと湿度が100%なので、汗拭き用
タオルは何度も絞ることになりました。まあ、雨の日の山行の練習だと思えば、
いい感じではないでしょうか。
そのうち山頂手前の木道地帯に着きましたが、白いガスとブナの木、マルバタテブキ
の緑などのコントラストが良く、ガスの中の山歩きも面白いものだなあと思いながら
楽しく歩けました。ただ、バイケイソウはほぼすべての個体の葉が枯れていて、夏に
花をつける個体があるのかどうかちょっと心配です。
山頂はもちろんガスの中ww。全く展望・眺望はありません。ただ、いつもと違い
ほとんど人がいないので、白いガスの中にベンチや木々が浮かぶ静かな情景を
楽しむことができます。こういう静かな山行もまた味があっていいですね。
降雨とガス、あまり歩いている人がいないということもあり、下山路は予定していた
犬越路はやめてツツジ新道でピストンということにしました。
下山中は大きなカタツムリが登山道にいたり、食事の邪魔をされて逃げていく鹿との
出会いがあったりで面白かったです。
ツツジ新道入口の沢でこっそり登山靴の泥を落として、西丹沢自然教室に到着。
なんと、この時点で本日初めて太陽が燦々と…。「遅いよ」と思いましたが、梅雨
時期なのでしょうがないですよね。
ずっと山に行くのは晴れた日と決めていましたが、あまり激しくない降雨だったら、
また雨でも行きたいなと思いました。
新たな発見があったということで、まんぞく、まんぞくの一日でした。
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