城丹国境尾根から桟敷ヶ岳


- GPS
- 10:15
- 距離
- 65.8km
- 登り
- 2,094m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 下界は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
茶呑峠へのルートは、途中にゲートあり。車は入れません。 茶呑峠〜天童山は京都一周トレイルの扱いで、テープ多し。ただ入山者が少ないためか、踏跡の確認は重要。テープは要所要所あり。 飯盛山〜祖父谷峠付近までは踏跡も浅く、ルートを外れないよう注意が必要。 祖父谷峠〜桟敷ヶ岳は安心して登れます。 |
写真
感想
今回は移動手段に自転車のみを使って、茶呑峠から城丹国境尾根を通って桟敷ヶ岳にピストンで行ってきました。
初めてのコースだったので、大好きな縦走ではなく確実なピストンを選択しています(苦笑)
茶呑峠までは自転車で行く予定です。距離は27kmほどあります。
周山街道(162号)から行くのが普通ですが、あまり車の多いところは走りたくないので、京見峠経由で行きました。道幅は林道並みの細さ、朝の5時台に車はほとんど走っていません。これが割と登りがハードで、せっかく登ったのに峠を越えた後の下りでかなり高度を下げてしまうM的な道でした。なので帰りは選んでません(あれ?)
実は今回は心拍計を装着して登ってみました。いつもエアロバイクでは心拍数を130くらいにしてトレーニングしているのですが、130だとかなりゆっくり登らないといけません。まぁ自転車なのでギアを落とせばいいのですが…そのおかげか汗をあまりかかずに済みました。(もともと今日は結構涼しかった)
そして周山街道に合流しますが、車に加えてライダーが多いです。あ、もちろん自転車な方も見かけるのですが、やはりロードな方は速いですね!
周山街道は清滝川方面で別れます。さらば、スーザン!(意味不明)
このルートは行き止まりなので、基本的に車はほとんど走りませんから快適です。こんな辺鄙なところなのにまだまだ住んでる方がおられるのは、やはり独特の魅力があるからでしょうか。ちなみにここら辺から携帯が圏外になりました。
さて茶呑峠へのルートでは集落を後にするとほどなくしてゲートが出てきました。これを跨ぎ、さらに登ると少しずつ林道のコンディションが悪くなり、ついにダートになりました。水も流れるダートではさすがに登るのも大変なので、ダートの手前に自転車をデポして歩きます。「ヒル多し」の看板が出てたので、ジョニーを入念にスプレーします。ピュッピュッ!
ダートな林道を歩くとすぐに茶呑峠に到着しました。ここから東方面、杉林の急斜面を直登するのが今回の尾根コースのようです。
ここは幸い京都一周トレイルになっていることもあり、テープが多数あります。ただ、杉林の下草のないところが中心なので、すぐにルートを外してしまいやすく、注意が必要です。
天童山までは急な登り、心拍数はすぐに160を超えます!すると結構息が上がるので、せめて150台になるようにペースを落として歩くようにします。これはなかなかいい勉強になりました。(今まで結構無茶なペースで歩いてたということで)
天童山から飯盛山は近く、すぐに到着します。京都一周トレイルのテープはもうありませんが、他のテープは多く、ここは迷わないでしょう。
飯盛山から桟敷ヶ岳は少し距離があります。実は自転車で3時間も走っているので、この時点で登山は結構お腹一杯だったりします。とは言えまだ9時半なので、桟敷ヶ岳を目指すことにしました。
ここは歩く人が減るのか、踏跡も薄く、地形によっては迷いやすいです。特に杉林は要注意です。私も2箇所でルートを外しました。
2回目の鉄塔のところで、東南側のルートを下ります。ここには案内がないので、ついつい鉄塔保守用の作業道(こちらは階段が作ってあって歩きやすい)に行ってしまいましたが、予定のルートではありません。
ここから桟敷ヶ岳までは急登もなく、緩やかな登りのまま山頂に到着します。自転車も入れると6時間少々、満足満足。
帰りはピストンの下りでペースが上がるかと思いましたが、アップダウンが多いのでそれほど短縮できません。地面も湿ってて滑りやすいので、「ラン」は使えませんし…。蜘蛛の巣を払いながら歩く必要がなくなったくらいでしょうか?
まあ登り3時間の下り2時間ですから普通でした。
さて下りといえば自転車、帰りは汗を乾かしながら走れます!これは快適です。高雄のところで少し登り返しがありましたが、あとは基本下り。ジョニーならぬスーザン、いや周山街道はやっぱり車とバイクが多いので、少し怖いですね。登りでの排気ガスもマイナスですし…。
そういえばヒル君は遭遇しませんでした。ジョニーのおかげか、最初からいなかったのかは不明ですが、この季節に出会わなくてよかったです。
あと、お花や鳥も少ないですね…。唯一咲いていたのが写真の黄色い花だけとは寂しいものです。鳥も稀にカッコウが鳴くくらいでした。生々しい熊の足跡がありましたのでご用心。
意外なものとしては蜘蛛の巣で、超小型の蜘蛛が作った蜘蛛の巣は芸術的でもありました。まあ蜘蛛嫌いな人にとっては芸術的に美しくても嫌いなものは嫌いだと思いますので、パスしてください。
結局、今回は誰にも出会いませんでした…さすが京都の北山でございます。静かな山歩きを楽しみたくなったら京都へおこしやす(笑)
コメント
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本番の登山よりバイクの方がキツいルートだったのでは・・・?
茶呑峠って、かなり狭く勾配がきつかった記憶があります。
天気はイマイチだったようですが、その、162のルートは春の桜、秋の紅葉シーズンには、晴れたら展望も良く
最高かも!
茶呑峠もきつかったですが、京見峠もきつかったです
茶呑峠は林道と言うよりは幅の広い登山道という趣でした。秋に走ると気持ちいいでしょうね!…と言うよりは、早く雪山に行きたい!と思う今日この頃です
珍しくピストンですね
鈴鹿もたくさんの 山ヒルが出迎えてくれました。熱烈歓迎です
Wさんのために滋賀県多賀町大君ヶ畑から登る鈴鹿縦走計画を考えました。マイナー山あり峠、谷と見どころ豊富です。延長も可能でお好みで果てしなく延長できます(笑)実行は秋の方がよいと思いますが、少しずつ下見をして行きたいと思います。 近々日記にでもアップします。
縦走って地図を見ながらの計画段階が夢が広がるようでいちばん楽しいですね
とりあえず初めてのルートはピストンが安心感があっていいです…私らしくないですが
大君が畑からの鈴鹿縦走、まずは軽く藤原岳くらいで抑えといたほうがいいでしょう〜チャリを使うなら藤原岳から登るパターンを希望します!
やはり下見は重要ですね。30kmの初ルートを日帰り縦走するスリルも捨てがたい?いやいや、そんな学生のような登山はそろそろ卒業しないと
guhikazukiです。
自宅から自転車で登山道まで行き、山に登る...Mっ気強しですね。(俺も人のことは言えんが...)
蜘蛛の巣はじっくり見れば幻想的で美しいのだろうけど顔面直撃を何回も食らっているとウンザリ><
この季節での展望は難しいですね。
こういうときはあえて展望の無い山に登っている次第です
背負子登山も結構Mってると思いますが
朝一番、誰も踏み入れていない登山道を歩くと蜘蛛の巣の襲撃だらけですね。ポールを十手のように持って(いつの時代?)蜘蛛の巣を切りながら歩かないと顔が汗と蜘蛛の巣まみれになります
今回の蜘蛛の巣、雨上がりということもあって光ってました。もし機会があれば北山をお試しください
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