掛頭山 〜牧野博士も愛した八幡湿原の自然美〜

2019年10月06日(日) [日帰り]

• GPS: 03:20
• 距離: 8.3km
• 登り: 371m
• 下り: 372m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:07
• 合計: 3:20

8:19 スタート地点
8:41 8:41 猿木峠登山口
9:18 9:20 猿木峠
9:58 9:58 掛頭山
10:10 10:10 掛頭の肩
10:34 10:38 土草峠
10:57 10:58 二川キャンプ場
11:27 11:27 猿木峠登山口
11:39 ゴール地点

　先週の龍頭峡(天上山)に続き、八幡湿原(掛頭山)を歩くことができて良かったです。中高年を中心にカメラ持参で湿原を訪れる人達が多くありました。
　掛頭山はイメージと違い、距離的にはさほど長くないものの、眺望もなかなかで登っても楽しめる山でした。ブナやミズナラ林の雰囲気も素晴らしい。次は臥龍山と組み合わせて登ってみたい。。
　それと「かりお茶屋」や周辺の雰囲気も味わう価値あり。

天候

曇り のち 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中国自動車道：戸河内IC〜(R191)〜かりお茶屋（広島県山県郡北広島町東八幡原119-1／0826-36-2727）前：八幡高原公園Pに駐車。公衆トイレあり。

コース状況／危険箇所等

掛頭山への登山道は笹がにぎやかな箇所もありましたが、藪こぎレベルではありません。マーキングと踏み跡は分かりやすかったです。クマ鈴は一応つけました。

写真

10/6 7:44

「やわたハイランド191(スキー場)」を背後にみながら八幡高原に進んでいると・・・。

10/6 7:43

(右手)畑が赤く染まってる？

10/6 7:43

赤ソバの花？　赤い茎も印象的でした。

10/6 7:45

道を挟んで左手に「カキツバタの里」。時季は過ぎていますが、ポツポツ残っていました。アヤメ・ハナショウブとの違いを確認。。

10/6 7:49

牧野 富太郎 博士の句碑。　博士は2度 八幡湿原を訪れ、カキツバタの群生地に感激し、紫の花汁でシャツを染めて句を詠まれたそうです。

10/6 7:58

山麓庵。左手に「かりお茶屋」があります。

10/6 8:00

赤目玉たちから今朝方の雨がしたたってる〜。。

10/6 8:01

おっと。鈴つけとくか・・・。

10/6 8:18

8:19　八幡高原公園Pからスタート。

10/6 8:22

8:22　少し歩くと、八幡湿原の遊歩道へ続く道あり。「熊注意」看板を見ながら入ります。

10/6 8:24

8:24　右へ。帰りは左から出ました。

10/6 8:26

8:26　かりや茶屋の説明板にあったタンナトリカブト。

10/6 8:28

8:28　遊歩道方面に左折した所にマツムシソウ。風にそよいでいました。

10/6 8:29

マアザミ。

10/6 8:29

イヌタデ。　自宅の庭では刈ってしまいますが・・・(笑)。

10/6 8:29

8:29　木道に入ります。　雨上がりで3回滑る・・・が、踏みとどまる。　その都度、誰かに見られなかったか？振り返る。

10/6 8:33

8:33　トリカ部隊、整列。。

10/6 8:35

8:35　アケボノソウあった〜(^^)。

10/6 8:37

群生していました。ぜいたく〜。

10/6 8:39

8:39　アキノキリンソウ。　小振りからまあまあ まで、あちこちで。。

10/6 8:40

8:40　木漏れ日を浴びながら遊歩道を進む。

10/6 8:43

8:43　分かりにくい猿木峠への取り付き。後に霧ヶ谷湿原の入口看板から少し入った所と知る。(ピンクテープ1箇所のみ)

10/6 8:50

8:50　笹が膝高まで伸びた道を抜けると、一旦分かりやすい道に。。

10/6 8:50

この処置はありがたい。感謝。

10/6 8:52

8:52　沢またぎ：その1。　

10/6 8:53

8:53　この感じ👍。

10/6 8:57

8:57　もち肌な白🍄。

10/6 8:57

バラ風？ 白子風？

10/6 9:01

9:01　沢またぎ：その2。

10/6 9:04

9:04　結構、感じいいね。

10/6 9:11

9:11　小栗。

10/6 9:17

9:17　何？この物体X。

10/6 9:19

9:19　右)臥龍山、左)掛頭山の猿木峠を視認。やや笹がにぎやかな道です。

10/6 9:19

艶めかしい大ブナ。

10/6 9:20

9:20　猿木峠。掛頭へ。　次回は臥龍山との縦走でしょう。

10/6 9:22

9:22　こんな感じの道。

10/6 9:25

9:25　一つ目の車道またぎ。刈尾は昔の地名？

10/6 9:32

9:32　👍。

10/6 9:35

9:35　掛頭山頂を認識。近いな。

10/6 9:40

9:40　二つ目の車道またぎですが、山頂への取り付きは藪で覆われているよう。車道を右上へ。

10/6 9:40

天候回復中ですが、(西南)臥龍山の頭はかすかだなぁ。

10/6 9:42

その右奥に右)高岳〜左)聖山の稜線。

10/6 9:43

9:43　天然記念物：カシワ群生地らしい。

10/6 9:44

9:44　麓から見えていた電波塔。

10/6 9:49

9:49　掛頭山の頂上標識。

10/6 9:53

9:53　まだ紅葉には早かったけど。。

10/6 9:56

9:56　芸北国際スキー場の頂上リフト。20年位前にスキーで来たはず、全然イメージが湧かない・・・。

10/6 9:57

(北東)麓の荒神原方面。黄金色の稲穂が見える。

10/6 9:58

9:58　リフトからすぐ、山頂への道。

10/6 9:59

9:59　すぐ上に本当の山頂。

10/6 9:59

掛頭山(かけずやま：1,126M)三角点。初登頂(^^)/。

10/6 10:00

右)鷹ノ巣山、左)臥竜(龍)山とあります。

10/6 10:02

10:02　眺望もないため、下山開始。雰囲気悪くないけど、笹がにぎやかな道。

10/6 10:04

10/6 10:08

10:08　5分程で下の電波塔へ。右手の奥に山道あり。

10/6 10:09

学術調査でツキノワグマの通過を調べているそうです。お〜こわっ。

10/6 10:10

10:10　したたる〜。。

10/6 10:11

10:11　電線道。無理・・・。

10/6 10:12

10:12　テーブル岩？

10/6 10:16

10:16　タコ。

10/6 10:19

10:19　コバノガマズミの実。

10/6 10:21

10:21　ミズナラ群生地。

10/6 10:23

10:23　おっと〜。さっきのタコ木とドッキングさせたい？

10/6 10:24

10:24　オオズミの実。

10/6 10:36

10:36　土草峠の車道に出る。振返って登山口。まあまあ急坂でした。

10/6 10:41

10:41　小栗が落ちている舗装路を下りてます。

10/6 10:51

10:51　こんな感じなら会ってもいいかな？　冗談です。冗談。。

10/6 10:54

10:54　マムシグサ。

10/6 10:54

花子さん 出そうな・・・。

10/6 10:57

10:57　二川(ふたごう)キャンプ場から掛頭山頂を振り返る。電波塔が立っている所の近く。

10/6 10:59

10:59　さりげにツリガネニンジン。

10/6 11:03

11:03　輝くゲンノショウコ。

10/6 11:04

11:04　臥龍山をバックにススキの原。

10/6 11:06

11:06　ブタナ。

10/6 11:06

11:06　アカ(ムラサキ)ツメクサ。

10/6 11:08

11:08　オタカラコウ。

10/6 11:10

11:10　ミゾソバ。　まるでコンペイトウ。

10/6 11:11

何だろう？

10/6 11:15

11:15【八幡湿原】霧ヶ谷湿原の木道を散策。

10/6 11:16

お日様の光に映える。

10/6 11:21

11:21　リンドウ。

10/6 11:23

11:23　マアザミ。

10/6 11:34

11:34　またまたトリカブト。

10/6 11:35

11:35　白トリカブト。

10/6 11:35

サラシナショウマ。山野草の宝庫。
11:39　山行終了。

10/6 11:42

前から気になっていた「かりお茶屋」で昼食。
※めったに外食しませんが・・・。

10/6 11:49

地そばと黒豆むすび＋天ぷら等の定食(￥1,400)を頂く。
大変、美味しゅうございました(*^^)v。

10/6 12:09

黄金色に染まる田んぼを背景に。。

10/6 12:12

モーちゃんと目が合いました👀。

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

よしP

　本州最南端に位置する八幡湿原は、貴重な動植物の宝庫で、学術的な価値も高いとか。牧野 富太郎 博士も感激されたそうですし。クマがいることも生態系バランスを考えると必要？　この素晴らしき自然をいつまでも残してほしいものです。
　時季的にも多種多様な山野草が観察できました。そういえば、大本命のサギソウ見なかったなあ〜。私の観察眼が無いんだろうな〜。まだまだ尻が青い48歳でした。