♪余市岳は〜♪今日も〜♪雨だあった〜♪
- GPS
- 06:14
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:07
下りの車道はトレを兼ねて小走りしました。
天候 | 雨のち晴れ、時々霧雨。山頂は終始ガス時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
つづら折りの登りを終え、毛無峠を越えて下りきった辺りにkiroroリゾートの入り口がありますのでそこを左折。あとは突き当りまでいくとスキー場に到着です。ホテル前の駐車場(30台くらい駐車可)が登山口に最も近いです。駐車場は他にもたくさんあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。渡渉が2か所ありましたが、前日からの雨で少し水量が多かったかも。 あと登山道の泥濘があちこちで見られます。それと落ち葉が多く、木の根が隠れています。下りでは転倒に注意してください。 |
その他周辺情報 | 朝里に「湯の花 朝里殿」があります。670円(税込み)。シャンプーボディーソープ付き。露天はいつ入っても気持ちいいですね〜。ソフトクリームは300円(税込み)。 湯の花から少し朝里川へ移動するとセイコーマートがあります。もちろんホットシェフ付き(嬉)。 |
写真
装備
個人装備 |
フリース
長袖インナー
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
グローブ
アウター手袋
予備手袋
雨具
ザック
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
昼ご飯
行動食(塩タブレット
一本満足バー
栗アンパン
カロリーメイト等)
飲料(2000mℓ)
非常食
マグ
スティックコーヒー
シート
地形図
計画書
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付き腕時計
温度計
タオル
ホッカイロ
ビニール袋数枚
カメラ(SDカード)
替Tシャツ
携帯トイレ
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
ツェルト
エマージェンシーシート
痛み止め
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感想
【お山紹介】
今回は余市岳。高さは標高1,488m。日本三百名山なんですね。知らなかった。北海道百名山、札幌50峰でもあります。なので登っている人は多いですね。駐車場にはレンタカーもいました。
登山ルートは2つ。今回のスキー場の駐車場から登るルートと、ゴンドラで一気に1,185mまで上がってから登るルートです。定山渓の左股川から上るルートもあったようですが、現在は廃道状態です。
札幌市の最高点でもあります。冬のスキーでも結構登られてますね。札幌市街地からかなり遠いですが、ゴンドラでアクセスが楽なので案外と人気のお山です。
【地質】
地質図Naviでは新第三紀中新世〜鮮新世の安山岩・玄武岩質安山岩溶岩、火砕岩とあります。古い火山ですね。古い資料の5万分の1地質図幅では少し新しめの第四紀の余市岳火山噴出物とあります。
北海道地質百選にも選ばれていますね。灰色の安山岩で、K-Ar年代測定で260万年前の噴出物だそうです。となると新第三紀鮮新世の噴出物となります。古い火山なので火山活動はありません。安心して登山してください。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#14,43.03402,141.02312
↓北海道地質百選
http://www.geosites-hokkaido.org/geosites/site0633.html
【移動】
札幌からは国道5号、もしくは札樽自動車道を利用して朝里まで移動してください。朝里ICからは出口で信号を右折。すぐにGSのある交差点に来ますので、さらに右折です。突き当りで毛無峠へ左折し、キロロスキー場の看板が出たら左折です。あとは突き当りまで進んでください。ナビでキロロスキー場へ向かえば確実に到着できます。登山道にはホテル側の駐車場を利用すると近いです。
【山行】
久しぶりの道内山行。どこ行こうか悩みましたが、疲れがたまっていたので「遠出・前日移動はキャンセル、羊蹄山を見たいな」となり余市岳への山行に決定でした。
前日の天気予報が全道☀予報。家を出るとピーカン青空。「久しぶりに青空山行できる」と意気揚々で車を走らせる。
しかし国道5号に合流し手稲付近で立派な虹が出現。ということはこの先は雨...、で、予想通り雨となり、そのままキロロスキー場駐車場に到着。羊蹄山へ変更も考えましたが、1時間で雨雲が抜ける予報に待機することに。すると青空が広がりだし、40分遅れで登山開始です。
序盤は車道(砂利道)を歩く。雲が少し残るもたまに日差しも出現し、紅葉が綺麗になる瞬間も。青空が出るとレリーズモードに突入。進みが遅くなるが紅葉時期は仕方ないね。
ゲレンデを横切ると、余市岳が雲にかくれんぼ。ううむ嫌な予感が。
リフトをくぐると登山道入り口に到着。ここから本格的な登山道になり、なんとなく落ち着くが、二度の渡渉を通過すると登山道で泥濘が目立ち歩きにくい。急登がほとんどないため、それほど辛くはないが、それでも泥濘をかわすのは面倒。落ち葉に隠れた木の根も滑る。案外と慎重に進まないといけないね。
その後ちょっとした急登はあるものの、ゆっくりと標高を上げていく。標高1200mを越えると視界が開け、ゴンドラの山頂駅が見える。今日はあそこからもたくさん来るんだろうな。
ここで再び雨脚、風が強まり、再度カッパを装着。いったい今日は何回カッパを着たり脱いだりしただろうか。おかげでカッパの下は泥まみれでした。
その後ゴンドラからのコースと合流し、一旦鞍部へ高度を落とす。ここで定天がこんにちは。他のお山は雲が低くて同定が難しい。
鞍部を過ぎ山頂への最後の登りに入る。急登ではないが、連続の登りに汗が噴き出し、再びカッパを脱ぐ。
途中から登山道が川と化し、水量が多いため歩きにくい。そのためか登山道がかなり凹地になっており、この水の流れをかえないとまずいな。
最後の登りを登り切ると再びガスの中へ突入。「山頂で晴れそうもないな」と諦めモード。
その後淡々と歩き、ハイマツ地獄でずぶ濡れになりながらも、なんとか祝、登頂〜!ガッスガス、しかもあられが降ってきた。マジか〜。なんちゅう雨男ぶり...
再びカッパを着込み、お昼を食べて天候回復を待つことに。そうこうしているうちに登山者で山頂平場が混んでくる。
時折太陽が雲の中に現れるも一向に景色は見られずタイムアウト。仕方ないね。また来るよ。
下りでは少し雲の高度が高くなったためか景色が少しずつ見られ、時折望遠レリーズモードに。白老三山が見えたのは嬉しかったですね〜。
朝里岳への登り返し、ふと振り返るとなんと余市岳山頂が見えている...「下山すると晴れるの法則」再び!しっかし今年の天気は全くダメですな。
その後は淡々と下り、車道に入るとトレを兼ねて小走りに。トレランの人ほど速くはありませんが、ジョギング程度のスピードで下り、無事の下山となりました。お疲れさまでした〜。
しっかし今年の雨男ぶりはすごい(自分で言うな)。今日は全道☀予報のはずなのに。。。同じ時間帯に余市岳へ登った方々には心から謝罪いたします。「天候悪化、すみませんでした!」。さてさて、次回は何処に〜。
コメント
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ついに本州の山々を責めるのかと思ってましたが、道内ですね。やはり!
余市岳もいいとこですね、冠雪とはやはり道内ですね。
前にご教示戴きましたが、乾燥機で生き返るのは盲点ですね。
tenjinyamaさん、コメントありがとうございます!
本州はそんなに行けないですよ〜。百名山ハンターでもないので、気が向いたら、といった感じでしょうか。
北海道、この時期から高い山では白くなり始めます。楽しい季節がやって来ました( ´∀`)。
カッパはランドリーでは少し痛みますが、撥水効果復活は抜群。どうせ二年くらいしか持ちませんので、キレイなカッパ、かつ撥水してた方がいいですよね。メーカーの人も洗うことを薦めてますし。でも手洗い→自分でドライヤーが一番いいのでしょうね。面倒くさがりなので、やりませんが💦
お疲れさまでした❗
日曜日は余市岳は雨だったんですね。去年、定天に登った時に、定天に行くよりも余市岳に向かう人のほうが多かったので私も今度は定山渓から余市へと思っていましたが、登山道はかなりひどいらしいですね。でも、大袈裟に言う人もあるしどうなんでしょうね。ゴンドラに乗らずスキーコース歩いたんですね。雪のないスキー場も歩くと面白そうです。雪の積もる前に行ってみたいと思います。
MAKOTO123さん、こんにちは〜。
朝里の手前から雨で、登る直前に晴れたのですが、結局山の上はダメでした。。。今年はとことん雨男です
登山道は空沼の上ほどではないですが泥濘が多かったです。前日からの雨のせいですね。まあ歩けないわけではないので。斜面からの水気は感じないので、数日晴れれば大丈夫と思います。
スキー場は最初と登山口手前だけで、あとは管理道路です。道路も紅葉ロードでなかなか楽しかったですよ〜
私も風景写真撮影から始まって、登山に興味を持ち始め、今年ついに登山を始めました〜
山はきついけど、素晴らしい御褒美を貰えるので始めて正解でしたw
余市岳、興味が出てきました〜
インスタとかされてないんですか〜?
north_residentさん、初めまして。コメントありがとうございます!
私は小学校の時に地元の山からの景色にやられました。大学時代にカメラを持つようになってからは更にドはまり
登山を始められたばかりなのですね。徐々に装備が揃ってレベルの高い山へ行くようになると更に違った景色に出会えます。ぜひ楽しんでください
「山はきついけど、素晴らしい御褒美を貰える」、その通りですね。私もやめられない理由がそこです。山頂へ行けなくてもいい写真が撮れれば満足山行です。
インスタはやってますが最近さぼってます(笑)。満足(自分だけ)写真をアップしていますので、同じ写真を見つけてみてください。
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