ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2055009
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

赤岳天狗尾根 ツルネ東稜

2019年10月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:07
距離
22.2km
登り
1,992m
下り
1,992m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:10
休憩
2:24
合計
12:34
9:14
9:22
3
9:25
9:30
226
13:16
14:31
1
14:32
14:56
34
15:30
15:34
39
16:13
16:13
73
17:26
17:43
19
18:02
18:09
2
18:11
18:14
110
20:04
20:04
0
20:04
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
運転出来ない為、小淵沢駅から始発で清里駅へ。駅からは徒歩でアクセスしました(笑)40分くらい歩くと美し森駐車場です。
車なくても行けるけどスタートが遅くなります。
コース状況/
危険箇所等
所々にピンクテープがあるので基本迷う心配なし。

カニのハサミ
巻き道は左手に明瞭なトレースあり。
直登はハサミの間を登る。これは右寄りの草つき、真ん中、左側、何処からでも登れる3級無いかな位のもの。高さ5〜7mくらい?と短い。登った上には支点あり。

第1岩峰
カニを通過すると直ぐに現れる岩壁の事だと思う。
トレースが真っ直ぐ上へと伸びているのでそのまま進む。簡単な岩登り。難易度は低い。

第2岩峰
トレースは岩峰右巻きと左手側へ進む道の2つ。
簡単なのは右巻き。
他の記録に高度感ありとあるが、個人的には高度感はなかった。斜度はあるが足場もギリギリあり、何よりFIXロープがしっかり固定されている。掴めば誰でも行ける気が。ロープの末端まで進むと頭上の草つきに階段上のトレースあり。迷う事もない明瞭な巻き道だ。
一方、岩峰の左側へ伸びたトレースは、最初は草つきを岩壁づたいに登り詰めて進む。左側に権現岳が見え景色を楽しめる。しかし、だんだんと道幅は狭くなりやがて崩落箇所にぶち当たる。何とか越えることは出来たがて途中で行き止まる。見上げると登れそうではあるが、どこを登れば越えられるのか分からなかった。そしてその上の状態がイマイチ見えなかった。登って降りれなければ後の祭り。諦めて戻り、私は右巻きルートから越えた。初見のときは左側から越えたのに、着いていくだけだとやっぱり記憶に残りませんね。

大天狗
ルートは3つ
1つは、大天狗が姿を表してすぐ、右手側の草つきに目をやれば明瞭なトレースがみえる。これは岩を登らず右巻きできる藪漕ぎルート。しかし最後這い上がる箇所の藪は凄まじく大変だ。
もう1つは、もう少し天狗寄りに進む。先ほどのトレースより数メーター先にあるトレースから入る巻き道。これは天狗の右肩下にあるテラスへ向かうルートだ。5mくらい?の岩を右上しながらテラスへ。岩の登り方次第で3〜4級。人により2級と言うが私にそれは見つけられなかった。
そして最後は皆さんご存知の、天狗左側にあるクライミングルート。ここは前回登ったがもはや記憶は薄いので他の記録で見てください。
大天狗は各自のスキルに合った登りが楽しめる。

因みに大天狗を巻いたあと、裏側から大天狗に登る事も可能。2級程度の登下降だ。上には残置ありで懸垂も出来る。私はザイル30mで降りたが、なくても充分降りれる岩だ。

子天狗
大天狗を降りたそばからトレースつたって進むと子天狗の左を巻く事になる。
ここは左巻して裏側から登る事が可能。苔むしていてやや滑る箇所あるが高度感があるだけで難易度は低い。捨て縄があるので下りは懸垂(30mザイルで余裕です)。

ツルネ東稜
キレット小屋からツルネに向かい、ツルネにある標識の裏手側が東稜の入口。
下記写真の通り分かりやすい。
順調に高度を下げ、時折古びた看板が現れるのだが、右寄りに誘い込むニセトレースがある。そっちへ行くとトレースが突然消える。消えたら間違えたと思い戻るのが懸命だ。ここは基本、正しく降りればトレースは消えない。GPSでログを落とし、確認しながら行くのが確実だ。
笹藪を漕ぎ終えたら東稜は終わり沢に出る。
沢を越え左側へ、そのあとはリボンの示す通り進めば出合小屋に到着する。
その他周辺情報 運転出来ない為、小淵沢駅でビバークし、始発で清里駅へアクセス。そこから徒歩で向かった。
清里から美し森駐車場まではGoogleマップだと45分の表示。
この界隈のタクシー会社は営業開始時間が7:30からと遅いため予約もできず使えなかった。
でも歩ける距離内。
清里駅から45分程あるいて到着。
始発アクセスしても7時を回っていた。。。遅いスタ―トです。
2019年10月05日 07:13撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 7:13
清里駅から45分程あるいて到着。
始発アクセスしても7時を回っていた。。。遅いスタ―トです。
はい。ここからスタートです。
2019年10月05日 07:25撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 7:25
はい。ここからスタートです。
台風の影響か道が崩落してる箇所あり。
でも全然通れます。危険でもないです。
2019年10月05日 07:48撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 7:48
台風の影響か道が崩落してる箇所あり。
でも全然通れます。危険でもないです。
小一時間あるくと堰堤に
2019年10月05日 08:20撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 8:20
小一時間あるくと堰堤に
右側の草付きにトレースあるのでここから越えます。
ロープまで張られ、一般道のように親切。。。
2019年10月05日 08:23撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 8:23
右側の草付きにトレースあるのでここから越えます。
ロープまで張られ、一般道のように親切。。。
そのまま右側(左岸)
2019年10月05日 08:30撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 8:30
そのまま右側(左岸)
こんな間を通ったりして
2019年10月05日 08:38撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 8:38
こんな間を通ったりして
左右どちらかにあるマークを見ながら進んでいく。
2019年10月05日 08:49撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 8:49
左右どちらかにあるマークを見ながら進んでいく。
小一時間ほど歩くと沢の音と共に渡渉ポイントに。
リボンあるのでそのあたりから3.4回ほど渡渉しました。
2019年10月05日 09:09撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:09
小一時間ほど歩くと沢の音と共に渡渉ポイントに。
リボンあるのでそのあたりから3.4回ほど渡渉しました。
スタートから1時間30ほどで小屋に到着。
9時を回ってるので当然誰もいません。
2019年10月05日 09:17撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:17
スタートから1時間30ほどで小屋に到着。
9時を回ってるので当然誰もいません。
小屋の右手側を進み尾根へ向かいます。
正面の木にピングテープあり。
2019年10月05日 09:24撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:24
小屋の右手側を進み尾根へ向かいます。
正面の木にピングテープあり。
沢の方へもピンクテープあり。
ほらね、迷いません。
2019年10月05日 09:25撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:25
沢の方へもピンクテープあり。
ほらね、迷いません。
この標識がみえたら赤岳沢の方へ。渡渉します。
2019年10月05日 09:26撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:26
この標識がみえたら赤岳沢の方へ。渡渉します。
渡渉すると目の前に直ぐテープあり。リボンの案内通りに沢を進みます。
2019年10月05日 09:30撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:30
渡渉すると目の前に直ぐテープあり。リボンの案内通りに沢を進みます。
すると左手側の尾根にオレンジ、赤、白テープのまかれた枝が。
こっから取りつきます。
2019年10月05日 09:39撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:39
すると左手側の尾根にオレンジ、赤、白テープのまかれた枝が。
こっから取りつきます。
最初は急斜面。でもトレースもあるので迷いません。
2019年10月05日 09:46撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 9:46
最初は急斜面。でもトレースもあるので迷いません。
2019年10月05日 10:03撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 10:03
3.40分ほど上り詰めると開けてきました。
2019年10月05日 10:05撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 10:05
3.40分ほど上り詰めると開けてきました。
およそ1時間で尾根上の岩に出た。
ここまで来たらもう少し。
しばしここで休憩。
2019年10月05日 10:13撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 10:13
およそ1時間で尾根上の岩に出た。
ここまで来たらもう少し。
しばしここで休憩。
そっからまた尾根を上がる。
2019年10月05日 10:51撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 10:51
そっからまた尾根を上がる。
でかい岩を乗り越えて行くと
2019年10月05日 10:57撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 10:57
でかい岩を乗り越えて行くと
カニのハサミが出現!
テンション上がる。
2019年10月05日 11:23撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:23
カニのハサミが出現!
テンション上がる。
カニの手前にビバークポイント。
いつかここで張りたいけど、なかなかタイミングがwww
2019年10月05日 11:25撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:25
カニの手前にビバークポイント。
いつかここで張りたいけど、なかなかタイミングがwww
真下から見上げる。
はーさーみー
チョキチョキ。
3
真下から見上げる。
はーさーみー
チョキチョキ。
さらに真下から見上げる。明らかに簡単そうなので直登。
7mくらいかな?
はじめて行った2年前はこわくてザイル出してもらったとこ。
そう思うとあたし、成長したなあ。。。
2019年10月05日 11:37撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 11:37
さらに真下から見上げる。明らかに簡単そうなので直登。
7mくらいかな?
はじめて行った2年前はこわくてザイル出してもらったとこ。
そう思うとあたし、成長したなあ。。。
登りきると支点あり。
2019年10月05日 11:42撮影 by  SO-02K, Sony
3
10/5 11:42
登りきると支点あり。
登り切って少し進むと直ぐに岩壁が立ちはだかる。
確か適当に登れる。2級程度。
2019年10月05日 11:43撮影 by  SO-02K, Sony
2
10/5 11:43
登り切って少し進むと直ぐに岩壁が立ちはだかる。
確か適当に登れる。2級程度。
あとは道なり。トレースあるし悩まなくて大丈夫。
2019年10月05日 11:47撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:47
あとは道なり。トレースあるし悩まなくて大丈夫。
ちょっと藪漕ぎ的な感じになってくると
2019年10月05日 11:49撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:49
ちょっと藪漕ぎ的な感じになってくると
目の前に第2岩峰。
2019年10月05日 13:08撮影 by  SO-02K, Sony
3
10/5 13:08
目の前に第2岩峰。
第2岩峰は右手にFIXロープあり。
こっちは超絶簡単。
ロープを越えたら上に登るだけ。
2019年10月05日 11:52撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:52
第2岩峰は右手にFIXロープあり。
こっちは超絶簡単。
ロープを越えたら上に登るだけ。
こっちは第2岩峰の左側。
進んでみた
2019年10月05日 11:54撮影 by  SO-02K, Sony
2
10/5 11:54
こっちは第2岩峰の左側。
進んでみた
こんなトレースくっきりだけど
どんどん崖っぷちを歩く羽目になる。
2019年10月05日 11:56撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:56
こんなトレースくっきりだけど
どんどん崖っぷちを歩く羽目になる。
岩肌に沿って階段上の草つきを進むけど
2019年10月05日 12:02撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 12:02
岩肌に沿って階段上の草つきを進むけど
見上げてもどこをどう登れば良いかわからない。
進んでは戻るを繰り返すこと一時間(笑)
粘ったけど無理だった(笑)
結局戻って右側のfixロープを使って巻いた。
2019年10月05日 12:11撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 12:11
見上げてもどこをどう登れば良いかわからない。
進んでは戻るを繰り返すこと一時間(笑)
粘ったけど無理だった(笑)
結局戻って右側のfixロープを使って巻いた。
大天狗
巻き道は足元の草つきトレースをすすんで適当なとこから越えられる。
2019年10月05日 13:20撮影 by  SO-02K, Sony
2
10/5 13:20
大天狗
巻き道は足元の草つきトレースをすすんで適当なとこから越えられる。
トレースづたいに大天狗まで進むと左上への取りつきにたどり着く。
支点あり
2019年10月05日 13:25撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 13:25
トレースづたいに大天狗まで進むと左上への取りつきにたどり着く。
支点あり
登れるような
でもフリーソロはやや不安。
2019年10月05日 13:25撮影 by  SO-02K, Sony
2
10/5 13:25
登れるような
でもフリーソロはやや不安。
結局降りて右側の草つきトレースを進んだ
2019年10月05日 13:32撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 13:32
結局降りて右側の草つきトレースを進んだ
適当なとこから越えて行く
2019年10月05日 13:35撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 13:35
適当なとこから越えて行く
裏側から大天狗に登った。
見下ろす景色たち。
8
裏側から大天狗に登った。
見下ろす景色たち。
あと残すは子天狗のみ。
なんだか終わるのがさみしい。
2019年10月05日 13:55撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 13:55
あと残すは子天狗のみ。
なんだか終わるのがさみしい。
のんびりしてたらガスってしてしまった。
するとハロ出現。
2019年10月05日 14:09撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 14:09
のんびりしてたらガスってしてしまった。
するとハロ出現。
懸垂して大天狗を見上げる。
まぶしい。
2019年10月05日 13:55撮影 by  SO-02K, Sony
1
10/5 13:55
懸垂して大天狗を見上げる。
まぶしい。
小天狗は左側にトレースがありぐるりと後ろに回ってそこから登れます。残置が新たにつくられてました。
2019年10月05日 14:30撮影 by  SO-02K, Sony
2
10/5 14:30
小天狗は左側にトレースがありぐるりと後ろに回ってそこから登れます。残置が新たにつくられてました。
越えてきてパチリ。
2019年10月06日 10:12撮影
5
10/6 10:12
越えてきてパチリ。
楽しすぎて名残惜しい
2019年10月05日 14:45撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 14:45
楽しすぎて名残惜しい
下山はキレット小屋を通過し
2019年10月05日 15:31撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 15:31
下山はキレット小屋を通過し
天狗尾根を見下ろすならばツルネからが一番最高。
でもガスが掛かってきたのでもっと手前の開けたとこで記念にパチリ。
これはこれでカッコよし。
2019年10月06日 21:59撮影
5
10/6 21:59
天狗尾根を見下ろすならばツルネからが一番最高。
でもガスが掛かってきたのでもっと手前の開けたとこで記念にパチリ。
これはこれでカッコよし。
そしてツルネに到着。この標識の後ろへぐるり回ると
2019年10月05日 16:12撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 16:12
そしてツルネに到着。この標識の後ろへぐるり回ると
ここが東稜ルート。
2019年10月05日 16:13撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 16:13
ここが東稜ルート。
2019年10月05日 11:56撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 11:56
たまに古びた看板が所々あり。
偽トレースが右側へと誘い込みますが、感覚的にやや左側を回って降りるルートなのでトレース消えたら間違ったと思い戻るのが良いかと思います。
2019年10月05日 16:51撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 16:51
たまに古びた看板が所々あり。
偽トレースが右側へと誘い込みますが、感覚的にやや左側を回って降りるルートなのでトレース消えたら間違ったと思い戻るのが良いかと思います。
こういう尾根を越え
2019年10月05日 16:54撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 16:54
こういう尾根を越え
時々現れるリボンに従い降りるだけ。
2019年10月05日 16:58撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 16:58
時々現れるリボンに従い降りるだけ。
笹薮まできたらあと少しだよ。
2019年10月05日 17:10撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 17:10
笹薮まできたらあと少しだよ。
最後の平たいこの岩。
前回来た時も滑って尻餅。気を付けてたのに今回も尻餅(笑)
学びませんね。体は(笑)
2019年10月05日 17:32撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 17:32
最後の平たいこの岩。
前回来た時も滑って尻餅。気を付けてたのに今回も尻餅(笑)
学びませんね。体は(笑)
すっかり夕方。
東稜はヘッデン下山でも問題ありませんでしたが、降りて沢を渡った辺りから小屋までが少々分かりにくかった。
夜間ルーファイ慣れしてるからと甘く見てましたが、明るいうちに降りるのが正解ですね。でもちゃんと探せば小屋までいけます。
2019年10月05日 18:14撮影 by  SO-02K, Sony
10/5 18:14
すっかり夕方。
東稜はヘッデン下山でも問題ありませんでしたが、降りて沢を渡った辺りから小屋までが少々分かりにくかった。
夜間ルーファイ慣れしてるからと甘く見てましたが、明るいうちに降りるのが正解ですね。でもちゃんと探せば小屋までいけます。
音楽聞きながら来た道を戻り終了。楽しかったな。

しかし私のアクセスは電車のため、清里駅まで更に歩いて帰ったのでした。。
2019年10月05日 20:29撮影 by  SO-02K, Sony
2
10/5 20:29
音楽聞きながら来た道を戻り終了。楽しかったな。

しかし私のアクセスは電車のため、清里駅まで更に歩いて帰ったのでした。。

感想

天狗尾根は直登、右巻き、左巻きの3つがあります。自分のスキル確認の為、全ルートを通って来たので通常より行動時間長めです。

計画段階では全て巻き道で検討してた為、当然ながらルートも巻きしか調べてませんでした。
ところがカニのハサミをあっさり越えられたので気が変わり、全部直登で挑む事にした。
直登に関しては一切ルートを調べてない。当然ながら第2岩峰や大天狗の上がり方が分からず登って降りてを繰り返すはめに。この2ヶ所でかなりの時間ロスをした。
更には直登、右巻き、左巻き。どれなら登れるのか、どれが無理なのかを確かめたくて、この際だと全ルートを行ったり来たりした。そして更に時間ロスをした。
結論、ハサミは左巻き、第2岩峰と大天狗は右巻きすれば超絶簡単。高くて2,3級であろうと思う。そしてあっという間に終わる。直登ルートも後から調べれば難易度はそう高くは無いので今度リベンジしたいなと思う。

私にとって初めてのバリエーションデビューがここ天狗尾根でした。2年前に大先輩に連れられて、当時はオールフォローでザイルを繋いで登らせて貰いました。
今回はソロ。
あの時恐くて震えた場所も、今回ノーザイルで楽しく登れてた事がとても嬉しかった。それに、後ろを着いていくより自分でルーファイする方が、やっぱり楽しいものだ。達成感も違う。

バリエーションを始めてからこの2年、ジムトレも外岩練習も全くやらない私だったが、それでも成長していることが嬉しかった。まともに登れもしない小娘を親切にたくさん連れ回してくれた兄貴がいたから今の私がいる。そう思うと感謝の念が混み上げて、たまらず下山後直ぐに連絡をした。
いつか、人を連れて行けるまでになりたい。
そこまで成長することが最大の兄貴孝行になると思った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2670人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら