ヌカザス尾根、三頭山、槇寄山、数馬温泉（クマ遭遇）

2019年10月09日(水) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,210m
• 下り: 1,118m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:40

7:05 小河内神社バス停
7:08 7:08 麦山浮橋
7:28 7:28 三頭山登山口（ヌカザス尾根）
8:24 8:31 イヨ山
9:20 9:24 ヌカザス山(糠指ノ峰・キタミノ峰)
9:33 9:34 ツネ泣峠
9:51 9:52 入小沢ノ峰(檜尾ノ峰)
10:13 10:13 鶴峠分岐
10:42 10:44 三頭山
10:46 10:46 御堂峠
10:49 11:21 三頭山西峰
11:31 11:31 ムシカリ峠
11:37 11:37 大沢山
11:47 11:47 ハチザス沢ノ頭
12:09 12:09 クメケタワ
12:30 12:42 槇寄山
12:44 12:44 西原峠
13:42 13:42 仲の平バス停
13:45 温泉センターバス停

天候

晴れ、心地よい風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:奥多摩駅、バスで小河内神社
帰り:温泉センターからバス、武蔵五日市駅

コース状況／危険箇所等

西原峠からの下りで、べちょべちょ多々あり。
ほかは概ね良好。

浮き橋のジョイントごとにダプン感がちょっと気持ち悪い。
ヌカザス尾根取付き点からいきなり急登、ツネ泣坂は確かに泣きたくなりそう。

その他周辺情報

下山後は数馬の湯に直行。
バス時間の都合で食事は諦めました。

クマに出会ったあとは足が速くなりました。
予定より1時間速く下山。

写真

最高のコンディションでスタート。
麦山の浮き橋から。

奥多摩湖、さらに奥の方向。

ヌカザス尾根の取り付きからいきなりの急登続き。

まずはここで小休止。

ヌカザス山へ向けて、さらに急登。

斜度が増してきます。

ここでおむすび休憩。

ツネ泣峠からの急坂、想像以上でした。

ロープもありましたが、足だけで行かせてもらいます。

上から見下ろして。

ここまでくれば斜度は緩みます。

気持ちの良いブナの森。

秋の恵みは動物たちの貴重な食料。

ようやくお花が。
前週の大丹波川沿いに続いてまたトリカブト。

岩の切通しのようなところも。

熊遭遇地点。ログ上のヌカザス尾根、P1438と三頭山西峰の間がクマ遭遇地点です。

広尾根上で西峰に直登のルートを確認するために、たまたま立ち止まったことでクマとの距離が保たれました。

クマの逃げて行った西峰直登側に行く気になれず、御堂峠へ向かうトラバース道へ。

御堂峠から中央峰、東峰を往復。

御堂峠から西峰へ上がりました。
人がいてホッとしました。

富士山は頭だけ。
上空は快晴。

鷹ノ巣山、石尾根。

雲取山から続く石尾根、心地よい風の中、青空を仰ぎ。

クランクの木も健在。

大沢山からの眺望のほうが開けていますが、富士山はほぼ雲に隠れてしまいました。
御正体山、大室山、三ツ峠、滝子山などはきれいに見えています。

右の笹尾根に進みます。
ここから先はまた人がいなくなりました。

クマとの遭遇以降、些細な物音にもビクつくように。

クマと遭遇したところに似た、広尾根に出ると落ち着きません。

槇寄山でまた人に出会い、ほっとしました。
落ち着いて休憩。

西原峠から仲の平BSに向けて降ります。

途中開けたところからは大岳山から馬頭刈尾根がクッキリ。

最後は民家の横をそーっと降りてきます。

えぇ、いますとも。

予定よりも1時間以上早く着きました。
ちょうどいいぬるさ加減でゆっくり浸かっていられます。

感想

MIKA_DUKI

いつかクマに出会うことがあるのかと漠然と思っていましたが、実際に出会うとフリーズしてしまいます。
三頭山の西峰から北へ約250m、尾根が広くなった地点で出会ってしまいました。
クマとの距離は約30m、体長は1mなかったぐらいに見えました。

偶然地図の確認で立ち止まった時に、一呼吸置いてクマのほうから逃げてくれました。
私の接近には気付いていて、逃走するタイミングを計っていたのかな、と感じました。
ここで地図の確認をせずに進んでいたら、クマの潜んでいた地点に踏み込み、もしかしたら襲われたかもしれません。

クマは三頭山西峰直登のルート方向に逃走、斜面にかかる寸前で山梨県側に降りて行きました。
私は西峰直登するつもりでしたが、同じ方向に進むことに気が向かず、御堂峠へのトラバースルートに変えました。
中央峰、東峰を経て、西峰へ戻りました。
数名ながら人がいることに安心しました。
それから下山するまで物音に敏感になり、鳥のはばたきにもビビっていました。
たまたま運良く襲われる事態にならずに済みましたが、またどこかでバッタリお会いすることは無いほうが良いです。